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| ■2004年05月22日:強制マウント? |
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▲Winnyの47氏は「四十七士」なのかね?
●偶然でしょ。 ▲なんか思想犯的なポジションだよね。 ●結果としてそうなっちゃったみたいな。 ▲最初から「著作権革命」を志していた風ではなけど、結果として「なし崩し的な革命」といえなくもないこともない。革命としては破産しそうだけど。 ●既成事実を積み上げて、現行法を骨抜きにするというのは理屈としてはアリだとは思います。 ▲既成事実がのっかってる基盤が脆弱すぎる。 ●著作権違反て意味では携帯のカメラ機能使ったデジタル万引きも犯罪ですね。 ▲パンチラ盗撮も、肖像権侵害も、携帯にカメラ機能付けるからイケナイ。 ●カメラ付き携帯は所持禁止。単純所持も禁止。携帯各社とメーカーは犯罪幇助でタイホ。 ▲ということにはなんない。 ●ケータイ作ってるのは法曹団を抱えた大企業。Winnyを開発したのは単なる東大助手、この差ですかね? ▲法曹団抱えてたってナップスターみたくお取り潰しになることもある。 ●世の中、間抜けな陰謀史観や対立図式だけじゃ読めないってことですか。 ▲どうでもいいけど、ガイドライン見えないとP2P開発してる人は腰引けるよな。たとえ善意で作ったとしても配布したソフトが、犯罪に使われた時に、責任を問われかねないという「先例」ができたわけだから。 ●製造物責任ということで、善意か悪意なんてことは斟酌されない。 ▲逮捕する方が斟酌しちゃってるような気もするが。 ●まあ、床屋政談ですけどね。 ダー松先生から電話。 外付けハードディスクが逝ってしまったらしい。中には貴重な原稿が入っているそうで、まずいですよ、それは。ケースから出して、内蔵で認識させるという案が出ているそうだが、強制マウントするツールはないのか? 俺はWinがよくわからんのですが、知ってる人はダー松先生にご一報を! 一応、ハードディスクは異音もなく回転している模様なので、なんとかなりそうな気もする。 |
| ■2004年05月12日:クラウド |
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Winnyの作者タイホに関して考えたことの続きだ。
俺は基本的に道具そのものはニュートラルなものであり、道具を作ることは、それがいなかる目的に使用される道具であっても犯罪ではないと考えている。使われた瞬間に犯罪が発生するのであって、その罪はあくまでも使った人間に帰する。道具そのものや、作成者には罪はない。たとえ、それが大量破壊兵器だとしてもだ。 もちろん、反論はあろう。 「武器を持ったら使いたくなるから武器は禁止」 という風な幼稚な議論は論評に値しないが、 「特定の道具がなければなしえない犯罪がある以上、その道具の製作自体を抑止する必要がある」 という論理は充分に納得できる。 「道具に罪はないが、人命・財産を守るために製作行為を犯罪とせざるをえない」 これも当然だろう。 その意味で大量破壊兵器の製作と所持が禁止されているのも首肯できる(イラクとアメリカの問題はここではさておくとしてだが)。 ただし、この論理はどこかで歯止めをかけておかなければならない。 犯罪目的にのみ使用される道具と、犯罪目的にも使用しうる道具を明確に分離する必要がある。さもなければ自動車、携帯電話、コピー機、パソコンは当然として、安全ピンから、家電、住宅、公共施設に至るまですべて「有罪物件」とすることが可能だからだ。 しかし、この世の中に犯罪のためだけに使用される道具というものがどれだけ存在するのか? 例えば爆発物にしても、犯罪に使われることもあるが、鉱業や開発事業には不可欠な道具である。それ故に爆発物製作は全面禁止ではなく、爆発物取締罰則や火薬類取締法によって「規制」されているのだ。 もう、一つ考慮しなければならないのは被害の程度だろうが、これも絶対的な評価軸は存在しない。たとえば死亡者の数でいえば自動車は即刻禁止だろうが、それは非現実的だ。 相対的に「有益性と有害性」のバランスを見るにしても、有効な統計データが必要な上、どこで線を引くかが問題になる。 実際にWinnyを合法的なファイルのやりとり(オリジナル作品の配布など)に使うケースもあるだろう。そうした「有益性」に対する評価というのはどうなっているのだろうか? 「有益性」は無視できるほど小さいのだろうか?(またまた続く) ■駕籠真太郎『奇人画報』(太田出版)はひたすらグロテスクで残酷でナンセンスで笑えて笑えてこまります。メインの「あつめもの」のエスカレーション曲線は大昔のインチキ性科学書の「男の快楽曲線」のようにぐいっぐいいいいっと上がってどぱっと頂点に達してすととんオチ。ほとんど拷問アイディア集なのだが、どれが一番イヤか? と考えはじめると夜中にうなされること確実。
