リアルタイム読書メモ&日記

1998年7月分

(めんどくなってきたので文中敬称略。すまんこってす)

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7月31日 お引っ越し1

同マンション、同フロアなので台車だけ借りてきて後は自力で引っ越し。外付けHD等は結線したままワシ掴みにして運ぶ。仕事に使うMac2台は午前中にセットアップ完了。昼前にNTTからの工事。ISDNのアナログポートからの室内配線もやってもらう。これで電話線に足を取られることがなくなった。昼食後はひたすら本の箱を「ドナドナ」状態で運び続ける。夕方キヤノン販売の営業が来て複合機(コピーとプリンタ)を移動。何故かウチには電話線が2芯、4芯、6芯と入り乱れているため、フォンネット構築に手間取るが、こちらも完了。宮崎のあんちゃんから電話。

「なんかまた、コアマガジンでウィルスが出たみたいですよ」

「なんなんだよぉ。俺があんだけキッツイこと云ったのによ。結局、自分ちのフロアしかチェックしてなかったのね」

「そうじゃないかなあ」

「コアからのデータは全部チェックしないとダメだなあ」

なんだかなあ。ウィルスは徹底駆除すべしって最低限のオヤクソクだと思ってんだけどねぇ。後、あんちゃんには連絡の取れない櫻田女王に伝言を頼む。「書類ケースいらないのなら業者に処分させるよ」と。

月チャン荒井より電話。当然、企画が出来てるはずもなく、とりあえず引っ張る。

梅宮辰雄ご推奨の田舎蕎麦屋で晩飯。内装もメニューも田舎風だが味付けはアッサリ。風呂入って寝る。


7月30日 この部屋での最後の仕事

ダラダラと仕事。結局一部積み残しのまま。


7月29日 引っ越し直前の追い込み

引っ越し前に仕事をかたづけるべく真面目にお仕事。サイバードールとクロランの仕上げ。残りはメンズインパクトと原作企画。

夕方、塩山のオヤジから電話。相澤史生への仕事依頼。「4P。タイトル金曜まで、本文月曜」と傲慢に言い放ったかと思うと「おねがいしますよぉ」といきなり低姿勢。相変わらずである。

「いやあ、引っ越しするんですよぉ」

「けっ、貧乏人が分不相応な」

「だから、ちっとでも家賃の安い部屋へですね」

「くくく、日本経済の縮図を見るようですなぁ」

ほんとこのオヤジは不景気話になるとノリノリ。それにしてもここ半年くらい塩山のオヤジが俺のことをセンセと呼ばずにオヤジと呼ぶようになったのは何故? おそらく、この日記で「塩山のオヤジ」と表記していることがバレバレになっているのであろう。誰が密告したのでしょうか? よしよし、もっと悪口を書こう。

夜、アルマダにIEの新しいのインストール。デスクトップも新しくなる。よくわかりませんが98風ってヤツぅ? これだとネスケ使う人減るよなあ。

Jedit2の登録コードがメールで到着。マクロファイルが山ほどある。もうこのエディタなしでは仕事になんないくらい。2500円は安いよ。


7月28日 またまた長電話

SPA!禰津から電話。書評の打ち合わせをちょこっとして、後は延々、オタク業界話、プチ論壇話。

泊倫人から電話。用件は現在彼が進行中の企画の資料を貸してくれというコト。資料は全部梱包しちゃってるので、すぐには出せないのだ。「資料整理を手伝ってくれたら早く出てくるかもしれないよ〜」と露骨に要求。後は例によって雑談モードに突入。

情報企画の銭澤守から電話。「ダーティ先生の印刷屋倒産話、ありましたよね。アレ、A社でしょ。うちも迷惑かけられちゃいましたよ」てな話から、ディスク・ノベルの話だとか、トレカはもう終わりだとか、業界話に花が咲く。

新着本。

■SHIZUKA・他「SM COMICアイシテル(36)」松文館
キチク系アンソロジー。
■AKIRA「エッチ大好き」松文館
最近何故か出してる傑作集。元版の在庫はまだあるのと思うのだが…。
■あとうせりな「妄想日記」松文館
ショタコメディ短編集。話作りが上手いので男性読者でもオッケー。
■須賀邦彦「愛、だろ。」松文館
やおい短編集。男性読者というよりは俺が苦手な世界。ガタイのでかいあんちゃんたちのH。俺が少年好きという以上に「なんか全然別世界」という感じがしてしまうのだ。男が描くレズがしょせん男のファンタジーでしかないように、女が描くホモもファンタジーにすぎない。では何故、女が描くショタが面白いのか? それは女もかつて「少年性」というものを持っていたからだろう。もちろん男も「少女性」を持っていた。
■津田守・他「EGOIST(10)」松文館
やおいアンソロジー。

新着雑誌

■「熱烈投稿9月号」コアマガジン
駆け込み需要狙い? なんかいつもより中高生度が高いような気がする。例の法案、漫画は微妙だが写真は確実に窮屈になってしまう。それなのに、写真家協会等の業界団体は沈黙を守っている。何故だ?
■「コミック・ドルフィン9月号」司書房


続7月27日 長電話は楽しい

「篦棒な人々」を読みながら寝ようと思ってるところに魔北葵からファックス。面白そうなことが書いてあるので電話。業界裏話やジョブズ&iMacの悪口(魔北葵)や法案の話で盛り上がる。当然、ここでは書けない暴言放言が飛び交ったことは云うまでもない。


