フォアグラ亭日常

1999年5月分

(めんどくなってきたので文中敬称略。すまんこってす)

文中に登場する皆様、この日記はあくまでも俺の主観と記憶に基づいて書いています。

事実と違う等のクレームがあったら訂正します。

(単行本・雑誌の分類は成年マーク付きの物を成年コミック単行本もしくは成年コミック雑誌としてあります。

分類上美少女系でもマークなしならば成年は付けません)

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5月 下旬分の日記を消してしまいました。

6月に入って、日記をアップしようとして、5月分の日記を全部消してしまう! あわててウェブから5月日記をダウンロードするが、当然ながら24日以降は復旧できず。下旬分で記憶に残っていることを以下に列挙しておく。

その1:『フィギュア王』の一件。以前「お詫びを掲載した号を送ってこないのは何故か? それを指摘した後もいっこうに送ってこないのは挑発ですか」とつっこんだことに対するアンサーというか「お詫び掲載号を送らなかったことのお詫び」が同誌最新号の唐沢俊一のページ欄外に掲載される。誰もんなこと頼んでないし、こんなことで誠意を感じたりもしない。ただ苦笑するのみ。5月17日頃に電話をよこすという約束も守られなかった。もちろん6月に入った現在も電話はない。電話での口約束とは云え、これを一方的に破るのは立派な背信行為である。

その2:下痢がひどくてお尻が痛くなってしまい、十数年ぶりに座薬を入れる。なさけない被虐感にうっふん。

その3:色々あって、80年代について、夫婦で語らう。過去の自分と対峙することも必要。

その4:写真家の瀬戸山玄と会う。デジタルハリウッドの角田が共通の知人であることが判明。世の中狭い。


5月23日 全部同時進行

原作シナリオの書き直し、兎月の原稿を同時進行。脇では妻がクロランの仕事中。

岩尾事務所の岩尾社長から電話。企画の話。来月あたり会いましょうと。

下痢で力が入らないので小休止していると月チャンの板谷から確認電話。


5月22日 同時進行

熱烈と尻クラを無理矢理アップ。メガも手をつける。原作シナリオも手を入れる。脇では妻がクロランの仕事。

まさに修羅場である。

月チャンの旧担当荒井から電話。引き継ぎの続き。心配してくれてるのはありがたい。


5月21日 企画が同時多発

三和出版白川と電話で打ち合わせ。尻クラの催促と新企画について。

伊藤剛と進行中の企画について打ち合わせ。相変わらずカネがない伊藤。貧乏笑い話を一発。爆笑。さらに高価な専門書がボロボロになっていたそうで「厄払いにしとけ」と慰める。


5月20日 ようやくかたづく

桜桃書房からインタビューの校正がファックスで届く。直しは4カ所程度。ファックスを返している最中に桜桃書房高橋から電話。

ふくしま政美インタビューはムチャクチャ面白いデキなのでふくしまファン必読。


5月19日 かなり煮詰まる脳味噌

兎月書房の原稿を再開。瞬時に煮詰まる。散歩がてら、妻と文房具屋に行き、細々と買い物しているとケータイに着信。月チャンの前担当の荒井からの連絡。校了明けにでも会いましょうってこと。老舗のケーキ屋カドでリンゴのタルト、イチゴのタルト、レア・チーズケーキを買う。カドのケーキは懐かしい味がする。


5月18日 法案成立

田中ユタカ論、第二回を漫画屋にファックス。

大きなバイクに乗って伊駒一平が遊びに来る。雑談して、ラーメン喰って、雑談。主に漫画のこと。アウトドアな人は漫画家に向いてないとか、製版のコトとか色々話してるうちに少年画報社添田が来て、雑談&打ち合わせ。企画が通る。とかやってると、別企画を出していた某社から電話。インタビューの続きはアウト。また別の雑誌を探すしかない。別の雑誌企画は一応見てくれる感じ。

傍聴に行けなかった例の法案が成立。当面は静観という感じだが、これでどこがどういう目に合わされるのか? 司法当局がどのように判断してくるのかが最大の焦点。特に写真関係では腰が引けるところが出てくるのではあるまいか? この先どうするか? どう対応するか? 

