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02/04/11(THU)
「猿でもモデルさ」
時々脳みその一部を落っことしたような奇妙な行動をとっている。
昔々のこと、たまたまつけていたTV番組で、高城剛が「僕は洗濯をしません。汚くなったら全部捨てて新しい服を買います」とか言っているのを目にしたことがあって驚いたことがあった。その番組を一緒に見ていた母親も「この人はすごい……」と変な感心の仕方をしていた。
ところが、現在のぼくの状況もけっこう似ている。洗濯するのがどうにも面倒なので、Tシャツとかトランクスとか靴下とか、無くなったら安い店で買い足してなんとかやりくり(と、いえるのだろうか)している。
ユニクロの前をたまたま通りかかったので、今日も補充に立ち寄ったのだが、頭呆けていた所為だろうか、サイズという概念が頭の中から完全に欠落していた。柄だけで選んだ。家に帰って見てみれば、トランクスはなぜかXL、春物ボーダーTシャツはS、3枚1000円の白TシャツがLだった。靴下も微妙に小さいような。
も、もうダメぽ……と自分自身に絶望してみたが、しかし、着てみたらそんなに問題なかった。
腹が出てきたからなあ。
【単行本・小説】 舞城王太郎「世界は密室でできている。」 講談社ノベルス
うーむ、本当に才能があるな、この人は……。
飛べないままに屋根から落ちてボキボキ砕けた隣の「涼ちゃん」が死んで2年。15歳の「僕」と14歳だけど名探偵の「ルンババ」は修学旅行で一路東京へと。そこでとんでもない出逢いをしたOLの「ツバキさん」とその妹の「エノキ」、そして僕たちの目の前に広がる、密室と死体・死体・死体。世界は密室でできていて―――そして僕たちは冒険をはじめた。
デビュー作、「煙か土か食い物」に一瞬登場してそして退場した名探偵ルンババの少年時代を描く青春密室ストーリー。本当に「世界は密室でできている。」ので驚いた。
たとえば、森博嗣だったら「女王の百年密室」であり、清涼院流水なら「コズミック」だったりするだろう物語をこんなふうに捻りをくわえて描いて、しかも本当にいい話に仕上げてしまうなんて、本当にスゴいよ! と思う。パルプ・ノワール風の文体で狂気と暴力が充満した世界を描きつつ、作者が本当に言いたい部分はそこにはなくて、なぜか内省的でセンチメンタリズムに満ちたラストシーンに着地する………みたいな感覚は本当に現代最先端ともいえるもので、今この人を読まないのは損であるとまで言ってしまおう。
なんか、もう、すごい。凄まじい。
密室やら見立て殺人やら、ミステリ的な要素のアヴァンギャルドな用い方についてもこの人の発明だと思うのですが(どんな使い方してるかは読んで驚いてもらいたいので書かない)、古処誠二とこの人、二人の若き才能溢れる書き手を輩出できただけでも、メフィスト賞の存在価値はあった気がします。えかった。えかった。
20周年企画の密室本で、200ページ程度と比較的薄い本だし、でも驚くほどの展開が待ち受けていて、しかも極上の青春エンタテインメントなので、舞城作品はじめてな人に実はオススメな作品、な気がします。この調子で伸びたらあっというまにすごいことになるので、今のうちに読んでおくのが正解です。
上でノワールとか評してますが、文体だけみると「舞城王太郎、やっぱ中上健次好きなんだろうなあ」と思います。そのついでというわけでもないのですが、中上健次「重力の都」読みはじめていて(薄いから)、このギチっとした改行のない文体はすごい快楽だなあと思います。真似できないけど。
02/04/12(FRI)
【単行本・小説】 霧舎巧「四月は霧の00(ラブラブ)密室 私立霧舎学園ミステリ白書」 講談社ノベルス
うーん……。
講談社ノベルス密室本。すべての意味において、昨日紹介した舞城王太郎とは点対称の位置にある作風の人で、舞城王太郎が現代ミステリ界における極北存在とすれば、ある意味この霧舎巧も極まったポジションにいる作家さんだと思います。
「これぞラブコメ、これぞミステリー!」というコピーや、あとがき冒頭における「霧舎が書かずに誰が書く!」という作者自らの熱い言葉のとおり、ミステリ漫画「金田一少年の事件簿」からミステリに触れた若者たちをそのままミステリ小説に導くための作品として、本書は書かれたようです。
その意気やよし! と思いますが、しかし、良くも悪くも、上がってきたものは今までどおりの霧舎作品で「ぜんぜん変わってないよ〜」としょぼーん。
若人にアピールするための作品を書こうと思うのでしたら、もっとライトノベルをがんがん読んで研究した上で書いてみたほうがよろしいのではないでしょうか?