7月27日 こないだ買った同人誌

こないだ塩山のオヤジが云ってた手塚ショップはアキバの電気街口から1分のトコだよな。しかし、あの電話の翌日に娘さんと出かけたとしたら98地獄にモロツッコミな可能性も大。ううむ。おもしろい。今度聞いてみよう。

●こないだ購入した同人誌

■F.R.S.
琴吹かづき中心のアイドル本。新貝田鉄也郎、士貴智志などなど。イラスト本っすね。かわいい。

■Hyper Stress Motor Gear 狂犬ダイナーズ
米倉けんご個人誌。すごいよマサルさん、さくらももこ、学級王ヤマザキ、平成武装正義団、鉄コン筋クリート、エヴァ等。色っぽい男の子テンコ盛りで余は満足じゃ。

■WILD & HONEY
中西麻砥個人誌。パンクなファッションがメチャカッコイイ。今回イチオシですな。機会があったら仕事頼みたいなあ。

メガサトーに電話。留守にしちゃうので原稿は妻ちゃんから受け取ってねという電話。

「なんで土曜に取りにこねーんだよ」

「他の仕事忙しくて…」

「98買いに行ってんじゃねーぞ!」

「違いますよお」

怪しい…。

「これからアキバ行くからさ」

「ほーほー」

「95マシン投げ売り期待してんだよ。予算は5万な」

「それは厳しいですよぉ」

「探せばあるって、一応上限は10万」

「それなら、贅沢いわなければ大丈夫かも。くれぐれも富士通のFM-Vだけは避けて下さいよ。あれって富士通の人に云わせるとDOS互換機じゃなくってFM-Vという独自のパソコンだそーですからね」

「買わないって。動かないゲームが多いんだろ」

「美少女ゲームでも動かないのありますからねえ」

てなワケでアキバに行く。まずは手頃な中古PCを求めて放浪。俺が探しているのはペンタ100以上でWin95がプリインストールされてて、できればノートタイプという「今となっては…」のブツ。最初に云ったソフマップ8号店では、予算5〜10万円では、98ノートの486とかとかとんでもなく古いのしかありませんな。アウトレット物のデスクトップで10万円超。ノートタイプに至っては20万円超。しょーがないのでマニア道を歩き計測器ランドへ。ここでもノートは高いが、それでもデスクトップなら6万円程度で理想に近い(ペンタ166とか)のがゴロゴロ。そこで一安心し、さらにマニーな別名オタク・ビルこと神林ビル内の湘南通称でCompaqのARMADA1520が7万5千円なのを発見。液晶256、ペンタ133、メモリ24メガでやたら重いけどけどサスガにPCカード使えるし、赤外線ポートあるし、10倍速CD-ROMだし、外部モニターに出せるし、モバイルにはモバギやPILOTがあるから、まあいいかって感じ。アプリは何も買えませんが、これでいいのだ。妻の目を盗んで少しづつ買うのだ。しかし、今は金がない。クォークのバージョンアップ10万だもんなあ。やだなあ。誰かクラックしてくんねえかなあ。とかぼやきながらサマージャンボを買う俺。おっとその前にISDN導入のためにツクモ電器でTAをみつくろったのだが、ツクモで申し込んでも工事がいつになるか判らないのでパス。帰り道、アキバデパート1階で鰻丼を喰って、問題の手塚ショップへ。ピンバッジやら、シルバーリングやら、シールやらを買う。

事務所に戻り、NTTに電話して電話移転と「いっちゃん安いTA」を申し込む。週末には引っ越しですから大変です。妻は水道局と電力会社に電話。妻に鉄腕アトムのシルバーリングを献上してご機嫌を取り結ぶ。リボンの騎士のピンバッジも召し上げられる。

ARMADAの設定やって、なんとかインターネットに接続してみる。なんといつのまにか10万ヒットを超えていた。

塩山のオヤジから電話。渋谷漫画書店の悪口を書いているらしい。漫画専門店ってオタクを人間扱いしないとこが多かったんだよな。しかし、俺は漫画書店は一回しか行ってないので、どんな貼りがしてあったかまで憶えてないよ。ちなみに俺の予測通り、塩山のオヤジはWin98坩堝状態のアキバに愛娘と出撃しちゃったそうである。

「もう、娘がすっかりウンザリしちまってよお」

「けけけ、いい気味だ」

「手塚ショップって強気の値段だよねえ。でも他で売ってないから買っちゃうんだよな」

「あれ、インターネットの決済システムやってる会社のイベントでしょ。グッズは手塚博物館のヤツですからね、元々あの値段ですよ」

要するに観光地値段ね。

■竹熊健太郎「篦棒な人々」太田出版
というふうなわけで、贈呈感謝。QJ掲載時から大好きだった竹熊インタビューの総決算。あのインタビューがなければ俺はQJは読まなかったでしょう。今夜はこの本を読みながら寝よう。寝られなくなるかもしれないが…。

みにおんからジャンキーズとかありがとさんファックス。

ワニマガ久田来訪。メンズインパクト打ち合わせ。「お忙しいですか?」と聞かれて、「暇でーす」と答える。まあ、今週中にクロランとメンズインパクトとサイバードールと原作企画をかたづけりゃいいのだ。まあ、楽勝っす。


