フォアグラ亭日常
1999年10-12月分
(めんどくなってきたので文中敬称略。すまんこってす)
文中に登場する皆様、この日記はあくまでも俺の主観と記憶に基づいて書いています。
事実と違う等のクレームがあったら訂正します。
(単行本・雑誌の分類は成年マーク付きの物を成年コミック単行本もしくは成年コミック雑誌としてあります。
分類上美少女系でもマークなしならば成年は付けません)
| 12月31日 | バイバイ1999&1900年代 |
帰省の準備。事務所をちょっとだけ片づける。特に連絡も入ってこない。
ネットに入ると掲示板に鎌やんが「紀伊国屋書店」の情けない「児童ポルノ法対応FAX」を入手したとのこと。さっそく見に行って呆れ返る。日本の代表的な書店がこのザマか…。
後は、ホームページを更新して、年越しウドンでも喰って、除夜の鐘を聞くだけである。
本年も色々ありましたが、来年も色々ありそうだにゃー。
てなワケで、来年もよろしくな。
| 12月30日 | 1900年代最後の仕事 |
伊藤剛から安く譲ってもらったLDプレイヤーの動作チェック。これで我が家のLDライブラリーの寿命が数年延びました。ありがとな。新しいソフトはDVDってことになる予定。ハードの方はプレステ2を購入予定。
『インターネット・ベイビーズ』執筆&脱稿。編集者に電話を入れるがつかまらず。留守電を残す。
漫画家もつかまらず。留守電を残し、念のためにFAX。
超速で文京グリーン・コートに向かい、糠漬け沢庵、オヤツ、新幹線の中で読むためのミステリーとSFを購入。
超速で戻って、高校ラグビーのハイライトを見る。啓光、伏見工、日川と強豪が次々敗れるという波乱の1日。なんか今大会はすげー面白いぞ。大工大も1点差勝ちと大苦戦。
| 12月29日 | 資料本の発送終了 |
ジャンキーズin漫画ホットミルク用の本をライター各位に送付。『インターネット・ベイビーズ』のネタ出しにインターネットへ潜る。来月インタビュー予定の漫画家に電話するがつかまらず。
| 12月28日 | 漫画ホットミルクの準備 |
ジャンキーズin漫画ホットミルク3月号分の図版コピー180枚を取り、荷造りし、ライター各位への業務連絡メールを書き、病院に電話して年末年始のスケジュールを聞き…ちっとも暇ができないではないか。
ラグビーを見に帰ろうと思ってると伊藤剛から電話。馬鹿話をして、二人で笑い転げる。
| 12月27日 | 仕事はあと一つ |
浦島礼仁の単行本用解説、ふくしま政美のコメントなどをまとめて送稿。これで後、年内の仕事は1本のみ。ただ漫画ホットミルクなど来年の準備があるんで、休めないっち。我執院譲治、DATゾイド、伊藤剛に電話して、年末のスケジュールを聞く。オッケー全員、年末は東京にいるみたいなので書評用の本を送っても大丈夫だ。
最後のゴミ収集に合わせて、膨大な反古を処分。もちろん部外秘系はうかつに処分できない。俺はヘッチャラだけど、外に洩れたら困る人もいるのだ。
猛烈に眠いがついつい高校ラグビーを見てしまう。愛知の千種高校の試合には二代目キャプテンの舘ひろしが駆けつけてましたな。
| 12月26日 | わーいわーい、いよいよ一年の締めくくり |
6時起床。コンビニを廻り、差し入れの食糧や飲み物を調達し、万札を千円札に崩す。
一旦、事務所に戻り、荷物をまとめて7時過ぎに出発。3時間ほどしか寝てないのでかなり眠いが、なんとかなるでしょ。
8時過ぎ。新木場で偶然にも宇田川岳夫と出会う。朝の5時に竹熊博士から「風邪でダウン」の電話が入ったそうで、ちょっとガッカリ。国際展示場駅で宇田川岳夫を待っていたマッスルメイト(名前忘れたゴメン)と会場に向かう。サークル入場にもかかわらず、中に入れたのは8時40分頃。
取りあえず、魔北葵のスペースに行って、差し入れ&ご挨拶。新刊『狂的科学倶楽部リターンズ』と魔北葵&青山みちヲのCOLORプリント本をいただく。今回は会場が圧縮されたことも手伝ってか、いつも以上に俺のお目当てのサークルが「東リルレ」あたりに集中。
玉置勉強のスペースに行って、ご挨拶。新刊『TWINTURBO』をいただく。あー桜井パピコが描いてる。
すえひろがりのトコで、すえひろがり、ぐれいす、天竺浪人に挨拶。後者二人に「SPA!」の特集と最近の「漫画ホットミルク」について突っ込まれてタジタジ。しかし突っ込んでくれる人がいる幸せも感じる。(すえひろがりの新刊は開場後に買いに来ようと思ってたら、すぐに完売しちゃった模様)。
