| 00/03/20(MON) |
いまだに頭ぼうっとしててどうしようもない。朝っぱらから『必殺仕掛人』のビデオなんぞを観てしまい気分までもがダウナーになる。なんでこんなものを観たんだろう。もともと初期も初期、必殺シリーズ第一弾であるこの作品は中期以降にみられるマンネリズムとか様式美とは無縁な感じで作ってあって、まったくカタルシスが解消されないまるで救われないどころか意味すらわからないような話がある。
. 『地獄花』という(ごくごく一部で)有名な話があってこの話は梅安とか佐内といったレギュラー仕掛人メインのエピソードではなく、なぜか神谷という食い詰め浪人が主人公なのである。この神谷という浪人は「仕官したいなぁ…でも先立つものが無いんでそれも無理かなぁ…」とか言いながら長屋でゴロゴロしてるような穀潰しで、そんな神谷を見かねた奥さん(美人)は自らの身体を売ることで旦那の仕官のための支度金用立てようとする。で、ボンクラ旦那はそんな事は露知らず「そうだ!仕掛人になって悪い奴ガンガン斬って金稼ごう!」などとかなり無茶な事考えていきなり仕掛け人元締めのところに押しかける。この段階で展開的には無理があるのだが(そんなの追い返すか殺すだろ)なんでか研修期間ということで1回だけ殺しに参加することに。仕掛の相手のいる屋敷に潜入する神谷。寝床を探して襖を開けるとそこには!殺すべきターゲットに抱かれている自分の妻の姿が!(ガーン!)「何やってるんだ!仕掛人になりたいんならその女も殺しちまえ!」事情も知らないまま無責任に言い放つ梅安。一瞬の逡巡はあったものの何故か自分の妻を斬り殺してしまう神谷。はらはらと降りつむ粉雪の中見事な殺陣で描かれるこのシーンは奇妙なまでに美しいが見ている人の頭の中は???でいっぱいになる。あげく自分の最愛の妻を斬ったショックで神谷は失踪してしまい、うやむやのままに話は終わる。梅安、左内、元締の3人が「そういえば神谷さんどうしたんだろう?可哀想なことをしてしまった…」などと内心そんなにも気にしてない様子で話しながら歩いてるラストシーンの後味は最悪だ。
実はこの脚本の元ネタ、O.ヘンリーの『賢者の贈り物』なのだが何もこんな風に料理しなくても…とかなんでこんな元ネタ使うんだ…とかいろいろ考えてしまう。酷い話だなぁ。
1ヶ月ぶりに麻雀に出かける。相変わらず高田馬場ポリエステル100%。7半荘打って
順位1,3,2,1,1,4,4。最後2回無ければな〜。しかし久しぶりだったせいかフラフラになったのであっさり帰る。ただ帰るのもなんなので帰りに本を買う。
■アナザ・グリン・ヘヴン#03
買ったもの
■漫画
栗原まもる / 原作:池上栄一『バガージマヌパナス』講談社KCデザート
橋本みつる『幼い恋』ソニーマガジンきみとぼくコミックス
永野のりこ『ハネムーンプラネット』アスキーコミックス
野中英次『課長バカ一代』7巻講談社ミスターマガジンワイドKC
ひじりれい『アブナイ悦子先生』富士見書房
■小説
米田淳一『リサイクルビン』講談社ノベルス
館淳一『セクレタリ 愛人』幻冬舎アウトロー文庫
長野まゆみ『天体議会』河出文庫文藝コレクション
谷崎潤一郎『痴人の愛』新潮文庫
梶井基次郎『檸檬・城のある町にて』角川文庫クラシックス
まだほとんど読んでない。
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| 00/03/19(SUN) |
昨日の日本酒がまだ残っているのか頭がぼうっとしている感じがずっと持続しててそれは宿酔というほどでも無く気分が悪いというほどでもないのだけどそれでも脳みその思考ルーチンは正常動作していない感じでつまりは世界が重くなっている。というわけで碌な事書けないと思うのでイロイロと予定してたことをすべてすっぱりさっぱりあきらめて寝てみることにした。そんなわけでコレ書いてるの実は今日であるところの翌日である3/20の夜なのであるがやっぱりさっぱり碌な事書けておらんではないか。やっぱりそうか。
