リアルタイム新刊メモ&日記

1998年3月分

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3月31日 一人暮らし

奥さんが子供連れて実家に帰ってしまったので、昼飯はレンジでチンの鶏釜飯。激不味! 夕飯はレトルトカレー。かなりとほほだ。例の法律は相当にヤバイし、仕事は忙しいし、脳が腐りそうだぞ。

クロスの原稿渡し。CyberDollのためにネットに数時間潜る。HENTAIサイトを廻ったのだが、パクリ画像をZIP圧縮してダウンロードさせる凶悪サイトがちらほら。いっけないんだぁ。

風船クラブ 凌辱王 平和出版・成年

この人のウラワザである美少年凌辱ネタが4本も入ってるという外道なみなさん(俺だよ)にゃ是非オススメの逸品。美少年がお尻犯されるわ、ちんぽなぶられるわ、女性ホルモン注射されるわ、女装させられるわのウハウハなパラダイスだ。ショタの定義だのなんだのどーでもいーじゃん、気持ちよけりゃ。「凌辱に性別なし!」とはよくぞ云った。俺は犯る方にも犯られる方にも自己投影して楽しむような人間のクズだから、少年が犯られる方が犯られる側に自己投影する時楽だぜ。ただ評判イマイチみたいで続けるかどうかわからんそーだ。


3月30日 花見行きてえよぉ

一水社の多田編集長から電話。美乳に書かないってコトで来週あたり会いましょう。で、鋭利菊さんの話を聞いてみたが、やっぱ絶版らしい。ただ、もっとバッシングくるかと思ってたらオリンピックの金メダル報道で救われたとのこと。

クロスの仕事を片づける。

板垣恵介(原作・夢枕獏) 餓狼伝(1〜3) スコラ・一般

相変わらず気色悪い絵の板垣。刃牙で出て来た時はぜってーゲイだと思ったもんね。夢枕獏の原作もメチャメチャ好きなので楽しんで読めたな。全巻出てからと思いつつ我慢しきれずに買ってしまったのだが、こーゆーのは週刊誌でやってくれんとタルイ。


3月29日 貧乏人は日曜も仕事だぜベイビィ

ダラダラと仕事。CyberDollのためにネットに潜る。

ATMを再インストールしたら治った。


3月28日 オークラ出版のパーティに行って来た

夕方からオークラ出版のパーティに出席。途中でなけなしのゼニをはたいて「レギュレーターズ」と「デスペレーション」を買ってしまう。ダーティ松本さんと会えるかと思っていたが欠席でガチョーン。鎌やんさんも欠席。なんと知り合いはオークラ出版の伊藤部長(ピンキィ編集長)とグレイス石川さんだけ。しかもそのグレイス石川に「『現代エロ漫画』の解説で俺のこと『業界の裏情報に詳しい』って書いたでしょ! 事実無根だ! 訴えてやる!」と詰め寄られる。「訴えるなら塩山のオヤジを訴えろ!」と逃げまくり「ところで○○○の件だけど」と話を逸らすと「いや、実は…」と業界の裏話が始まる(一部フィクション)。伊藤部長の紹介で速水憂海さんにご挨拶。可愛い猫の名刺をもらいました。魑龍さんとも名刺を交換。ロケット兄弟さん、大野哲也さんとも名刺交換してちょっと話す。てゆーか、主に大野哲也さん関係者の某氏とMacの話。例の法律の件があるので浮かれている場合ではないのだが、とりあえずタダメシをむさぼる。ビンゴゲームでは遅れて来たおおこしたかのぶさんがグアム旅行を当てる(が辞退して、MDウォークマン)をゲット。グレイスさんは「何十回もビンゴゲームしてんのに当たったためしないんだよなあ」とふてくされていたが最後にビンゴ。ただしジャンケンで速水憂海さんに負けてジンクスを破れず。俺様はリーチもなし。伊藤編集長に「ピンキィどうですか?」と聞かれたので「大判のピクシィ」と答えてヒンシュクを買う。さらに「注目の作家いますか?」と聞かれて「司書房の新人たち」と答えてしまう。伊藤編集長硬直。「この席でそれはやめてください」当たり前だよな。帰り際、舞登志郎さんとちょこっと話す。好青年。ダラダラとグレイスさんと並んで座り、ミニスカ女流作家にセクハラ視線をジトジトと飛ばす。

コミック・ピンキィVol.1 オークラ出版

伊藤編集長に「誉めて下さい」と頼まれているのだが、判型でかくなった「ピクシィ」という印象。変に挑発的なスタンスもそのまんま。ただ挑発の矛先が的外してる。佐川一政を起用するんなら、根本敬とか片岡東陽とか友沢みみよとかガロ系特殊漫画家集めた特殊漫画雑誌ブチ上げないと意味ないぞ。あと、新貝田鉄也郎の表紙をあきらめたのが痛い。大野哲也の表紙が悪いってんじゃなくである。舞登志郎の楽屋オチ漫画、ワルキューレ、橘セブン、もりしげと個々の作品も悪くはないのだが、ブッとい柱がないというのがなぁ。それからワルキューレ、ボンテージじゃなくってボンデージだよ…って今更タイトル訂正できんか?