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| ■2004年05月11日追加:安宅篤さん逝去 |
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しばたくんのOHP日記をチェックし、安宅篤(岡すんどめ)さんの急逝を知る。
嘘だろ!? しばし呆然。ついさっき『アイラ・デラックス22』に掲載された岡すんどめ名義の「ビデオマニアママ」に大爆笑し、『姫雛たちの午後』(三和出版)みたいな気合いの入った力作もいいけど、こういう肩の力の抜けた小品もいいんだよなあ…と感心していたところだったのに。 安宅さんとは全く、面識がないが、95年の『愛アイサー』から全部持ってる。 大好きな作家だ。特に言語感覚が素晴らしく、見事なテンポで繰り出される安宅語とでもよぶべき台詞廻しには何度もクラクラきたものだ。 奇想に満ちたアイディア。 根はSF者だなと思わせるクスグリ。 男の子もカワイイし。 不特定多数にウケる芸風ではなかったが、ハマる人は麻薬的にハマる。 ハマった俺にとって、次の作品が出ることが待ち遠しい作家だった。 なんてこった…。 今はもはや、ご冥福をお祈りする他ないが、あまりにも早すぎる。 |
| ■2004年05月11日:47氏タイホ |
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Winnyの作者が捕まった。実際、この逮捕が妥当なものかどうかは法律の専門家でもないと判断できないだろう。
ただ、それにしてもよくわからないことだらけだ。 まずWinnyの作者に積極的な犯意、つまり「著作権法違反行為を幇助、教唆、煽動する」という目的があったのかどうか? 少なくともWinnyの添付書類に、犯罪をそそのかすような文言があったという記憶はない(違ってたらフォローしてくれ。作者本人かどうか同定できないので、作者がネットで何を書いたかはまた別)。 犯意があったとして、それがどこまで明示され、効果的な教唆だったのか? 著作権法違反を可能ならしめる道具を作ったこと自体が犯罪なのか? 法律ではどうなっているのか? 著作権法は「P2Pソフト開発禁止法」として解釈可能なのか? 開発自体が犯罪だとすれば他のP2Pソフトの開発者も全員タイホということになるのではないか? いやあ、ホント、何がなんだかさっぱりわかりませんね。 揣摩憶測でいいのであれば、もっとオモロイことも書けるんだが、著作権法違反を盾にすれば、擁護しにくいだろうという計算が働いている可能性はゼロではないだろう…くらいにしておこうか。 実際、企業のみならず、漫画家、同人誌作家もWinnyでスキャン画像を流されて実害を蒙っているケースもあるわけで、 「同人誌が売れなくなった原因の何パーセントかはWinnyのせい」 と感じている漫画家もいる。 キレイ事を並べられるほど聖人君子でもない俺だが、Winny使いの海賊野郎には、 「せめて貧乏人からパクんのはやめな」 と言っておく。現実に同人誌のカツカツの売り上げてで、なんとか食いつないでいる作家もいるわけで、そういう作家を潰すようなマネはやめて欲しい。 ただ、そういう仁義もクソもない海賊野郎と、Winnyというソフト自体をごっちゃにして糾弾するつもりはない。(続くかも) ■ゼロの者『カラダニキイテ』(一水社)はシリーズ第10弾。巻頭カラーに登場するキャラの唇が小さいながら井上和香風のぷるるん感。モノクロページは例によってのグレイスケールによるトロトロ感。以前に比べるととろけるかんじよりも光沢感を強調しており、形が戻って来た。この方向性が正しいのかどうかは微妙。俺としてはメリハリよりも、従来の熱帯雨林的な、軟体生物的なとろけ加減が好みなのだが。さて、収録短編は切れ味充分な仕上がり。ゼロの者はしっかり作り込んだストーリーも上手ければ、雰囲気だけで最後まで引っ張ることもできる。巻中カラー「チェリーボム」は、さしずめ後者。カラーで濃厚なセックスシーンを見せておいての回想形式で、レンタルビデオ屋のバイトと、歩いてるだけでパンツから粘液滴らせるようなミニスカのエロ少女とのじっとりと狂おしい関係を描く。エロ少女のテンパった感じがやがて男にも伝染し、男もまたヤクチュウの如くテンパって行く。このジリジリとした感覚がたまらんち。
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| ■2004年05月10日:ぼちぼちギアをローからひとつ上に |
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ならし運転も終わったということにして、ぼちぼち更新頻度を上げます。