7月26日 日曜日にオイラは…

泊倫人から電話。例によって長電話。なぜかジャンキーズが届いてない。電話中に次々キャッチが入り、宅配便も来る。

「ジャンキーズかと思ったら竹熊さんの新刊でした」

「なぬ!? いいないいな、俺も欲しいな」

「送ってんじゃないですかね」

「くーっ、愉しみ」

ダーティ松本から電話。これまで使ってた印刷所が潰れて大変みたい。

「すえひろさんが使ってた印刷所も潰れたってホームページに書いてましたよ」

「同じとこじゃないでしょうかね」

「かもしれませんね」

「300サークルくらい扱ってたそうだから」

「それは凄いな」

「払いの遅れてるサークルもあったらしいよ。なんか1億かぶったって。同人誌だけじゃないだろうけど…」

●新着単行本

■やまだないと「ミウミウ」ぶんか社
↑フレンチ・テイストのフルカラー。Macで描いたクレパックスてな感じ。

■岡くじら「望クンの望まざる関係」ビブロス
初単行本。猫又娘のハチャメチャコメディ。


7月25日 「サタディ・ナイト・フィーバー」は「土曜の夜と日曜の朝」オマージュ?

アキバに行って仕事はバックレる予定だったのだが、よくよく考えてみればWin98亡者がうじゃうじゃのはずなのでパス。いや別にWinに含むところはないが、俺様購入予定は98発売で値崩れした95マシン。モバギの母艦にして、スケジュール管理とかテキスト作成とか表計算とかの実務仕事用にしようという魂胆。(昔NEC98で仕事、Macで遊ぶというパターンがあったな)後はISDNの申し込みね。ウエブもWinの方が早いしね。MacはDTPとグラフィックに特化しようと思ってる。誰か5万円くらいで95マシン売ってくれないかな。

仕方なく、熱烈とメガの仕事をやる。出来上がって編集部に電話すると、メガサトーも河合もいやしねぇ。こーゆーもんだよ。月曜朝一オッケーなのは判ってんだ。

テレビ見てたら中野ブロードウェイの特集。古川益三がメインのルポ。「事業家みたいに見られてるけど、自分としてはいつまでたっても売れない漫画家というのを引きずっている」俺も、将来的に編プロとかその他の仕事とかで成功しても、一生「売れない作家」というのを引きずって行くだろう。俺がSFで喰える日ってくるんだろうか? しかし司会のヅラ野郎が「正直云って、漫画ばっかし読んでたら三流国になると思ってますが…」と発言したのにはゲロっP。すでに立派な三流国じゃんかよぉ。一流の文化って漫画しきゃねーじゃんかよぉ。コメント一発でギャラ取りやがって、テメエのバレバレの公序良俗に反するだせぇヅラをなんとかしろ! 

●新着雑誌

■漫画バンプ9月号 東京三世社
↑漫画屋の下請け劇画本。おりからの劇画ルネッサンスで快調らしい。とは云え、面白いのは阿宮美亜。先日の塩山電話で「阿宮美亜の単行本、出して下さいよ」とリクエストしておいたので、実現したら阿宮美亜は俺に恩義1点。


7月24日 発送する

ジャンキーズの発送開始。

熱烈・河合から催促。全然手をつけてないと正直に云う。

●新着単行本

■近石まさし・他「姫盗人超過激版(2)」松文館
近石まさし元気。銭湯の男湯でエロ女が男どもにやりまくられる。胃之上奇嘉郎はエヴァです。ゲンドウが綾波を犬にして…というよくあるパターンだが、綾波は犬が似合う。

■胃之上奇嘉郎「ブラックマーケット」松文館
初単行本。デビュー作から上のアンソロジー収録のエヴァパロまで収録。キチク系凌辱SMが冴える。

■鮎川あおい「絶対服従」松文館
↑いつものパターンすっ。

■摩耶薫子「わるい子」松文館
↑初版の新装版。表題作シリーズはチャイルドアビューズ的問題を含む。

■ゴブリン「やっちゃえ!」一水社
↑これもまあいつものパターン。憎しみの籠もった凌辱、キチク。あとがきがすげぇ! ついに電気を止められたそうだ。最近、コンスタントに単行本が出ているのでマシになったかと思ってたのに、病気と一緒で貧乏もなかなか治らない。

■早川守「劣情報告H04」一水社
↑00が商業、01〜03が同人誌。

■榎本ナリコ「センチメントの季節(1)」小学館
↑経血の匂い漂う生々しさにうっとり。その昔、氷室冴子の小説のあとがきで彼女が読者世代の女の子たちの若さについて羨望をまじえて語ってて、それが異様にナマだった印象があるが、この本からもそうした感触を受けるワシ。若さって失って初めて判るとゆーのも陳腐だけどな。二十歳にして老いたり。

■らーかいらむ「ちっちゃな約束」オークラ出版
↑ロリ本クライシスの余波は早くも2冊目。もりしげ系の絵柄だが、個性もしっかり出ている。

■町野変丸・他「ふにく倶楽部」オークラ出版
↑業界初の屍姦アンソロジー。世界初の「犯人」による殺人と人肉嗜食事件の実録漫画である佐川一世の「この男、凶悪につき!!」自分の倫理観に揺さぶりをかけたい人ならばコレを読むためだけに買ってもいいだろう。

■北原武志「情熱の奴隷」オークラ出版
↑注目の新鋭、初単行本。表現自体は決して新しくないが、描かれるアブノーマル世界の手触りがリアル。この本はまたじっくり読んで、じっくり書こう。

■にいるまけんじ「さかりちゃんけっとばす!」オークラ出版
↑格闘コメディ連作。この人も初単行本。

■MANA-KO・他「リトルピアス(13)」東京三世社
ロリSM。このへんもドキドキ?