とりあえず序盤におけるツッコミポインツとしては、
・ 物語の舞台は私立霧舎学園。(霧舎先生にも、困ったものだな……)
・ 一学期最初の日、人工的に発生させた霧によって学園はもやに包まれた文字通り霧の学びやになる、ってそんな設定あるかよ!(強引すぎる新本格的舞台設定)
・ 転校初日、ぶつかった拍子に唇を奪われて胸を触られた主人公、死体発見のショックでもう1回抱きつく → プンプン! (しっかし、ベタだな〜)
・ 探偵だ、運命だほざいてないで、さっさと救急車を呼べ! この人でなし! まだ死んだばかりだぞ! (命の感覚が麻痺している登場人物たち)
・ なぜか単独で捜査にのりだす主人公母親。いくら学園のOGで管轄署の署長だからって、そんなことが……。(絵空事テイスト)
・ しかし、この、盛り上がらないツイン名探偵システムには何かこだわりがあるのだろうか? (あかずの扉研究会と変わらないんじゃ……)
まだまだ、いっぱいあります。
きちんとしてるし手は込んでるんだけどなんでわざわざそんなことしたのはわからないし驚きもないトリックはいつものこの人の味で、立ってるように見えてその実印象には残らないキャラ造形も(とくに保、のの子)いつもの感じで、要は今までとぜんぜん変わんない、いつもの霧舎節だ! ということがわかりました。
こと、キャラの立て方については電撃文庫の「魔法カメラ」シリーズのほうが今の感覚で上手くできてると思うし、ひょっとして「金田一少年の事件簿」以外読んでないんじゃないかなあと思ってしまうので、富士見ミステリ文庫をいっぱい読むとか、きわめて安定した出来の「なんてっ探偵アイドル」読んでキャラ立て盛り込んだ事件設定というものを研究するとか、できることはいろいろあるのではないでしょうか。
今のままでは、ただ思いついた密室ネタとラブコメ的展開を適当にシャッフルして並べただけの作品なんだよな――それじゃあねえ……と思います。
しかし、「金田一少年の事件簿」の跡を継ぐ、って「探偵学園Q」のほうが上手いしなあ……しかも命名主であるところの島田荘司師匠に対するある意味裏切りか?
【雑誌】アフタヌーンシーズン増刊 No.11 春爛漫号 講談社
竹富健治「まんぼう」。凄みがある。中学生たちの無神経さ、残酷さを描いたなかなか厭〜な作品で、登場人物たちの表情がとてもよい。ラスト近くのどんでん返しなんか素晴らしいの一言だ。 神原則夫「神原則夫の人生劇場」。なんでこんな話を描くのかぜんぜんわからないが、この人もすごいと思う。ホームレス化した元陸上部の恩師と再会したことがきっかけになって、リストラされたサラリーマンが100m9秒台を目指し、特訓をはじめる……というストーリーで、目指したからってどうにかなる問題でもないし、そもそも出せるわけがないんですが、ラストページはやはりじんと来る。こんな奇怪なお話で人を感動させてしまうのはやはり才能だと思う。 柏原麻実「Remain」。丁寧に仕上げられていて好感が持てる作品であるが、もう少し捻りが必要なのではないかと個人的には思う。着地点が見えるせいか、切なくはなるが衝撃はないので。 フクヤジョウジ「めもり星人」。この人はいくつなんだろう? と毎回思う。ちょっと前の感じ。 高橋慶太郎「ORDINARY+−」。学園ノワール。人物の表情がもっと上手くなればいいと思った。 そういえば、田丸浩志「ラブやん」のラストページ、あまりのヨゴレっぷりにひどく衝撃を受けた(w
中村毅士「がんばれMARSY」。田代フラッシュ見て喜んでた自分が言うのもなんなんですが、やっぱりこういう路線は感心できないなあ、と思う。しかし、なんでドリフ相手に麻雀するんだろう? 桑野とか出すのが正道なんじゃないのか? 遠山長七郎「ムネオでポン!」。買うのやめようかなあ……。 片山まさゆき「スーパーヅガン!アダルト」。明菜ちゃん出てきた。ミルミルと豊臣がそういう仲になったのって、いつぐらいからなんだろうか。 高港基資「おやこ雀ゴロ」がなかなか面白かったけど、それはこの雑誌の中だからだ、という気もする。 毎号コンスタントに素晴らしいのは、藤波俊彦「ビバ! ギャル雀」。 「何を切る!? 2002」。たぶん実戦では何も考えず三索とか切ってしまいそう。ドラ入っても聴牌取らず。
02/04/13(SAT)
「定期的に来て聞いて」
もちろん、Webに私信載せること自体が悪いわけではありません。
しかし、kayazakiさんの場合は、批判的な意味合いの、しかもそれが誰に向けたものなのか、対象が明確でないものが多いからなあ。
ログ消えちゃってる(と思う)から正確な引用できないのが何なのですが、ちょっと前の、
>持ってくる情報の殆ど其処からだと…貴方のサイトの存在意義無いんじゃ?とか思う訳で。
大手サイトからばかりネタ引用してるサイトを批判した発言でも、それがどのサイトを指しての発言なのか結局あやふやなままだったと思います。rucola掲示板でもRuputerFanのダダさんが(((゚Д゚;)))ガクガクブルブル発言してたくらいで、まったく関係ない人にまで要らない気を揉ませるような発言するのはあまりいただけないのでは?
