00/05/09(TUE) |
カッコいいマンガ2連発。
■蓮古田二郎『しあわせ団地』1巻
講談社ヤンマガKC
え――、世の中にはいつも困ったような顔をしている女の子がいるもんでして、そんな表情が逆にある種の男性の嗜虐心をあおったりしちゃって、「コイツだったら苛めちゃってもぜんぜんオッケーかも〜」とか「どうせしあわせになんかなれないんだから、いっそ俺の手で…」みたいな感じに本当に不幸せな状況になっちゃったりします。そんでいっそう困った顔になったりして〜。あくじゅんかーん。で、この漫画はしあわせを追い求めてるつもりがそういった悪循環によってワケがわからない展開に陥っていくというお話であります。
物語メインキャストな2人は全裸で無職でスキンヘッドな夫、野田はじめ(21歳)と給食センターでのパートで家計を支える妻、さなえ(19歳)。ヤンマガ漫画にはありがちなたいへんダウナーなシチュエーションな2人はアッパーなハイテンション(旦那だけだけど)でなんとかシュールな展開の物語を乗り切ろうとするんであります。ここらへんダウナー&アッパーのギャグスピードボール効果(いまかんがえた)もなんだかヤンマガっぽいっすね。
団地住まいな2人だからして、当然「団地妻」というのもキーワードとして出てくるわけであります。おとなりの奥さんに誘われてみたはいいものの脱がせてみたらサソリまみれでさぁ大変(しあわせ団地さそり妻)だの脂肪まみれの人妻(痩せれば美人)を調教飼育(しあわせ団地脂肪美人)だの。それでも自分の奥さんはまったく眼中に無し、なのは隣の芝生は青い効果なんでありましょうか?おっぱい吸引器でパコパコ吸ったりしてるんがいけないんでしょうか?それにしてもさなえさん、アンタ19歳でこんないらん苦労せんでも…と強く強く思います。やはり困り顔は不幸を呼ぶんでしょうか?そんなこんなで1巻はちょっといい話っぽい「しあわせ団地玉手箱」で〆、となるわけですが、けっきょく2人のダウナーな状況はまったく変わらないままに明日も続いていくんでありました。
今日も駄目明日も駄目でもしあわせ団地。 泣けるね―――。
■架月弥『チョコの歌』4巻(完結)
ソニーマガジンズきみとぼく
ときめき方言シュガーラヴ?完結巻。
芸能界編はじまって晴れて両思いになった圭都と忍でありましたが、ストーリーは相変わらず迷走に迷走をきわめ、着地しそうに見える位置にはけして着陸しません。圭都は忍との距離がちっとも縮まらない不安から過食症になってデブるわ、愛の告白の最中に逃げられるわ。忍は忍で他人をほっとけない性格がもとで何とも思ってない純から誤解を受けたりして。で、いちばん肝心な圭都はほったらかしなのでありました。とほほ。物語の裏主役、鉄平&真先の落ちぶれアイドルコンビもあいかわらず朝日丸と低レベルなリーダー争い繰り広げてるし。けっきょく、芸能界編に出てくるキャラクタに限らず、架月弥のマンガに出てくるキャラクタは全員が全員じたばたとみっともなくてカッコ悪いんだけど、そこがみんなカッコ良くって、という奴らばっかりなんであります。そこが魅力なんだよね。すれ違い行き違いばっかりな台詞も架月マンガの特徴かな?ラスト目前でもやっぱり顔に縦線いっぱい入ってるだよ。
そんな2人の絆は放火騒ぎ / アイドル誘拐監禁 /
ライブ妨害などなど、けっこう只事でないアクシデントのりこえていっそう強くなる…はずが結局のところなるようになったまま物語は終わってしまうんでありました。肝心のラストシーン、ほかの人間に譲っちゃうくらいに未熟すぎるんだよ!この2人は!
ドキドキという
胸の音はどんどん大きくなって 全身をおしつぶしてしまう
その重みにたえかねて わたしは心をあけわたす
いつかほんとうの恋がきたら…
もっとしっかりせんか!!