S・キング デスペレーション 新潮社・一般

「廃坑から出てきた悪いモノが鉱山町の住人を皆殺しにするが、神の配剤で町に連れ込まれた人々にやっつけられる」と簡単に要約できる作品。ワンセンテンスで要約できない作品はクソだって云いますがその通りですな。神学論争的な部分が全体を引き締めてはいるものの、余計な演説。まあ、俺が一番好きなキングは初期なので最近の作品には点が辛いのだが…。


3月27日 泊倫人をちくちく

ジャンキーズの稿料振り込みの件で泊倫人くんに電話し、エヴァンジェリストの彼に向かって「エヴァよくなかった」と話す。ほとんど挑発だな。さらに更科が漫画ホットミルクに泊倫人批判書くらしいぜと告げる。公開の場でどんどん論争すんのはいいことだと思う。二人とも打たれ強いんだしさあ。俺なんかちょっと批判されたらシオシオのパーで泣いちゃうような弱虫だからな。へへっ。


3月26日 藤木TDCの本が出た!

藤木TDC 醜聞聖書 洋泉社・一般

「天地真理トルコ嬢疑惑事件」をプロローグにアイドル・ゴシップ史を駆け抜ける傑作。雑誌掲載時からワクワクしながら読んでたので嬉しい。芸能界と言うグロテスクな異界を腑分けする手つきがいい。権利関係のせいか写真がほとんど使えなかったのが惜しい。「ハリウッド・バビロン」みたいな本にして欲しかったなあ。


3月25日 打ち合わせとかいろいろ

二見の片野くんが原稿取りにくる。エロ漫画の話で盛り上がる。途中、見沢さんのお父さんのお葬式帰りのワニの久田くんが来訪。木村聡くんの赤線地帯の本の話などをする。まだ俺は買ってないのだが、何故か片野くんが買っててびっくり。久田くんは某ライターが行方くらましてて超心配モード。マブダチなので俺も心配になる。二人が帰った後、例の件で某社編集が来訪。打ち合わせ。なんか結構な分量になりそう。某漫画家との対談もほぼ決定。某漫画家は論客なので…と書くとバレバレですが、公の席でキッチリ話したかった人なので楽しみ。「ハラくくってこいよと伝えて下さい」と暴言を吐く俺。


3月24日 更科に電話

高取さんがらみの仕事で更科くんに「泊も書くみてぇだしよぉ、やってくれや」と電話。フェイクが参加すれば、高取・亀和田世代から以降は揃う…って俺が計算するこっちゃないけどさ。


3月23日 新宿で半日過ごす

午前中はCyberDollのためにインターネット。

昼前、新宿東映パラス2にエヴァのリバイバルを見に行く。後ろの席のオタク様(推定)が敬語でべらべらしゃべってるのが気色悪いぞ、おいっ。どこぞのガキが、シンジがとりすがる植物人間状態のアスカに「死んじゃったぁ」って絶妙のツッコミかましてくれました。場内失笑。映画自体はワケわかりませんね。あきらかに舌ったらず。とうていオトシマエがついたとは思えない。やっぱTV版がベターか? 最後のアスカのセリフに後ろのオタク様(推定)が失笑。その気持ちはよくわかる。ところどころ泣けるようには作ってあるのだが、失敗作。カネ払って習作を見せていただいたって感じ。別にコレでエヴァが嫌いになるとか目が醒めたとかってことはないがね。

午後、奥さんと待ち合わせて伊勢丹美術館のピサロ展に行く。平日なのにかなりの混雑。日本人は印象派好きなんだよね。目の正月。それにしてもピサロの長男から五男まで、孫、曾孫が画家というのにはのけぞる。これじゃあ家元だってば。

夕方、高取英さんと、某社編集(まだ企画段階なので秘密)と打ち合わせ。高取さんと会うのは「Hey Buddy!!」休刊座談会以来だから10何年ぶり。


3月22日 懐かしい貧乏寿司

零式の原稿が化けてるそうなので再送。

西原理恵子&神足裕司 裏ミシュラン(上・下) 朝日文庫・一般

高田馬場の貧乏寿司(愛称)の話がチラッと出てきて笑う。白夜書房で撮影に立ち会った後によく行った店なのだ。確かに店の半分が普通の家とゆーか、広めの土間にカウンターとテーブルって感じ。俺は高級寿司屋は行ったことがないのでよくわからないが味はいい方だと思う。白夜書房関係者ならほぼ全員知っている店。


3月21日 法事で足が痛いよ

鶏の声で目覚める。んで、いよいよ法事。奥さんの親戚がほとんどなので誰が誰やら判らないことおびただしい。神道なので、儀式自体はシンプル。祝詞と玉串でちゃきちゃきっと終了。墓参りに行って、宴会に突入。魚屋兼料理屋なので刺身は旨いぞ。ただ、こーゆー席は苦手。長時間あぐらかいてると足が痛くなる。親戚の人とちょこっと話して、喰いまくるのみ。

