■小菅勇太郎さん逝去
先日、知り合いの漫画家さんからの情報で19日に小菅勇太郎さんが亡くなったことを知る。
直接面識はないが、単行本化されたものはほとんど読んでいる。
愛らしい絵を描く方であった。
新作としては昨年刊行の『地上の天使』(リイド社)が、新装版では今年出た『きれいな恋をしよう〜双星〜』(大都社)が最後となる。
悪性リンパ腫で闘病生活を送っておられたとは存じませんでした。
謹んでご冥福をお祈りします。
http://www33.ocn.ne.jp/~watermelon/
今年は漫画関係者の訃報が続き、鬱々たる気分。
知人の漫画家の
「ぼくらも他人事じゃないですよ。年も喰ってきたし、健康な生活とはいえませんから」
という慨嘆がずしりと響く。
■漫画版『風の谷のナウシカ』論
『クリエーターズ・ファイル 宮崎駿の世界』(竹書房)に「セクスレス・プリンセス〜漫画『風の谷のナウシカ』の性とフラジャリティを巡って〜」と題して、9ページ。擬古的な漫画表現、漫画版『ナウシカ』後半と『シュナの旅』の対比、宮崎駿の性との格闘などについて書く。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812419433/qid=1104372536/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-8486877-6066655
■男性向けエロ漫画におけるショタ漫画小史
はやぶさ真吾さんの同人誌『ショタ×オネ2』(30日東6ヌ-25a ドレス)に01年日本SF大会の「やおいパネルディスカッション」にて会場限定30部配布の資料を増補改訂した「たおやかなるファロス(増補改訂版)〜男性向けエロ漫画におけるショタコン概論〜」を6ページ。いつもの永山節のヴァージョン違いだが、最近の知見を加えてある。ほんとは書き下ろしする予定だったのだが、時間的に無理だったので、一応、商業誌未収録原稿ということで「たおやかなファロス」を持ってきた。
http://www.ringo.sakura.ne.jp/~dress/
■奈良少女誘拐殺人事件容疑者逮捕
容疑者は36歳の毎日新聞販売員。
詳細は不明だが、報道を見るかぎりでは、暴力性向の強いペドファイルという類型ということになるだろう。しかし、この事実は決して、ペドファイル=犯罪予備軍であることを証明しない。
そんなことは冷静に考えれば中学生だって理解できるだろう。
欲望と欲望を満たすための犯罪行為の間には大きなハードルがある。
誰だって金銭欲はあるが誰もが銀行強盗をやるわけではない。
人間には性欲があるが、人類全員がレイパーにはならない。
さて、先月も触れたように今回の事件では大谷昭宏氏の発言が論議を呼んでいる。
大谷発言の問題点については改めて書くまでもないが、NGO-AMIがこの件に関して大谷氏へ質問状を送り、大谷氏がそれに回答していることをお伝えしよう。
http://www.picnic.to/~ami/