昨日の呑み会で本田健さんにJGMKなる買い物日記メーリングリストに誘われた。もともと自分の購入記録のみを投稿するパティオを本田さんがNiftyでやっているというのは以前お聞きしてへぇとか思ってたんだけどそれだけのためにNiftyに入会するのどうかと思ってたので聞いただけであったソレがメーリングリストになったというのはとてもありがたく即座にメンバーとしての登録をお願いした。時は過ぎて今日の夜。無事届き始めたメールの発言内容がたいへん興味深くていや本当にこれは有用情報だとか思って200以上もある発言過去ログを全部とりよせて読んでしまう面白い面白い。僕が発言するのは明日買い物行ってからにするとしてとりあえず今日は読んで楽しもう。ところでJGMKというのは
(J)じっと(G)我慢しないで(M)まず(K)買おう
の略だと思ったのですが違うのでしょうか。
読んだ本:
■放送塔『B.O.D vol.5』同人誌
そういえば昨日の呑み会の目的はこれだった。
■牧野修『屍の王』ぶんか社ホラーウェイブ
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| 00/03/18(SAT) |
池袋で呑み会。わーいお!と心躍らせながら出かける。この日記読んでる数少ない方々の中にはお気づきになられた人もおられるかもしれんですがこのページを始めて初のイベントらしいイベントであり乾いた日々の生活いったいこれはどうしたことだと思うも特に改善策も見あたらんので思うのをやめていざ池袋に。参加メンバーはしばたさん本田さん小田中さん沼田さん志賀さん丸止さんそして僕の7人で小田中さんは遅れて来るそうだ。待ち合わせの芳林堂コミックプラザにつくと待ち合わせしてるはずの人たちは何故か真剣な顔をして漫画選んでいたりすでにレジに並んでいたりするあたりがこの面子での呑み会らしく吃驚するけど僕もおんなじことをやはりする。しばたさんと僕が出会うのがたいてい成年コミックコーナーあたりであるのは微笑ましい現実だ。そんなこんなで集まってみんなで飲み屋に向かうも実は僕にとってこのメンバーでの呑みは結構緊張するイベントであって特に今回は志賀さん丸止さんという初対面の人もいるのでいっそう動悸は高まっていく、が、飲み屋に着いて生1杯飲んだ瞬間に好い気分になってしまってそんなことは忘れてしまった。失礼なことはしなかっただろうかといまたいへんに不安になっている。日本酒メインの2ndステージに入ってかなりいい感じになっていると小田中さんが登場。遅れてきたわりに尋常でない量の本が入っていると思われるコミックプラザの紙袋を下げて登場したのでやはりこの人は只者ではないとの感を強くする。そもそも漫画読みとしての自分はどう考えてもメインストリームから外れた感じの作品ばかり読んでいるいわば変化球投手みたいなものなので今日参加してる人たちと比べると圧倒的に力負けするわけでそんな僕が何とかやってるように見えるのは単に曲がった球ばかり投げているからだけに過ぎない。楽しいお話美味しい酒食べ物でまったく素晴らしい時間であったが曲がった僕が提供した話題はまったく曲がったことばかりでたとえばしばたさん提唱の「ごはん系」なるカテゴリーに対抗して「残飯系」なるものを提唱したりやりたい放題な内容だったので反省する。もちろんどんな作品がこのカテゴリーに属するかなどというお話もしたのだがそんなものめちゃめちゃ話に角が立ちそうなんでここで書ける訳が無いではないか。そして気まぐれに『ラブひな』を褒め称えてみたりしてみたものの実は結構本気で気に入ってたりしてこのサイトの名前『メビウスひみつきち』略して『メビきち』も『ラブひな』の多大な影響を受けてるんだよなどと心にも無い嘘をついてみた。その他オツアン次回のお題などをみんなで考えたりしたので皆さん期待しておいてください。かえすがえすも本当に志賀さん丸止さんに失礼なことをしなかっただろうかということはたいへんにたいへんに気がかりである。しばたさん本田さん小田中さん沼田さんとかはもうあきらめてるだろうけど。