事情が飲み込めない方にはrucolaとしゅうかいどうの最新日記あたりを参照の事ということで。
早い話が、アニメ「あずまんが大王」評価についての発言でいろいろ行き違いあったという話で、個人的にはあまりに誤解を生みやすいkayazakiさんの発言方法に問題があるのでは、と感じた、というのは↑に書いた通りです。
いきなり、記号によって私信 / サイトに対しての呼びかけの区別されてると説明なしに言われても、流石にそこまでは読み取れないですし、Web読者にそこまで期待するのもどうかな、と思います。
第三者的立場である俺ですらあの発言は前の日からの続きでしゅうさんに対するコメントなんだと勘違いしたくらいでしたので、04/11〜12における日記記述をしゅうさんが誤読したとしても無理ないのでは? と感じます。
ついでに。これもあくまで個人的な感覚なんですが、下手に議論がこじれる可能性をできるだけ無くすよう心がけたほうが後々面倒くさくない、という理由から(揶揄してるのでは? という新たな誤解を生む可能性もありますし)、このような文章では顔文字や(笑)なんかは使用を避けるのが正解だと思われます。>kayazakiさん
自分の中で了解されている事項すべてがWeb見てる人にそのまま伝わっているなんてことはありえませんし。
04-13 付けの下記発言についても「こんなの、書いてくれなきゃ読んでる人にはわからないよ!」ばかりだと思われます。(赤色強調は僕がやりました)
って一応基本的には使い分けて要るんですけど。面倒なので明記はしてませんでしたし(する必要も無いと思うし。自分が解ってれば良いから) / 基本的に時間だけが無駄に浪費されていく論戦なんか、私は現実での付き合いがある人以外とは、やる気は無いからネットでの付き合いしか無い人とは仮にムカついてもスル−しちゃうんで書かないんですが…。/ 第一、しゅうさんウチ観てるの解ってるんだから仮に批判をするとしてもリンク外して書く意味自体は無いしねぇ(笑) ま、説明に釈然としなくて誤解したかったらそれは別にそれで構いません。別に私は困る訳でも無いし。 / 一応説明だけはさせて頂きました。う〜無駄な時間だな…。しかし…何でしゅうさんに向けての発言じゃないのに申し開きみたいな事を書かねば為らないんだろう?(´д`; と書き終えて思ってたりですよ…。/ キチンと文意を汲み取って頂ければ、昨日のココで書いている文意等は完全に言い合った相手に対してのだから別の事と解ると思いますけど〜。
正直、これじゃ、誤解されてもしかたないよ!!
非常に書くの心苦しいのですが、kayazakiさんの文章は一読して文意が汲み取れないものが多いので、やはり誤解を受けるのもやむなしと思われます。「誤解したかったらそれは別にそれで構いません」って自ら書かれてるくらいなんで、それももちろん了解済みなのでしょうが……。
どうにも気になったので、(書いたとき、かなり酔ってた。土曜の朝っぱらから) 朝書いた日記の文章表現手直ししてしまいました。
主な変更点は、読点の位置とか語順、言い回しだけなので、内容、主張についてのニュアンス変化はそんなにないような気がしますが、念のため、手直し前の文章もここに保存しておきます。(→old log:02/04/13)
【MOOK】 COMIC CUE vol.200 food heaven! 特集:食べ物天国 イースト・プレス
food heaven! ということで食べ物を題材にした漫画の競演であります。
定期的に出なくなっちゃったし、知らないあいだに100番刻みになってて結局何号めなのかわかんなくなってるし、黒田硫黄も連載2本抱える身の上になっちゃったし、IKKI、EROTICS/F、.H らの台頭もなんかもあって、正直、綺羅星的存在ではなくなってる、このCOMIC CUEですが、気楽なテーマということもあって、かる〜く楽しめました。
なんというのか、名パティシェたちの手によるデザート盛り合わせという感じ? 腹にずっしりくるわけではないのですが、高レベル安定だと思われます。
しいていえば、ショート作品得意な人とそうでない人の差がでた感じかなあ。
・ 黒田硫黄「ぶどうの丘」 ワイン工房を営む実家に出戻ってきた娘さんの話、というか断片、8P。でもいい味。
・ 小田扉「飽きのこない」 生徒3人、先生1人の分校に通う中学生たちの日々を描いた作品。勝手に給食作ってる先生というのもすごいなあ。妙に哲学的なことをいう杉田さんがいい味。これも8P。やっぱこの人、これくらいのサイズで描くの得意だなあ。しみじみといい味。
・ 吉田戦車「西部」 近所の高校生のビジュアルがひどすぎ。衝撃(w
・ おおひなたごう「フライパン先生」 シュールすぎる料理番組。どこでロケやってるんだ?
・ 泉昌之「豪快さん 炎の焼肉」 やはりこの直球さ加減は素晴らしいの一言(w 「停戦!!」 わははは。
・ とり・みき「Strawberry Fields Forever」 近未来食い物ノワール「冷食捜査官」シリーズ(でいいのかな)の一編。やっぱ上手い、上手すぎるよ……。
・ チーム紅卍(松尾スズキ+河合克夫)「女体盛りのサエちゃん」 正味な話、性欲+食欲=女体盛り、という方程式には常々疑問を抱いているのだが、そんなものに食欲がわくのか…… 知らない人間の皮膚が皿だよ? と思います。それはそれとして、この作品にも何かの失敗があるように感じます。
・ タカノ綾「半回転時計の舌」 これは食べ物天国テーマの作品なのかな? このサイズで読むならなかなかいいと思いました。尺が長くなると、きっとキツい。
・ 水谷さるころ「わし姫物語」 なんかいっぱいいるぞ(w やたらわらわらしてるところが面白いです。
・ 朝倉世界一「カレーライス」 そ、育ったな〜。おんどりなんでしょ?