忙しい時期は無理としても、空いた時間は無駄にしないように。 というわけでまずは『Vコミック』(日本出版)、『夢雅』(オークラ出版)用にかため読みした分から。 ■西川康『性教育的指導』(冨士美出版)は萌え系グリグリ目玉のキャラに人工的な球体爆乳ドール風ボディというアンバランスがエロい。基本はエロ先生と間抜けな生徒と即物的なエッチと脳天気ギャグだ。半ば意図的だと思うのだが、随所に読者がツッコミを入れるべき「ボケ」が用意されており、「こらこら、処女がアナルでよがるんじゃないよ」「なんで女子高生がペニスバンドを常備してんだよ」と苦笑しながらも読まされてしまうのだ。で、どんどんバカなノリがアップしてドエロに雪崩込む。 ■三浦靖冬『とわにみるゆめ』(ワニマガジン社)は鈍色、錆色、鉛色の近未来を舞台にした、人口胎盤の容器であるロボット少女と不器用そうな青年の哀しいラブストーリー。近未来と書いたが、年中曇り空の近未来風のジャンクヤードと軍国日本を重ね焼きしたような異世界と表現した方がいいかもしれない。成年マークがないことからわかるように、特に「エロ漫画」を志向しているわけではないのだが、濃厚なエロティシズムを蔵している。もうちょっと考えてからキチッと書く予定だが、少女ロボットの義肢めいた手足のなまめかしさもさることながら、彼女たちが人口子宮の容器だったり、精液採取マシンだったりするという、性的でありながら性とは隔絶した無性的存在である点、さらには女性形態であり、奴隷であり、非生物であるという意味で二重三重に差別され、抑圧された存在である点に注目したい。この物語の悲劇性は最初から結末が見えている「人間とロボットの悲恋」というレベルを超えて、生殖の一部を機械に肩代わりさせ、「性=生」を封印する世界、即ち滅びを招来する世界そのものの哀しさを描き出している点にこそあるわけだし、その滅亡の予感は現在の我らの世界にも広まっているのである。 続きはまた明日。 |
| ■2004年05月02日:いつかどこかでまた会いましょう |
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■イワエモン
昼過ぎ、岩田次夫さんの「偲ぶ会」へ。 車窓から見える東郷神社の五分咲き躑躅の鮮やかなピンクと緑。 そういう季節なのだな。 「偲ぶ会」は、静かで、そこはかとなくほのぼのしていて、岩田読書会の特別版という感じで、そこがまた切ない。 |
| ■2004年05月01日:ダメダメ発、ヘロヘロ着 | ||
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■4月はダメダメ
いや、まいった4月は二回しか更新してないではないか! このまま第三期もフェードアウト? と思った人も多かろう。ごめん。 さて、もうすでにご存知の方も多いと思うが、明日は岩田次夫さんの「偲ぶ会」だ。
詳しくは三崎さんの「同人誌生活文化総合研究所」内「客員主席研究員岩田次夫の研究室」を参照して欲しい。主席と打とうとしたら「酒席」と変換。ちょっと感傷的になる。
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/463227.html 音楽好きの人は気付いていると思うが、 「アジア諸国で安く売られているJ-POPのCDを逆輸入されちゃったら高い国内盤が売れなくなって商売あがったりです。法律で還流を禁止してください。他の国だって法で規制してんだし」 みたいな理屈で、再販制度に守られて高定価を維持してるだけでも結構なお商売であるにもかかわらず、さらにこの二重価格の固定化をはかり、国民にツケを廻そうという業界ウハウハの法案が参議院を通過してしまったわけだ。 還流CD輸入制限だけでも虫のいい話だが、どうも「輸入盤全体」に網をかける法律になりそうという頭の痛い展開。 一応、個人の楽しみとしての個人輸入までは規制しないタテマエらしいが、「日本国内での販売権はA社が持っているので、個人輸入には対応しない」とか「国内盤は廃盤(あるいは未発売)だけど国内A社が権利を握っているのでダメ」とかといったひどいシナリオも想定できる。 クラシックでもジャズでもロックでも現代音楽でも日本版ライナーが不要ってのがほとんどなわけでさ、音源が同じなら安い輸入盤で全然問題ないわけだ。それが入手できなくなるというのは個人的には財布大ピンチである。 もちろん、輸入盤ショップは大ピンチ。タワレコとか大変だ。 ちなみに「著作権保護」を前面に出して、実は「規制を強いる」という手法は、まるで「児童の権利擁護」を前面に出して、「表現規制」を加えようとした「児童買春及び児童ポルノ禁止法」と同じである。 参考 洋楽CD輸入盤禁止か http://www.wikiroom.com/copyright/?%CD%CE%B3%DACD%CD%A2%C6%FE%C8%D7%B6%D8%BB%DF%A4%AB 海外盤CD輸入禁止に反対する http://sound.jp/stop-rev-crlaw/ |