追加:深夜、伊藤剛に電話。手伝ってもらっている企画が完全に流れたことを報告。次の手を考えましょうということになる。別の企画に関しては協力を依頼。田中ユタカ論で盛り上がる。漫画の構造と表現技術というコト。


5月17日 打ち合わせ

月チャンの新担当・板谷隆と初の打ち合わせ。いつもながら編集に目の前で原稿を読まれるのは胃が痛い。

ダーティ松本から電話。結局MOドライブの修理見積もりは8万円!「世間ってこんなものなの?」とおっしゃるので「そーゆーもんです」と答える。保証切れのハード修理って「買い換えな」って感じの値段なんだよなあ。家電やパソ系を安く早く直すリペア・チェーンもあるらしいが、近所にないのが口惜しい。

兎月書房鈴木清美から電話。まだ原稿上がってないのは表紙と俺様くらいである。今週中にはなんとかせねば。


5月16日 レヴォに行ってきました

「時間厳守ですよ」とふくしま政美に釘を刺されていたので、早めに池袋に赴き、滝沢前のビッグカメラを覗く。チェキが入荷してたのでつい衝動買いしてしまう。8800円は安いよなあ。

滝沢でキム・ニューマン「ドラキュラ紀元」(創元文庫)を読みながら待っていると定刻前にふくしま政美登場。続いて、伊藤剛とアーネスト・キムがやってくる。アーネストは韓国系のアメリカ人なので黙っていると日本人と区別つきませんが、会話は英語。「日本一の漫画評論家だと伝えてくれ」と日本人三人の中では一番会話できる伊藤に注文つける俺。

レヴォは前回より盛況。昼過ぎに入ったというのにまだまだウジャウジャである。コミケ経験はあるとは云え、ふくしま政美も「すごいな」と驚く。とりあえず浦島礼仁と結城らんなのブースを急襲。前フリなしのふくしま政美登場に浦島礼仁、ビックリ。伊藤剛を浦島礼仁に紹介。ここで伊藤&アーネストと別れ、俺とふくしま政美は遊弋開始。魔北葵ブースに行って、ごあいさつ後、会場をぐるぐる廻る。ふくしま政美ファンクラブメンバーの鎌やんにも紹介しようと思うのだが、捕捉に失敗。龍炎狼牙の同人誌買ったり、ヨネケンに挨拶したり、ふくしま政美が「これはいいよ」と折り紙つけた林原ひかり、山形白田の同人誌を買う。途中、ふくしま政美は画材屋ブースで雲形定規とペン先を購入。買い方が豪快ですぜ。「ここにあるの全部」だもん。でも、あの絵を見ればペン先は大量に必要なのが判るはず。途中、真道寺軍とすれ違い、挨拶。で、最後にふくしまファンがいる少年チンプに到着。和尚・藤沢信、感激。ワラワラとファンが集まってくる。ふくしま政美、藤沢信を拉致し、喫茶店へ。あのままあの場にいたら収集がつかなくなっていたはず。サインもらえなかったファンのみなさんには申し訳ないのだが、この場はカンベン。発熱中の藤沢信、舞い上がりながらも聞きたいことを聞き、云いたいことを云うのがエライ。おかげで俺も貴重な話が聞けた。「ノストラダムスの恐怖の大王ってふくしま先生!?」と藤沢信が発言。そういえば、新連載開始は7月なりよ! とか云ってるうちに撤収の時間。上の間から迷子になりそうな通路を使って、最初に決めてあった集合場所へ。

さすがに疲れたので、会場そばのベニハナで軽く飲み食い。ここでもかなり話し込む。

帰途、ふくしま政美と別れ、アーネストのオタク系ショップめぐりに付き合う。そのまま俺の事務所に雪崩れ込み、日米オタク談義に突入。いやあ英会話できねえのが口惜しい。アーネストも言葉を選んでくれてるのと伊藤剛が適宜通訳してくれるので、大体のところは掴める。アメリカのオタク界はセーラームーン以降激変し、エルダーなオタクはマイノリティ化してる感じ。日本で起きたこと、起きていることが、圧縮されたカタチでアメリカでも起きている。エヴァ話も出た。エヴァンゲリオンがイヴァンゲリオンという発音に聞こえる。ちなみにアスカはアメリカにもよくいるアグレッシヴな女の子で、シンジくんは弱虫って感じらしい。後、アメリカで人気なのは高橋留美子、武内直子、CLAMP。晩飯を焼き肉屋で喰いつつさらにしゃべりまくる。