個人的に架月弥はもうちょっとメジャーなフィールドで描いてくれたらなぁと思う。どうしようもなく素朴で可愛らしい登場人物たちの性格設定、ストーリーのへにゃへにゃさ加減、詩的なモノローグセンスなどすごいトコありすぎる作家さんなのだが。共通してる部分多い作風なんで雁須磨子ファンならこっちも買いなされ。やっぱしここらへんのセンスは高口組(高口里純アシスタントチーム)のセンスなのだろうか?
■殊能将之ページの夢日記センスいいなぁ。僕も頑張ろう。(?)しかしこの人ってメディアの夢ばっかり見てるんだろうか?本の夢なんか1回も見たことない。
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00/05/08(MON) |
■なんか久しぶりに万引きしてる現場を発見。場所はJR池袋駅構内のコンビニで万引きしてたのはどう考えても住所:池袋駅なオヤジだったんだけど、そのあまりのラフスタイルな万引きっぷりには見ていた自分も思わず呆気にとられてしまった。時間は朝、通勤時でギった(ジョジョ語、ラバーズ。)ブツは整髪用ムースだったんだけど、「朝のおめかし、おめかし。おや、ムース切れてる。しょうがねぇな、納戸に買いおきあったかな?」ってカンジだったんだよね。たしかにベッドルームからの距離(徒歩1〜2分?)考えると納戸と呼んでもかまわない位置にはあるんだけど。案の定すぐバイトの兄ちゃんにとっつかまってて、その時のオヤジの言い訳というのが「いや、返すからさ。いいじゃん」でバイトの兄ちゃんは「いや、そういう問題じゃない。」って言ったけど僕も同じことを心の中で思ってたよ。しかもオヤジは「いや、返すからさ。いいじゃん。」だけの語彙でその局面をなんとか乗り切ろうとしていて、見ていてたいへん潔い気分になった。見物してたの僕だけだったんで、店員→←オヤジ←オレな(矢印は視線方向を表す)微妙なトライアングルいつまでも形成しとく訳にもいかず、その場を立ち去ってしまったのだが勿体無いことしたかなぁ。でも明らかに気が弱そうなバイトのアンチャン相手だったし、捕まえてはみたもののどうしていいのか困ってる感じだったんであと20分くらい粘れればなんとかなったかも。成功率10%くらいだとは思うけどネ!どうなったかなぁ。オヤジ。
■近代麻雀オリジナル6月号
なんか、面白くなってきた。実はオリジナルに載ってる漫画というのは看板作品であろう伊藤誠
『兎―野生の闘牌―』を除いて、どれも単行本化するかどうかが微妙な作品で占められてるんだけど、かなり通好みな読み切り陣といい、アヴァンギャルドな展開の連載陣といい、読むに値する感じになってきた。一時期はかつてのオリジナル増刊+『兎』って印象だったのだが。
今月号ではゲスト読みきりとして比古地朔弥が『HEAVENS
DRAGON』ってのを描いてるけど、最近の商業誌掲載作の中では1番良い気がする。大武ユキ『アンダーグラウンド』みたくアンケートの結果がよければ再登場ってのがある雑誌だからこういう感じの話にしたのかな。
しかし、近代麻雀で連載中の『フリー雀荘最強伝説 萬
ONE』のライバルキャラ西(赤い彗星シャア)を主人公にした外伝的作品、本そういち『麻雀新世紀―赤の伝説』はなぜここまでヤオイテイスト(というかホモテイストか)に満ち満ちているのだろうか?温泉か銭湯のシーン絶対あるよね。
内野文吾『麻雀天国 DEAD OR ALIVE』は水沢の言う使命とは一体何だったのか?メンツが永遠に補充されるのならいつか結局死んでしまうのではないだろうか?なぜ高橋ツトムのタッチを真似しているのだろうか?など様々な謎を残したまま終わってしまった。これも単行本化しないんだろうなぁ。
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00/05/07(SUN) |
