リアルタイム新刊メモ&日記

1997年10月

ヤ日記INDEX


10月31日

相澤史生のキチク本、塩山芳明の「現代エロ漫画」、自分のワニマガのムック原稿となんだか最近はゲラばっか見てるなあ…とか思ってると随分前にゲラチェック(一部だけど)した本が出ましたね。そう、それがコレなワケだ。

■鎌やん「小さな玩具」オークラ出版/97.11.01/905円/成年

夏頃から出る出ると云われてて、ようやっと出ました! 巻末の米澤嘉博、永山薫、鎌やんの鼎談なんか6月頃の録りである。だからまだ神戸の事件が解決してない話になってるのな。さて、自分にお座敷がかかったから云うのではないが、これは買って損はないぞ。あの鎌やんの初単行本ってこともあるが、けっこう型破りな本なのね。文章量も多いし、グレーをベースにした装幀もやたらカッコイイ。実は鎌やんの作品って断片的にしか読んでなくて、鼎談の前に収録作品のコピーを頂いて、一気読みした。で、かなりキアイを入れて集合場所のアルタ前に行ったワケです。俺は米澤さんにも鎌やんにも面識がなくて、目印はオークラ出版の型破り野郎伊藤編集部長。で、この伊藤部長が遅刻したもんで、俺はぼーっとアルタ前で30分。実はアルタ到着直後から「ひょっとしてこの人が鎌やんかも」という短髪のお兄ちゃんがいた。別に自画像のゴリラには似てないんだけど、ガッチリ体型で素朴なタイプ。しばらくちらちら見てたら向こうから声を掛けてきた「永山さんですか?」と…。うーむ、ゲイの人がゲイの人を嗅ぎ分けるように、エロ漫画産業従事者には特有のオーラでもあるんだろうか? すまん、全然批評が始まらない。でも、けっこうナイスガイだったのだよ。頭良くて、理論家でありながら、お人好しで、マジメという印象(一回逢っただけだけどさ)。魔北葵ともどっか似てる。二人とも自分をクリティカルに見れるだけのクレバーな頭脳の持ち主である。漫画家としてはこの頭の良さが時として、創作者にとっては必要な「狂気の噴出」を妨げる危険性を持っているということまで判ってる。ああああ、人物評やってどうする? すまん。でもココは商業誌じゃないから好きに書く。魔北葵も鎌やんも一回は完全にブチ切れて欲しい。えっ、あの二人ってけっこーキテる? そう感じてるあなたはまだまだ甘い。この人達が完全に抑制を外して、暴走したら、三代くらいは語り草になる。話を戻す。今回の鎌やんの本は秀作である。単行本として秀作である。鎌やんのチャイルド・アビューズ問題との格闘。これが凄い。俺の私見だが、彼は単なる理論武装としてチャイルド・アビューズやフェミニズムのことを勉強しているのではないぞ。彼の学習は「ロリである自分」「幼女凌辱者になるかもしれない可能性が決してゼロではない自分」との凄絶な格闘でもあるのだ。彼はもはや、みかりんのようには描けないし、和田エリカのようにも描けない。大人と子供の残酷でエロチックな関係を真摯に描き続けるしかない。露悪的でキチクなゴリラが語り手である「少女調教講座」にも、彼の屈折と韜晦が覗く。この本は痛い本であり、読むべき本である。しかも恐ろしいことにちゃんとエロなのである。


10月30日

■山櫻桃「レイミア よろずカンパニー」ビブロス/97.9.25/600円/成年

凄い作品ではない。ただベテランのしたたかさというか、吸血鬼、狼男、フランケンシュタインの怪物というアダムズ・ファミリーみたいなトリオが「どんなトラブルでも解決する」というワリとオヤクソクなコメディを、ソツなくこなしている。これは簡単に見えて大変なことなのだな。キャラをちゃんと立て、チームワークを見せ、アクションとハートウォーミングをキチンとこなす。一般誌なんかではワリと当たり前にやっているように見えるが、その当たり前の後ろには当たり前に到達できずにフェードアウトして行った無数の漫画家志望者の墓標が立ち並んでいるのだ。Hこそ弱いが本作はまともに楽しめる端正なエンターテイメントである。