エリック・L・ハリー 全面戦争(上下) 二見文庫・一般
エリック・L・ハリー「全面戦争」(二見文庫)を読みながら帰京。元KGBの無政府主義者がロシア共和国を崩壊させたところに中国人民解放軍が雪崩込み、米軍を中心とする多国籍軍と抗戦に突入という代物。無政府主義者の黒シャツ隊というのには大笑い。バクーニンを引用したりしてアナキズムについてそれなりに資料は読んでいるようだが、これじゃ無政府主義者というよりはニヒリストでしょ。19世紀のアナキストだよ。後、銃器関係の訳文は(よくある話だが)甘い。アサルト・ライフルが強襲用ライフルって訳は始めて見た。一般的には突撃銃でおっけーのはず。ただ、閉塞感をぶち破るためのリセット願望からアナキズムに走るという感覚は判りすぎるくらい判る。世界は滅びてもいい。俺様さえ生き残れればな。それにしてもソ連がなくなって、国際謀略モノはやりにくくなったなあ。途中で飽きるが惰性で全部読む。

帰り道、お好み焼きを喰いに行く。


3月20日 法事だよ法事

Macの環境をいじる。なんかATMが効かなくなってる。

熱が下がらない。零式の原稿をメールで送る。

桜桃書房高橋部長から電話。例の法律について話す。各社とも他社の動きを横目で見ている感じ。

午後、法事に出席するために千葉の水郷地帯に飛ぶ。田舎は静かでいいね。


3月19日 ちょっと風邪

熱出てきたので医者、薬局、書店を廻る。電車の中で読むための本を買い込む。

二見の片野くんから電話。例の児童買春規制法案について話す。出版団体や出版労連はなぜ黙っているのか?

インタビュー原稿をメールで送る。


3月18日 鋼鉄のガールフレンド

「鋼鉄のガールフレンド」で遊ぶ。ゲームっつーか紙芝居なんだけどね。

快楽天星組(2) ワニマガジン社

OKAMAの表紙、キレイ。巻頭カラーもOKAMA。誰もが唸る絵の上手さ。こーゆーヨーロッパ系の感覚ってエロ畑にはないからってのも強い。強いて云えばデビュー当時の藤原カムイのポジションか? 藤原カムイはメビウスの影響を受けてたワケなんだけど、OKAMAの場合はフランス、イタリアあたりの個々の作家の影響というよりは最初からヨーロッパって感じ。フキダシの中フランス語にすれば、まんま海外で売れるかもね。ただお話は舌ったらず。

快楽天4月号 ワニマガジン社

イジワルな見方をすればコンビニ規制の影響や如何に? ってとこ。元々ハードさが売りの雑誌じゃないんだけどね。巻頭は陽気婢。都会の男女の出会いを描いて、淡々としてしみじみ。判るし、気持ちはいいんだけど、下半身に来ない。と云って昔の唄を要求するのも、ちょっと的外れか?


3月17日 環境の再構築

キヤノン販売から、営業担当、技術担当が立て続けに挨拶にくる。文句云う時には云うべしって教訓ですかね。

環境を整える。99%くらいまではなんとか復旧。ブート・ボリュームに仕事データは置かないことにする。

メモがどっかに消えたので井熊くんに電話。

高取英さんから久しぶりに電話。来週アタマに会うことを決める。

虎の穴に注文しておいた同人誌がドカッと届く。

伊駒一平インタビューまとめに入る。なんせ数時間分のテープなのでなかなか進まず。

佐野タカシ Cheese Doll フランス書院文庫

単行本未収録作品をドガッと掻き集めた文庫。美少年犯られモノが好きな人なら本体438円なんてタダみたいなもん。メインのコロナと芹果のシリーズなんかシーメール化して女子校に潜り込んでという代物。おまけに「沙礁珠江子最初の事件簿」なんか意味もなく美少年犯して、女装させて、さらに辱めて、泣かしてしまうのだから俺様下半身仁王立ち! 


3月16日 パーツ交換しか方法のない修理って…。

キヤノン販売に電話。マザーボードとハードディスク交換で20数万円! おいっ、8600が買えるぞ! 似た症状が7600で出てやっぱマザーボード交換したとのこと。キヤノン販売との過去のトラブルとかを持ち出してネチネチからむ。嫌味なのは承知だが、発注かけたエアフィルターの納品が1年後到着とか、電源+マザーボード+フロッピードライブ+ハードディスク交換した950が異常に不安定とか、ハードディスク+フロッピードライブ交換したMacintoshIIcxが死んじゃったとか、死んだと云われて交換したハードディスクを無理云って取り戻して外付けケースに入れたら完全に生き返ってしまったとか、営業担当が2代くらい変わってるのに全然挨拶にこねーとか、こちらも鬱憤が溜まっておるのだ。キヤノン販売の云うままハードディスクとっかえて、それを外付けケースに入れたら「生きてました」、この繰り返しになるとたまらない。アップル純正部品だと2ギガで15万だぞ。んなことやってるからシェアが落ち続けんだよ! で、技術者からシステムCD-ROMからの立ち上げ方は「C押し立ち上げ」だけじゃなく「コマンド+オプション+シフト+デリート同時押し立ち上げ」もあると聞き出す。実際はパワーブック1400用のキーなのだが他でも使えるらしい。ちなみに後の実験ではこの立ち上げ方はどうやら「内蔵ハードディスクをスキップして他のボリュームにシステムを探しに行くコマンド」らしい。これでなんとか立ち上げるが内蔵ハードディスクを読まない。純正のハードディスク・ユーティリティを立ち上げると一応認識はしている。ドライバを更新してみるとマウント。どうやらドライバがらみのトラブル臭い。とりあえずシステムを含めて全部バックアップを取り、内蔵ハードディスクを初期化し、クリーンインストール。一回目はまたしても失敗。二回目でなんとか成功。丸一日潰れる。俺と似たような症状でパーツ交換した人もいるんだろうなと思うとゾッとする。


