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#47
01/05/21〜
【単行本・漫画】(漫画)
吉野朔実「栗林かなえの犯罪」 / 竹本泉「てけてけマイハート」 / 羅川真里茂「しゃにむにGO」 8巻![]()
【単行本・漫画】(小説・ノンフィクション)
【雑誌】
アフタヌーン 7月号
/ 近代麻雀ゴールド 7月号![]()
【etc.】
01/05/21(MON)
うららかな春の陽気
・ どころじゃない、暑い。溶けそうでした。
・ ( 本当にしかたなく
)といった感じで、洗濯をした。うららかな春の陽気だけど、コインランドリーのガス乾燥機で乾かすんだからあんまし関係ない。
・
いつも通りかかる生保かなんかのビルの前にツツジの木の植え込みがあって、出入りの業者がきちんと手入れしてるんだろうか、角がちゃんと角として認識できるくらいの立方体に刈り込まれている。今、ツツジの花は満開になってて、その花までもがきちんと立方体の表面で咲き乱れていて、眺めているうちになんだかおかしな気分になってきた。香り立つ、紅と緑の立方体。
・
須賀敦子「ユルスナールの靴」(河出文庫)読みはじめ。ユルスナールとは、フランスを代表する作家であるところのマルグリット・ユルスナールのことであり、この本はユルスナールに魅せられた作者が、彼女の生涯と、自分自身の半自伝を交錯させて描いたエッセイとも小説とも評伝ともつかない、なんとも奇妙なもの。
本当に読みはじめたばかりなので、冒頭近くの記述について。筆者である須賀敦子がユルスナールに心惹かれるようになった重要な要素のうちの1つとして、まずマルグリットが花の名前だったこと、そしてユルスナールという言葉の響きが「揺れる」、「揺する」と奇妙に植物を連想させるものであったことを挙げていて、なるほどそういうことってあるかも、と思った。
そういえばむかし読んだナンシー関の本の中に(名前忘れた)、大槻ケンヂが「サイババが日本であれだけ脚光を浴びたのはサイババという言葉の響きが日本語としても通用したからだ!」とTVの心霊現象特番で主張していたとの記述があって、これにも感心した記憶がある。
くだらなく思えるようなことだけど、こういうのって、あるよ。
・
吉野朔実「栗林かなえの犯罪」読んでいて、「なんで最近の吉野作品読んでるといたたまれない気分になるのか」という疑問に自分なり、それなりの回答が用意できた気がするんだけど時間がないのでそれについてはまた書く。ついでに
紺野キタ「夜の童話」についても書こう。
TONO、紺野キタ、吉野朔実、佐々木倫子、あと秦野ななえ。ここらへんの人たちの作品って俺の中ではベクトルの方向共通してるイメージがあるんですが、そこらへんについてもまた。
・
東風荘はずっと好調。順調に成績伸ばしてて、27試合でトップ×11、2着×10、3着×4、ラス×2、R1750はくらいまで上がりました。連帯率7割7分もあるんだ……出来すぎですね。
・
レビュ書くつもりだったのに………なぜか阿智太郎「住めば都のコスモス荘」(電撃文庫)の(笑)。いや、矢上裕の漫画版読んだら面白かったんで一気読み。シリーズ全5冊、2時間強で読めたのでビックリ。こんなにのびのび書かれた小説に出会ったのは久しぶりです。
・
竹本泉「てけてけマイハート」、いいなあ。なごむ〜。
・ アワーズライト、あめかすりが描いてるのか。買わないと。
・ ちょっと手抜き。
01/05/22(TUE)
でけでけマイハート
都バスに乗ってて、つり革ぶらんぶらんさせてたら(ぶら下がってはないけど)珍しいものを視界の前方、左前に捕捉。スクーターの3人乗り、はじめて見た〜。思いっきりヤンキーテイスト入った方々で、ずいぶんと寛大な道交法解釈をされてる御仁らしかったのですが、しかもノーヘルだ。しばらく先行くと交番ある道だったんで、停止警告受ける→慌てて逃げ出す→事故る→事故った現場にバスが突入→「がたん」っと何かに乗り上げたり、「くしゃ」と何かが割れたような厭な音が聞こえる→車内の雰囲気は気まずさ最高潮に………とまでビジョン、頭の中に浮かべちゃったよ。この間、0.15秒(嘘)。見ず知らずの人間が気安く俺をドキドキさせるんじゃない!