■05/05の日記で「偉人さんに連れられろ〜」っていうのは一体何なんだ。「異人さん…」だよネ!とりあえず「ボーイズ・ビー・アンビシャス!」とか言ってるクラーク博士に連れられてく少年たちの姿を想像してみた。あと、斧を持ったワシントン少年が「みんな、俺についてこいよ!」って駆け出してるトコとか。
■テライユキ(注:無断リンク)
■daydream#03: バケツ
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00/05/06(SAT) |
やはり紹介しないわけにはいかないだろう。
■text:木持アート出版の素晴らしき世界
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00/05/05(FRI) |
コミティア行った。東京ビックサイトへゴー
―――→。こういう機会でもないと乗らんゆりかもめであったが、正直「このまま帰ってしまおうか…」レベルの乗車率で、待ってるあいだずっと周囲の方々に対して「神隠しに遭え〜」「偉人さんに連れられろ〜」「グレイな宇宙人にさらわれろ〜」などと心の中で念じていたがどうにもならんかった。混み混み。そんでも意地で座ったけど。
行ったほうが良いだろうサークルは事前にチェックしておいたにもかかわらず、買えなかった本、行くの忘れたところとかあいかわらずあって自分の学習能力の無さに愕然とする。しかも何回も買いに行ってて常連っぽいサークルの作家さんとも照れくさくて世間話とか出来ん。本だけ買って逃げるように去ってしまう。いかんなぁ。
■かったほん
『隔絶地帯』 粟岳高弘 <あわたけ>
『再生機構』 きづきあきら
『針とオレンジ(投稿用改訂版)』 きづきあきら <GRAIL> ……… 前回買ってた。
『うっかりそうなん』 <スーパーガン保険>
『誰より速く走れる靴』 三五千波 <つくりもの>
『ぴあの no 気持ち4』 石川ひでゆき
『かわかみじゅんこ『ワレワレハ』を読む』 吉本松明
『みるく☆きゃらめる6号』 <みるく☆きゃらめる>
『I've a rich understanding of my finest defenses』 小野夏芽 <KENNEDY U.S.M.>
『タイムパトロール ユカちゃん前編』 木持隆司
『タイムパトロール ユカちゃん後編』 木持隆司
『海のプリンセス エミちゃん』 木持隆司 <木持アート出版>
『身辺雑布 No.37』 <うぐいす姉妹>
『身辺雑布 No.38』 <うぐいす姉妹>
『女子行為室』 <セオナツヨ>
『くちびるセンチメンタル6』 <セオナツヨ>
『有刺鉄線歌・外伝之序』 <骰子・睡苑>
『TECH MATES IMAGE』 なかせよしみ
『るりいろラボラトリ』 なかせよしみ <まるちぷるCAFE>
『リンカク』 志賀彰 <憂便局>
『貧乏クリエイターの生活術』 蓼野絵理子 <少女帝国>
『カリソン。』 <関口かんこ/手捲おさむ>
『スクール水着美少女隊』 こいずみまり <カメレオン・カフェ>
しかし、やはりこの中の圧巻は<木持アート出版>の3作品だろう。以前から見かけるたびに気にはなっていたのだが、そのあまりの創作物としての無防備さと売り子の人(タブン作者である木持隆司その人だろう)の朴訥とした外見に近寄りがたいものを感じてしまって購入は躊躇ってしまっていた。今回はたいまつさんに相談の上、購入。しかし、凄すぎる。この3作品だけでコミティアに出ている創作物全て、いや隣でやってたゲームコミケに出展されている全創作物とタメはれるのではなかろうか。少なくともビジュアル・ショック!という面においては文句無しだ。
それにしても石川さん!マジで画スゴクなった。『ぴあの
no 気持ち4』の表紙の描線なんか完成されまくってる。
そのあとお誘いうけて、しばたさんやらWestRiverさんやら小田中さんやら本田さんやら沼田さんやらきゅうさんやら立ち読み屋さんやら丸止さんやらすわたかさんやらン・バキさんやら三五さんやらスズキさんやらあぁこれ僕だった、と宴会。そんなにマンガの話はしなかったな。意外。三五さんとの濃い話は面白いんだけど大変に僕の身体を疲労困憊させた。HP:ゼロ