10月29日

■海明寺裕「K9」三和出版/97.11.20/876円/成年
作者お得意の畜化妄想物。この作品は二重の読み方が可能。一つはこれまでの畜化シリーズの一環として「人間犬のいる世界」での物語として読む。海明寺裕ファンとしてはこれが一番正統的な読み方だろう。もうひとつは完全に独立した作品として読むという方法。こちらの方法で読むと、フィールズ賞候補という超インテリ数学者が、賞候補者としてのプレッシャーと馬鹿なガキどもに数学を教えにゃならんという女教師としてのストレス、さらには26才独身者の性的欲求不満がかさなり、被害妄想が悪化し、本来的に持っていたマゾヒズムへ内部崩壊していく魂とドラマとして楽しめる。つまり、総てが妄想空間のドラマだと受け取れば、本作の弱点とも指摘される「ごしゅじんさまの不在」や「ご都合主義的な設定(盗聴器など)」も納まるべくして納まるし、本作の特徴である「視点の不確かさ」も説明がつく。胡蝶の夢ではないが、妄想というものは常に「妄想する主体である私」と「妄想される客体としての私」そして「妄想全体を神の視点から見ている私」等々の複数の視点がアマルガムに結合している。例えば俺が「美少年がおねーさんに虐められる」という妄想に耽る時、俺は、「妄想している俺」であると同時に「美少年をいじめているおねーさんとしての俺」であり、「おねーさんにいじめられている美少年としての俺」である。本作はそうした妄想の構造をも取り込んだ妄想リアリズム作品と見ることもできるのだが、そのぐにゃぐにゃした構造体を認識できれば、さらにその上位に物語全体をぐにゃぐにゃと妄想している海明寺裕自身がいることも見えてくるだろう。妄想する女教師を妄想する作者自身。その意味では本作は妄想リアリズムで描かれた私小説としても誤読可能なのである。


10月28日

■海野やよい「調教医師」三和出版/97.10.20/876円/成年

海野やよいってホンモノ臭い。前から単行本の後書きなんかでもけっこう「正直」に自分の性向をカミングアウトしちゃったりしてる。ただ、作品的には波があり、秀作もあれば駄作もある。特にオーソドックスな定番SMやられちゃったりすると、絵が白いだけに、ホンモノ臭さだけではもたなかったりする。で、今回のは秀作。役割分担的SMといういつもの路線を外し、キャラを立たせるべく、心理に踏み込んで描いている。その分、表面的なエロ度は抑えられたものの、価値観が倒錯したSM系人種の在り方を上手く出ていて、読みごたえあり。


10月27日

■妖刀定蜜「妖刀将軍」メディアックス/97.11.1/819円/成年

これは買いです! どれを取ってもえろえろ! 一番好きなのはお伽噺シリーズの「U・R・Aしまったろ?」。海岸で姉妹が手足引っ込めた亀を揺さぶっておるんですが、甲羅の中の亀がなんとちんちんの大きな美少年。ゆさゆさされるたびに「あああっ また ボクいぢめられるんだあ」なんちゃって。実はこの亀少年の任務というのが「いじめられてる亀を助けてくれるような正義感の強い勇者を探しだすこと」。そのためにいつも海岸でいじめられてる。で、いじめられてるうちにマゾになっちゃって、今では、こうやって揺さぶられているだけで、妄想が走馬燈の如くぐるんぐるんしてしまうのでした。この妄想回想シークエンスからして相当にやらしい。亀少年にアイデンティファイしちゃったら、脳内麻薬物質がどばどばになるくらいスケベである。「もっとボクにヒドイことしてぇ〜」やっぱ、そういう時代なワケだ。もちろんこの後、もっとえろえろになるのね。後は漫画を読むように。他にも異様に可愛い犬少女とか出てくるぞ。ツイストかかった新鮮タイプが好きな人ならまずは要チェック。


10月26日

■小邑紗希ほか「D・O・G」茜新社/97.10.20/933円/成年

獣姦アンソロジーというのが偉いですね。ただ、俺としてはキチク流行りの今時は単に獣とスルだけじゃヌルイと思ってるわけで、しかもアンソロジーでネタばれしてんだから。その点で期待通りだったのが山文京伝。飼い犬に調教されて行く若妻の妄執を描いているワケなんだけど、リアリティをきっちり押さえて地獄みたいな仕上がり。逆に期待ハズレだったのが小邑紗希。プライドの高いお嬢様が、犬に堕とされて…というストレートな展開。獣姦アンソでなきゃそれなりだったと思うのだが、お座敷てえものを考えて欲しかった。


10月25日

ジャンキーズの打ち合わせとか電話連絡とかで多忙。催促留守電にはシカトを決め込む。月曜までに片づけることが山になってる。後30時間。ちっちっちっちっ。秒読みしてみました。たみちゃんから借りたエアチェック版の「エヴァ」に息子がハマっている。俺も見たいのだが、見てる時間がない。最近は塩野七海の「ローマ人の物語・ルビコン以降」を読んでいる。ローマ史かじりはじめた頃から気になってたんだけどカエサルがめちゃめちゃカッコイイ。通称「ハゲの女たらし」。で、小カトーのジタバタとか見ると、やっぱインテリってかっちょわるい。しかし、プトレマイオス王朝がギリシア系だったとは知らなかった。勉強せねば。経理部長が風邪ひいてるので心配。深夜メガストアの佐藤くんが資料を持参。うわああ、メガもあるんだよなあ。ってことはこのあとクロスとミニスカと熱投がきて…。