東4〜6は後でまとめて廻ることにして東1〜3に移動。こちらはお目当てが散らばっているのでなるべく空いてる間に見て廻って、戻ってこなくても口惜しくないようにしておこうという計算。
和尚のアトリエで藤沢さンを発見し、挨拶。プライベート名刺をいただく(開場してから新刊を買おうと思ったのが間違いで、結局買いそびれる。とらで買おう)。
テクテク歩いてちょっと離れたところにある小林少年のスペースに向かう。夏同様、ここんちでおしゃべり。商業新刊の『折リ畳ミ式肉人形日記』(桃園書房)の感想など。新刊は「奇行2『まいらんどはつてん・完結編(後編)』。「あ、いよいよ完結ですね」「いや、それが…」終わってません! ううむ、ああ、早くコンプリートで読みたい。てゆーか、単行本の増補版を出して欲しい。
で、ウロウロしているうちに開場となる。
とって返して、砂のスペース(新刊なし)へ。新刊はありません。単行本出たらなんか面白いことしようぜとしゃべる。
あらきあきらの新刊『好き好き妲己ちゃん』を買う。ご本人とは会えず。
吉井夏彦の新刊『この眺めを君ともう一度。』を購入し、ご本人にご挨拶。夏コミ以来。一度ゆっくりお話したい作家さんだ。
その隣、富沢ひとしは列を見て断念。とほほ、でも、読みたいよー。プレミアつくんやろか? 多少は覚悟だけど1万超えると辛いよなあ。
西原理恵子の列もすげー。隣が青木光恵なんだけど、俺が見た時点では列の長さに差があったので、これは西原がネタに使うかもなと空想。
道満晴明の新刊『涅槃04』をちょっと並んで買う。こんちわーと挨拶。すげー好きな作家なので、買えただけで舞い上がる。
A10の新刊『ドラクエニルヴァーナ』は短い並びで買えてラッキー。俺は根性も体力もないのでSHあRPとかの列には並びません。好きだし、チェックしたいんだけど、しようがない。
ずーっと以前から憧れの人だったあびゅうきょのブースで出てる本を全購入して「徳間のアンソロの頃から好きでした」とご挨拶。あびゅうきょの単行本作りたいよー。
さらに同じZ列の御船与市のスペース『MIN-DOLL3』で新刊購入して中西麻砥にご挨拶。1年前くらいから気になってる人なのだ。
東4〜6に戻ろうと歩いていると、とあるスペースの中で売り子やってる唐沢俊一が視界に引っかかる。喧嘩売って逃げるという「可哀想な芸風」の痛々しい男である。俺の事務所に謝りに来る暇はないが、コミケは来れるんだな、と苦笑。俺は彼が『フィギュア王』誌上に掲載した「謝罪文」も、メールによる「詫び状」も「謝罪」になってねえという認識であるということは額田編集長経由で伝えてある。とは云え、祭の席なんで、今回はパス。まあ、俺の場合、気が向いたら、コチラから出向くこともあるでしょう。1月にはロフト+1に出るそーだし。
1月のロフト+1と云えば枡野浩一の「作詞家・作曲家になりた!?」(1/8)もあるし、DATゾイドが出る「ナードコア大感謝祭」(1/17)もある。こっちも行きたい。
あくびしながら歩いてると、小説本売ってるスペースで「唐沢俊一黙認」と銘打たれた実名小説が積んであったので、つい、パラパラと見てしまう。でも、スマンが購買意欲がわかない。「黙認」と書いた時点で「黙認できる内容」だと思われちゃうから損っすよ。
トイレに行って、東4〜6に戻るが甘かったですね。確かにお目当てサークルは固まっておるんですが、凄まじい列が島の中にも出来てて、動きづらいことはなはだしい。
それでも、なんとか浦島礼仁のスペースに辿り着き、浦島、結城らんなに挨拶。新刊『夏まで待てない』を購入。隣のスペースのナークツインズを紹介してもらってコピー誌を購入し、長々と話し込む。
鎌やんのスペースに行くと、ちょうど鎌やんが来たところ。客がバンバン来ているのでロクに話できず。『世紀末鳥獣戯画』をいただき、足立真一の新刊『noon chill』を購入。
DAPHNIAのスペースでは『Seraphita』と委託の『龍女』を購入し、完売しちゃったCD-ROMを予約。
睦のスペースで『MTN』を購入。混んでるので、ご挨拶の他は、ほんの二言三言しかしゃべれない。
PACIFICのスペースで「初めまして」って挨拶したら「前に飲み会で隣になってますよお」と突っ込まれる。「Jさいろーさんの隣でしたよ」と云われてようやく思い出す。そう云えば2・3年前くらいの飲み会で会っていたのだ。だめだ。人の顔憶えてない。ボケの兆候か?