3月15日 ハードディスクがロックしてしまう

システム7.6にバージョンアップしようとして失敗。一度は上手く行ったのだが、細部をいじっているウチにどんどんヤバヤバになって最後はシステムCD-ROMや緊急フロッピーも受け付けない状態になり真っ青。とにかく起動画面すら出ない状態。起動音はしているのでマザーボードは死んでいない。ハードディスクが怪しい。数時間格闘するが撤退。とりあえず別のマシンで漫画ホットミルクの原稿を一から書き直す。うおおおお、昨日原稿を渡しておれば…、バックアップしとけば…と走馬燈状態。ウチのお子様もゲロ風邪でダウン。うちの子はぁ……。


3月14日 今日はお仕事

催促の電話におびえながら漫画ホットミルクの原稿を書き上げる。今月はOKAMA、たかしたたかし、師走の翁、陽気婢、山本賢治、秋葉凪樹等秀作力作が多くて楽しい。隠し玉は粗雑那絵の描き下ろし長編。

夕方から公栄社でDTP打ち合わせ。DTPはまだまだ謎が多いなあ。今一番安定してるシステムは7.6.1。クォーク、イラストレーターの新バージョン、OS8.1はまだ待った方がいい。等々貴重な話を聞く。その後、蒼くん、宮崎くん、山崎編集長とお茶。


3月13日 テイトギャラリー展見て、ランチ喰って、虎の穴に買い出しに

奥さんと上野の森にテイトギャラリー展を見に行く。平日であるにもかかわらず美術好きの善男善女がウジャウジャ。おしゃべりしながら見るにはちょうどいい混み具合。ただし、今回の目玉展示であるラファエロ前派のコーナーは満員電車状態。オフェーリアの川流れの図なんざ、身動きとれないくらいすげーことになっておりやした。精養軒でランチ喰って、丸井でバッグ買って、その後、アキバの虎の穴に廻って大量にエロ漫画を購入。月の前半、一気買いして「(有)福本義裕事務所」の領収書書かせてるオヤジがいたらそれは俺だ。他にも色々購入してフラフラ状態。

叶精作 叶'sスーパーPinup アゴスト・一般

イッちゃってます。ここまでやるかフツー!? てなくらい凄まじいフォトショップのテクニック。いや細部へのこだわりがビョーキ。髪の毛一本づつパス切って描いたり、網タイツのマスク画像作って「糸」の影をつけたり、すごすぎて参考にならんぞ。ま、色々盗めるとこはあんだけどね。

コミックBIRZ4月号 スコラ

冬目景ですか、やっぱ。なんかちょい前のチャンピオンみたいなメンツ。菊池秀行原作つーあたりもね。で、きくち正太を読む。単行本買うか…。


3月12日 なんとはない一日

近所の書店廻り。

COMIC夢雅4月号 桜桃書房

風船クラブ「リビドーY」。メガネ美少年ショタでんがな。この人もロリからショタにシフトしてくつもりなんでしょうか? 前からソッチが好きな人だけどな。板場広し「もとさや」。結局、男ってコレよ。パシリの快感。


3月11日 巣鴨でガチンコ中年会談

巣鴨「白木屋」で一ヶ月ぶりのダーティ松本氏、10ヶ月ぶりのオークラ出版伊藤部長と飲み食いしゃべりまくり。ダーティ松本氏はひたすら元気。おかもとふじおは元アシで唯一エロ漫画家になった人だそーである。ペンネームの「ダーティ」を上げようかと考えたそうだが、すでにダーティ岡本がいるので断念したとか…。後、プライベートな話なので詳細は書けないが、伊藤部長のグチ、ベテラン劇画家の消息やら、少女漫画の話やら、一般誌の話やら色々。内山亜紀の新刊、枯れてないっすねえとか、たかしたたかしすごいっすよぉとか、グレイス石川がんばってんなあとか、もりしげの本売れてるなあとか…。夏コミ同人誌のお誘いをお受けする。内容は今のところ秘密だ。

雨の中、事務所に戻ると催促の留守電2本、ファックス1本。ふへへへへへ。

MEN'S impact3月号 ワニマガジン社

アクションカメラの増刊。「マンガ深読みのススメ」という連載を開始。当面、「美味しんぼ」の余計なお世話的深読み、ウラ読みに励む予定。第一回は山岡士郎(現在42才)がアダルト・チャイルドだった説。本橋信宏、藤木TDC、グルメ、クルマ、バイブと読み物充実はコンビニ規制の影響か? 写真は巻頭が水着グラビアで途中にヘアヌード。うむうむ。苦労してますです。隔月である。