食事食べて家路に急ぐと、なぜだかいつも家から3分くらいのところでお腹が下る。ちょうど近くのセブンイレブンの前あたりなんでそこでトイレ借りればいいんだけど、何しろ近場のコンビニ、中途半端に常連なんでバイトの人にも顔憶えられてる。いきなり切羽詰った表情でトイレ駆けこむのもヤなんで、ついつい家まで我慢してしまう。その3分はたいへん辛くて、頭の中でどこぞの宇宙船クルーが「緊急警報!緊急警報!」と大騒ぎしながらSOS信号送信してるのが見えたりする。君は誰だ。もう何回も何回もこれを繰り返してるんですが、人間としてどーなんでしょうか。ご近所の人と挨拶などもかわさないで妙に真剣な表情で部屋へと歩きます。
編訳:柴田元幸「夜の姉妹団」ええな―――。
「とびきりの現代英米小説14編」というコピーそのまんま。へんてこな短編ばかり載ってます。
わりと有名どころではスティーブン・ミルハウザーとかドナルド・バーセルミとか。まだ半分くらいしか読んでないんでまた書くつもりなんですが、ドナルド・バーセルミ「アート・オブ・ベースボール」のシュールさ、馬鹿馬鹿しさはさすがだ、と思いました。なんせT・S・エリオットの詩、「荒地」がセントルイス・ブラウンズを題材に書かれた詩だというこじつけをえんえん書いてたり、フランスのジプシー・ギタリスト、ジャンゴ・ライン・ハルトとカージナルスの投手だったジャンゴは実は同一人物だった!なんてことをただ書いてるだけの短編です。なんでしょうね、これ。
【単行本・漫画】
吉野朔実「栗林かなえの犯罪」 小学館PFコミックス

吉野朔実が描くお話はずっとつらい。つらい物語しか描かない、この人は。
それでも最近の作品を読んでいると、とみにいたたまれない気分になって、それはなぜだろうかと考えてみた。
彼女のことを僕は「自家中毒の作家」だと思っていて、それはつまり、閉じた円環構造の思考回路を有する登場人物たちが、同じように環を描いて回りつづけ、互いに一瞬だけ交わるも、それはつかの間のことだったりするような展開の物語ばっかり描いて、しかもその世界にふんだんに毒を振りまいておく、ということ。
循環し、物語の底に堆積した毒は、いつしか致命的な濃度にまで濃縮され、物語を破滅で終わらせる。「ジュリエットの卵」に出てくる双子、蛍と水の2人なんかずっと閉じた環の中で過ごしてきたようなもので、そもそもこの話は、環から飛び出そうという意志とそのままとどまろうという2つの行き方が衝突する話である。「ECCENTRICS」なんかは毒の濃度が高すぎて物語自体崩壊した作品だし(タイトル通りだ)、最近文庫で出た「月下の一群」だって、考えてみればよくわからん終わりかただった。
つまり、描いてる内容はほとんど変わってない。では、なぜ最近の作品は読んでてつらいのか、という話に戻る。
それはズバリ、花を描いてないからだ、と思う。
「なにそれ?」と思うだろうけど、吉野朔実自身にそういう物語の見せかたが出来なくなったせいだ、と言えばわかりやすいだろうか。
花弁の散るイメージ、咲き乱れる花のイメージ、ほかにも流れる水のイメージ、それらが一時の清涼剤として機能して少しづつ息苦しくなっていく物語の雰囲気を緩和させていたような気がするのだ。しかし、毒はあいかわらず堆積しつづけていて、濃度は知らないうちに上昇していく、その緊張と緩和のバランスが読者のうける衝撃をより強めていたのではなかろうか。その点、最近の見せかたは異様なまでに余裕がなくなってるというか、いきなり煮つまる前の段階から毒濃度高過ぎ、3周目からいきなり物語スタート、という感じを受ける。
なんせ「誰もいない野原で」(このタイトルも……)の主人公2人が出会ったときはじめて交わした会話らしい会話が
「わたしは自分で/死ぬことなんか/できないから/こわいから/どんな人が/やるんだろうって/ずっと思ってたの」
だったりするし。いきなりつらい。ロケットスタートだ!