結局、もらっちゃったりすることもあるけど、なるべくお金出して買うようにしてるので、面白いように財布が軽くなる。
高橋ちこのスペースではサイン本やサファイア本を購入し、高橋ちこ本人に握手してもらう。昔から好きだったので感激。
竹熊健太郎から聞いた待ち合わせ時間に合わせて、宇田川岳夫のブースに行くが、誰も来ない。トイレに立つ宇田川に変わってしばし店番。人間ゾンビとポスターを客に押しつける。戻ってきた宇田川と雑談。新刊が間に合わないわ、売れないわ、地獄進行中のふくしま政美は来ないわ、竹熊健太郎も風邪で寝込んでるわで宇田川岳夫は完全にイジケモードに入ってます。「俺も同人誌買いたい。トルエン一斗缶の新刊が欲しい。戦国くんの新刊が読みたい」とジタバタするのでおつかいに行く。トルエン2冊を買い、戦国くん『COCOON2』等を自分用も買う。人間ゾンビは新刊がないせいもあって客はチラホラ。ごついオヤジ二人組ですから、客がビビッてますよお。でも女子中学生が買いに来たりもするので油断ならない。
伊藤剛が置いていたカバンを取りに来たが「2時からSRLのインタビューなんですよ」とスッと消える。そうこうしているうちにようやく、待ち合わせ仲間の一人クリスティーネ・ウルリヒ(ドイツのオタク研究家)がやって来るが、いかんせん他に誰も来ません。後で聞いたら他のメンツも風邪ダウン。俺も体調イマイチだし、眠いし、腹減るしで2時半頃、会場から脱出。結局ダーティ松本、みほとこうじ、EL BONDAGE、南陀楼綾繁等々は廻れなかった。ごめんなさい。
他に買ったのは犬丸の『pure Body』、ぽーじゅの『メイドロイド』『Bunny Boys Collection』、Gヒコロウ『G.D.Rock』等々。
夜11頃、竹熊博士から電話。「昨日はどうでした。コミケ行きましたか?」「昨日じゃなくって、まだ今日ですよ」「一日寝込んでたから時間が判らないよ。ゲショゲショ」風邪は微熱程度にまで復帰した由。例によって濃い会話をかわす。年内に会いたいが無理だろうなあ。
| 12月25日 | 明日は遠足たのしいなっと |
伊藤剛から電話。「ノートPCを返しに行っていいですか」「無理しなくていいよコミケCD-ROMは古い方のデスクトップPCで見られるからさ」と云うておるのに律儀に持ってくる伊藤。明日はどうすべえかとか、話す。伊藤は体調悪そう。風邪と年末進行で、この時期の出版関係者はみんなボロボロ。伊藤が帰った後、サークルをチェックし、データとマップをプリントアウト。なんやかやで自宅に戻ったのは1時頃。結局、『フルハウス』の再放送をダラダラと見てしまい。「徹夜するか、ちょっとでも寝ておくか」という時点まで起きていてしまう。明日キツそー。
| 12月24日 | あともうちょっとだ年末進行 |
よく寝て、午後からSPA!の書評原稿。意外に手間取り、ようやく夕方に送稿。夜、オッケーの電話が入り、ゲラは来年。
| 12月23日 | ふくしま政美の忘年会 |
ギリギリまでネタ出し。さらに今日はひょっとしたら唐沢俊一と会うことになるかもしれないので、ヒンズースクワット、正拳突きをそれぞれ100回やって気合いを入れ、動きやすい迷彩パンツと防刃性の高い革ジャンに着替える(バカですな)。