■山田太郎(仮名)「ORIGINAL」JC2/97.10.15/1000円/成年

正体をどこまでバラしていいのかってーと。「○○○○(本名)」は完全にNG。「○○○」の○○で超有名な…もダメ。一部ではリークもはじまってんだけどね。まあ、どっかで見たような…というあたりまでらしいぞ。てな話ばっかりやってて評論してませんが、今度出る漫画ホットミルクの原稿を書いた段階では全然、正体に気付いてませんでした。いやはや。ちなみに売れ行きも好調で、早くも3万出て5万は行きそうな勢いらしい。

■春篭漸「パーティプリンセス」シュベール出版/97.10.20/781円/成年

これで3冊目。ちゃんと笑いが取れるエロチック・コメディ集。特に「忘れんぼの思い出」がシュール。3秒前のことすら憶えてないというニワトリなみ脳味噌娘のドタバタ。こういう極端なキャラ造形で引っ張るって意外とやる人少ないのでお笑い好きは要チェック。あと、パチンコ屋が裏でチンコ屋(ラッキーホールみたいなヤツ)をやってたとか、しょーもない発想を強引に漫画にしてしまえるあたりは買いですぜ。とぼけた味わいのある絵、とゆーかなにも考えてないような目ン玉がすべてを語っておるような。


10月24日

■ぱり〜みき「ガールの秘密」ビブロス/97.9.25/600円/成年

2冊目。相変わらずアイディアよし、作画よし。欲を云えば一本強烈なのが欲しかった。それぞれ佳作ではあるのだが、前回の「ガールの気持ち」に収録された「ほろほろり」や「コンビニエンス☆トリップ」に匹敵する破壊力を持った作品がないというあたりがインパクトに欠ける印象を与える。

■西村はるか・他「アイシテル(26)」松文館/97.10.25/857円/成年

この号から14106よりカタカナ表記の方が大きくなった。やっぱポケベル語じゃ読める人少ないやね。巻頭はMAROの美少年がおねーさんに食べられちゃう「妖艶の学園」。先号デビューの近石まさし、今度はレースクィーンをゲロゲロに犯すぞ。

■あだちしんいち他「同人アンソロジー美少女アラカルト・1巻」久保書店/97.10.25/848円/一般

エヴァ、セイント・テール等のアニメネタになぜかピンクレディ版ダーティペア?

■茶々木紀之「そこがかゆいの▽」司書房/97.10.25/857円/成年

タイトルがイイね。3冊目。軽めのユーモア集でニコニコしながら読める。

■つるぎ基明「背淫少女」松文館/97.10.25/857円/成年

スレンダーなキャラで、制服、スクール水着、放尿入りのロリー味短編集。

■恵荘介「愛だけでイカせて」久保書店/97.7.25/848円成年

少女漫画系の可愛い絵柄。ファンタジーがいいお味。

■有坂亜摘「わたしを捕まえて」日本出版社/97.9.30/857円/成年

少女漫画系のあっさりした絵柄。女装ネタ2本あり。

■みなみ遥・他「厨子王(4)」松文館/97.9.25/857円/一般

ショタ本。今一番の売れ筋みなみ遥が巻頭カラー。

■一烈条二他「超えっち学園」K.K.コスミック/97.5.1/857円/成年

5月奥付のフォロー。学園系アンソロジー。

■小倉ゆな他「飼育クラブ」ビデオ出版/97.9.10/857円/成年

調教アンソロジー。さかきいずみが24P! 作風がちょっと変わったというか、今回は軽くてお馬鹿なコメディ。一応ミステリー形式。こーゆーコトもできる人だったのね。

■ゆいし「パイルアップ」富士美出版/97.11.15/800円/成年

あっさりした絵柄と雰囲気の初単行本。

■GRIFON「なぶられた純潔」松文館/97.10.25/857円/成年

2冊目。まだ絵が固まってない感じ。

■ゴブリン・他「ファミリー・メイト」桜桃書房/97.3.20/922円/成年

3月奥付。近親相姦アンソロジー。ゴブリンはいつものネタだけど、相変わらずムチャでいい。貧鉄の単行本は出ないのか?