・ 地下沢中也「兆 #6 フリークス」
そして重厚な読み応えのメインディッシュ。え、SFだ〜。ピッピによって99日後の自殺を予知されたジャーナリストの真田と、突如人語を解しはじめた猿のエリザベス。人類全体のスケープ・ゴートになりつつある男と、次世代人類と目される存在、この両者を軸に、新たなる存在への移行をせまられる人類の抵抗を描く……みたいな展開で、とにかく重い。ところでこれ、どんな形で単行本化するつもりなのか。そろそろ最初のほうはまとめてみてもいいのではないか? これだけの作品描いてる作家に単行本印税入らないというのはどうかと思う。
・ よしもとよしとも「魔法の国のルル(前編)」
ひさしぶり〜。嶺山先生とかいうネーミングがよしともチックというか、変わってねええ。というか、さっさと後編描いて下さい。こんなところで終わられてもなあ。
・ 田中圭一とタイタニックプロ「魔狩人」 タイトルと著者名義だけで内容の説明はいらない(w
02/04/14(SUN)
「相談とはとんだ嘘」
え、そんなふうに事態終結させるんだ、それじゃ卓袱台返しですよ! という感の強いkayazakiさんの反応ですが、正直、ちょっと吃驚。
まぁ、時間の無駄に為りそうなのがミエミエだから。しかし何て云うか人が
揉めてる?のが好きな人多いね(笑) 何故に関係無い人が割り込んで来て
自分也の正義感と云うか正しいとか間違ってると振り翳し…云いますか?
又は、云えますか?何様?的に云う人達。貴方達こそ何様?ですよ(笑)
(rucola 02/04/14より:経緯がわからなくなるおそれがあるのでログを一応残します。→ミラー)
昨日も引用した 「持ってくる情報の殆ど其処からだと…貴方のサイトの存在意義無いんじゃ?とか思う訳で。」 という発言は、kayazakiさんなりの正義感を関係ないサイトに振り翳したものなんじゃないかな、とまず疑問が浮かびます。しかもこっちはそのサイトの存在意義にまで言及したレベルのものなのでは? 記号が残ってないから判断ができないのですが、この発言はどこぞの関係者サイトに対する私信だったのでしょうか。
当事者以外は口出しするな! とのことなら、せめてしゅうさんとは何かする前提なんだろうけど、するのかなあ。このままなんとなくフェイドアウトさせて終了、な予感がします。
確かに何様? ではあるんだけど、そんなこと言いはじめたらWeb上で言及できないしなあ。そもそも今までのkayazakiさん発言全てが関係者的立場から出たものだったとはそんなに考えられないし、ならばあまりに自己の棚上げがすぎるのでは……うーむ。
ここまでくると言葉がないですね。(いや、結構あった)
しゅうかいどうのしゅうさんに対するコメントがないのは、kayazakiさんの発言スタイルへの言及に主眼を置いているからで、アニメ「あずまんが大王」の評価についてはあまり言うべきことがないからです。原作でじゅうぶん楽しんだくちだし、アニメ化に際して大胆なアレンジが加わえられる感じもしないので、思い入れ自体がさほどないのかなあ。そもそもまだ1回しか放送してないし、評価を下すには時期尚早な気もします。
【ANIME】 アベノ橋魔法☆商店街 第2話「冒険! アベノ橋☆剣と魔法商店街」 (→公式)
夫婦漫才になってる……。
脚本:あかほりということで、鶴田謙二→出口竜正にチェンジ! 第1話のしっとりとしたストーリー展開はどこぞに霧散、わっかりやすく新喜劇モードに突入してしまいました。
出口竜正の漫画版と同じく、あるみちゃんとサッシのふたりがボケとツッコミ繰り返しつつ、パラレルワールドにあるいろんなバージョンのアベノ橋商店街を彷徨するという夫婦漫才異世界冒険アニメであります。今回は剣と魔法の世界……といってもファミコン時代、安RPGのバッタもんファンタジー世界でものすごく書き割りっぽい。そんな世界にツッコミ入れつつなんとなく旅をするふたりがいいですね。サッシ、何回も死んでるよ!! そしてたいそう投げやりに復活させられる(藁
やっぱ胸揺らしながら登場した魔法使いやら何やらムネムネ@久川綾がええかな。先週までの叙情性求めたらガックシかもしれんのですが、たぶんこの展開があと10回は続くので(というか、こっちがメインか……)こういうものだと思いましょう。好き嫌いの問題があるんでしかたないとは思うけど、個人的にはこのレベルのものには文句言いません。BGMを吉本新喜劇っぽくすれば、きっとわかりやすかった。
松岡由貴とサエキトモの呼吸の合い具合はすごくて、本当に夫婦(?)漫才コンビ組めそう。
次回は(書き割り)宇宙合体メカもの。しかし、やっぱり胸アニメなんじゃないか……!?
【ANIME】 ぴたテン 第2話「おいしいアップルパイの作り方」 (→公式)
(ネコ耳に関する)さまざまな衝撃!!
