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【映画】 「アダプテーション」
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03/09/01(MON)
監督:スパイク・ジョーンズ+脚本:チャーリー・カウフマンという組み合わせの新作映画。「マルコヴィッチの穴」は未見ですが……
スーザン・オーリアン(訳:羽田詩津子)「蘭に魅せられた男」 [bk1][amazon] 映画化することになったものの、「考えてみなくても、これ、ルポタージュなんで、ドラマ性がないよ……」 と気づいて苦悩しまくるチャーリー・カウフマン自身と、チャーリーの双子の弟で性格はまったくの正反対という架空の存在、ドナルド・カウフマンの二役をニコラス・ケイジが演ずるという楽屋視点のヘンテコ映画。ハゲ+毛むくじゃら+中年太りになってるニコラス・ケイジが画面にふたりいるだけで笑ってしまう。かなり反則だと思いました。(注:本物はこんなの。そんなに似てません)どこに着地するのかまったく予想できない脚本で、想像してたのとぜんぜんちがってビックリしましたが、そこかしこに自己言及的なエクスキューズが散りばめられてるのがずるいといえばずるい。しかしまあ、観たときのシチュエーションがシチュエーションだったので自分的にはとても刺激になりました。ドナルド処女脚本にして世界的大ヒット作(たぶん)「The 3」はぜひみたいです。
しかし、この作品でいちばんびっくりしたのは、送られてきた脚本読んだスーザン・オーリアンだったかも。自作が映画化されると思ったら、よりによってこんなあつかいに……
【ANIME】 住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー 第8話「妹LOVEでドッコイ」 (→公式)
なんかもう、やりたい放題。禁断愛描いた人気連続ドラマに衝撃をうけたコスモス荘住人たちが、「そういえば、鈴雄と小鈴のとこも兄妹ふたりきりだよな……」テンパってエラいことになるお話。「それはちが――う!!! 妹が恋愛対象にならないじゃと! 妹に欲情するのはおかしいじゃと!! 否!! 断じて、否!! 妹こそ男にとって、究極の女性であり、もっとも理想的な恋愛対象なんじゃ――!!!」 「妹とは、うまれたときからともにくらし、だれよりもたがいをよく知る存在であり、しかも兄には絶対服従、さらには家族というなによりも強い愛情と、禁断の関係という背徳感が何よりも強い絆となる。それは他人の女ではけっして得られない喜びなのじゃあ!!!」 そんなたわごと力説しながらサンプルとしてシスプリ取り出すマロンフラワーはとにかくすごい男だ。しかし、こんなギャルゲ好き好きキャラになるとは…… あー、釘宮なエーデルワイスたんはもちろんオッケー、むしろタンポポたんとチャンジしてもいいかも、なんですが、ゴスロリだかピンクハウサーなんだかわからなくなってるヒヤシンスさんはえらいことでした。年上の妹…… いやあ、まいった。しかし、ほかの住人はともかく、サポート役社員とスーツモニターというビジネス上の関係だとわかってるはずのタンポポたんが妹妹いいだすのはびっくりしました。ダッテ、ハナからぜんぜんちゃうじゃないか! 鈴雄くんのわかってないっぷりがすがすがしかったです。
架空の概念である「妹」をここまで突き詰めてえがいた脚本もないな、と思って確認したら強田☆舞って、ヒトでした。誰だろ? ごうた☆まい → うたま☆いご → たまい☆ごう すべての謎はとけた!! しかし、こんなお話、ふつうにアニメでやってるんだから、日本人が「アダプテーション」でそんなに驚かないのも当然かも。書き忘れてましたが、最後のがいちばんびっくりでした。
【ANIME】 グリーングリーン 第8話「朝風呂ですったもんだ」 (→公式)
女子連中+千種先生の朝風呂でえんえんとつないだ総集編。しかしながら祐介エピソードでつなげられてもぜんぜんグリグリな印象うけないのでした。双葉の回想シーンでやっとそれらしい雰囲気。 「マクがやぶれておとなになったようです」 「カワのはなしです」 「マクのはなしです」 なんというのか、ここの娘さんたちは、やったら弛緩してますな。お脳もお股もパカーン! 風呂はいってリラックスしてんだからあたりまえなんですが、肌色! 肌色! 肌色! 乳首もボカシも乱舞する全裸展開ながら、さして萌えるシチュエーションでもないのは、実際のもこんなものだからでしょ―― リアル温泉・女風呂盗撮ビデオの雑然としたムードにさも似たりかも。3馬鹿の保護色技術にはまいった。これを地球の未来のため、役立てられればいいのに……