●新着雑誌

■コミック・ピンキィ9月号 オークラ出版
↑いやあ、舞登志郎「メジャーデビューへの道」絶好調! 実在漫画家実名登場シリーズ第2弾はなんとロケット兄弟。正体バラしてます。いいのか!? いいんだろうなぁ。熱血ノリでワクワクしちゃうぜ。ああ、俺も登場してぇ! ただ、これ伊藤編集長にも云ったんだけど「エロなしの漫画が一番面白いって問題だぜ」ってこと。大野哲也の「チルマ(笑)がんばる」とかいいんだけど、看板というにはまだ力不足とゆーかページ数が少ないのだ。舞登の連載はシャレで初めてみたら意外と評判が良かったってのが真相だろうが、ヒョウタンからコマでもなんでも「勢いがあってヨソでは読めない漫画」があるというのは大変なことなんだよな。雑誌は売れないと始まらない。エロ漫画でなくも、それによって一冊でも多く売れることの方が大事。そこんとこを判ってない根森明の「電動す〜じ〜改」には唖然。まず、シャレが判ってない。次に「人気取ってナンボ」「売れてナンボ」のプロの世界が判ってない。その程度のことも理解できずに、舞登志郎、速水憂海、編集部に説教垂れてんだからすげぇや。蛮勇ですな。俺は「フクロ叩きされてるヤツって、どこか見所があるはず」という考えの持ち主ですが、何事にも例外があるというコトだな。一投稿人のささやかなコラムねえ…。はぁ…。これも伊藤編集長の「あえて標的を持ってきて注目を集める」仕掛けですかね?

■まんが愛!姫9月号 東京三世社
↑漫画Pop'sのリニュアール第2号。未由間すばる最高! 「妹はマゾペット」てえことで兄貴が水着の妹を露出羞恥責めッ。未由間すばるのヒロインが「ぼく」って云うだけで股間が濡れる俺。困ったことだわ。


7月23日 打ち合わせの嵐3

午前中は8/1に決まった事務所移転のために書庫の整理。

エロ漫画の史料を作成中。早くも死にかけ。今のところ3400冊。

エロ漫画のブックリストを提供して下さる方、自作リストを提供して下さる漫画家さん募集中です。

なんのお礼もできませんが、途中経過をお知らせするとか、暫定公開版が出来た時点でバグフィックスを兼ねてリストに目を通していただくとか、万が一単行本にでもなれば「スペシャル・サンクス」にご尊名を明記させて頂きますとか、そーゆーこと考えてます。

午後、アスペクト・山崎来訪。ムックの打ち合わせざんす。

お土産は

■バブル80'Sという時代 アスペクト
↑バブルも遠くなりにけり。

ジャンキーズ5号がようやく到着。

■コミック・ジャンキーズ5号 コアマガジン

↑早くも「民主党寄り」だとか、「左翼に政治的に利用されてる」とか批判が出てるみたいだけど、なんとでも云ってちょんまげ。今のところ例の法案がらみで「マシ」なのは民主党だけだぜ。ちなみに民主党は左翼ではない。ギンギンの保守から中道右派でしょが。マンボウに対する反発もあるようだが、今のところ「なんらかの実績」を上げているのはマンボウだけ。ま、それに人間でも雑誌でも利用価値がある間が華だよ。俺は基本的に政治家も政治オタクも信用しないけど、自分のシノギや漫画ギョーカイにとってプラスになるんなら、俺の関係してるメディアでも俺個人でも利用してくれて全然オッケー。俺は誰も拒まない。俺を利用してみそ!なんちって。もちろん俺は相手が悪魔だって利用するよ。朝日新聞にだって依頼がありゃ書くしぃ(くるはずねーけどさ)。

可笑しかったのはグレイス石川のロフト+ルポ漫画。

あの通りだよ。グッド。俺も後半の飲み会モードの方が面白かったし、個別に突っ込んだ話もできたしね。トホホでつまんなかったって人にはごめんなさいです。俺はまあ、あんなもんでしょって思ってるけどさぁ、若い連中には、もっと俺を利用して欲しかったな。便利なオヤジなんだしよ。えっ、利用価値がない? それは言い過ぎデシ。

ま、ジャンキーズに関しては全体的には満足。もちろん細部には不満がある。

その1・第2特集のEXTRA WORKSが意味不明。漫画家の副業を採り上げるとしても、ミニインタビューとか、商業的なバランスシートとかやることは他にいっぱいあったはず。

その2・現場からの叫びは段組のつながりが直感的には判りにくい。

その3・雑誌情報が1Pは哀しい。

その4・画集系のページが欲しい。

蛇足なれどジャンキーズ探偵団の「西瓜破山(SR渡辺誠)の全作品リスト」は俺の把握してる範囲だけど既刊単行本として以下の本がある。

西瓜破山 裏・淫獣倶楽部 松文館
酒池肉林の旅 松文館
淫獣倶楽部 松文館
SR渡辺誠 DOHCガール 松文館
放課後のおべんきょう 松文館
いんぷれっしょんず 大洋図書

後、田沼雄一郎インタビューの正誤表は近い内にのっけます。公栄社〜ッ!