漫画ばんがいち3月号 コアマガジン

佐野タカシ「保くん猫になる」。ネコ耳&尻尾+メガネ美少年。煩悩煩悩煩悩ッ! この姿にブチ切れたおねーちゃんが襲うですね。ちんちんいじりがすげーエロ。矢間野狐、男子小学生出して期待させるなっつーの。おりりん新連載開始!「鉄甲街へようこそ」。サイパンだ。そーだもっと漫画描くのだ。ユナイト双児「トイレット天使」。オチがこれかーっ。とか云ってるうちにもうすぐ4月号かよ。

Mate3月号 一水社

あおいにゃあこ「ドキドキ▼プリティ▼ウィッチ」。シンジくんならもっとウジウジしなきゃ。媚薬飲んでパコパコはめて、いいと思ってんのか、シンジのくせに。DONKEY「ふりむかないで」。今や落ち目のロリコン漫画家が年齢ひとまわり下のやおい漫画家の臨時アシに入って、チンポのモデルさせられて…。いやあ、実際このテの話はあるんで笑えねえーよ。漫画家はツライっす。

半熟天使・6号 一水社

日輪早夜「キミはボクの宝物」。天才少年発明家が、家を出ちゃった父親の記憶をロボットに入れてというセンチメンタルSF。上手くはないんだけど、泣けた。Hはいらないと思うぞ。んーショタもプラトー期だよな。

COMICガム・8号 ワニブックス

平野耕太「大同人物語」、山本賢治「ラジカルフィスト」、陽気婢「遠くから見てるだけ」(イラストエッセイ)、みなぎ得一、別天荒人を読むために買う。相楽直哉「KaNa」のカラー予告、キレイすぎっ! グラデを抑えたCGって今時だよなあ。

日本ミニスカ倶楽部4月号 コアマガジン

「ミニスカインターネット」「電脳春画電視台」「MINI-SKA COMICS」はウチの仕事なのでよろしく。この雑誌はミニスカ、パンチラ、オモラシのマニア誌。「雛形あきこにノーパン毛ミニ疑惑!」「衆目バイブ挿し」なんだこの言魂は!? いやあバカですねぇ。サイコーっす。特集「ミニ羞恥と強制放尿」。いやんいやん、じょーっ!


3月10日 DAPHNIAにちんこ暴走

山崎編集長から電話。漫中で住所わかんねー人、押しつけたんだけど、結局わからんとゆーお返事。漫画ホットミルクの仕事全然手をつけておらぬのでこっそり探りを入れる。「いやあ漫画ばんがいちの入稿終わったとこなんですよぉ」て、ことはまだ漫画ホットミルクどころじゃないなと計算。月曜まで引っ張ることを心ひそかに誓う。

某作家に住所確認のメール出したら不在通知。どひー海外旅行か?

ワニマガ久田くんから電話。本橋信宏氏の新刊「アダルトビデオ」を読んでたら俺の名前が出てきたというお話。クリスタル映像初期に本橋氏が関係したAVを俺がクソミソに酷評したので本橋氏が溜息をついたというくだり。もう10年以上前の話だ。あの当時の俺様は毒舌で鳴らすビデオ批評家だったからね。当時のクリスタル映像村西とおる作品は最悪。出すたびに俺ら批評家にゃボロクソに叩かれていたのであった。当時はビデオ評なんて「見ないでテキトーにヨイショする」時代だったんだけど、俺らはちゃんと最初から最後までリアルタイムで見てクソAVだったらコロスことに決めてたのだ。今の俺が毒舌使わないのはエロ漫画のエバンジェリストとして書くことの方が大事だと思ってるからにすぎない。また当時、毒舌使ったのはエロビデオが1万ナンボもする高価なブツだったからもある。だからクソAVは買うなと書いた。ハイ・リスク・ローリターンだからな。クソエロ漫画に対しては買うなとまでは書かない。甘いか? でもオススメできない単行本に対してはそれなりの書き方はしているぞ。それくらい読み取れよ。ま、どーでもいいけど、いい漫画に出会いたかったら月に1万円はドブに捨てろ。

漫画クリスティ4月号 光彩書房

玉置勉強「ナプキンマン」。バカだよぉ。「ちんこマン」の流れです。大バカ。DAPHNIA「リンク」。きてるきてるきてるッ!おねーさんにDカップにされちゃったフィギュア・スケート・コスチュームなシーメール少年がエロい。レイプシーンなんかいらないって、もうこの子が股間押さえてクネクネしてるだけで充分っす。みかりん「アニキと私の自乗」。これまたビョーキ。美形なおにーちゃんとボーイッシュな妹の近親モノなれど、アニキがオモラシしちゃうわ、言葉は不自由だわのパラリンな人というのがすげーや。妹のキモチってのがまた痛々しいのな。後は…沙村広明「人でなしの恋」、3Pのイラスト。これもすげー。腹に槍刺さってますよ、ケツから口まで木の枝貫通してますよ。