ネコ耳金髪ロリ娘であるところの小星たんが湖太郎のためアップルパイ作りに奮闘するというストーリー。なんともええお話だし、デフォルメされまくったキャラも可愛いしと、日曜朝の番組として正しい出来だと思われました。きっと鬱には入らないんだろうな……。
紫亜たんちょろっと出てたんでいつまで持つかはわからないのですが、当面の間は小星たん天下が続くと思われます。
しかし、プロトタイプ小星までがネコ耳装備だったのには驚き。本当に生えてるんじゃないのか?
02/04/15(MON)
【ANIME】 HAPPY★LESSON 第2話「ルンルン☆お勉強しましょ!」 (→公式)
全教科赤点という快挙(?)を成し遂げたチトセ(ほんとうにどうしようもない)。自分の担当教科である古典の成績が最悪だったことにショックを受けたむつきママ(眼鏡メイド)は家庭教師モードにチェンジ、昼夜を問わずつきっきりでチトセにプライベート・レッスンをほどこすのであったが……。
やたらにがちゃがちゃしてるなあ。先週の放送がOVAの編集版だったことを考えると実質第1話な今回のお話なんですが、しかし話が異次元すぎまする。5人のティーチャーさんがママになった日の回想シーンなんかも一応用意してあるんですが、チトセの家になんとなく全員集って、たまたまママになろうと思った、って、それだけですか(;´Д`)
しかし、家庭教師コスだのなんだのはおいといて、いちばん凄まじいのは、肝心かなめの家庭教師ネタとストーリー後半における展開にまったく関連性がないところでしょう。普通、なにか伏線用意しそうなものなのですが……。SDキャラ化して跳ねてるうづきママ(コスプレ子供)となぜだかタンクトップ姿で腕立てしてるさつきママ(筋肉女)、出てくるカットのほとんどに意味はないしね……しかし、あんなあからさまなところに隠すなよ!
吉岡たかをの手による脚本は展開の意味のほとんどがわからなくて俺をひどく不安な気分にさせるのですが、これはこれでいいのでしょうか!? たしかに脳の機能完全OFFにすれば問題ないし、ツッコミどころしかなくて感想書くのは楽しいんだけどなあ。どうなんでしょうね。
買い忘れ。なんか買ってないなあ、と思ったらこれだった。勿論カンペンケース付き限定版は買えてない。通常版。
元ネタがわからん、思いついてもあってるのかわからん、どう内容を説明すればいいのかわからん、という非常に困った作品で、俺はいったいどうすればいいんでしょうね? 誰か元ネタ一覧作ってください。
準主役だったはずがいつのまにか「スレイヴ」→生物学上分類不可能な「日本をしゃべる謎の奇妙な小動物」に格上げされた(ひどすぎる……)渡辺たまみちゃんやら、唯一人マトモな感覚を持っていたがゆえ、やられキャラとしてえんえんシドい目にあいつづけるろり子やら(女子二軍って表現もひどい)、これほどまでに諸行無常の響きありな作品もなかなかないな――と思います。
カバー外すと、オマケ漫画「さすらいのナース由美ちゃん(28)」が。
エリート街道まっしぐらだった有名ピアニスト二世の千秋真一が、天真爛漫、というかいろいろだらしなくて汚い女性ピアニストの野田恵(のだめ)と出逢い、類は友を呼ぶっぽくわらわら寄って来たその他天然系キャラによって人生狂わされる様を描いた(いちお)ラブコメディ(だと思う)。
比較的マトモな性格だったのが災いしてロックなヴァイオリニスト兄ちゃんの影薄くなったと思ったら、例えるならばオネエ言葉使うパパイヤ鈴木、自称”打楽器の女王”なティンパニ奏者、真澄たんが登場してのだめの恋のライバルになったりしてた。彼女にはヒゲが生えてたりするんだけどね……。
だら〜っとしたダメ感が読んでて非常になごむ作品であります。
親同士の再婚によって知らないあいだに家族決定された大学生カップルがやれなくなって悶々しまくるというお話で、ほとんどそれだけ、ワンアイデアの勢いが清々しく感じられる作品であります。有名人秘密パーティーって本当に開催されてるの?
