フォアグラ亭日常
2000年2月分
(めんどくなってきたので文中敬称略。すまんこってす)
文中に登場する皆様、この日記はあくまでも俺の主観と記憶に基づいて書いています。
事実と違う等のクレームがあったら訂正します。
(単行本・雑誌の分類は成年マーク付きの物を成年コミック単行本もしくは成年コミック雑誌としてあります。
分類上美少女系でもマークなしならば成年は付けません)
| 2月雑記 | ホームページのお引っ越し |
買収されて社名も変わってしまったGOLはもうどうでもいいやって感じ。相変わらずサポートからは約束の「サポート態勢不備に関する事情説明」書簡はまだ来てません。口約束も契約なんだけどな。で現在引っ越し中。内装やって荷物を少しづつ運び込んでいるって感じか。以下のURLでひっそりと暫定公開中。読書メモ&日記中心の地味なヤツにする予定。
http://picnic.to/~babylon/index.html
塩山のオヤジから1年ぶりに届いた新原稿を塩Qジャーナルに掲載。バビロンに難癖をつけているのでみんなも読むよーに。ただ、俺は塩山のオヤジの悪口を言ったり書いたりした憶えはないんだがな。どっちかつーと「あの人は悪い人じゃないですよ。ブンガク青年崩れの屈折オヤジってだけで」とかフォローしてんだけど…って、あ、これも立派な悪口か? あと、筋金入りの不良中年であるオヤジから見れば、俺は「不良に憧れてワルぶって見せてる中途半端な腐れインテリを気取ってる無害な善人」なんだろな。
仕事の方は編プロ仕事が台風のように事務所を襲撃。頭ハゲるのも当然。
とま、そんなわけで、長い間GOL版バビロンにおつきあい頂きましてどうもありがとでした。
のべ20万人(実質数千人か?)のみなさんに感謝。コンテンツを無料で提供して頂いた執筆者諸氏に感謝。
| 2月23日 | 電話ばっか |
ライターに編プロ仕事の資料をFAXしたり、漫画家に振り込み先問い合わせたり、資料を買いに行ったり、電話で打ち合わせしたりするだけで一日が潰れる。別件の編プロ仕事で某社編集長とやりとりして、下請けの編集者にその件で電話して、請求書探して、妻にグチこぼしてるうちに真夜中に。
| 2月22日 | 生還者 |
一時期、行方不明だった漫画家からメールが来たので無事を喜ぶ。本業の方で海外にいたらしい。おまけにその間のゴタゴタで連絡先を紛失したそうだ。こゆ時、ホームページやってると便利。もっとも、バビロンが403多発でなかなかフォームが使えなかったらしい。GOLにはファッキューですな。で、深夜だったんだけど共通の知人であるベテラン漫画家にソッコーで電話し、メアドを報告。まだまだ大変みたいだけど、生きてただけでファンとしてはラッキーなのだ。
編プロ仕事関係でアレコレ電話。雑誌全体の3割を請けたんで、他のライターに振らないと俺が死ぬ。それでも12ページくらいはDTPまでやるんだぜ。キャパ超えてるけど、この不景気である。忙しいだけ幸せと思わねば…つーか、そろそろG4が欲しいぞという物欲に衝き動かされてる部分もある。ホントはG3ノート500が欲しいけど、G4/350でガマンする予定。子供が受験に突入する前になんとかせんとイカンですよ。今年一杯でOSXの走らない8500はオールドMacになること必定。
| 2月21日 | OS8.6 |
8500/180にOS8.6を入れる。アップデートではなく、別パーティションにのっける。副業がDTP屋なので7.6.1を残しておかないとコワイもん。8.6は問題なく動く。ネットに入れないのと、8500/180には重荷なシステムであることを除けばであるが。インターネット仕事で8.1以降でしか走らないソフトを使うための臨時措置。当面は7.6.1を使いつつ、8.6の試運転をやってという感じか。Macintosh IIcx&6.0.4からMac使ってる人間としては隔世の感あり。まあ、このマシンパワーだと実は8.1がベストらしいのだが、アキバで探すのが面倒なり。しかし、丸4年使ってるもんなあ。収入が上がり、マシンの価格が下がっているのに、最新マシンを買えないのはフシギ。
| 2月20日 | 編プロのオヤジ |
編プロ仕事。漫画評論系じゃない仕事なのだが、漫画評論系ライターにも「できる? できるんならやって」と頼む。安い仕事で申し訳ないが、シノギが苦しいのはいずこも同じ。
| 2月19日 | アリ地獄 |
午後から打ち合わせのため中野の編プロへ。ゴミの海にG4やG3が林立する樣は壮観なり。
帰り道にブロードウェイを散策。2日遅れの妻への誕生日プレゼント、中古同人誌、グレイトフル・デッドの熊のヌイグルミ(狂った柄多数で全部欲しくなる)、宮西計三のCD本、近藤喜文の「耳をすませば」のラフスケッチ、等々を買いまくる。まったく、ブロードウェイというところはアリ地獄ですな。
| 2月18日 | やればいつかはおわる |
泥田を行軍するような調子で漫画ホットミルクの15年史を書く。クロニクルと云っても2見開きではほとんど登場作家の名前を羅列して要所にトピックを入れるような形式。いい想い出もイヤな想い出も淡々と。とにもかくにもリミットぎりぎりでアップさせる。ホントにギリギリだったので読者欄の常連関係にはほとんど触れられず。思えば多士済々であったな。確認とれずに名前挙げられなかった人、ご容赦。20年史の時には必ずコンプリートを目指しますれば。
| 2月17日 | 月並地獄進行 |
事務所に行くとカンヅメ状態の伊藤剛は仕事してます。とりあえず朝飯喰わせて、俺も仕事に入る。戻って来た伊藤も仕事。ほとんどタコ部屋状態。伊藤が時々、ノドにスプレーしたり、トイレでゲロ吐いたりしてますが、無視。それどころではないのだ。夕方、原稿取りに来た福士に上がった分を渡す。とりあえず、アップした伊藤剛帰宅。くああああああ、まだ終わんねーよー!