塩山のオヤジから電話。「アキバの手塚ショップ知らねーか?」「知らない」「けっ、使えねーなー」いつも通りの無礼千万。しかしジャンキーズ買ってくれたのは偉い。すずらん堂で買ったそうで、二見の皆さんも感謝しましょうね。一冊でも実売が増えないとマジでヤバイ。例によって不景気話に花が咲く。「やっぱ、狙いは二流三流のコンビニ。セブンに合わせて雑誌ぬるくして心中するよかいいんじゃないすか。営業がFC本部廻ればすむ話」とかね。漫画ホットミルク伊藤編集長も「蔦屋でしょお、深夜までやってるし」だったし。今こそ営業が足で稼ぐ時じゃないの?

深夜、鎌やんに電話。留守電フォローと例の法案とジャンキーズの話。多忙らしくキャッチが次々入る。


7月22日 打ち合わせの嵐2

オークラ出版・白井来訪。ムックの打ち合わせ。オークラ出版の強味を活かした方がいいんじゃないですかと助言。話してる間に、白井が福本義裕の読者だったことが判明。デキが納得できないので封印中の「ロブスター遊撃隊」の話になってこっぱずかしい。

で、白井編集のお土産じゃ。

裏ゲーム読本 オークラ出版
↑極悪改造系、エミュ系のネタをドガッとぶちこんだ一冊。俺も大きな声では云えませんが某誌で極悪兄弟1号を名乗って初歩的なエミュの記事とか書いてたんだよな。そーゆー俺様とかマニア様にはグッドな企画のはずなのだが、マニアネタって難しいよ。コレ読んでる理解できるマニアにとっては自明のネタだし、ほんとに必要としている入門者には敷居が高い。でもまあ、ビギナーもコレ読んでがんばるといいです。やっぱ、Macでソニックが動いた時の感動とか、英語版のゼルダの味わいとか、「悪いことは楽しい」のだ。

自分のお店を開く本 オークラ出版
カリスマショップ24店のオーナーに聞きました。資金調達、仕入れ、回転まで。それにしても大麻100%のショーツとかバカなもん売ってて楽しそう。不景気でもやってけんでしょうかね?

古書店橘屋が古資料本の買い取りに来てくれたので膨大なエロ漫画、単行本、雑誌、グラフ誌等々を叩き売る。

メガサトーからファックス。まんが王の6月の月間売り上げデータであります。1位・高田裕三「3×3EYES(28)」(講談社)。美少女系は以下の通り。

24・邪琅明「きっと忘れない」(メディアックス)
頑張ってんなあ。三年目にして初と云うこともあってファンが待ってたようだ。俺的にはもう一皮剥けて欲しい。
25・文月晃「恋する方程式」(一般・ワニマガジン社)
レイプされたけど、憧れの彼氏だからハッピーエンド…にならないあたりが偉い。
27・山文京伝「緋色の刻(下)」(コアマガジン)
好調に売れてるますね。まさかここまで売れるとは…。
30・花見沢Q太郎「Honey Blue」(一般・少年画報社)
やたら気の強くて乱暴者の女の子と奴隷な男の子のラブコメ。めちゃめちゃ楽しいっす。
33・すえひろがり「My Life As(1)」(コアマガジン)
↑ついに登場。崩壊家庭からの脱出→イエスの方舟的共生。一見スレイブ&マスター関係に見せつつ、所有と被所有を超克するエロス的共同体を描いているように思えてならない。ただ、こうしたコミューンは、60年代末から70年代初頭にかけてのヒッピー共同体、連合赤軍、オウムと破綻した例も多い。山岸会にしても賛否両論だ。唯一、上手く行ってそうなのがイエスの方舟だ。すえひろがりが意識しているか否かは別として本作で描かれる共同体とイエスの方舟は共通項が多い。イエスの方舟を主宰する千石イエスは麻原タイプのカリスマ的指導者というよりも周囲の女たちによって支えられる「ひよわな教祖」というイメージが強い。彼は「尊師」ではなく「おっちゃん」(と呼ばれているらしい)。本作の主人公もまた弱々しい少年だ。彼を「飼う」女子大生も「ご主人様」であると同時に「彼」に依存している。このあたりのコミューン論は俺としてもまだまだ考え足らないので、宿題にしとく。でも、コミューンの失敗例のほとんどは「外部との情報遮断」による自家中毒的な崩壊だと思う。それが国家的規模で起こったのが大日本帝国だし、起きつつあるのが北朝鮮だろう。ここまで風呂敷を拡げると作者には苦笑されちゃいそうだが、真摯に描かれた作品というのは否応なしに社会や時代のシステムとリンケージしてしまうものなのであると強弁しておこう。
53・板場広し「SHA-LA-LA」(桜桃書房)
↑表題作シリーズがラストの1本を除いてヘビー。ただ、作り込みが甘い分、逆に作りが目立ってしまって「無理」を感じる。イジメの加害者がグループの内紛でシカトされるようになり、イジメられてもいいから…と公衆便所になっちゃう。それをかつてのイジメられっ子が淡々と見ている。これが巻頭作品の粗筋だが、イジメの加害者が被害者になる流れの中での作り込みが足らない。こうした難しい題材に挑む意欲は買うが、俺としては後半収録のバカ系の方が好き。
59・平野耕太「大同人物語(1)」(ワニブックス)
↑これが現実だと勘違いして欲しい一冊。
61・矢凪まさし「H!」(富士美出版)
↑連作ラブコメ。ヨガリ顔がすげぇよな。
70・氷室芹夏「水の誘惑(2)」(ワニマガジン社)
↑ありがちな話。痛々しい話。どんどん悲劇的出口なし。
70・森見明日「drop frame」(コアマガジン)
80・れん・しゅぽると「クライマックス・コレクション」(松文館)
↑全編カラーCGコミックという快挙(?)。モノクロでは月角、中村錦とこれまでにもあったけど、カラーでは初。唯登詩樹系のピカ塗り。
80・MG・ジョー「Lesson-S」(司書房)
↑いきなり壊れてるよ。巨乳女教師がスクール水着。あとはもうミニスカの巨乳のズボズボですぜ。
96・きみおたまこ「千夜伝説」(フランス書院)
98・にしき義統「私設海上自衛隊・SAND CRUISER」(ビブロス)
↑フタナリでエロエロはオッケー。だけど砂の海って設定がハッタリだけってのが寒い。
101・にしまきとおる「BLUE EYES(2)」(ヒット出版社)
↑2年ぶりの巨乳。
124・粗雑那絵「女神夢語」(富士美出版)
ビザールでド迫力。海外に持って行きたい。
124・友永和「MIMONE(3)」(一水社)
↑サディズム誘発性フェロモン女・桃音センセが…。いつもながら心理的エロ度高い。
132・がぁさん「未開封なカノジョたち」(少年画報社)
132・榎本ナリコ「センチメントの季節(1)」(小学館)
136・ま☆くわ「ごめんね美奈ちゃん(5)」(一水社)
↑ジャンキーズの短評を書くために第1巻から読み直した。不条理な悲劇。