しばたさん『あずまんが大王』買ったって言ってたけど『リーマンギャンブラーマウス』とか好きな人じゃああいうヌルい感じの笑いはダメかもしれないなぁと思う。
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| 00/03/17(FRI) |
ああ、燃えるゴミ出し忘れ。
■text:TONO『チキタ★GUGU』レビュー ………text
に分離。
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| 00/03/16(THU) |
なんか雨がふっている。不燃ゴミを忘れずに出す。
■たかなし霧香『ワンダフルワールド』ENIXガンガンウィングコミックス
悪趣味なマンガ嫌いな人はたかなし霧香のマンガ読まんでよろしい。他のもっと趣味の良いマンガ読んでおけばよいだろう。この『ワンダフルワールド』みたいな学園4コマものだったらあずまきよひこ『あずまんが大王』とか。そのほうが100倍良いと断言できる。しかし、そういった口当たりの良いものばかりでは心の昏い部分が埋まらない人間はいるものだ。そういう人間はたかなし霧香のマンガを読むと良い。この人のマンガの特徴は何といってもその圧倒的なギャグセンスの悪さであろう。たとえばこの『ワンダフルワールド』。マンガ自体を構成する材料でいうならば『あずまんが大王』とほとんど変わらないはずなのにいったいどうして…と不安になるほどこのマンガは悪趣味だ。マンガを食べ物に例えるとすればこの人の作品は全てジャンクもジャンク、食品添加物ガンガンに使ってあるどころか副作用すらありそうな危険なブツであろう。ただそういったものはたまに無性に食べたくなるものだ。そしてすぐ後悔する。
やはりこの人の作品は基本的に当たり外れ大きいと思うので一応既刊作品ごとの僕的オススメ度などを。ただ僕はこの人の作品にたいへん甘いと思います。(発売はすべてENIXガンガンコミックス)
『ハイパーレストラン』〜3巻 ★★★ 僕はコレを読んで「天才だ!」と思った。ほかの人は絶対に思わない。
『ワルサースルー』 1巻 0 ぜんぜんダメ。むしろマイナス。
『ワンダフルワールド』 1巻 ★★ 気持ち悪いけどなんか見ちゃう。隠したい。埋めたい。
年増マンガ、安永航一郎『火星人刑事』の3巻もいいね〜。
実家にいる妹からメールがきた。父親が急に髷を結ったらしい。たしかに髪は伸ばしていた気がするが。正気だろうか。不安になる。
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| 00/03/15(WED) |
今日は特にこれといって何をした感じでもなかった。とりあえず洗濯ができた
/ 資源ゴミを忘れずに出せたのは良かったが。
■近代麻雀 4・15日号
片山まさゆき『ミリオンシャンテンさだめだ!』最終回
やはり、といった感じのラストであった。宿命田&めろん畑のタッグが自分の持ち味をそれぞれに生かした闘牌をして、勝利を収める。そして物語は1年後、再び学生麻雀選手権で相見まえる宿命田、極限堂、芥川、等々力たちの姿を描いてラスト。プロとしてやっていく宿命田たち…みたいなラストを選択しなかったのは正しかったと思う。あくまでこの漫画は麻雀界を自ら盛り上げていこうとする学生たちの姿を描こうとしたものなのだから。
片山作品では作者の予想を裏切る大活躍を見せるキャラがだいたい登場するものだが(見切り発車で連載始めるから。たとえば『ノーマーク爆牌党』の八崎)今回は濁流の芥川くんがソレだろう。逆に終盤失速したのは極限堂。番寺とキャラがかぶったのも良くなかった。サイン色紙もありゃしない。
考えてみると短かったようでこの連載、3年余りも続いてたのだ。そして片山まさゆきの次回作は4月15日発売号からスタート。
次回作も大学生主人公の漫画になるのではないだろうか。なんとなくだが近代麻雀の編集方針的に。
木村直巳『ダブルフェイス』毎号読んでるはず、なのだが話がさっぱり追えないのは何故だろう。画が端整なぶんストーリーの暴走とのギャップが激しい。だいたいこの海上タワーは何なんだ?