ステータス:こんらんの身を麦ジュース(すわたか語)で回復。すわたかさんがメッチャ仕切ってたのが面白かった。しかもそういう性格でりぼんマンガ好きっていうのがいい感じ。
そんなこんなでいったん出て2次会?今度はコミティアのスゲェ作家さんたちの一群と合流。想像をはるかに越えた人数になったんで同じ店の同じ席にリバース。TAGROさん南研一さんコーノコーイチさん山名沢子さん犬上すくねさんリコさんら。南さんとリコさんがこのページ見てることが判明。めっちゃ恥ずかしい。誰読んでるんだろう?とかいつも思っているんだけど。しかも<parking?>(南さんのサークル)今日顔出すの忘れてるし。穴があったら入りてぇえ。あとリコさんとジャパニーズSFのお話だの。話が合う人率高いよなぁやっぱし。
そして皆が帰途にカラオケにと四散していく中、すわたか隊長以下隊員3名は新橋ラーメンアドベンチャーへと出発したんでありました。どうだ。日記っぽいだろう。
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00/05/04(THU) |
■アナザ・グリン・ヘヴン#19 ……… つまらん。
■daydream#02: 仙台
楽じゃ。楽。さて、コミティアのカタログでもぽちぽちチェックするかね―――。
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00/05/01(MON)〜00/05/03(WED) |
■アナザ・グリン・ヘヴン#17 ……… 上家がきつい。
■アナザ・グリン・ヘヴン#18 ……… こんなもん。
なんとか5/3に新しいモニタ届いてPC環境復帰。15インチくらいでいいから安いモニタ、非常用に買っておいたほうが良いのだろうか?10年くらい前に買ったX68000用のチューナーつき14インチモニタは今だに現役なんでディスプレイが壊れるものだという事に気付かなかった。

■雁須磨子『どいつもこいつも』3巻
白泉社花とゆめコミックス
雁須磨子フィーバーか。とりあえず最近の刊行ラッシュは真剣に嬉しい。たまらない。『いちごが好きでも赤ならとまれ。』と読みくらべてみればあきらかにわかると思うが、ページあたりの情報量は増えているにもかかわらず、それはいっこうにまとまることもなく、ガチャガチャと描かれている。ガルシア・マルケス、室生犀星などの唐突かつ、意味が良くわからない引用だの、いきなしであんましな台詞だの。ジャンク集団劇とこの作品を呼ぼう。この巻ではみんなで海水浴
/ 金沢旅行へGO! / ミレニアム富士登山など、自衛隊ものとはさっぱり思えない内容が連発される。なんで?って不思議に思った人はあとがきページ、川崎利江子による雁須磨子の人となりに関する文章を読めば納得するかもしれない。天然なのじゃよ。やっぱし。
ここでやってることはぜんぜん学園ものと大差無いんだけど、ここで重要なことは登場人物全員がもうかなりいい歳だ、という事実であろう。とほほほほ。
しかし、江口とか立花2曹とか。こんなに精神状態やばくなってしまって大丈夫なんだろうか?なんだかさめざめと泣けてしまうよ。ウワァ………オイオイオイウォーイオイオイオイ(手塚漫画の泣きかた)
あと、あとがきのページ。絶対に読め!すごいよコレ。
■1年くらい前に書いた夢日記テキストを発見。寝惚けた頭でひたすらタイプするといった原始的方法で書いたテキスト群だ。なんとなく載せてみる。楽だし。枯れ木も山の賑わい。
■daydream#01: ワイン樽
なんだこりゃ?文章的に明らかにヘンな部分もあえて直しませんでした。直すとつまんないよね。
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