COMICピアリン4月号 光彩書房

木工用ボンド「ステップアップ」男の子にしか見えない美少女とメガネ美少年の初体験。彼女が短パン脱いでちっちゃなお尻を見せるとこがごっついエロ。Hシーンはほとんどショタですな。挿入なしの騎乗位で「望のチン○ンで…こすっていい?」とコスリコスリすんだもん、男女のカラミじゃねーよなあ。俺的には木工用ボンドのベスト作品。


3月9日 朝鮮飴をみっける

郵便局までジャンキーズを持ってって郵送。帰途、駅前の古書店で大量の漫画を購入。廈門潤の古いのとか、色々。この店の一角に古同人誌コーナーがあるんだけど、いつもは調べる気力もわかないのでパスしてた。今日はなぜか「朝鮮飴」が3冊ばかし、これ見よがしに置いてあったので即購入。豊島ゆーさくが好きなんだよぉ。三舞野かかしの同人誌も同時に購入したがコチラは単行本収録済みでした。この古本屋は穴場かも? 成年コミック関係も1棚あり。JR駒込南口からすぐのトコだ。

コミック・ジャンキーズ第4号 コアマガジン

3号より良くなってんじゃないすかね? 新貝田鉄也郎のインタビューに唖然。2月18日にまだアップしてなかったのね。中山くんの雑誌コーナーと舞井武依の漫画がなくなってるのに呆然。

山崎編集長と電話。舞井武依の漫画休載はインフルエンザによるものらしい。雑誌コーナーは形を変えて復活すべしと提言。今のジャンキーズだと月刊誌が2冊たまっちゃうんだよなあ。注目の連載作品とか、その雑誌を中心に活躍してる作家とかに絞り込んだ方がいいんじゃないか? 


3月8日 インターネット10時間マラソン。女装ティーンに煩悩爆裂!

ミニスカ田内くんから電話。仕事やってないよぉ。しょーがないのでネタを探しにインターネットに潜る。結局、10時間というマラソンサーフィンになってしまいました。インターネットでヘトヘトになって、休憩とか云って趣味のサイト見てんだから極限バカ。その代わりと云ってはなんだが女装ティーンのページをみっけてウハウハ。7歳の時から女装させらて、現在15歳なんだけど、今もってオムツ&女装で10歳の女の子として暮らしているデビッドくん(堅信礼?のカワイイ写真あり)だとか、女装を始めたのが5歳で現在16歳のダリアちゃんだとか煩悩直撃っす! 特にダリアちゃんは5歳当時のロリロリ写真から最近のスーパーモデルばりの写真まで満載という奇跡的なサイトを運営しておられるのだ。あああああっ、下半身がメルトダウンするぅ…。ちんこ見せてくれぃ! うがうがーっ! もちろんよく見ると成長によって「顔変わりすぎ」とか「写真が上手すぎ」とかアヤシイ部分もあるんだけどね。そーゆーのは突っ込まないのがオヤクソク。

漫画ホットミルク4月号 コアマガジン

たかしたたかし「ハーツ・ナイフ!!」忍者モノでちんちんの嵐。獣っぽさはないが「魔導によって造られたできそこないの一族」。フタナリっぽいが、シーメールらしい。結末はひたすら哀しい。非情ですなぁ。高雄右京は「新・噺家探偵九亜島紀子」。このあたりの若手が牽引車になってくれればなあ。で、アレコレ考えたんだけどコアはもうちょい単行本増やしてもいいんじゃないか? 作家にとってなかなか単行本出ないというのはツライしね。それが漫画ホットミルク低迷の原因とまでは云わないが、遠因になってるような気がする。


3月7日 ジャンキーズが届く

ジャンキーズが20冊届く。ライター、今回の漫中関係に送ればすでに足らない感じ。

コミック虎の穴の同人誌通販コーナーを覗く、1万5千円以上買うと送料サービスである。どーせ品切れがあるはずと多めに注文してたら歯止めが効かなくなる。しかし、通販ってジジイには楽でいいね。

COMICフラミンゴ4月号 三和出版

巻頭カラーTAGRO。多乳なCG。カワイイ顔して乳だらけ。しのざき嶺「RED」新連載開始。今度は女の子だ。海明寺裕「volanteer Breeding」は最終回。もう完成されちゃった世界なので以前の衝撃こそないが、より深化してきてる。白井薫範「ひとひらの花さえすべて君に」このあたりは単行本待ち。一気に読みたい。

まんがSHOWGAKKO3月号 平和出版

井上ポルノは癖になる。加賀美ふみを「りんごの唄」。モノローグの多い少女漫画文法。特に男のウジウジした独白のリアリティは見事。この人の場合、ウジウジしててもどこか愛すべき感じを残す。そこが上手い。


3月6日 ジャンキーズは早売り店で発売開始

BBSが「この漫画家は今どこで?」で盛り上がってた。我執院譲治さんの書き込みでジャンキーズがすでに高岡書店で販売されていることを知る。ひょっとしたら編集部にもまだないかも? 蒼くん、どおっすか? で結局近所の早売り店でゲット。前回よりも賑やかな感じ。


3月5日 あー今夜は雪だ。鍋喰いてえよぉ!