そして最後まで2人は互いの名前も名乗らないままに、ひととき交錯して、そして反発し合うかのように別れてそのまま。一瞬の反応で少しだけ化学変化をおこしたかもしれないけど、自己完結してる点はかわらないままに終わる話ばかりがここにはある。
いろいろな部分でかいまみえる余裕の無さは、吉野朔実自身の周辺に何かあったことに起因してるのでは、と邪推していたりする。
そういえば、この人がヘコヘコ腰動かしてるようなセックスシーン描いてるのもびっくりだった。
収録作品:「誰もいない野原で」、「ピンホール・ケイプ ―天然の天窓―」、「プライベート・ウイルス」、「栗林かなえの犯罪 -Girl's
side -」「栗林かなえの犯罪 -Boy's side-」
【単行本・漫画】
竹本泉「てけてけマイハート」 竹書房

24歳で元OLだったりするのに、見た目中学生で補導されまくってる早坂のぞみさんと彼女の中学時代の後輩で今は中学校の新任教師だったりする吉田しげるくんのお話。
このなごみ感覚はええ感じ。あんまし書くコトないのもいい感じ。うじゃうじゃ。
01/05/25(FRI)
今日の内容はない
・ ちょっと手狭かな、と思うところあって、ハードディスクの増設をしようとした。「しようとした」というのは勿論できなかったという事実を示しているのだ。なんで認識しないんだよ!なんにもいじらないで1年くらいそのまま使ってたミドルタワーの蓋開けてみたらケースの内側や各種ボードにびっしりほこりがたまってて「うげ―――」とか思ってみたりとか、パーティーション切ってたのすっかり忘れてて、自分パソの物理的ハードディスク構成すら忘れてた俺(5G+10Gだった)だったりするけど、いくらなんでもIDEHDDの増設くらいできるだろう、きっと。でも最初に接続したときはハードディスクどころかCD−ROMもフロッピーもぜんぶ認識されなくなって「うげ〜」とか思ったりした。でも直った。よかった。何回も何回も試してるんだけど、そもそもBIOS設定画面から認識させようとした段階でそのまま画面止まっちゃうってのはどー考えても新しいドライブ自体に問題がある気がしてならない。詳しくは書かないけど、なんか、微妙にやってもうた気がします。ジャンパーピンの設定も正しいはずだよな―――。
こんなことも上手くできないのは、なんかあかんなあ、という気がする。自作派の人とかってこういう試行錯誤とかも楽しく感じるものなんだろうか。自分的には、ただ、いらいらするだけなのだが。狭い空間でほこりだらけのケーブルやらボードの接触などを気にしながらあーだこーだするのは本当に疲れるので、できれば全てのパーツは電子ブロックみたいな感じになってただはめ込むだけでOKなカタチになってほしいのだが、きっと、ならないだろう。なんで、ならないのか。
・ ちなみになんで手狭かな、と思ったかというと、今日から常時接続になる予定だからだ、というか、NTTサイドの工事は今日終わるらしい。こちらの部屋的にはいつなんだ?明日?そもそもLANボードがいるってこともついさっき知ったのだった。モデムはもう、届いてるのに!
・ もう、パソコンだの、ITだの、向いてない。だめだ。
・ 漫画的にはいろんなカタチで復活したり終わったりという感じデスね。と書いてみたものの、あんまし読めてないよ!週末に近づくにつれてHPはどんどん削れていくのさ。もう、へろへろさ。
・それにつけても、なんで認識されないんだ……
01/05/26(SAT)
東風荘
なんかやたらに好調だな―――。
ついさっき50ゲーム終了して、はやRが1934.4まで上がっているのだが、これはいったいどーしたことだろうか。
ちなみに計50回中、トップが23回、2着が16回、3着が8回、ラスが3回。ずばり、異常だな(^_^;)これは嘘ではない。とはいうものの、当の本人がなんでこんなことになってるのかピンときてないので、証拠としてこれまで50回分の牌譜をここに置いておこう。きっとこれから墜ちていくから、キラっと輝いてた時、青春の記念としての個人的意味もある。例によって牌譜再生ツール「雀譜」で見ると良い。→過去50回分の牌譜データ(mjscore_1to_50.zip)
たかだか50回くらいの参戦で偉そうに語ってみるのもなんだかなあと思うが、役牌の捌きさえ終始一貫してきちんとできるようになれば、それなりにRは上がるものではないだろうか。少なくとも食い断公九なしルールの第1東風荘では、それが極めて重要なファクターになっているはずだ。中途半端に鳴かせて降りるならば積極的に抱えて死のう。

←R2000いったぞ(^o^)
(クリックで全体図表示します)
これは自慢です。

←ちなみに東風荘スコアツール「雀友」での解析結果(クリックで拡大画面)。