5月14日 仕事進まず

ということ。


5月14日 HM原稿アップ

HM原稿がほぼアップ。HM安宅に図版コピーを手伝ってもらいながら雑談。

昨日つかまんなかった夢雅・高橋から電話。直しと校正についての確認。この後のインタビュー連載については、俺も色々考えるところがあるのでペンディング。桜桃書房はギャラがいい分、当然ながら作家の知名度等の注文が厳しい。他社は作家の選定等の注文が緩い代わりにギャラは安い。思った以上に経費がかかる仕事だが、無理してもやりたい仕事でもあり、けっこう悩ましい。

ふくしま政美から電話。インタビューの直しの確認と俺が原作つけた漫画への感想。ちょっと誉められたので嬉しい。電話を切る直前に「浦島礼仁さんにレヴォで逢いましょうとお伝え下さい」と云ったところ「私も行く」ということになり、待ち合わせ場所を決める。レヴォでは逢う用事のある魔北葵ブース→浦島礼仁ブース→以下なりゆきということになりそう。気になるサークル&作家のうち2割くらいが壁際。俺が行くころには完売してやがんだろうなあ。

伊藤剛から電話。レヴォどうしますかねというコト。彼もアメリカのアニメファン、アーネスト・キム(Bay Area Animation Society)を同伴するので、いっそ合流しようかという話になる。


5月13日 なんで、どうして、そんなに

魔北葵から電話。レヴォに行くかどうかというコト。互いに仕事が混みまくり状態なのに、現実逃避モードに突入。30分だけのはずが延々長電話になりおりはべり。

知人から電話。仕事の打ち合わせだったのだが、以前から気になってたコトについつい踏み込んでしまう。困ったことに知人が批判する人々に対する俺の評価が180度違う。知人が率直に語っているコトは理解できるのだが、俺の評価を揺るがすだけの材料がないとゆーか、コミュニケーションが成立してない。その結果、彼の強硬な批判が、却って、彼が批判する「オタク批判」を感覚的に補強してしまうというパラドックスが起きてしまう。つまり、例えば「一部のオタクはなぜオタク批判をオタク非難やオタク差別と受け取り過剰に反発するのか?」の典型例に見えてしまうのだ(勘違いするバカがいるかもしれんので補足しておくが、俺は「批判を含む評論に対する過剰反応」はオタクに限らずどのジャンルでも起こることだ、なんてことは判っている)。それにしてもこのディスコミニュケーションはどうしたことか? 互いにアサッテの方を向いて話しているようだ。対話と討論と説得の技術が、俺もまだまだだなあと慨嘆。


5月12日 直し

竹熊健太郎からインタビュー原稿の直しが入る。他の直しを含めて、桜桃書房にファックス。高橋から編集部チェックの電話でこちらも二カ所直し。この部分はふくしま政美にも要確認なので、電話。事情を説明し、カンベンしてもらう。


5月11日 ホットミルク仕事を続行

てなワケだ。


5月10日 漫画ホットミルク用の読みまくり

インタビューがアップ。プリントアウトして初校やって、ふくしま政美、竹熊博士に電話&ファックス。桜桃書房に電話して「送った方がいいのね」と確認し、佐川に電話して集荷を依頼。

プリントアウトの時間を利用して漫画ホットミルクのコラム用単行本を読む。やっぱ今月の目玉は

【成年コミック単行本】山文京伝「Sein」コアマガジン

で決まりでしょうな。名声も優しい夫も可愛い子供も…という美人ニュースキャスターが牝犬調教&洗脳されちゃうというこってり長編。この人の凄味は「自分が自分を裏切る」という事態を、リアルに描けること。SMとしてのエロ以上に、「自分が自分でなくなる(別の存在にされてしまう)」という究極のマゾヒズムを描いてあまりある傑作。

ふくしま政美から直しの電話。気になってたところがやはり直し。「じゃあ、ふくしま先生がこう云って、俺がこう受けるという形で」と相談。快諾。漫画と原作の話で盛り上がる。

竹熊博士から直しの電話。同じところにチェックが入ったので、「そこは、すくしま先生からもチェック入ったんで、こーこーこーゆー感じ」と説明。


5月9日 構成中

インタビューの構成を続行。6月号の町田ひらくインタビューのデザインがほとんどラフ通りというトホホだったので、もうちょいキチィとラフを作る。流石にタイトルロゴまでは作りませんが、フォントも新ゴに換えて、ちょこちょこいじる。むーん、なんかほとんどDTP作業である。もちろん、これは契約外のサービス残業。まあ、ギャラがいいからいいや。