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| 00/03/14(TUE) |
大槻の新ユニット、特撮の1stCD『爆誕』を買ってくる。ちょっと聴いて思ったのは「やっぱり大槻がやりたいのってこういう感じの音なんだなぁ…」ということであった。具体的にいうと大槻が17〜20歳くらい、筋肉少女帯としてマイナーシーンで注目を集めだした頃、同じようにシーンを賑わせていたバンド(ガスタンクとか)とか大槻が憧れていただろうバンド(あぶらだことかINUとか)の音である。とても90年代も終わってしまった今日この頃にやるような音ではねぇだよ。マイナー感炸裂。メジャー会社である徳間ジャパンから発売されているとはあんまし思えない。1曲目からコーラス、猫猫猫猫(犬犬犬犬)だもんなぁ。
つまり、大槻の音楽的バックボーンというのはインディーともよべないほんとにアマチュアの頃に衝撃を受けたもので吸収が終わってしまっていて、それ以外のものなんか本当にやりたくないのだ。以前出したCD『アンダーグラウンド・サーチライ』での2枚もそんな感じだった。同じナゴム生き残り組の石野卓球が柔軟に時代ごとに最先端シーンの音楽取り入れながら、自らの音楽的スキルをひたすらに高めていっているのとは好対照というか。卓球がフレキシブルな対応型とすると大槻は1点集中突破型である。ここらへんのことは「SFX呼ばせねぇ!俺たちゃ手作り特撮さ!」と歌われるアルバムラストの曲『特撮のテーマ』の詞の中に象徴的に現れている。
それにしてもカッコイイなぁ。『ピアノ・デス・ピアノ』のおもいきりラウドに始まる導入部から急激にメロディアスに変わるあたり、素晴らしい!しかも曲の〆、三柴のピアノだし。言うことないよ!
一時期買うのをやめてた『異形コレクション』シリーズ、抜けてる分を最近また集めだしている。昨日は『vol.14
世紀末サーカス』を、今日は『vol.11
トロピカル』を買った。なんせ2冊で1,200ページもあるんでまだほとんど読めていないのだが今気になっている作家の作品からちょこちょこ読んでいる。
今のところ読んでいて一番ビックリしたのはトロピカル収録、田中哲弥『猿駅』だった。ページにしてわずか9P、原稿用紙にしても400字詰め20枚いかないくらいの短編なのだが独特のシュール感覚、奇妙な語り口は読んでてぞくぞくした。ホラーなんだけど吉田戦車の『ぷりぷり県』あたりのセンスに近い、というか。やっぱこの人はいいなぁ。電撃文庫、大久保町シリーズ見つけたら保護しておきましょう。
他には田中啓文『オヤジノウミ』(トロピカル収録)『にこやかな男』(世紀末サーカス収録)とか。この人は地口でホラー、平気でやるからスゴイよね。
友成純一『来るべきサーカス』(世紀末サーカス収録)はサーカス団によって福岡が侵略される話。福岡には市街征服組織だとか怪獣だとかを引き寄せる何かがあるのだろうか?
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