連帯率80%だな……
【雑誌】 アフタヌーン 7月号 講談社
植芝理一「夢使い」。6月22日、第1巻発売とのことだが、なんか売れそうだなあ。「ディスコミュニケーション」もけっきょく<精霊編>のほうがダントツの売れゆきだったと思うしなあ。今回は箸休めの回でありました。夢使い3人ぐみの日常話ほか。ひょっとすると30近い女性キャラってこの美砂子おばさんしかでないんじゃなかろうか。貴重だ(笑)。北道正幸「ぽちょむきん」は「スカタン……」でした。一味違うというか、昔に戻ったというか、退化したっちゅうか、悪い癖がまたでたっちゅうか。またこういう回がそれなりに面白かったりするのが、なんか、この人のあかんところだと思う。だから迷走するんだよね。沙村広明「無限の住人」はいよいよ本当にクライマックス近し、なんですね。万次さんは出てきたんですが、あれ?凶さんはどこにいるんですか?彼が知らないうちに全てが決着してしまいそうな感じです。鬼頭莫宏「なるたる」。一文字、二文字の意味がやっとわかった。ところで、古賀くんの体操服姿、というか女装(笑)、この作者のことだから絶対やると思ってたけど、彼が女装要員だったのか―――納得。黒田硫黄「茄子」。前回の続き。映画のロケ隊のために女子高生タカハシが炊き出しをする、というだけの内容なんだけど、なんで面白いんだろうこれ?不思議に思えます。物を作る現場の活気というか、そういうものが伝わってきて、登場人物の誰もが動いているからだろうか。素晴らしいです。ところで、たぶん結構なひとが注目しているだろう高野文子21世紀第1作「二の二の六」。ボランティア事務所からとあるお宅へホームヘルパーに向かう新米ボランティアまり子さんと、ケア先のお宅のおばあさん、妻に逃げられて独り身のその息子、そして女子高生が繰り広げる四重奏、華麗なるアンサンブルという感じ。流れるようなシーケンスで描かれる登場人物たちは、やはり流石にこの人の作品だなあと思うけど、実際まり子さんは歌って踊ってボランティアしてるしな(笑)。ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」はうわあ、ホントやな女!とか思ってしまうんですが、やはりこういう青春出口なし話を欲する層ってのは確実にいるんでしょうか。いや、痛い系の漫画(「本気のしるし」、「タカハシくん優柔不断」とか)けっこうレビュ書いてる俺がいうのもなんなんですが、単純な暴力だとか、犯罪だとかではなく、厭な話を描く作家さんがなんか、増えてきたような。あさりよしとお「細腕三畳紀」。なんか「ただいま寄生中」かと思ったヨ、な変身魔法少女話(笑)。これも絶対やると思ってた。‘01年春の四季賞・うえやまとち特別賞、山口和夫「尻の主題による二つの物語」って、新しい表現というか、これ版画絵本なんじゃないの?と思った。こういうの送ってきたのは珍しいけど、べつに最新型でもなんでもないよね。「EDEN」、「犬神」、地味だけど面白い。前にも書いたけど、ISUTOSHIの作品って80年代の香りがする。なんか、ちょっと前のお色気コメディっーか。
【雑誌】 近代麻雀ゴールド 7月号 竹書房
よく考えると、連載陣、みょうに豪華だな……な巻頭カラー、六田登「眠り玉三郎」。一流下着メーカーの御曹司である玉三郎が博打の魔力に触れることでその内に秘めた力を覚醒させる……といった内容になりそう。内容、安定か。しかしそれよりなにより、近代麻雀誌ではあまり見られなかったエロエロ展開になってる安達哲(原作:有本美保)「ギャル雀」を読め!といいたい。「恥ずかしい写真」をカタに脅され、雀荘の客にむりやりとんでもないサービスをさせられてるカオリさんの姿がとんでもなくエロい。「お天気お姉さん」とかみたいだな……有本美保、もうぜったい原作書いてない(笑)。安達哲節全開だよ〜。あと、「燃える!お兄さん」の佐藤正が新連載始めてたのにも驚きでした。どういう雑誌なんだこれ?「燃え燃え建設トーゴー愚連牌」だそうです。憶えにくいな(笑)。
01/05/28(MON)
母なる夜
けっきょく、45GのHDD認識しないのはマザーボードの仕様があまりに旧世代すぎて最新パーツにのきなみ対応してないからだということがわかりました。
じつはこの事実が判明するまでの俺の紆余曲折、迷走っぷりはそれこそ「東京トホホ会」ものだったのですが………まったくそういったパーツ方面の知識は皆無だなあ、と気づかされた週末でした。とほほほ。
ちなみに45Gの、修理に出してしまいました。
ついでに40Gのをもう1台買って、それもとうぜん使えません。
もひとつ128MのDIMM買ってきたら、64Mしか認識しないんでやんの。
まったく、トホホとはこのことだね!