■樽本一・他「リトルピアス(8)」東京三世社/97.10.31/800円/成年

お子様SMアンソロジー。樽本一が連載開始。

■紫川弓夜「POISON」オークラ出版/97.10.20/857円/一般

兄と妹の近親モノ長編。

■西高坂耕平「H++」東京三世社/97.10.31/800円/成年

「BFYL」の第4巻。正直云って、話忘れてます。通読しないとダメだなコリャ。

■西村はるか他「コミックねね(10)」松文館/97.11.15/933円/成年

ロリーアンソロジー。

■わたなべわたる「さくらんぼレッスン」桃園書房/97.10.25/857円/成年

根強い巨乳の元祖。これだけ変わらない人も珍しい。ずーっと巨乳ラブコメ。ここまできちゃうとなんか「なごみの一服」って感じ。

■矢間野狐「蜜の匂い」松文館/97.10.15円/857円/成年

早くも3冊目。あちこちの雑誌、アンソロで見かける。精力的に仕事してるし、人気もある。ただ、デビュー当時からすでに中堅ってイメージが強く、伸びて行く「過程」が見えにくい。

■成田那佳・他「ジャニー(11)」光彩書房/97.11.10/819円/一般

塩山やおい本。相澤史生も書いているのでよろしくとゆーことで。

■須賀邦彦・他「EGOIST(5)」松文館/97.10.25/857円/一般

やおい本。このへんになってくると、ちょっと男性読者としては辛い世界。

■野村圭一・他「タケル(7)」松文館/97.10.25/857円/一般

やおい本。

■ななみ静「ももいろ仔猫」富士美出版/97.11.15/800円/成年

初単行本。

■十六女十八女「君と僕の実験室」一水社/97.10.20/819円/成年

12冊目。

■尾山泰永「あぶないB-ウイルス」日本出版社/97.7.30/857円/成年

7月奥付。

■尾崎未来「ピーチが爆発」茜新社/97.10.25/886円/成年

三冊目。

■猫島礼「ぴんく☆しゃっふる」フランス書院/97.10.31/438円/成年

文庫。

■楠見かずま「学園天国」フランス書院/97.10.31/438円/成年

文庫。


10月23日あむろなみえがけっこんした。おれがむかえにいくのまてなかったの? おれはかなしい。

完全にオーバーフロー状態になっている。ジャンキーズが始まると吉外状態になってしまうのは覚悟していたがもうワケわけわからん。日記もぶっとばしてしまいました。ゴメン。10月16日の新刊メモ一市裕納の読み方は「いちいちいうな」と判明。

ワニの久田くんにムックの原稿を渡す。女装の話とか先日のロフト+1での一件とか、で盛り上がる。原稿はエロ漫画入門編みたいな総論。年季の入った読者には喰い足らないかもしれない。青山正明から電話。執筆者でもある青山くんは久田くんがいるというと焦る。「やってますからって伝えといて下さい」「わかった、やってねえよファッキン! って云えばいいんだな?」「うわー、月曜日までにはなんとかしますんで楽しみにしててくださいと伝えてください」「わかった、月曜を楽しみにしてなファッキュー! って伝えとくぜ」。元祖鬼畜より鬼畜な俺。

「別冊宝島・雑誌狂時代」が届く。青山正明との対談が入っているので暇な人はどーぞ。ただの懐古趣味には終わらせていないつもりなので。お宝ブームとか、過去ばっか見てもはじまんないと思う。今がつまんなければ、面白くすればいいだけの話。

塩山芳明御大に電話。「永山薫です」「はぁい▽」完全に御大は壊れている様子。「現代エロ漫画」の校正は大変らしい。俺も三校を手伝う約束なので頭が痛い。俺の悪口が出てきたら「トルツメ」してやる。ひひひひ。御大に「あんたの評論は予定調和」と評される。このオヤジはいつも痛いとこをついてくる。

我執院譲治さんとオフで始めて逢う。話したいことは山のようにあるのに用件的な会話先行になってしまって残念。また今度、年末進行のジタバタ後にでもゆっくりお会いしたい。

メガのサトウサソペイと打ち合わせ。山田太郎(仮名)の正体を教えてもらう。解禁にならないとバラせないが、バラしたくてウズウズ。

神奈川の漫画家が脱税でパクられたそうだけど、誰なんだろ? やっぱ商業誌年収200万で同人誌年収5000万はやりすぎ…ただマスコミは単なる当局情報タレ流し機関なので話半分に聞いておいた方がいいだろう。某漫画家は商業誌年収2億。夏コミで2500万円分売ったそうだけど、同人誌のグラビア撮影代が400万、打ち上げ費用が400万。俺もこーゆー豪勢なことやってみたいぜ。こーゆーのはケンペーくんに叩き斬ってもらいたい。「墨汁一滴に戻れ! 同人誌は肉筆回覧誌以外認めん!」なんちって。他人の財布の中身にイチャモンつけるのは貧乏人の特権である。

泊倫人から電話。数時間話してしまう。


10月17日

■美和卯月「隷嬢調書」

松文館/97.10.15/857円/成年

ベテランのSM連作。ヒロインが主婦とOLという熟女系だ。初出はレディスなのか?