で、まんが王サイトの方では週間データも出てました。

7月第1週

21・きのした黎「平成にんふらばぁ」(桜桃書房)
↑意外にも初のロリ漫画集。「これが最初で最後」にならないように祈りたい。同人誌も同じタイトル。
26・あらきあきら「いけないおねだり」(海王社)
↑スレンダーで貧乳好きにはたまらん世界。女の子にブリーフ穿かせる疑似ショタに大勃起。この人のショタ・オンリー本読んでみたいね。
38・舞登志郎「妹の匂い」(オークラ出版)
↑大注目の気鋭、初単行本。普通の合体セックス率が低いのが見事。妹の匂い抽出するわ、骨フェチだわ、電車内浣腸脱糞だわ。壊れてて、しかも骨太。
44・板場広し「SHA-LA-LA」(桜桃書房)
46・花見沢Q太郎「Honey Blue」(少年画報社)
48・邪琅明「きっと忘れない」(メディアックス)

7月第2週

1・八神ひろき「G-taste(2)」(講談社)
↑未読。
21・山田秋太郎「69 S○X REVOLVER」(フランス書院)
↑平野耕太系の絵柄がカッコイイし、話も面白い。ただまだまだ舌足らず。
22・恋緒みなと「monoほんモノロジィ(1)」(茜新社)
↑単行本化は初の作品。
23・田沼雄一郎「SEASON(2)」(コアマガジン)
↑あちこちで誉めまくってるので、改めてどうこうはない。ただ、これが現時点での俺的98年ベスト1であることだけは明記しておく。全漫画ジャンルでは保留だけど、それでもトップ10上位にくることは確実。
24・緋村えいじ「サディスティックゲーム」(茜新社)
↑初版は94年・司書房。
25・宇沙美渉「少女通信」(コアマガジン)
↑少女漫画系。
26・おかもとふじお「スペルマターゲット」(久保書店)
↑快調なグラビア漫画。オカズ度高し。
27・琴吹かづき「天界公路(2)」(ワニマガジン)
↑こないだ「最近売れてるのは難解系かドエロ系」と更科修一郎が指摘してくれたワケだが、本作などは難解とドエロ劇画描写が両立。売れるのも道理。チャンピオンがマニアとヤンキーという2極に受けるのと似た構造だ。
29・山本夜羽=玄田生「共犯妄想」(ワニマガジン)
↑グレイス石川説だと碇ゲンドウ似の玄田生。今回はタイトルで真崎守「共犯幻想」へオマージュ。相変わらずオヤジ殺しで青臭い書生ノリだが、それを青臭いと感じる三十路の作者の顔も見える。佳品「イルカの日」はラストで女の子が演説しなければなあ…。セリフにたよっちゃダメっすよぉ。
30・アンソロジー「LIBIDOアンソロジー」(コンパス)
↑リビドー7になる麻雀、なつかしい。ただ俺的にはLIBIDOの文字を見るとソフトハウスよりもバンドのLIBIDOを思い出して、センチメンタルになってしまう。
31・Rate「神さまの言う通り」(ワニマガジン)
↑一般本だがそれなりにエロ度高いのはさすが。
38・鳳麗華「恋人はテクニシャン」(ビブロス)
↑未読。やおい?
43・きのした黎「平成にんふらばあ」(桜桃書房)
44・金沢有倖「独占欲」(桜桃書房)
↑未読。やおい?
48・えのもと椿「辛口バニラ」(桜桃書房)
↑未読。やおい?
49・よしながふみ「1限目はやる気の民法」(ビブロス)
↑未読。やおい?