03/09/03(WED)
【ANIME】 おねがい☆ツインズ 第7話「おもいでづくり」 (→公式)
デパートの福引で沖縄旅行があたって、ウキウキ☆さんにんでバカンス♥ 深衣奈さん、それは同盟規約その1にはげしく抵触してます〜 と思ったら、乳デカ副会長さんはじめ主要メンバー全員ビーチで鉢合わせしてしまいましたよ、わたしたち恋愛同盟ズと麻郁たんの蜜月沖縄旅行お邪魔するなんて! ぷんぷん。というお話。なんか、赤も緑も怖いんですけど…… 「藍より青し」葵たんがぎりぎり踏みとどまってたラインをかるがる乗り越えていて、その無遠慮っぷりがおれを不安にさせるのかも。(これは個人的感覚なんで、葵たんを女ストーカーとしか思えない人も多い気はします) 恋する少女の自覚されないエゴイズムが表現されていること自体はぜんぜん悪くないんですが、その描き方が…… 正直、赤も緑も手前勝手な性格しかあらわれてない気もして、もうちょっといい部分も描いてくれ、とか思います。今後の展開で描かれそうな深衣奈の過去をめぐるトラウマ(たぶん高校進学挫折をめぐるもの)への伏線もかなりとうとつに出てきて、やっぱりもうちょっとちゃんと脚本書いてほしいなあ…… 微妙に舐められてる気がしてなりません。
03/09/09(TUE)
【単行本・コラム】 黒田硫黄「映画に毛が3本!」 講談社 [bk1][amazon]
自主映画撮ってたり映画ゼミにも入ってたらしい映画マニア、黒田硫黄が「ヤングマガジンUPPERS」で連載してる1ページ映画コラム漫画が1冊にまとまりました。ぜんぶで61本、5年がかりだから、じつは黒田硫黄の最長連載。
うーん、すばらしい。読んだら紹介作をみたくなって、独自の視点など、その人にしかかけない個性があって、しかも妙な自意識が作品を越えてでしゃばってない、というのは自分的理想のレビュなんですが、これはほぼパーフェクト。黒田硫黄の才には驚かされます。これはオススメしたい。とりあえず「ライフ・イズ・ビューティフル」、コーエン兄弟の「オー! ブラザー」の2本はちょっとみたいですね。クリント・イーストウッドすきみたい。クボヅカヨースケきらいみたい。
巻末に黒田硫黄の大学時代の恩師が文章寄せてるのですが、当時の黒田の奇行が証言されてて、それはちょっとイタタタタ……という感じ。そういえば、倉田真由美も黒田硫黄と同じゼミだったと「SPA!」で書いてたような気がします。黒田硫黄の画力に圧倒されてまっとうな漫画家をめざすのをあきらめたとか。
03/09/10(WED)
【ANIME】 おねがい☆ツインズ 第8話「恋は素直に」 (→公式)
あれ? いったいなんだったんだ? 人目もはばからずべたべたしまくる麻郁・赤・緑。生徒さんがたの好奇の目も釘付けであります。 「やきもち……」「そう考えてもらってもかまいません」「いいわ、協力してあげる。後悔しないのなら」 あれ? あれ? 番組開始1分では焼きもち前提なんですよね…… 苺たんの有無を言わせぬ権力発動によって麻郁たんと椿先輩が会議室に軟禁された! 秘密裏に行われる球技大会ってなんなんだ…… 赤と緑の恋愛同盟はがーがー言うけれど、苺たんのが一枚も二枚も上でどうにもならず。風呂場のケツ×2とか、妄想とか。(中略)なんやかやあって、何かが鞘に収まったらしい。あれ? 当て馬? なんでまたこんなことしたのか、さっぱり見当がつきませんが、なんとなく出てきて、なんとなく消えた。なんとなくいい感じに〆たけど、けっきょくこの人たちはなんのために出てきたんだ…… どう考えても行き当たりばったりとしか思えないんですけど、この展開。とってつけたような伏線とか、、もうちょっとなんとかならんすか…… 実質最後の出演にしていきなり純な性格になった椿先輩には萌え〜 唐突に二元中継で告白しはじめる椿先輩&島崎くんにも萌え〜 「でも、我慢できない」 うわあ。
赤と緑のますますの増長が予感される今日この頃、麻郁たんが可哀想でなりませんわ…… どこかのサイトで目にしたんですが(失念、失礼)、スクライドのそれみたく、この最終話は赤と緑の30分ボコりあいで終了させてほしい! しかしここまであからさまにテキトーな作品になるとは。予想以上でした。
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