■上藤政樹「Toy's FLOOR」

シュベール出版/97.8.22/781円/成年

懐かしの少年誌的絵柄で変身ヒーロー物、妖怪物でHといういつもながら楽しい上藤ワールド。永井豪の生まれ変わりか(まだ生きてるって!)と思えるくらいのあっけらかんとしたエロ風味が相変わらずいい。

■春風サキ・他「姉」

ヒット出版社/97.10.30/874円/成年

近親本である。玄田生も、エロエロの1ROOも描いててまずまずのアンソである。

■呂熊進「秘花」

松文館/97.11.15/857円/成年

初投稿作品や初期作品も収録。その頃のって完全に殴り描きだが、勢いがすげー。ペンのきしみが聞こえてくるようなタッチとゆーかね。


10月16日

■田沼雄一郎他「勇者王ガオガイガーコミックアンソロジー・1巻」

ホビージャパン/97.10.1/952円/一般

ショタ系に人気のGGGの公認アニパロ本ってコトでH抜き。なんで採り上げたかというと執筆陣に美少女系の作家がけっこう入っていたから。漫画ではKAME、計奈恵、桃区、くら☆りっさ、乙川霞月が、イラストでは田沼雄一郎、龍炎狼牙が参加。権利物だけに個人の単行本に収録できるか微妙なトコなんで今挙げた作家のファンの人は押さえといた方がいいかも。

■一市裕納「ファーストノック」

桜桃書房/97.7.4 /924 円/成年

表紙から赤いランドセル…、中身もランドセル世代というワケで気合いの入ったリアル・ロリー作品集。「アリスくらぶ」(コア・コミックじゃない方)掲載作品を中心に収録。

■大阪ぴえ郎・他「BOY MEETS BOY(3)」

光彩書房/97.10.20/819円/一般

COLORの「おっちゃん好き好き僕大好き」がサイコー。脱獄犯とおばかな少年の心の触れ合いを描く佳作と思いきや…オチが爆笑。たまりまへんな、この人。

■河野シンタロヲ「姉と下僕」

桜桃書房/97.10.5/924円/成年

「あねとげぼく」じゃなくって「あねとしたぼく」と読む。桜桃書房のアンソロジーに発表した近親ネタ作品群を中心に収録。


10月15日

「GON!」の比嘉編集長から電話。「コミックGON! イイじゃないですかぁ」とヨイショすると「そうでショ」と素直に喜んでた。あれは漫画読みなら絶対に押さえておきたい。なんちゃって、俺が買ったのは発売後しばらくしてからなんだけどね。

ワニマガから原稿催促の電話。約二名、原稿入れてないバカモノがいるらしい。一人は俺で、もう一人は青山正明である。

青山正明から電話。「ワニマガどうすんだよ?」「出だしだけは考えてますよ」俺は何も考えてない。週末まで10000ワードである。脳が痛い。

■中島初美「LITTLE SISTER・2巻」ワニマガジン社/97.11.1/505円/一般

御姉ですね。っつても古いファン以外が知らないか? 第二巻ってなってるけど、実質は短編集なので、どこからでも読める。技術的には安定しちゃってるので軽く楽しめる。女装美少年とニューハーフのエピソードが出てくるのは昔から、この人のオヤクソク。本格ショタとかやおいとかやりゃいいのに。

■中ノ尾恵・他「秘密の地下室(5)」桜桃書房/97.8.15 /880円/成年

相変わらずキテんなあ。表紙は乳首に注射だもん。「日本人発狂化」計画だしさあ。大丈夫か、おいっ!? 注目はやはり鉈川紘改めナタカワコウの徹底したイジメと虐待を描く「カッターナイフ」。ここまでくると超常現象のない御茶漬海苔。矢追町成増も「解剖狂超越念波」と題して内臓露出プレイだぜ。あと、俺がちょっと気になってんのが北原武。各社のアンソロジーに描いているんだけど、独自の視点、アイディアがあって、目が離せない。今回の「good girl」も調教・改造テーマを扱いながら、手術ではなく同性集団による長期間いじりまくり性器改造というユニークな発想が光る。

■U-K「片翼の天使」シュベール出版/97.10.20/781円/成年

初単行本。少女漫画的というか、ロマンチックな作風でしっとりと読ませる。特に流行作家一ノ瀬シリーズがいい味。こんなカッコイイ作家なんかいねーよとは思うんだけど、いいキャラなんだよね。この人は男をカッコよく描くのが上手い。その反面、女キャラの印象が薄い。ヒロインに一ノ瀬クラスの切り札が出てくればな、と思う。

■GRIFON・他「14106(25)」松文館/97.9.25/857円/成年

近石まさしが「背淫女教師」でデビュー。ちょい昔っぽい劇画の入った達者な絵で恥垢のたまったちんちん舐めさせたり、肛門の周りまで剃毛したりと結構いゃ〜ん、げひ〜んな世界を展開。荒井海艦の「スーパー真奈美」、四コマ漫画で納まるネタ16ページに引っ張ってるのが強引でよし。このオチがやりたいための残り15ページであり、サービス的Hシーンの羅列であるというバカバカしさ。