7月第3週

12・八神ひろき「G-taste(2)」(講談社)
↑未読。
49・アンソロジー「b-BOY ZIPS(9)」(ビブロス)
↑未読。やおい?

クロランから資料届く。

ジャンキーズ編集部・安宅から電話。「ジャンキーズ5号、何冊送りましょうか?」の件。とりあえず20程頼む。他、DTPの勉強会しましょうぜとか、色々話す。

深夜「零式」のクロスレビューを描く。今回の紹介本のうち、榎本ナリコ「センチメントの季節(1)」(小学館)のみ未読だったのでソッコーで読む。あ、これは買いだね。生理の血の匂いが漂いつつも鮮烈。生々しさとセンチメント。買っただけで読んでなかった彼女のエヴァ同人誌も流れで読む。


7月21日 打ち合わせの嵐1

変玉・近藤番長来訪。早くも次号の打ち合わせ。

お土産は

影次ケイ・他「ミセスコレクション(1)」(93・ヒット出版社)
これが現在、書店で入手できる唯一の「別役礁の漫画が掲載されてるアンソロジー」なのだ。ちなみにこのアンソロジーはもともと90年頃、B書房(と編集後記では仮名になってますが…判るよなぁ)の依頼で寺田洋一(スタジオびーはいぶ・現「ヤングヒップ」編集長)が制作したものの「有害コミック大弾圧」でお蔵入りになったネタ。なんでヒット出版社から出るようになったかは編集後記に詳しい。下請け編プロとしては他人事じゃないよなあブルブルってな内容でありまして、大きい仕事は契約書交わさないとコワイなあ。ちなみにこのアンソロジーは表紙が唯登詩樹だわ、南Q太が描いてるわ、懐かしいところじゃ孤ノ間和歩がいるわと超豪華。

HMの「雑誌時評2」を読んでた妻が「何コレ」と指さすところを見て、瞬時にブチ切れる俺。戦闘モードに突入し、「テメエ、バカヤロー」電話をかけそうになるが、よくよく読み返せば誤解と判明。要するに中山明宏は塩山芳明に逆襲してんだけども、ついでにウチのHPに置いてある塩山文書にあるフェイク・オフィス攻撃にも逆襲しておるのでした。ところが「永山さんのHPで(塩山芳明が)」のカッコ部分、つまり主語が抜けているために、なんか俺がフェイクを攻撃したかのように読めてしまうのだ。勘違いしたのが妻と俺だけなら笑い話なんだけどな。

夜、久しぶりにHM伊藤編集長から電話。フリーになる更科の処遇についてのご相談。外部の編集に発注するってことがなかった編集部なのでとまどい気味。これは更科にも云ったんだけど「編プロとしてはこーこーこーだけど、ウチも漫画誌はやってないので、その点に関しては櫻田女王に聞いた方が早いんじゃないの」ってこと。後、HMのこれからとか、俺のコラムのこととか、「奥さん元気?」といったプライベートな話題とか(伊藤編集長の奥さんは以前パズル誌の元担当でした)色々。あーそうそう、変ちゃんのLA展覧会は成功だったみたい。


7月20日 とりあえず暫定版アップ

零式・井熊、クロスレビュー用の資料を持ってくる。不景気話やら法案話。

コンテンツを作成。

とりあえず更新する。これはから「無理しない」「休まない」「後で直すのもオッケー」というノリで行く。負担が大きくなりすぎるもの問題ありということがよくわかった。


7月19日 ダウンロードの嵐

エロ漫画資料の確認用として川崎美奈リストやR田中一郎リストをダウンロード。87年以降はほぼ網羅できるはず。ただ発売予定資料のなので、現実とは食い違いがある。最終的には70年代末期あたりまで遡れば現代エロ漫画史の基本資料になるはず。不完全でもとにかく一回形を作ろうと思う。


7月18日 約10年分の資料をデータベース化

夏休みの宿題として、今年は夏の間にエロ漫画の史料をまとめることにする。とりあえあずここ数年分のデータベースを元に整理しはじめる。もちろん自分の仕事のためではあるが、いずれ公開して行く予定。ブックリスト等の資料のある方はぜひともご協力を。


7月17日 ジャパン・オール・ロリータ摘発

HM福士、原稿取りにくる。

レモンクラブの原稿書き。ジャパン・オール・ロリータの記事を探すが見つからず、魔北葵に電話して記事テキストをメールしてもらう。恐らく警察発表まんまの記事なんだろうが、全国展開の裏ビデオ業者と見るべきか。22名の会員の中には600万売り上げたヤツもいるそうだがホントかね。魔北葵と「例の子供をポルノに出した母親の件とリンクすんのかねぇ、それはマズイよねえ」と話す。このままファッショ化が進めば牢獄で再会かもね。

塩山のオヤジに電話。JALと例の母親の件は日刊ゲンダイで関連づけているらしい。記事がないとよくわからんが。

鎌やんに電話するも捕まらず。

留守電が何発か入ってたオークラ出版に電話。


7月16日 今月も80冊超

HMのコラムをボロボロの脳味噌で書く。今月も80冊以上あるもんな。オークラ出版がロリ系キツメを3連発かましてくれる。


7月15日 漫画ホットミルクに突入

HMコラム用読破モード。担当の福士から泣きの入った電話。

山崎編集長より留守電。結局、田沼雄一郎インタビューの校正は出ない。あっちゃー。先週末に出るはすの校正が出なかったでマズイとは思っていたのだがね。公栄社さん、話違うじゃん。と今更騒いでも輪転機は廻っておるのでした。