エデンの東風の第2回、そのうち書く予定ですが、とりあえず100回ゲームこなしました。
もう、つらいよ!
↓の成績とグラフ見ればわかるんですが、Rが高くなっていくにつれて、重力がキツくなっていく感じ。ちょっとラス引くとがくっと下がって、トップ取ってもほとんど上昇しない。これでやっと上級ランキング卓入れるようになったから、それでなんとかしたいと思います。対戦相手3人のRが低いほうが戦ってて緊張するもん。1回ラスひくと30とか40落ちるからなあ。一時期、Rが2100まであったのが信じられません。
←クリックで拡大。俺が没落していく様子をたいへんわかりやすくグラフが捉えているなあ、と思った。
読んでない本
北野勇作「昔、火星のあった場所」 徳間デュアル文庫
なんか、あめかすりに似てるよなあ。
マイナーな作家さんをマイナーな作家さんでたとえるのは正直どうかと思うけど。
たとえば独特な叙情性、奇妙にねじれた世界、そんな世界を淡々と描写してみせるあたりの筆致も作風として共通してると思うんですが、それよりなにより、どこらへんにいればいいのか、活躍できるような具体的なポジションがなかなか見つからないあたりがいちばん似ています。泣けてきます。
デュアル文庫でコンスタントに新刊でるならそれはそれで嬉しいけど、ヤングアダルトジャンルで書いたとしても中高生にこの人の作品がうける感じはまったくしないしなあ。
でも、まだ読んでません。
森博嗣「恋恋蓮歩の演習」 講談社ノベルス
もうタイトルが読めない(笑)
やはり、このシリーズは現代を舞台にしたものじゃないな………前にも書いたけ
ど、紅子さんの子供、へっくんがS&Mシリーズの犀川なんでしょう。
でも、まだ読んでません。
01/05/29(TUE)
ひさしぶりに
YAMAHA CDR400ttxに火を入れた。
というのは、Orbitalのレアものシングル/Remixの中でキッカイなものばかり集めて焼いてみたのだった。(←バックアップには使わないの?)
ちなみに全10曲で、Total : 01:06:54 選んだ曲はこんな感じ。
| Track 01: | Mission Impossible Theme (Techno Remix) | 03:26 | いわずとしれたスパイ大作戦のテーマ。 |
| Track 02: | Midnight (Sasha Remix) | 07:18 | |
| Track 03: | Funny Break (Layo & Bushwacka Down Mix) | 07:31 | |
| Track 04: | Expo2000 (Orbital Mix) | 04:57 | クラフトワークの最新シングルリミックス。 |
| Track 05: | Belfast (sasha vs the light remix) | 09:48 | |
| Track 06: | The Box ( Vocal Reprise ) | 06:38 | |
| Track 07: | Chime Crime ( Orbital mix ) | 06:31 | |
| Track 08: | Big Pipe Style | 05:15 | バグパイプじゃないよ。 |
| Track 09: | Nothing Left (Tsunami One Remix) | 06:47 | |
| Track 10: | Halcyon (live) | 08:43 | 通称ボンジョビハルシオン。 |
ちなみにここらへん( A-I / J-P / Q-Z )行けば、Orbitalが今までに発表したほとんどの曲のさわりが
RA Stream か MP3
フォーマットで視聴できたりするんで、興味ある方はどうぞ。
とりとめのない感じの曲ばかりだけど、たいへん気に入った。特に後半、6曲目からのバカミックス連発はかなりよい。The Box ( Vocal Reprise )
は高らかに歌いあげる男性バリトンヴォーカルが淡々とした曲の印象をきわめてヘンテコなものに変えているし、Big Pipe Style
は気が抜けたようなメロディラインをバクパイプで演奏することによってさらに脱力必然!なへなへなチューンに変貌させてしまってる。そして注目はラスト、メランコリックな女性コーラスのサンプリング(opus
3の”It's a fine day"だっけか)と内省的なメロディでとてつもなく美しい原曲、Halcyon+on+on にむりやりボンジョビからの脳天気サンプリングをインサート!アホアホ盛りあがり必至なライブバージョンでシメ!どうだ!!