| 2月16日 | カンヅメにしゅる |
伊藤剛がおとなしくやってきたのでカンヅメにする。編集部カンヅメ案もあったのだが、今回はウチの事務所。しかし、よく考えてみれば俺もここしばらくはカンヅメと同じである。ああ、お外に出たい。女の子を9年間カンヅメにした野郎がいたが、今度はヤツがカンヅメですか。目一杯でも10年ですか。
| 2月14日 | 東京Hアップ |
躁状態のまま書き上げた東京H原稿をメール。
インタビュー構成担当の伊藤剛を電話で叩き起こし、「16日からカンヅメ」宣言。体調最悪らしいが、カンヅメにしてしまえばコッチのもの。
| 2月13日 | かなり躁状態 |
脳汁が出まくり状態なのか、この時を逃すまじと、とにかく仕事。
| 2月12日 | ジャンキーズinホットミルク4 |
地獄進行も片目が開く。我執院譲治&俺のレビュー原稿を編集部にメール。
| 2月7日 | SPA!書評 |
昨日の疲れがドドッと出る。ただ地下鉄の中で下書きしておいたおかげでSPA!の原稿はサクサク進み、なんとか間に合う。
ただもう、日記を書く余裕なし。なんでこんなに多忙なのか? 腰を落ち着けてやるべき仕事も山積みなのに、日々の仕事に追われまくっている。
| 2月6日 | 表現と著作権を考える |
修羅場中なので、かなり迷った末、「ええい!」と東京ビッグサイトへ。地下鉄に揺られながらSPA!書評の下書きというのもなかなか集中できてよし。だいたいのラインを決める。これでなんとか最悪の事態は避けられそうだ。
ワンフェス帰りの人々とすれ違いながら、会議室へ向かうが、携帯を忘れたことに気づく。
会議室に入ると米沢夫人がいたので「永山で〜す」と挨拶。なんで名乗ったかというと現在熊髭状態だから。米沢夫人から高取英がもうすぐ来ると聞いたのでそのまま玄関で待機。会場から漫画史研究会の秋田孝宏が様子見に出てくる。研究会関係者は宮本大人、ヤマダトモコが来るらしい。しばらく待つうちに高取英が到着。「なんでアンタがここにいるの?」「ここで会えると思って」何年ぶりになんのか? 後で話そうということで別れる。
会場の入りは5〜6割程度。1000人収容の会場なのでかなり楽だ。しかし、もうちょいインフォメーションしとくべきではなかったか? コミケ関係者、報道関係、評論家、ライター、パネラーの知人友人を数百人から引き算するとどうなるか? と考えてると鎌やんが来たので「今日は一人?」「ええ」と軽く挨拶。鎌やん、元気ないぞ? 少し心配になる。席を探すうちに岩田次夫、大西達博とバッタリ。岩田次夫に「ヨネケン・インタビュー良かったよ」と誉められて嬉しくなる。三人で雑談しているとにしかた公一がやってくる。やあやあと挨拶。
定刻を数分過ぎた頃、シンポが始まる。パネラーは司会兼任の米沢嘉博、村上知彦、夏目房之介、とり・みき、竹熊健太郎、高取英、高河ゆん、いしかわじゅん。米沢嘉博が「今回、法律家を呼ばなかったのは、法の解釈ではなく、現場の話をしたかったから」と云うが、これは苦しい。実際、夏目房之介が後で云ったように「常識と法律のズレ」は大きいわけだし、この際だからこそ法律家のガチンコな考えを聞きたいところだ。まずは、竹熊、夏目の経験から得た「引用と常識と法」の話が中心となる。このあたりは以前、竹熊や松沢呉一からレクチャーを受けたこともあり、だいたい把握していた話題である。つまり「著作権に触れない範囲の引用は断る必要がない」というコト。ただし、大人の世界ですから、必要に応じて、仁義を切ったり、告知したりってのもアリ。では著作権法に抵触する恐れ(判例がほとんどないので、仮に「恐れ」としておく)がある引用とは何か?まず文章の場合、一つの基準として引用文が、明かな誤字脱字等のやむをえぬ訂正を除き、原文のままであること。これを「趣旨引用」と称して歪曲しちゃったら著作権法における「同一性保持の原則」に違反することになるデスよ。この他、以前から竹熊博士が云ってたフランスの著作権法の話(パロディ権の保護)等。とり・みきの「元ネタがバレたら困るのが盗作で、元ネタが判らないと困るのがパロディ」というのがイキですね。高河ゆんは、ファン活動的なスタンスとしてのパロ同人について語る。