しかし、そんなに暇が作れないものなのか……電車の中なんぞよりは昼休みなり代返頼むなりしてどこぞでやれば……と思ったりしますが、勿論、その切羽詰った感じがいいのでこれでオッケーなのであります。ラスト、失うものがなくなった麻里緒のハジけっぷりがなんともはや、素晴らしいですね。
そういえば、家庭や家族の問題を絡めて描いてしまうあたりにかかし朝浩の人間性が垣間見えるのかも。実用性考えるとむしろ描かないほうが正解かもしれないんですが、そこらへん、きちんと描いてしまう生真面目な人なんでしょうね。
しかし類治と麻里緒ってネーミングは、いまどきいかがなものかと……。
【単行本】天津冴「がぁーでぃあんHears」 2巻 角川書店
支離滅裂の美少女増殖率No.1コミック(表4:キャッチコピーより)って、それ嬉しいのかな? 「がぁーつ」って略称もどうかと思うけど……。
正体を見られたとかいう理由で、正義の味方やらコスプレ女怪盗やら宇宙抜け忍やらマジカルプリンセスやら巫女星人やらが強引に押しかけ女房するというお話で、病んだ現代社会の縮図ともいえる(嘘)めちゃめちゃな作品であります。なんといっても1巻ラスト、それまで普通の一般家庭だった主人公の家に脈絡なく露天風呂ができたのには驚愕しました。もう、なんでもアリなんだな……。
気がつくと毎話毎話ひとりずつくらい増殖していく娘さんたちが顔を上気させながら「ひ、ひあぁ……」とか「はあぁ……」言ったり、とうとつにパンツ見せたり水着になったり露天風呂入ったりする話で、たぶん作者の中で物語というものが廃止されてるんじゃないかと思います。すごいです。
まちがった方向に極まったハーレム漫画の極北といえましょう。
02/04/16(TUE)
なんか大阪ホーダイだったよ。環境アニメか!! バックにずっと流しとくといい感じかも、と思った。
「今日も大阪」、「体育・バレーボール」、「しゃっくり」、「脳が」、「おにゅー」。
学芸会を眺めてるつもりで「あ、動いてる、動いてる」思えばええのでは、とふと思った。なんていうの、可愛らしいものを愛でる感覚で。しかし、大阪って動くと強烈なキャラだなあ。ちよボイス@金田朋子にもずいぶん慣れてきたよ―――。

なんで50ページも描いてるんだ? 高橋のぼる「ジャンロック」。こ、このひとは紙一重なんじゃないかな……意味がぜんぜんわかんないよ!! 日本最南端に位置する赤午島、そこには最強のプロ雀士養成所「龍(ドラ)の穴」があった! そこを足抜けし野に下った男、麻田雀平の元に美しき3人の刺客が差し向けられた! その名も「龍待(ドラマ)チックエンジェル」だ!! ……この作品をどう説明すればいいの? 俺は何をすればいいの? 教えてえらい人! という感じの作品であります。(普通に書きたいのであるが作品が作品なので必然的にこうなる。ひどくつらい) ぶっちゃけた話、麻雀勝負してるだけなんですが、なぜか走ったり垂れたりシーフードだったり悶えたりしてる。これは何? モンド? キッチュ? ロマネスク? 高橋のぼるのエロって何に分類されるの? とか思ったりしました。やけくそのように多用される大ゴマが非常にゆる〜くいい感じを醸し出しております。またずいぶん淡白に逆転するところも素晴らしい(w なんというのか、中野貴雄(「妖艶大戦争アクメくん」監督。ちなみに主演は漫画家の加藤礼次郎)がVシネマ化すればいいと思いました。ほかはわりに普通。 伊藤誠「兎 - 野生の闘牌 - 」の山城麻雀最終戦は次回で決着。案外早く終わった。 萩原玲二が「白虎くんの逆襲」で再登場。誰かあっきうをなんとかしろ。
02/04/17(WED)
【ANIME】 ちょびっツ 第3話 「ちぃ おぼえる」 (→公式)
よくできてるけど、やっぱし、わかんないなあ……。
感想書いてないけど第1話も見れたから内容はだいたいわかった。すももの踊りも見た。プリンタ繋げよ!!
ちぃが少しづつ言葉覚えて、予備校の清水先生出てきて、居酒屋「よろこんで」でなし崩しかつ強引な展開が繰り広げられてなんとなくバイトが決まったとか、そんな感じ。
色がつくとなかなかよくて、正直原作より受け入れやすい気がしました。しかしやっぱりこの作品の世界観は異様きわまりないと思えて、本須和のちぃに対する感情はいったい何なの!? とか思ったりします。ヤツは何がしたいんだろう?
つーか、パソコンだからオッケーというこの設定、人間っぽいけどケモノだから大丈夫だとか小学生っぽいけど実は成人だから問題なしとか、そんなエロゲ設定と同じものを感じてみたりして、流石はCLAMP、あざとい設定上手いぜ! なんてことを思ってみたりしました。いまさら!?
とりあえず2話分見たわけですが、ヲタク向けに非常にきちんと作られてるウェルメイド作品といった印象で、問題のない出来だと思われます。
しかし個人的に惹かれるものがないのは、お子様ランチ出されたからといって大喜びで食べるような素直なお年頃じゃないからかしら。どちらかといえば、子供向けのもの作ってるつもりのはずなのに材料としてもずく、海鼠、クサヤなんかを何故か用意してる「HAPPY☆LESSON」のほうに惹かれたりします。ダメの二乗という感じで出てくるものの予想がつかない。ハピレスはなんだかんだ文句いいながら欠かさず毎週見ちゃいそうなんだよな〜。
もちろん作品の出来としてはこちらに軍配上がるのですが、されど肉体の欲求はさほどでもなし。そんな感じで毎回感想書くかはわかりません。
すもも欲しいな―――。



OPの出来は今期No.1かも。「あずまんが大王」と競るけど、こちらのほうがリピートしやすい。ところでOPテーマ曲「Let Me Be With You」。この曲、超ピチカートな雰囲気だと思うのですが、これって高浪敬太郎が音楽担当してるのと関係があるのかな……作詞・作曲は北川勝利という別の人なんですが。
02/04/18(THU)
【ANIME】藍より青し 第1話「縁 〜えにし〜」 (→公式)
まほろさんが来た!!