と、書いてはみたものの、勝手に編集して焼いただけだから、これ読んだ人がどうこうできるわけでもないんだよね……。自己満足だなあ。スマソ。
【単行本・漫画】 羅川真里茂「しゃにむにGO」 8巻 白泉社

これはたいへんによいです。
なんせ連載されてるのが「花とゆめ」誌で、少女漫画フィールドな作品なんでひょっとするとご存知ないかたも多いかもしれないんですが、現在サイコーなテニス漫画、これであることは間違いないでしょう。燃える!
スポーツを題材に作品を描く場合、いわゆるトーナメントなジャンプ連載作的方法論に頼ってしまう作品は多いと思います。たとえば、いわゆる必殺技みたいなものに頼って登場人物たちの個性づけしてみたりとか。それはわかりやすい手段ではあるんですが、テニスや他のスポーツに限らず、実際の勝負ごとすべては、技vs.技のぶつかりあいに終始するようなものでもないと思います。技術が優れていればそれでよいのか?また、ひとつの勝負の結果も勝者サイドと敗者サイド、その2つに単純化して描かれるようなものではないはずです。
「しゃにむにGO」の話にもどります。
この巻では大学生との練習試合という、べつに何かの大会でもない、とるにたらない1つのゲームが描かれてるわけですが、そんなのを読んでてなぜこんなに燃えるのか。それは登場人物たちの対立構造がものすごく立体的に構築されてるからなんです。
たとえば大学生側のプレイヤーとして登場する七尾。彼はもうすぐプロテニスプレイヤーとしてワールドツアーに出る身の上で、自分がプロとしてやっていく上で何か必要なものを得ようと、この名もない高校生相手の練習試合に臨んでいます。単純に勝利だけを望んでるわけでないところがひとつの勝負をめぐる描写を立体的にしてるわけですね。
もちろん作者である羅川真里茂は、彼の姿を描くことで「勝負ごとのプロであるために何が必要なのか」を表現しようとしているわけで、それは本当に成功していると思います。彼がいなければこんなにいい感じにはならなかった。
そして伊出と滝田、ダブルスを組んでいる主人公サイド2人にもある種の対立が存在します。信じられないほどの成長をみせるシロウト伊出に、かつて天才といわれながらも精神面に不安があるため勝負に徹しきれず伸び悩む滝田。どこまでもまっすぐ目標に向かっていく伊出と迷走の極みを見せる滝田、プレイヤーとして正反対な2人がダブルスを組むことでプレイの内容が立体的になります。
そしてもう1つ、ひなこと池田コーチの対立(じつは池田と大学コーチ小池田の対立もあるけど)。これは「勝負を外から眺めることしかできない人間たち」の対立であります。
つまり、1つのゲームの中に3重の対立構造が内包されているわけで、そしてそれはたいへん上手く、そして素晴らしく描かれています。たしかに結果は、勝者と敗者にわかれたんですけど、決してそれだけではない、「1つの勝負をめぐる何か」を描くのに成功してる作品です。そして、とにかくすべての登場人物たちに好感がもてます。いいなあ。
オツアンのスポーツ漫画の回のときに投票すればよかった。いや「テニスの王子様」に投票する人いたら、「しゃにむにGO」投票しようと思ってたんだけど(笑)。
01/05/30(WED)
告知です
告知してもたぶん大丈夫でしょう。
6月1日(金)午後8:00〜8:45の間(30分ずれて午後8:30〜9:15に放映時間変更になりました)恵比寿ガーデンプレイスにある
White Dome より

なるプログラムがナマ中継されます。
この番組は Real Player
のストリーミング再生使って世界に配信されるもので、と書くと偉そうですが、要はドームの中でいろいろ漫画について喋ってるのが流れるというだけの番組です。
出演予定者はOHPのしばたさん、ふぬけ共和国・マンガの新田五郎さん、parking?の南研一さん、そして、すわたかさん+僕の計5名。で、出ていいっていわれたら、僕も行こうかなって思ってます。参加が正式決定しました!(そんな大層なものでもないか)。
サッポロビールがスポンサーのイベントなんでビール飲みながらマンガについてうだうだ話するだけの予定。まだ何の打ち合わせもしてません。べつにパクリロゴわざわざ作らなくてもよかったかな……。
くわしくは →namashibori.com
まで。
ナマ絞り、ということで8:30〜9:15の間の生中継。録画放映とかはないみたいなんで、見られるのはその時間ネットにアクセスできる人だけに限られてしまうんですが、お暇な方はどうかよろしく。
JGMKってなに?それは秘密です。
おお!
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