CyberDoll小山編集長から電話。風邪でダウンしたそうで原稿受け取りは延期。

月森泉・他 家畜美人・巻の弐 一水社

キチクSMアンソロジー。これもどこまで行くのやら? 月森泉「人間牧場」。ムツゴ○ロがトビラを開くとそこは臓器生産の極秘人間牧場だった…。葦原将軍「WICKED」。少女強姦殺人鬼の荒涼たる精神。この他、Xディを前にみじんも揺るがぬみかりん等、かなりヤバイっす。町田ひらくの「お花ばたけ王朝紀」は最終回。


3月4日 今頃もののけ姫を観に行って泣いた人

第一水曜日は映画の日。CyberDollの仕事を片づけて新宿文化3へ。この映画館は初めてだった。60席くらいしかないミニシアターだ。狭い、画面小さい。かなりトホホだ。しかも映画の日の入場料1000円ということでおじさんおばさんルーズソックス学生暇人子供で150%くらいの混雑。当然立ち見である。もののけ姫自体は何度か落涙しながら観た。実に丁寧な造りで、泣かせる。技術的にも凄い。こりゃあ何千万人も観るよなぁ。ただ、万人向けの作品だけに喰い足らない部分もある。「これがテーマ」「これがメッセージ」って絵解きして誰にでも判るように作りすぎてる。その分、啓蒙性が目立ちすぎて「なんだかなぁ」なのだ。でもこの大ヒットで宮崎駿の勘違いはさらに深まっちゃうんだろうな。帰り道、エヴァの前売り券を買い、伊勢丹で晩飯のオカズとかお菓子とか買いまくる。

ダーティ松本さんから電話。来週あたり会わない? とお誘い。「斬姦狂死郎」の新作は今年中にはまとまるらしい。ちなみにダーティさんにMacを買わせた張本人は元アシスタントおかもとふじおさん。「オナペット・ドール」が売れてるということを伝えると「そうなんだよね」と流石に嬉しそう。

SPA!!禰津くんの紹介で、現代芸術家の村上隆さんから電話。エロ・ポップな展覧会を企画されてるそーで、ワシはまたまたエラソーにしゃべりまくる。

町野変丸 まん○道 一水社

14冊目。これもイイ。個人的には「リアル」が好きだね。このままエスカレーション&インフレーションを続けて行ったらどうなるのかというゴブリンの危惧に対する一つの答えがここに提示されている。なんせ、「これが日本人の平均サイズだ」とミスターリアルちんぽが登場。ゆみこちゃんも「ああ、これがリアルちんぽの味なのね」と濡れまくる。それにしても変丸は自在な男。


3月3日 桜餅を喰ふ人

桜餅を食べる。ワシの好物である。

これまた別の消息筋情報だが鋭利菊さんの既刊単行本は松文館以外は回収絶版の模様。

町野変丸 ト・キ・メ・キゆみこちゃんメモリアル 久保書店

色んなところで描いた作品の寄せ集め本。13冊目。ファンなら買い洩らさないと思うが、今回はかなり粒よりのデキなので特にオススメできる。それにしても最近の変丸はちゃんとオチがあったりする。バカなオチなんだけど、そこがまたイイ。


3月2日 鋭利菊の一件は色々ウラがあるみたいだぞ

消息筋からの情報によると鋭利菊逮捕の一件は新聞発表はやはり嘘だらけとゆーか、当局のシナリオそのまんまらしい。以下はネタ元直接ではなく伝聞によるもので、ウラは取れていない。あくまでも信頼すべきスジからの情報と受け取って欲しい。ネタ元の人は近々、どこかの雑誌に書くそうである。

海外からの「日本にキディポルノの密売組織があるに違いない」という予断と偏見に満ちた圧力がまずあるという事実。で、そのシナリオで大阪府警が動き、マニアを摘発。その住所録に鋭利菊さんの名前があったらしい(このマニアと鋭利菊氏の関係は数年前に切れていたそうである)。猥褻図画販売の件も実はマニア間の「ネタの交換」で、たまたま「焼き増し代」を請求したのが「販売」として立件されたようだまた、恐らく内偵によって浮かび上がった鋭利菊氏の行動(たびたび東南アジアにでかける。関空ではなく上京して成田・羽田を使う)から「密売組織の運び屋」的な嫌疑がかかったのでは? という説もある。

以下は永山薫の私見。

●販売で立件されたのは、販売でなく「配布」でも罪になるんだけど、個人間の画像受け渡しとなると「配布」とは云えなくなるか? これが幅を利かせるとマニアな趣味を持っている人はいつ捕まってもおかしくないことになる。

●一見、夏に予測されているチャイルドポルノ規制法案と関係なさげだが、「外圧」「新聞発表の形」という要素を考えればこれもリンクしていると見るべき。青少年犯罪の多発、青少年に不健全な影響を与えるバイオレンスとポルノ、ポルノ漫画家の犯罪…これらを全部まとめて利用するという戦略。「密売組織」なんてなかったのは当てが外れただろうが、とりあえずの布石にはなる。