5月8日 構成開始

昼頃、伊藤剛からテープ起こしが届く。これならバッチリ間に合うです。と電話。伊藤剛はこれから取材旅行なり。直前までご苦労さんでした。というワケでインタビューの構成に突入。ある程度、構成してくれたので前回より楽。それでもこれを半分に縮めなければならない。どこも切りたくない。伊藤に「永山さん、全然、しゃべってないすよ」と突っ込まれた通り、ふくしま政美>竹熊博士>俺>伊藤剛>紙岡編集長という発言量。俺様のセリフときたら「すげー(笑)」「なるほど(笑)」とゆーふーなマヌケな代物。みなさん笑うよーに。夢雅の7月号掲載予定だ。


5月7日 500万円のマイナス

税理士が来て98年度決算の打ち合わせ。なんと97年度と比較して500万円の減収。若手サラリーマンの年収くらい減ってるワケだ。どうりで経営が苦しいと思った。ジャンキーズ廃刊が響いている。その分、出て行く分(編集経費)も減っているからなんとかなっているのね。しかし、苦しい。カネにもならんケンカしてる場合じゃないんだけど、バビロンを有害サイト認定してくれたKDD研究所には抗議する予定。まさに金持ちケンカせずの逆パターンなり。ビンボー人はケンカ好き。

最近、気になるのはバビロンBBS。なんかヨソのBBSの記事がそのまま掲載されてたり、その逆だったり…。転載した人と元記事を書いた人が同じ人なら問題ないが、他人ならばちゃんと引用であることを明記して欲しいぞ。俺の書き込みが何故か宮台真司のBBSに…。親切心で転載してんだと思うけど、いつどこでだれが書き込んだか? というのもけっこう大事だと思う。その場の流れとかもあるわけだしさ。

漫画ホットミルク・安宅より電話。アップは15日くらいになりそう。新刊を送るように頼む。

ダーティ松本より「MOの調子が変」と電話。逃避モードに入っていたので自転車で駆けつける。MO本体はちゃんと認識されているのだが、メディアをマウントしない。レンズクリーナーを入れてみると、今度はイジェクトしなくなった。なんかモーターが死んでるっぽい。早見純がやってきた。今月中に、久保書店から復刻版が出るそーなので、「サイン本下さい」とねだる。後、半月、猟奇事件が起きないことを天に祈る。

帰り道、月チャンからケータイ。自転車に乗ったまま打ち合わせ。

夢雅・高橋に電話。

福本義裕のページ、相澤史生のページの引っ越し完了。SF者は前者へ、ショタ者は後者へどーぞ。これもgolの403エラー対策。乗り換えも検討中だが、カネがない。日記のミラーも作るかもしれない。

伊藤剛に催促電話。今夜は徹夜態勢とのこと。朝までにはなんとか…。持病が出ませんよーに。


5月6日 アキバに買い出し

そろそろ仕事せんとヤバイんで、アキバに買い出しに出かける。

零式・井熊からクロスレビューの打ち合わせ電話。

伊藤剛にインタビュー・テープ起こしの催促電話。いかん、死にかけておるではないか! スケジュールを聞くとまさにタイトロープ。


5月5日 ボーリング

久しぶりに家族で王子に行ってボーリング。今年初めてである。当然スコアはボロボロ。なんとかターキー出して、150点が最高。帰りに山東料理店・孫之家で軽く食事。1年ぶりくらいなのに孫夫婦はちゃんと憶えててくれて、ちょっと嬉しい。薬膳もやってる店で、薄味でアッサリだけどコクがある系とピリ辛系と両方が美味い。あんまり腹が減ってなかったのが残念。


5月4日 原作のアイディアねりねり

原作のアイディアを練る。休みボケでほとんど頭脳が働きません。なあんもやる気が起きないが、漫画ホットミルク用の買い出しに出かける。


5月3日 だらだら

だらだらとすごす。漫画ホットミルク用の買い出しに出かける。


5月2日 だらだら

だらけている。


5月1日 だらだら

無理矢理ホームページを更新。


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