■MANA-KO「真夏の夜の少女」東京三世社/97.10.31/800円/成年

可愛い絵柄である。ところが内容はキチク入ってます。ステージママがドラマの役を貰うために娘をプロデューサーに差し出す「犠」とか、お屋敷に引き取られてきた孤児が凌辱され、精神を壊されてしまう「うさぎ」とか救いのない話が目立つ。悲惨にして耽美的な短編集。

■西村はるか・他「アイシテル(26)」松文館/97.10.25 /857 円/成年

この号から14106よりカタカナ表記の方が大きくなった。やっぱポケベル語じゃ読める人少ないやね。巻頭はMAROの美少年がおねーさんに食べられちゃう「妖艶の学園」。先号デビューの近石まさし、今度はレースクィーンをゲロゲロに犯すぞ。
■山内繁利「コスプレで炎!」ワニマガジン社/97.11.1/505円/一般

様々なコスプレカップルの関係を描くラブコメ・オムニバス。コスチュームデザインはかなり元ネタに近い線なんで、アニメ&ゲームファンならニヤニヤできちゃうはず。ただ一つ気になるのは元ネタが古くなったらどうすんだろってこと。ハヤリ物はその点が怖いよな。と云ってオリジナル・コスチューム作っても無理あるし…。

■みやびつづる「艶欲」司書房/97.10.25/857円/成年

初単行本。女教師が教え子とズブズブの関係になっちゃう連作「欲」は極めてオーソドックスな昼メロ系枠組みで新鮮味はないかわりにエロ度高し。他の作品も物語的なヒネリではなく描写と構成でエロを高めてくれる。

■ひんでんブルグ「性魔学園・総攻撃TAC2」松文館/97.11.15/857円/成年

TACの完結編。今回最大の見せ場は強敵津菜桜子に拉致された正義くんと愛ちゃんの大凌辱! 美少年が犯されるシーンで萌える人は必見ですぜ。正義くん以外にも猫耳と兎耳の美少年が出てくるしね。

■和田エリカ「少女裸イラスト集」さーくる社/発行日不明/2095円/成年

アキバの虎の穴で平積みになってたから出たのはワリと最近かもしれない。内容は「アリスのお茶会・全2巻」(K.K.コスミック)本編で出来なかったプレイをまとめたものでかなりキチク度高しの番外編カラー画集。いいのか、おいっ!? って感じがあるのでマニア以外にはオススメしません。そもそもビニ本系やアダルトショップで売られることを前提に作ってる本だからね。素人衆はお断り。それにしても即物的なタイトルである。


■浦島礼仁他「メイドさん症候群」雄出版/97.9.15/714円/成年

タイトル通りのアンソロジー。単行本扱いではなく「成年向け雑誌」。浦島礼仁が流石に上手い。ご主人様に折檻(お尻へのウィッピング)されながらもワガママな坊ちゃんに忠実に使えるスレンダーなメイドさんがすげーけなげ。お坊っちゃまのケガに責任感じて自分の目を潰してしまうというほとんど「春琴抄」の佐助です。浦島礼仁って昔はそんなにイイと感じなかったのだが、最近すごくいいですね。

■ぽいんとたかし・他「地下室の令嬢(3)」メディアックス/97.10.15/781円/成年

注目はベテラン富秋悠の「牝馬調教」。馬術部主将のご令嬢が新入生の生意気ブルジョワ娘を調教しちゃう。そこまではいいのだが、むう…、最後はなんと種馬ですよ種牡馬! 犬ってのは多いんだけど、これはムチャだ。しかも馬のペニスの形状も嘘ではない。ちゃんと調べて描いているのである。昔、ビデオ批評やってるころ、「馬の種付けを見た女がコーフンして、オナニーして、男とスル」とゆー判りやすいのを見たんだけど、ホントは人間様のHシーンが売りなのに、完全に馬に喰われてましたね。バット並のペニス、ホースでぶちまけるような射精、なんか生命の迸りって感じでエロなんかどうでもよくなってしまいました。もちろんビデオ批評家仲間でも馬鹿受け。そんなワケで「牝馬調教」はサラブレッドのちんちんが入るもんかどうかは別として(獣姦ショーなどでは小型のポニーを使う)、かなりリアルなのだ。


10月14日

■月下冴喜「シックス・ガン・ウィザード」富士美出版/97.11.5/800円/成年

前半に収録された表題作シリーズはなんとウエスタン。こーゆー流行らないことやってくれるだけで嬉しくなっちゃうね。作者自身が銃好きだけあって拳銃もちゃんと考証してある。ネイティブ・アメリカンの秘宝争奪戦ってお話なのだが、ヒロインが娼婦で拳銃使いで盗賊。それにネイティブの魔法使い少女やら、市長に成り上がってるかつての盗賊仲間とかからんでくるという活劇エロ。惜しいのは登場するネイティブの守護獣と後半に収録されたサイバーものに登場する生体兵器の弱点が同じ点。ここらはもうちょい考えるべきだった。