●自販機エロ本が壊滅し、コンビニの展開によって地方の弱小書店が次々潰れ、しかもその後をフォローするはずの郊外型大規模書店がエロを扱わず、しかも近場のオカズ調達ポイントであったコンビニにも規制が入る。地方青少年の性的飢餓(オカズ飢饉)は高まる一方だ。夏あたりに地方青少年による性犯罪が多発しても不思議ではない事態が形作られている。もし、そのような事態に立ち至ったとしても、弾圧者はそれを利用するはずであると云っておこう。

●「写真系ロリは壊滅的だが漫画まで網を拡げないんじゃないか」という憶測もあるが、今回の逮捕は「漫画への弾圧」の序曲となる可能性が高い。

●自民、社民がチャイルドポルノ規制法案に熱心だそうである。もしそうだとしたら、自民はともかく、社民は、「またかよ!」という感じだ。どんどん腐って行け!

●エロ業界への打撃も心配だが、それよりも「今以上の青少年への性的抑圧」が気になる。エンジョを売春と認定する。淫行条例でロリ男やショタ女を逮捕する。青少年には同世代セックスしろということか? 未成年者はセックスもオナニーも禁止か?

ワニマガ久田くんと打ち合わせというか雑談。

泊倫人さんから電話。ようやくインターネットに接続したそーである。他、たかしたたかしの「犬雨」すげーよねとか、なんでインターネットでは「他人を批判するのに、批判点を具体的に記述しない人が多いのは何故か?」とか話す。ま、インターネットの日記とか掲示板とかは基本的にプライベートなポジションで書いてる人が多いからね。後、誰ソレは実は女流とかバラす。

仕事を切り上げようとしていると魔北葵さんから電話。「ちょっとだけよ」と互いに牽制しつつ、結局朝まで生電話。アシの青山くんをまじえつつ互いに首を締め合うという美しい光景である。鋭利菊問題から始まって、漫画、ショタ、アニメへと展開。子供時代のアニメがいかにフェチだったかという話で盛り上がる。アニメ&特撮の少年ヒーローはみんなフェチなコスチュームだったよなあ。俺的には「海底少年マリン」のラバー感覚、トリトンのミニスカ、宇宙エースの幼児体型とレオタード型コスチューム。忍者モノの脇役少年のスタイルもエッチだったね。鎖帷子の代わりに網タイツとか、妙に考証に走ってフンドシとか…。

猫島礼・他 ぷに萌え倶楽部 オークラ出版

ネコ耳ロリ本。猫島センセは表紙とイラストだけ。目についたところでは速水憂海の人型エキゾチックショートヘアがH。元は対人生物兵器というのがバカでよろしい。幼女にネコ耳だもんなあ。危ないっすよコレ。速水憂海の描く人間の女の子よりもコッチの方が強烈。速水憂海さんのホームページに行くとエキゾチックショートヘア(非エッチ版)に会えます。


3月1日 仕事をいっぱいする

ジャンキーズ終わったので暇にしたいのだが、色々片づけねばならぬ。

たかしたたかし 犬雨 司書房

ああもう、これは本年度ベスト10入り確実だよなあ。各批評家の評判も上々で期待度も高かったが、やはりまとまると破壊力絶大。1年ぶりに会ったサッカー友達が極秘ネットでヴァーチャル娼婦やってて、主人公が誘われるままにヴァーチャルふたなりの客になり…という「PARADISE CAGE」。これは中山明宏くんもジャンキーズ3の巻末対談で97年度ベスト短編の6位に上げている傑作。描写だけ見てれば強烈なエロ漫画だし、男の子同士のショタ恋愛だし、何層にも重なってひじょうに奥行きのある作品だ。作者の意図かどうか別として、モロに「他人のセクシュアリティには寛大だけど、その寛大さが他人との関係性を拒否するところから出ている」ような今時の若者像の一つとシンクロしてるし、「愛すらもヴァーチャルというフィルターなしには成立しえない近未来としての現代」を描いているとも云える。中山くん、これはベスト1でもいいんじゃないすか? 俺はコレで抜けます。後、お気に入りは後半に収録された「けものの」シリーズ。頭の弱い半獣種がいる近未来(ほとんど現代)を舞台に、ストリップ小屋で働く犬少女と猫少女の生活を描く情感たっぷりのコメディ。コードウェイナー・スミスの「ノーストリリア」を思わせる感覚があって絶妙。スミスの場合、人間の都合で人間化され、そのくせ人権もなく差別のただ中にある半獣種の悲哀というのが大きなモチーフになっていたが、たかしたたかしの場合は、そうしたヘビーな部分を前面に出さず隠し味的に使っている。脳天気に走っても気持ちよさそうなのに、ビターな味を埋め込むことによって作品を大きく拡げているのだ。あと、犬少女が新聞読んでても漢字が読めないとか、野球が好きで「野球の人」の写真を新聞から破り取るとことか、猫少女が瓶を拾って喜んでるとことか細かいところがまた上手い。元は「少年キャプテン」デビュー。徳間も大魚を逸したものだ。


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