7月14日 アキバ虎の穴

買い出しにアキバ虎の穴へ。いつのまにか同人誌フロアができてたので、絵柄が気になる同人誌と村田蓮爾のTシャツを購入。

夜、更科修一郎来訪。フリーになることにしたそうで、その場合の実務的相談(帳簿とか、税金とか)に来たのだが、話の大半は漫画界の現状についての雑談。櫻田女王や更科にはマネージャー的編集者よりもプロデューサー的編集者として暴れて欲しいのだが、なかなか現実は甘くないのよ。後、漫画の絵柄の話になって、更科が云うには「きついディフォルメ絵を嫌うヤツが多い」そうなんだが、よく判んねー。俺もちょくちょく目につく、ナナメ顔の時ほっぺたエグレちゃうディフォルメには違和感感じんだけど、例えばへっぽこくんみたくバランスの取れたディフォルメはメチャ好き。だいたいディフォルメって漫画のキモでしょ? 気持ちいいディフォルメが命だと思う。後、更科曰く「漫画家崩れのライター、更科、泊、永山(苦笑)」。苦笑すんなよ(俺もな)! 泊倫人はまだ引退したつもりはないと思うが、どうか?


7月13日 ダーティ先生のお宝拝見

月チャン担当・荒井来訪、原作の打ち合わせを軽く。やっぱ音羽系とかでも雑誌は10万超えれば御の字という不況らしい。

ダーティ松本の同人誌用に相澤史生の小説をレイアウト。

夕方、ダーティ松本来訪。CGを貰う。同人誌用の高取英原稿をチラっと見せてもらう。激ヤバな内容。これをKKの原稿にすれば良かったのにぃ。ダーティ松本がサン出版の倉庫から掘り出して来たブツを拝見。これにはブッ飛ぶ。もちろん以下のブツは絶版なので書店に注文しても無駄無駄無駄。古書店で探すこと。

■農條純一「アニマル処女」サン出版
これってブレイク前の能條純一だよなぁ! 内容はド劇画。栴檀は双葉より芳し…と云えないところがすごい。全然絵も違うし、話もステロタイプ。

■田口智朗「ノーパンパニック」サン出版
最近じゃ、すっかり日本映画をしょって立つ名優になってしまった田口トモロヲのエロ劇画家時代の一冊。昔は泉谷しげるとかシバとかミュージシャンで漫画家ってのも多かったな。単行本までイッちゃった人は少なかろう。ロッカーが出てきたり、ホモネタがあったりとゆーあたりはトモロヲですが、やっぱルーティンなエロ劇画。

■清水おさむ「邪淫の肌」サン出版

夜、田沼雄一郎より文字校正届く。いやあ、あるわぁ。俺の解説にも事実誤認あり。ただこの時点で校正が入るかどうか疑問。だいたい週末に出るはずの校正が来てないのである。公栄社の話だとインタビューまでは校正出るはずなんだけど…、一応そのことを田沼雄一郎に伝えておいて、校正を原稿に写し、深夜ファックス。


7月12日 ジャンキーズアップ

ジャンキーズの俺様担当分はすべてアップ。やれやれである。


7月7〜11日 七夕更新あきらめる

この間はワーム騒動もあって地獄進行。ところどころ記憶がない。


7月6日 やはり感染源はコアマガのマシン

山崎編集長より電話。コアマガ5階のマシンをチェックしたところ1台からワームが検出されたとのこと。たまたまそのマシンでテープ起こしをやっていたために今回の騒動になったもよう。システム管理者を決めることを進言。ウチだけですめばいいが、他のデザイン事務所とか印刷所に感染したら目も当てられない。少なくともDTPやる以上はもうちょっと勉強して欲しいよ。DTPもわかんない、Macもわかんないでは困る。


7月5日 ワームをブッ込まれる

田沼雄一郎インタビューのテキストが入ったフロッピーをブートした瞬間、リスタート。再起動後、作業を続行するが、Jeditを使っていると何故かクォークでオートセーブがかかった時のような動作が起きる。この時はまだ「なんだべ?」って感じだったのだが、システムが不安定になり、システムエラー、ATMエラーが起きる。やがて、これはおかしいと気づき、大日本印刷が配布しているウィルスチェックの方法に従ってチェックするといるわいるわ! 1号機も、データのやりとりしてる2号機も感染。オートスタートってワームなんですな。30分ごとに増殖するというとんでもない野郎。ウィルス自体はウチの奥さんと二人がかり除去に成功。ところがこれだけじゃすまない。なんとこのワーム、モリサワ系のフォントを全部壊しやがんの。怒髪天! ジャンキーズ編集部に電話してわめくわめく! 誰がシステム管理してんじゃいッ! 結局全復旧に丸一日消費。原稿取りに来た山崎編集長をその場でタコ殴り(比喩)して溜飲を下げる。まあSAMを買っていながらインストールしてなかったワシも悪いんだけどさ。


7月4日

田沼雄一郎インタビューのテープ起こしテキストが届く。


7月1〜3日 ジャンキーズ仕事。

ジャンキーズ仕事。


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