10月13日

■浦島礼仁他「メイドさん症候群」雄出版/97.9.15/714円/成年

正確には「成年向け雑誌」なんだけど、スタイルはアンソロジー。一番読ませるのはやはり浦島礼仁の「告悔」だな。ワガママで病身な少年の世話係として雇われたメイドさんが少年の父や叔母に折檻され、少年には邪険にされながらも少年に仕えまくるという切ない物語。語り口自体も上手いのだが、スレンダーなメイドさんのウィッピング・シーンが強烈にエロ。地味だけど、この人は上手いよねえ。後、注目はアンソロ本で大活躍のG・B小野寺が二本入っているコト。相変わらずメイド男は強烈。さっさと単行本出ないかな。


10月12日

アキバ虎の穴まで資料買い出しに行く。ついでに三浦健太郎の「ベルセルク」14巻が出てたので買う。一緒に「王狼」「王狼伝(1)」「ジャパン」とかも買ったんだけど、やっぱ「ベルセルク」が一番脂乗ってます。原作なしの方がいいね。

■和田エリカ「少女裸イラスト集」さーくる社/不明/2095円/成年
これは虎の穴でみっけました。専門店かアダルトショップでないと入手できないんじゃないかなあ。三人の○学生が犯され続ける「アリスのお茶会(1)(2)」(93年・K.K.コスミック)の番外編というか、本編では描かれなかった凌辱プレイがオールカラーで展開する。現代の枕絵と申しましょうか? ハードコア・ロリーのオカズ本としては最適。もちろん、こういうのを見ると吐いちゃうような人は最初から手を伸ばさないこと。


10月11日

近所の書店に漫画ホットミルク用の本を買い出しに出かける。

■りえちゃん14歳「好きだから。」コアマガジン/97.10.17/1000円/成年

90〜93年の単行本未収録作品を集めた初期作品集。改めて見ると随分絵が変わったんだなってことがわかる。もちろん技術的には今の方が上手いわけだが、初期には初期の技術では語れないウブな感じがあって捨てがたいのだ。お話自体も他愛もないが、可愛くてHで、余計なこと考えず、女の子たちが飛び回る空間に没入できる。当時のりえちゃんの「東京に出てきたばっかしのウブな好青年」というイメージがそのまんま投影されたかのような愛らしさに満ちているのだ。無論、今だって「好青年」であり、全然スレちゃいないのだが、キャリアを積むに従って、獲得するものもあれば失うものもある。漫画としてはまだまだ荒削りだが、よりピュアなりえちゃんを知りたければ格好の一冊だろう。


10月10日

■北御牧慶「ハッピー・ウーマン」久保書店/97.10.25/848円/成年

あまり出回らなかった(?)「艶熟の海」(94年・三和出版)の改訂復刻版。表紙をリニューアルし、修正も最低限に止めたというあたりがウリ。表紙に断り書きがないというのはちょっと困る。俺も新刊だと思って買ってしまった。内容はお得意の巨乳熟女と巨根美少年のハードコア。旧作を持ってない人は買うべし、旧作持ってるけどもうちょいケシの甘いのが欲しいってマニアも買って損なし。旧作があれば充分って人は無理する必要はない。

■成田那佳・他「ジャニー(11)」光彩書房/97.11.10/819/一般

ごぞんじ塩山系やおい本。巻頭カラーは人気上昇中の寿みーな。読者欄を見ると相澤史生の小説が何故か評判がいい。最近面白くなってきたのはみやたえつこの4コマ「女ぎらい」。ベタベタのダジャレオチとか、毛臑(すっきりした絵だけに目立つんだコレが)とか、イマイチだったのだが、私小説的身内ネタ(弟がゲイで自分がヤオイで彼氏がゲイ)を使うようになって俄然面白くなった。CHACOなんかもそうなんだけど、ちょっと変わったポジションにいる人の日常生活4コマは強烈である。だいたい4コマって、普通に思いつくようなネタは使い果たされているのだ。いがらしみきお、いしいひさいちといった4コマ中興の祖の後は、ありふれたネタを再生産するファミリー系、限定読者向けのスポーツ系、わかるヤツだけのための不条理系、自分の周辺の事実をネタにする身辺雑記系などに分かれてて(無論、色々な要素が混ざってるケースが多いが)、俺個人としては最後の二系統が「買い」なのだ。しょせん作家は自分を切り売りしてナンボの商売。自分で血を流してこそ、笑いが取れるのである。