まさにセックス&ヴァイオレンス、直球揃いのヤングアニマル(若獣)連載陣。その中でベタ萌え部門担当の文月晃「藍より青し」がついにアニメ化されましたよ。
生家への反発から家を出て一人暮らし、貧乏生活を送っている本当は財閥跡取りの大学生のもとにいきなり和服美人がやってきたと思ったら、これも同じくいいとこのお嬢様で18年ぶりに会う幼馴染、知らないうちに許婚になってて、「薫様、葵は薫様のことを18年間ずっとお慕い申し上げておりました……」みたいなことを言いだす。つまりはいきなり嫁ぎに来たのだ〜という、これ以上はないだろう押しかけ女房ストレート勝負!! なお話。
キャスティングからして、葵@川澄綾子(=まほろさん)という直球攻めだし、よく考えてみると全員が全員そのまんまの配役なので驚く。(雅@平松晶子=コノヱ@花右京メイド隊とか、眼鏡メイドな妙子@水橋かおり=ペッパー@雪使いシュガーとか)
キテレツ設定にしなくてもここまでベタに徹すればそれはそれで異次元になるというまさにコロンブスの卵! 的作品だと思いました。葵さん台詞は日常言語としてはありえない、生涯使う機会のないものだ。
ストーリーの説明は、いいよねえ……すごい偶然から出会って、泣かれて、「俺の女だァー!!」とか言ったら嬉し泣きして、風呂に入れて、妄想した(w


【ANIME】藍より青し 第2話「夕餉 〜ゆうげ〜」 (→公式)
野郎ども、月に吼えろ――!! わおーん!!!
我々は凄まじい萌え時空を体験している……こ、こんなベタな展開ないだろう……さすがは「藍より青し」。すごいことであります。 いきなり布団一組とかそんな展開!? 「薫様さえよろしければ……私、ご一緒でもかまいませんが……」 うおー!! 薫に恋人いたら舌噛んで死にかねんな、このストーキングレイディは……。湯上り姿で詰め寄ってみる女。はしたなし。頭を冷やすため自販機、半袖なのにホットかよ! もう嫁さん前提か……生きるべきか死ぬべきか、花菱家か葵たんか……それが問題だ……。幼き日々受けた帝王教育(具体的になんなんだ?)の記憶が蘇ってきて悪夢にうなされてみたかと思えば、続いて巨乳はぐ攻撃で窒息寸前ときたもんだ(w 「おあいこということで、いいですよね」 こ、殺す気か!! ここまで直球だと死んでしまいます。朝飯→買い物→掃除・洗濯というまほろさんコンボが続く。 「がんばって、いきまっしょい!」(嘘) いきなり新婚ボケボケモード突入しよった、こ、この男は……。3時に夕飯を作ってしまう女(w お出迎えから「てっ、手をつないでもいいですか……!?」ときたもんだ。困ったもんだ。も、もうときめき時空だYO!! 筑前煮。そこまで思いつめてるのならなんで今までほっといたのか、という気もするがな……なんでだっけ? そして狂気のラスト攻撃。
あと1週間を死ぬ思いで待つ若人は全国に何人くらいいるんだい?



次回は雅さん登場。
02/04/19(FRI)
【単行本・小説】 チャイナ・ミーヴィル(訳:村井智之)「キング・ラット」 角川書店BOOKPLUS
父親殺しの容疑をかけられて逮捕された青年サウルが頭を抱えていると、目の前に奇妙な男がいきなりあらわれた。ここは独房の中なのに、この男はいったい何処からやってきたのだ? 薄汚れた服を着て悪臭を放つその男は摩訶不思議な力でサウルを脱獄させるとこう言った。
「俺は下水道の独裁者、キング・ラットだ」
鼠たちの王と名乗るその奇妙な男に導かれ、ロンドンの地下奥深くに潜ったサウル。<キング・ラット>と同じく不可思議な能力を有するクモ男<アナンシ>と、鳥の王<ロプロップ>と知り合った彼は、やがて神話的存在どうしの戦いに巻き込まれていく。鼠、蜘蛛、そして鳥の王、彼らの共通の仇敵であるその男は、笛ですべての生き物を操る能力を持つあの男、そう、ハーメルンの笛吹き男だ!