夕方から、ふくしまプロの忘年会に。2〜3日前、「行けそうもありません」とトホホな留守電を入れていた宇田川岳夫が来ていたのでビックリ。「いや、天声があったんだよ」と例によって神懸かり的発言。
前々から一度話したくて、そのたびにすれ違っていた大泉実成も来ている。ふくしま政美が「忘れないウチに会費払っといて。どーせ金ねえんだろ。5千円だ」と云うので「万札用意してきてますよ」と財布を見せると、「おおっ! じゃあ1万円な!」暮に5千円オーバーは痛いよ。でも戦闘モードに入っているのでヘッチャラ。「唐沢くんが来たら、俺は一言云いますよ」と仁義を切っておく。宴席で、あんまり不粋なマネはしたくないのだが、喧嘩を売って来たのは唐沢俊一だ。(結局のところ唐沢俊一は俺の戦闘オーラを感じとったのか姿を見せず。危ない所にゃ近寄らないというのはオリコウサンだと思いますよ)。まあ、これからもイベント等で逢える機会はあるだろう。俺は気が長いからね。
とりあえず、腹が減ってたので、刺身、ステーキ、蟹などを次々と胃の腑に収める。腹が膨らむにつれ戦闘モードが解除され、温厚な俺に戻る。出席者は多数。初対面の方々と名刺を交わし、近くの席の宇田川岳夫、大泉実成、浦島礼仁、藤澤由満と話す。大泉実成が酔っぱらいながらもなにかというとメモを取るのがおかしい。ルポライターの鑑ですな。竹熊博士は多忙で欠席。キッチリ酒の肴にされてしまう。伊藤剛もSRL公演の取材が入って欠席。ちなみに浦島礼仁の単行本は1月発売予定だそうだ。喰ったり飲んだりしゃべったりしているうちに時間は過ぎ、少年チンプの藤沢さンも加わって漫画談義。結局、浦島礼仁と連れだって終電で帰る。
| 12月22日 | バビロン更新 GOLよさらば。 |
アップロードに20分かかったのに驚く。それどころかアップロードした結果が反映されないのにはもっと驚く。何度やっても更新できない。GOLのホームページでアップロード関連の記述を探すが、これが判りにくいところに置いてあるんだよなあ。で、設定例を見てみるとディレクトリが16日から変更になっていたのであった! もちろんそんなお知らせは頂いておりません。すばらしい会社ですね。もちろん、サポート不備についての詫び状とゆーか報告書も「封書で出す」と約束したのにまだ送ってきませんよ。何ヶ月待たせるわけよ? つきあってらんないので1月に引っ越します。プロバイダはケーブルにしようかと思う今日この頃。夢の24時間接続。今んとこ完全金欠状態なんだけど予期せぬ印税が1月に入るので、なんとかなるかも。
午後、池袋とらにコミケカタログを取りに行く。
| 『SPA!』新年合併特大号(扶桑社) |
「21世紀に残したいサブカルチャー世界遺産」の「Hマンガ」の監修をやったわけだ。セレクションの全責任は俺にあるので文句のある人はメール下さい。どの本を選んだって、ツッコミが入って当たり前の企画だから、難癖つけられても怒らないからね。執筆者は枡野浩一、宇田川岳夫、伊藤剛、大西祥平の諸氏。
| 12月21日 | ネタ出し |
とある企画のネタ出しに苦しむ。全然睡眠が足らない。1時頃寝ようと自宅に戻ると「フルハウス」の再放送をやっていたのでズルズルと見てしまう。ロリの人も見ているに違いない。あ、エアチェックしてあるのか?
