| 児童ポルノ法改正に反対する署名の呼びかけ文 |
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●児童ポルノ法が改正されるとどうなるの? 今年11月、「児童買春・児童ポルノ禁止法」の見直しが行われるといわれています。 現行の「児童ポルノ法」において規制の対象となる「児童ポルノ」の範疇には、マンガなどの「絵」は含まれていません。ところが、今回の改正において「絵」による「児童の性表現」も処罰の対象に含めようという動きがあるのです。もし「絵」が「児童ポルノ」の範囲に含まれてしまうと、一見して「児童に見える」キャラクターによる性表現そのものが、規制されます。 「児童」は18歳未満の者を意味します。規制の対象は男性向けエロマンガに限らず、あらゆるマンガ、アニメ、ゲームの、「子どもに見える」キャラクターによる性的な表現全体に及びます。性的な表現の中には、「衣服の全部または一部をつけず、性欲を興奮させ又は刺激するもの」が含まれるので、裸の絵や露出度の高い衣装をつけた「絵」についても広く規制されることになります。何が「性欲を興奮させ又は刺激するもの」かははっきりしませんから、出版社やゲームメーカーは、危険を避けるために、少しでも裸の入った作品を絶版にし、店頭から消してしまうでしょう。 ●「やおい、ボーイズラブは関係ない」は大嘘! 「児童ポルノ法」が「絵」をも規制の対象とした場合、それは「児童に見える」ものすべてに関わってきます。当然「やおい」「ボーイズラブ」「ショタ」など、「女性向け」とされているものも含まれます。そこに男女の区別はありません。よく、ボーイズラブなどとは関係ないという人がいますが、こと「児童ポルノ法」に関する場合、まったくそんなことはありません。 ●知らないうちにマンガが規制されるなんて……!? 一度、法律ができてしまえば、それは私たちが生活し、表現するうえでの大きな前提になってしまいます。政治や法律は、決して私たちから遠い存在ではありません。 いままで私たちマンガの側、とりわけ同人活動にかかわる側は、自分たちの活動を社会に対してアピールしたり、説明したりすることを、どちらかといえば避けてきました。しかし、自分たちの存在を外に向けて示さない者は、政治の世界では、単に「無視しても構わない者」として片付けられてしまうのです。 ●私たちにできること 私たちにできることは、マンガを、同人活動を愛してやまない、それをかけがえのないものとしている者の「私たちはここにいます。私たちの権利を、私達と関係ない理由で奪わないでください」との正当な主張を政治家達にぶつけることです。 そこで、私たち「絵」を規制対象とすることに反対する市民有志は、児童ポルノ法の改正に際し、マンガなどのキャラクター表現を含めた「絵」を規制の対象に含めることに反対する署名活動を行うことにしました。集めた署名は国会議員を通じて国会や法務省に提出します。 現実に子どもを傷つける児童買春や児童ポルノは、もちろん許されるものではありません。しかし、すべてキャラクターによる性表現は、現実の子どもを傷つけたり、児童の人権を冒すものでもありません。その「あたりまえ」のことを踏まえて国会の審議がなされることを促すには、マンガを、同人活動を愛してやまない国民が大勢存在することを示す必要があるのです。 今回のコミケットの期間中、署名のブースは、東123地区と456地区の外の駐車場及び西地区の3箇所に設けてあります。そこで、署名をしてください。印鑑は不要です。また、署名用紙の配布も行っています。署名活動はコミケ終了後も続きます。用紙のコピーは自由です。家族や友達の署名を集めて、取りまとめ場所である (※ここには事務局の住所が入ります。署名用紙にも記載。) まで郵送してください。お願いします。コミケ期間中であれば、署名ブースまで持ってきて頂いても勿論結構です。 私たちのマンガや、同人活動を守るため、署名に協力してください。 市民有志 一同(50音順) あ〜る・こが(漫画家)、あざみ野圭二(漫画家)、糸野泰輔(司書)、 兼光ダニエル真(翻訳家)、鎌倉圭悟/鎌やん(漫画家)、塩崎雄大(大学生/東洋大学)、 砂(漫画家)、高田浩一(出版社社員)、津金智司(専門学校生)、 永山薫(漫画評論家)西村高志(会社員・NPO法人理事・元代議士秘書)、 根雪れい(漫画家)、牧田在生(漫画家)、松田紀和(一市民)、 山口貴士(弁護士/東京弁護士会)、山咲梅太郎(漫画家)、山田一人(漫画家)、 八的暁(漫画家)、山本夜羽(漫画家) |