10月9日

漫画ホットミルク編集部の峰の結婚パーティにでかける。新婦も実は俺の前担当。飲まないのでこういう席はあんまし出ないんだけど新郎新婦と知り合いでは欠席するワケに行かない。旧ジャンキーズ関係者、新ジャンキーズ関係者、漫画家と挨拶をかわす。りえちゃん14歳がカメラマンしてるのが可愛い。でもけっこうどんくさくて乾杯の写真を撮りそこなっていた。グレイス石川と、とてもここでは書けないような話をする。ひさしぶりに会う人が多くて名前がスッと出ない。歳だねこりゃ。元コア現フリーライターの高橋から「Mac欲しいんだけど何がいいですか」と質問。予算にもよるけど9600ベースの100万円コースか7600ベースの50万円コースを呈示。数年ぶりに会う入江女史とは子供の話。二次会に出ず、ケーキ買って帰る。


10月8日

今日も超多忙で漫画が読めない。困った。


10月7日

むちゃくちゃ忙しい。ごあいさつと協力依頼ファックスしまくりーので暮れる。「ブブカ」(コアマガジン)の連載「ゴルゴのまゆげ」を書く。


10月6日

今日も漫画が読めない。


10月5日

ジャンキーズの準備その他で漫画を読む時間がとれない。


10月4日

漫画ホットミルク11月号が届く。雑誌評のコーナーで中山明宏が「ガロ」休刊騒動について書いている。俺もガロの漫画家が知り合いにいるので色々聞いているのだが、基本的に歴史的使命を終えた雑誌であり、酷なようだが長井勝一死去後はオマケだったと思う。復刊を目指すのもいいけれど、静かに眠らせてあげたい気がするのだ。二度と同じような雑誌は出ないだろうが、かつて「ガロ」が果たしていた役回りを、エロ漫画界全体で少しづつ果たしていると思うのである。「ガロ」が産んだ作家の受け皿になったのもエロ漫画だし、昔なら「ガロ」とか「夜行」とかしか発表の場がなかったであろうアクの強い新人の多くがエロ漫画界に活路を見いだしている。一般の青年誌もまた別の角度から「ガロ」的な要素を取り込んでいる。同人誌だって昔よりはずっと出しやすい状況になっている。商業・非商業・エロ・一般を問わず漫画界全体が「ガロ」の役割を分担しているのだ。その状況下で、あえて「ガロ」復刊にこだわる理由が、判るんだけど、どこまで前向きなのかという意味では疑問だ。単に「ガロ」というブランドを巡る騒動だとしたら、それは相当に寒い。伝統とかブランドとか正統とかを超越した雑誌であったはずのにね。


10月3日

事務所にダーティ松本と早見純がやってくる。早見純とはこれが初対面。最近は漫画を発表されていないが、死に彩られたすさまじくも残酷なエロスに満ちた作品群は未だにマニアの間では語り草。どっか復刻しないもんかなあ。で、ダーティ松本の冬コミ用原画を見せていただく。美少年SMである。タイツをはいたバレリーノのちんちんを責めるというマニアックな世界。あやうく勃起しそうになる。そのあと事務所にストックしてある大量のエロ漫画をサカナに漫画談義。批評家の目と漫画家の目は微妙に見るところが違って面白い。サカナにした本は風船クラブ、MGジョー、前田貴也、香愁、それにショタ関係。その間、玄田生から電話。ロフトプラスワン「このエロまんががすごい」への出演依頼である。ジャンキーズの追い込みと完全にバッティングするので今回はお断りする。客として行けたら行きたい。前回は頭痛で行けなかったのだ。玄田生と話すのはこれが初めてだが、盛り上がる。


10月2日

ジャンキーズのアレコレで多忙とゆーか、ジャンキーズのページ作りと「少年バビロン」週刊化の大きめの更新でハラホレヒレハなのだ。とかいいながら今日は青山正明、それから彼の紹介で宮西計三と会う。オレは大ファンなので有頂天状態。「うー、お時間ができた時にでも…あの…うちのホームページで常設展を」とお願いする。色良い返事を頂いて超ハッピー。


10月1日

■みなみ遥他「COMIC厨子王」松文館/97.9.25/857円/一般

うお、またショタかよ。ま、好きだからいいけどさ。巻頭カラーはショタ本関係者の間では「別格」というくらい売れ筋のみなみ遥。例によってたまたまちんちんのある女の子って感じの男の子が可愛いですぜ。ちんちんにパールローター縛りつけてヴィーンなんてやってはります。この人に関しては「ジャニー」の美少年コミック事情にでも稿を改めて書く。初登場は前から気になってる牛乳リンダ。雰囲気といいメンツといい、なんかますます「ロミオ」っぽくなってきたけど、好きだからいいや(こればっかり)。

■西瓜波山「淫獣倶楽部」松文館/97.9.15/857円/成年

SR渡辺誠ですね。西瓜波山としてはこれが初めての単行本。SMアンソロ「14106」(松文館)掲載作品なので、おバカ系はなし。SM系である。


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