| 12月20日 | 濃いメンツ |
昼、河合がMAXの原稿を取りにたこ焼きを土産にやってくる。
夕方、漫画屋忘年会に出るかぁ…と考えていると一水社・多田編集長から電話。表紙図版が足らないと云う。すでにその本はメガ編集部に入っている。慌てて、書店へ走り、医者に行き、薬局に処方箋を入れて、事務所に戻って、図版コピーを取って、出掛ける準備をして、出発。薬局に寄って薬を受け取り、新宿へ。会場は三平酒寮。塩山のオヤジに挨拶し、多田編集長に図版を渡し、そのまま座って飲み食い開始。とにかく空腹だったので目の前のものを貪り喰う。着いた時には席がまだ空いていたが三々五々、笠倉出版社の加藤編集長、ティーアイネットの高橋部長とMUJIN編集長、コミックハウス編集者等がゾロゾロと…。俺が座った席はもりを舞、小鈴ひろみといったベテラン陣の一角で俺が一番若造。劇画の話から最近のデジタル系、さらにはもりをVS辻丸耕平の一件など昔話に花が咲く。他にも多田編集長対高橋部長の誉め殺し合戦とか流石に濃いですぜ。で、腹一杯喰ったところで伊藤剛からケータイに着信。近所で飲んでるので来ない? というお誘い。ボチボチ潮時だと感じてたので、皆さんにご挨拶して早退。ケータイで誘導してもらって新宿三丁目の居酒屋へ。伊藤剛の他にほんやら堂、広末洋子、大塚ユキヨと級友…ほとんどオフ会ですな。先刻までの業界系の濃厚さとは違う楽しさでしゃべりまくる。
今年は後、一水社、ふくしま政美と忘年会が残っている。一水社の方がスケジュール的にキツイので出られないかもしれない。ふくしま政美の方はワケあって外せない。お会いしたい人が来るかもしれんしね。さるころのエンディング・パーティも行きてぇー。ただ、直後にコミケがあるのだ。26日は朝から入る予定なので、なんとか体調を整えねば。
| 12月19日 | 漫画史研 |
1時間遅刻して漫画史研究会に出席。ウチのDTP部門(要するに俺だ)で作成した『少年画報社2000年度コミックスガイド』を配布。フランスにおける日本漫画というのが今回のテーマ。テーマ外では、来春本格オープンする漫画の巨大データベースMANGA ZOOについての話にアンテナがビビッと動く。飲み会でも竹熊博士、ベテラン編集者、研究者を交えて話が弾む。
夜、メガの原稿受け渡しに遊佐が来訪。
| 12月18日 | なんとか終わる |
メガと熱烈MAXがアップ。ところが、どっちの編集も身動き取れず、原稿の受け渡しは明日以降となる。
| 12月16日 | まだまだぬかるみが続く |
ピンキー、東京H、レモンの原稿がなんとか上がる。後は18〆切の連載2本。
| 12月13日 | 通らばリーチ |
SPA!に送稿。大幅な直しが出ると死ぬぞと思ってたら一発で通る。やれやれとニマニマしつつ、15日〆切の連載3本にとりかかる。
| 12月10日 | トンネルの先のあかり |
なんとかかんとかSPA!の年末特集をアップ。でもまだ文化丼のブックレビューが残っているのだ。しかもまだ半分以上読んでないのココロよ。
| 12月9日 | 地獄進行 |
ジャンキーズin漫画ホットミルクが全部上がる。年末進行は毎年のことだが、今年は異常に多忙。不景気なんだから、これはありがたいことと判ってはいるが、さすがに身体がガタガタになる。
| 12月8日 | 最後の追い込み |
ヒーヒー泣きながらジャンーズin漫画ホットミルクの原稿を書き倒す。DATゾイド、我執院譲治はすでにアップ。残るは俺と伊藤剛のみ。伊藤剛は体調崩してんのである程度の遅れは覚悟。と云いつつ、SPA!の仕事を突っ込んで「週刊誌だから〆切は引っ張れないよー」と脅す俺は鬼。
| 12月7日 | やはりというか… |
俺の担当外ではやはりというか…。
| みやびつづる『続・艶母』(司書房) |
叔母さんまで加えてドロドロの近親地獄。母親は完璧に色情狂になってますな。例によってバカ売れしてるらしいけど、熟女系がオッケーな人ならば抜きまくれることは保証。
| 12月6日 | 原稿を書き倒す |
狂ったように原稿の山と格闘。ジャンキーズin漫画ホットミルク2月号は、新刊&とりこぼし分フォローで100冊紹介という暴挙。我執院譲治に30冊やってもらうことにして大正解。それでも、死ぬるう〜。俺の担当分での収穫は以下の三冊。