俺なんかは「甘い」と思うのだがワリとこれが一般的な感覚ではなかろうか? で、最後は米沢嘉博がまとめに入る。と、ここでいしかわじゅんが「同人サークルを安心させるようなまとめでいいのか? だいたい米沢さんはパネラーなのか司会者なのか」と発言。会場の一部から喝采を受ける。俺も同感。もうちょっと早く云って欲しかった。危機感をことさらに煽ることはイイこととは思わないが、コミケ準備会側の危機感の持ちようが俺には謎。岩田次夫と話すとその危機感はビシビシ伝わってくるし、危機感があるからこそ、こうしたシンポ開催の運びとなったはずなのに、そこんとこが上手く伝わらない。なんか、「考えていますよ」というフラグを立てただけに見えてしまう。次回が秋というのも悠長ではないか? パネラーに弁護士や法学者がいないことについて米沢嘉博は「あくまでも物を作る人間が集まって議論するために」と再三強調していたが、やはり不可欠だと思いますよ。後、質疑応答なしというのも残念。
終了後、高取英をロビーで待ってると、竹熊健太郎が出てきたのでちょっと話す。話してる間にも竹熊ファンがサインとツーショットを求める。
楽屋に行って、高取英と軽く打ち合わせして、村上知彦、いしかわじゅんと名刺交換。
打ち上げに出るつもりはなかったのだが、ついつい流れでついて行ってしまう。かなりの人数。近場の席の人達と色々話しているうちに、ワンフェスに来ていた東浩紀&砂のコンビが来襲。
| 2月5日 | 斎藤O子インタビュー |
午前11時からコアマガ会議室。早めに着いたので、編集部でタバコを吸っていると担当・福士が来る。会議室に行くと斎藤O子が到着していた。会うのは2年ぶりくらいか? 道に迷った伊藤剛が10分遅れで到着。ゆっくりとインタビュー開始。彼女が編集にかかわった漫画ブリッコのあたりから聞き始める。このあたりは大塚英志以外の関係者からの証言という意味で極めて貴重。ただ、今回のインタビューはあくまでも漫画ホットミルクの15年がテーマなので深入りは避ける。漫画ブリッコ関係は一回どこかで総括した方がいいだろう。漫画ホットミルクに関しては当然ながら斎藤O子時代の話が中心。斎藤&大石コンビで雑誌を作って行った話、当時の新人漫画家たちの話、読者欄の話等々。ホットちゃんとミルクちゃんは今どうしておるのか? という古手の読者しかわからんネタも振りましたぜ。四月号をお楽しみね。
| 2月4日 | 熱が出たよ |
斎藤O子に電話して明日の確認。
担当福士から確認の電話が入ったので、午前11時からと伝える。福士には毎月休日出勤をさせているようで悪いなあという気持ちになる。
熱が出てきたので病院→薬局を廻り、ついでに書店廻り。SPA!書評用の本をいきつけの書店でようやく発見。〆切は月曜なのだ。綱渡りの日常ではある。
サイバードールの仕事をコツコツとこなす。
| 2月3日 | 新年会 |
サイバードール小山編集長から電話。10日まで〆切を延ばしてもらう。
バビロンの引っ越し先に「工事中」をアップし、仮公開。今行っても何もないのでURLは未公開にしとく。
| 2月2日 | 子供の誕生日 |
駒込図書館に本を返す。その足で坂道を転げ落ち、オープンしたてのブックステーションへ。しかし、駒込駅周辺で増えるのはコンビニと古本屋ばかり。深田恭子の写真集が800円が目玉。ゴルゴが110巻揃いで3万円。品数は悪くないが配列がイマイチ。
アキバに赴き、ジャンキーズin漫画ホットミルク用の買い出し。SPA!書評用の本がまだ出ていないのに気づき愕然。時間がない! とか云いながら、中古LDショップを周りエヴァの12を購入。これでテレビ版はコンプリート。映画版も発見したが金が尽きる。俺はそんなにマニアじゃないが中古屋は宝の山。「リボンの騎士」「鉄腕アトム」「ガンバの冒険」のボックスを衝動買いしそうになるが金がない。カード使うほどせっぱ詰まって欲しいわけでもない。
後は単なる親バカ。ちらし寿司喰って、プレゼントあげて、ケーキ喰って寝る。
| 2月1日 | チャンピオンとの対話 |
月刊チャンピオン樋口編集長と担当編集が来訪。実は編集長とちゃんと話すのはこれが最初。