こんな話とは思わなかったなあ。もっと幻想的な雰囲気の作品だと思ったんですが(上の粗筋読んだだけでもそう思えるはず)、意外なまでにシンプルなストーリー展開でぐいぐいと読ませる作品でした。作者のチャイナ・ミーヴィルが大のフリークであり、作品自体の中でも重要な題材として用いられてるのがドラムンベースというジャンルの音楽であるという理由もあるのでしょうか、情景描写などの形容はきわめて幻想的ながら物語進行はきわめてシンプルかつスピーディーという作りになっていて、これは美しいメロディライン+ベースライン+倍速リズムトラックというドラムンベースのそれを連想させる……と言われればそんな気もして、非常に先鋭的な文体だと感じます。
ところでお話の展開。ストレートなのはいいのですが、主人公サウルが途中から動物化してしまってるせいか、ひどく無計画かつ、いきあたりばったりに最後の対決に臨むあたりが「ええのかなあ……」と読んでて不安になりました(w また展開上とても重要なドラムンベース・イベントの名前が「ジャングルの夜」というかなりとほほなものであるのもひどく微笑ましい。これって、きっとショボダサいイベントだよ! 日本でいうところのヤンキーさんたちが集いそうなものな気が……動員規模としてもそんなにある気しないし……ナターシャたんはけっこうビッグ・マウスな娘さんなんじゃないでしょうか? つーか、チャイナ・ミーヴィル自身の音楽趣味がヤンキー傾向強いのかな? なんといってもジャングルとか言ってるしな……1998年当時の音楽事情ってどんなだっけか? などなど、いろいろ考えてしまいました。流行っぽいものを作品に取り入れるのはむつかしいですね。
それに、主人公サウルがドラムンベース・フリークであることはわりに重要な伏線だと思うのですが、ここらへんがきちんと語られる前にいきなり非日常に突入してしまったり、クローリー刑事はいったいなんのために登場したんだ? とか、細かくみればほころびっぽい部分も見受けられる気がします。
しかし何気に手に取ってすぐのめり込んで、そのままあっという間に読了してしまったくらいなので、やはり相当に面白かったんじゃないかなあと思います。才能の存在は確かに感じる。多分に映像喚起力の高い物語であるところも素晴らしくて、なんせ神話キャラ・ミーツ・ドラムンベースだもんなあ。笑ってしまいそうです。
鳥の王<ロプロップ>のモデルは、マックス・エルンスト「百頭女」に出てくる怪鳥でこんな感じの人(?)ですね。
02/04/20(SAT)
【ANIME】 アベノ橋魔法☆商店街 第3話「合体! アベノ橋☆大銀河商店街」 (→公式)
お小水臭いアルミたん、頭狂いすぎなムネムネ、ともに萌えられないよ(泣
ええと、月刊アフタヌーンでは鶴田謙二(原作:GAINAX)、そしてマガジンZでは出口竜正(原作:あかほりさとる)と、ふたりの作者の手による2バージョンが先行連載されている漫画版「アベノ橋魔法☆商店街」ですが、まさかあかほり+竜正のほうが本ちゃんバージョンだったとは誰も予想してなかったにちがいない。これぞ究極のトリックか! というか、鶴田謙二が連載中断したときの安牌用、兼あかほりさとる対策係(エイリアン9か)として漫画界から抜擢された究極の人材が出口竜正なんだと思ってたんだけどな……でも、みんなそうでしょ?
合体! とのことで、とりあえず宇宙ネタ総ざらいなパロディ大会だったんですが面白いかどうかは微妙だなあ。小鬼におぱんつ盗られたあるみたんがドタバタしてたらアベノエンジェルが出てきて巨大ロボで合体ロボで宇宙海賊ですごいレベルの変形があってあーだこーだ。絵コンテ・演出・作監とひとり3役こなしてるのが今石洋之でフリクリ第2話「ファイスタ」やってる人、ハイテンションがすぎまする。エヴァ、マクロス、ガイキング、イデオン、2001年、スターウォーズ、ガンダム、ザンボット3……うーん、書いてて疲れた。やる気まんまんなのはわかるんだけど、そのやる気の向かってる先がなあ。困ったものだ。
使うのにはものすごく抵抗あって自分の中では封印してる表現なんですが(苦笑)というのがとてもよく似合う感じで、これとくらべると、やりすぎだと思われた出口竜正版のほうがまだパロディ使いの匙加減上手くてスマートで驚きました。これはたぶん自分の中のヲタク濃度が存外薄かったせいで、だから見てて若干キツい部分があったように感じます。
よくもわるくもガイナっぽい。


来週は香港編。
追記:もう1度見直したらひどく楽しかった。情報密度はやたらに高いんで、やっぱり凄いなあとは思いますし、見る側の精神的余裕の問題だったのかなあ。
【ANIME】わがままフェアリー ミルモでポン! 第3話「忍者ヤシチ参上!」 (→公式)
ちゃお掲載のドタバタコメディ。中学2年生の女の子が不思議なマグカップに呪文をかけたらあんまし可愛くない性格悪の妖精が出てきて、「やった〜!! これで恋のアドバンテージは獲得よ〜」と思ったらそんなにうまくいかなくて、あげく憧れの男子、恋敵にももれなく妖精がついてきて、単にドタバタしただけだった、というお話。
で、今回のストーリーはその恋敵、いささか自信過剰な美少女、安純たんのもとにおぱんつ好きなスケベ忍者ヤシチがやってきた、というお話。なんで忍者という設定なのかはよくわかんないんだけど……。いきなり井戸端会議みたいなのはじめちゃって緊張感もくそもないですな。個人的には「ミル、ミル、ミルモでポン!」という踊り+フレーズが寒々しくて精神にこたえるものがありました。(漫画版ではさらっと流せたんだけど……これもアニメ化の弊害か)
主人公+ライバル+異性という性別だけ逆転させたキャラ配置が、人間サイドと妖精サイドでそれぞれ相互に作用しながらドタバタを繰り広げるという、まあいくらでも面白くなりそうな設定のお話で、実際、原作もけっこう面白いです。(単行本1巻まで発売中)ただ、毎週欠かさず見るかといえばそこまで強力なモチベーションもわかないというか……見れば見たできちんと楽しい作品だとは思うのですが。
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