| 米倉けんご『トリプルヴァイオレーションズ』(FOX出版) |
ヨネケンとしてはファイナルになるかもしれない単行本で、おまけにショタ集成。特に描き下ろし分は最初から最後までカラミで突っ走るという気合いの入ったもの。露悪的な言葉ナブリが相当に効く。
| たねいち『触』(ティーアイネット) |
謎の男が次々と女を襲い、脳汁出っぱなし状態にしちゃう。ほとんどホラームービー感覚で楽しめる。日の出の勢いのティーアイネット。
| 前田寿安『愛奴』(青林工藝社) |
実は劇画デビューだった前田画伯の初劇画集。女の目つきのスケベさがたまらん。
| 12月5日 | 米倉けんごサイン会 |
ちゃちゃっと挨拶して、新条るるサイン会にも廻ろうなんて考えてたんだけど、池袋とらのあなは1階から5階まで行列状態。並んでいると、店長代行とFOX出版の編集が挨拶にくる。色紙サイン界なので時間がかかり、2時間待ちでようやく、ヨネケンのトコに到着。「何描きましょうか?」「男の子に決まってるデショ」というわけで色紙にはセーラー服チャーが…。その後、店長代行と情報交換し「ジャンキーズが漫画ホットミルクに吸収合併されちゃいましたんで、そこんとこひとつヨロシク」と営業活動。企画用の資料として古書コーナーで遊人の「エンジェル」(小学館版)を購入。さらに士郎正宗の豪華本とコミケCD-ROMを予約。
| 12月4日 | 原稿依頼 |
枡野浩一にメール。これも原稿執筆依頼。日記読むとかなり多忙みたいなのでドキドキ。快諾の返信が来てやれやれ。さるころ個展のオープニング・パーティは欠席。さすがに今は身動きとれません。
| 12月3日 | 劇画話 |
官能劇画大全を刊行中のソフトマジックに数年ぶりに電話。大西祥平の連絡先を教えてもらう。
大西祥平に電話。原稿執筆依頼。劇画の話でメチャメチャ盛り上がる。3時間電話。うわーっ、初めて電話した人にコレやっちゃう俺ってば。
| 12月2日頃 | 漫画ホットミルク1月号到着 |
2000年代初の「漫画ホットミルク」(コアマガジン)。ジャンキーズを含め、情報が充実。ジャンキーズ読者の何割かでも買ってくれればありがたい。表紙にもっとデカく「ジャンキーズ」て入れて欲しいんだけど、軒先借りてるモンがあまり図々しいことも云えない。てーか、〆切ブッチして編集部大ヒンシュクなのである。ごめんな。心入れ替えます。
SPA!の梶原と禰津、フォトグラファーの天満真也が来訪。書庫で撮影。年末企画の打ち合わせ。特集のネタ出しと、お願いするライターの候補者選び。
宇田川岳夫に電話。原稿執筆依頼。大西祥平を紹介してもらう。
| 10月-11月 | 記憶の底 ふくしま政美サイン会 児童ポルノ法 ジャンキーズ復活 |
GOLのサポート体制に呆れた永山薫は「読者がアクセスできねえんじゃヤル気も失せる。気長に引っ越し先を探すさ」とフテ寝を決め込んでいましたが、飲み会で砂に「いーかげんにしなさい」と突っ込まれてしまいました。いやはや3ヶ月も休んでどーすんだ、このオヤジはよお。まあ、去年もそうだったけど、夏場は仕事とイベントで忙しくてネットはやんねえコトにしてんだけど、9月以降も全然暇になんないでやんの。黙って見ていると色々面白いこともある。なんと死亡説まで流されちゃいましたよ。殺すなよ俺をよ。ネットしか見てない読者はアレコレ揣摩憶測なすったでしょうが、単にメンドくさかっただけで、仕事はきっちりこなしてました。夏コミも行ったし、ふくしま政美を囲んで河原でファイアーストームもやったし、夏目房之介にジャンキーズ渡したし、竹熊博士とも久しぶりに会ったし、編プロとして三和出版や二見書房の単行本の助っ人もやったし、めでたくも45歳になっちまったし、髪も染めたし、体重も6キロ落としたし、ダンベルも買った。イヤなこと楽しいこと嬉しいこと山ほどあった。最近のトピックスはジャンキーズの復活、飲み会に参加したおかげで町田ひらくが雨男であること再認識したこと、さるころが迷彩の雨靴を履いていたこと、勉強堂に高校時代の渾名を教えてもらったこと、山本夜羽からパーティのご招待が来たこと等々。あ、11/1の朝日で枡野浩一がぐれいすの「東京ヌード学園」(エンジェル出版)を採り上げてたのはうれしかったな。そう云えば枡野の初エッセイ集「君の鳥は歌を歌える」(マガジンハウス)が出ました。
で、11月1日と云えば児童ポルノ法が施行されちゃう日なのである。困ったもんである。法的には漫画は取り締まれない(取り締まると国会答弁が嘘になる)にもかかわらず業界は自粛の方向らしい。一つには法律の内容が周知徹底してないこともその原因。特に書店が「販売」でパクられることに腰が引けてるそうだ。それに歩調を会わせたかのようなコンビニ規制強化、都条例不健全指定の増加も見逃せない。自粛の内容は俺が聞いた範囲では、セーラー服を表紙に出さない、未成年者キャラの自粛、セックスシーンの抑制、「美少女」という言葉を「美女」に変換する等々。コンビニ規制で廃刊に追い込まれた雑誌もあるし、規制と自粛を横目で見て発売を抑えてる単行本もある。こうした問題が起きた時、常に業界の自粛体質が批判の的になるワケなんだけど、誰しもフライングはコワイ。それに児童ポルノ法でパクれなくても、目立てば別件でやられる可能性はあるわけで、複数の武器を持ってる相手と戦えるだけのノウハウが業界側にはない。今回の自粛騒動は法律が超法規的な道具として使用できるという好例だろう。劇的な反撃を模索しつつ、1ミリづつでも失地回復して行くこと。現実を知りもせず「地下に潜れ」と脳天気をほざけるお調子者にはまず範を示して欲しいと思いました。
ふくしま政美のサイン会は近場優先で川口へ。併催の原画展では玉男の原画に痺れる。カラスがパチンコ台に頭突きかますとこなんざビリビリきちゃいましたね。サイン会の方はファン以外にも地元の飲み屋さん関係が何人も来てて盛況。もちろんふくしまプロの社長とか関係者も即売グッズの机設営してたりしてました。花束も多かったな。サイン会後、美術出版の国広編集長、ファンクラブの人、ふくしま、元アシの藤澤由満と茶飲み話。で、結局、その場のノリで池袋のサイン会に行くことに。一旦、事務所に戻って池袋芳林堂へ。階段に列ができてます。こちらも盛況。赤田編集長、竹熊博士、ぐれいす、宇田川岳夫、等々業界関係者もちらほら。竹熊博士に鶴岡法斎を紹介されたんで、軽くごあいさつ。師匠は師匠、弟子は弟子。サイン会後、またまた茶飲み話。打ち上げは欠席し、事務所に戻って仕事。
山本夜羽の結婚パーティに出席。山本夫妻に挨拶して、米沢嘉博に挨拶して、岩田次夫と話し込み、伊藤剛と話し、会場内をウロウロ。なんせ漫画関係がまだ来てないので手持ちぶさた。帰ろうかと思ってると、ぐれいす、町野変丸、町田ひらく、すえひろがり、園山二美、町田形が到着したので、ちょいとおしゃべり。でも時間的にキツイので伊藤と一緒に引き上げる。帰途、青山ブックセンターでエリック・スタントンをはじめとするビザールな洋書、トレヴァー・ブラウン、東浩紀の対談集状態の「広告」等々大量に購入。
ジャンキーズが復活とゆーか、漫画ホットミルクに吸収合併されることになったので、打ち合わせ、ライターの打診、中表紙のイラスト発注など、多忙さがつのる。復活第一号は12月3日売りだ。中表紙は新条るるにパンパレのキャラでやっていただく。ライター陣は俺、我執院譲治、伊藤剛、DATゾイドの4人体制。旧メンバーから3人減らして1人増やした形。
ジャンキーズのロングインタビュー復活第1弾は山文京伝。いつものようにアシストは伊藤剛。今回から構成まで伊藤剛にやってもらうことにする。インタビューは心理操作、洗脳などについても盛り上がり、すっげー楽しかった。インタビュー終了後、たまたま編集部に来ていた更科修一郎が来る。もちろんみなさん大人なので伊藤VS更科リターンマッチなんてことにはなりません(残念ですな)。
ジャンキーズの〆切が迫る。〆切日をブッチしてもまだ終わらない。我執院譲治、DATゾイドは優良入稿。伊藤はMacの電源が飛び、風邪で倒れ、さらに例に停電事故にブチあたりという「呪われた年末進行」。オーラスでは漫画ホットミルク編集部が地獄進行に。なんと次号は12月25日売りだぜ。