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04/06/11(FRI)
【単行本・小説】 田中啓文「蹴りたい田中」 ハヤカワ文庫JA [bk1][amazon]
第130回茶川賞受賞作「蹴りたい田中」を中心に編んだ田中啓文遺稿集、もしくは色物原稿総ざらえ。
あからさまに「蹴りたい背中」っぽい装丁で、表題作ももちろん学園物にして、めっさ便乗すればいいのに――。ほかの短編がぜんぜん関係なくても、気にしない! たしかに、トータルでみるとこの胡散臭い装丁が内容ぴったりですけど(しかし、駕籠真太郎に頼むべきとは思う)、ぱっと見、「中田いたり蹴」と読めちゃうのはコンセプト不一致だと思うのでした。
第二次世界対戦下、敗色濃厚な日本軍を勝利に導くため理不尽な虐待を受け続ける少年兵たちの心情を描き出した表題作「蹴りたい田中」は……、なにゆえトンデモ架空戦記になっちゃうのでしょうか。とほほ。強引とかどうとかを超越したオチも、ただ脱力。
某SF大賞候補作に先駆けた「地球最大の決戦 終末怪獣エビラビラ登場」、蚊さえついてりゃなんでもいいのか、蚊ハードボイルド・ミステリ「赤い家」、なんじゃこらな(一応)時代小説「地獄八景獣人戯」などなど、あいかわらず愉快なだけですが、企画もの小説単体で収録されても……とも思ったり。「吐仏花ン惑星 永遠の森田健作」が「永遠の森 博物館惑星」のパロディだってこと、言っても気づかないんじゃないかな――という気がします。ほかにも、「やまだ道」とかね! 無理なコンセプトの作品はオチの駄洒落も無理矢理になるので、えーと、むにゃむにゃ。
高校時代の田中啓文が主催していたSFサークル<S-SF-F>の記事が衝撃的でした。若い頃から今とぜんぜん変わってなかったんだなあ。
【単行本・小説】 シャーリイ・ジャクスン(訳:深町真理子)「くじ」 早川書房 [bk1][amazon]
早川の異色作家短編シリーズ。さまざまなアンソロジーに収録されまくった傑作短編「くじ」をはじめとする22篇が収録されてます。
短編というよりは掌編に近いサイズのお話も多く収録されていて、日常のスケッチに近い感覚なのですが、それにしてもなにゆえここまで不気味なんでしょうか。漠然と嫌な状況を粘着質な筆致で描いていて、この不器用でぎこちない筆運びが不安感を煽るのかなあ。
几帳面な性格のマザコン傾向男が片付けられない女を自室に招いて手製の食事をふるまおうとしたら……という「おふくろの味」における所在のなさ、登場人物の不可解な行動が残す余韻「ヴィレッジの住人」、こちら側には誰もいない「背教者」、陰鬱なことばかり言うお手伝いと手の切れない若妻の苦悩「大きな靴の男たち」、ニューヨークまで歯の治療に行くだけのはずが……な「歯」、そして表題作が印象に残りました。
素晴らしく( ゚Д゚)マズーな1冊ですね。「たたり」、「ずっとお城で暮らしてる」あたりの長編も読みたい。
04/06/12(SAT)
【単行本・小説】 辻真先「盗作・高校殺人事件」 創元推理文庫 [bk1][amazon]
真犯人=読者という「仮題・中学殺人事件」(→感想)につづく、超犯人シリーズ第ニ弾。 「作者は、被害者です。犯人です。探偵です」
新宿駅ホームの爆弾事件が発端となり、寂れた温泉場・鬼鍬温泉を訪ねることになった薩次とキリコ。三組の高校生カップルの目の前で幽霊騒ぎが起こり、密室状態の隠居部屋で死体が見つかった。凶器の見当たらない密室にはどんな意味が……!?
やっぱり、このシリーズは痛々しい。痛々しすぎます。そこがよい。しかし、さすがに時代を感じる会話や小説としてのぎこちなさ、鬼伝承がある田舎町に舞台を移した意味があんまり感じられないトリックなど、物足りなさは残ります。
シリーズ通してのトリッキーな趣向についても、もうちょっとうまく処理できないものかと思ってしまいますが、それはたぶんミステリ読者として僕がすれてしまったからでしょう。歳をとるというのは存外つまらないものですね。
構成要素としては、折原一の黒星警部シリーズに近いものがあるな、とふと気づきました。
【ANIME】 鉄人28号 第11話「謎の超人間ケリー」 (→公式)
蟹博士を殺害した犯人を追う正太郎そのほか。お前ら、怪人相手なら何してもいいと思ってるだろ! という警官隊の水平発射っぷりには感動しました。有無を言わせず射殺するつもりだったのでしょうか。あ! ダイイング・メッセージとか出てきた! 本当に殺人事件っぽくなってきた。誰か、このクソ生意気なガキ(=正太郎)を殺っチマエ! 自信満々の推理を一瞬で否定されてちょっとカチンときた高見沢秘書、高かったストッキングが伝線してしょんぼりの高見沢秘書、目の前の書類が英語じゃないことすらわからない高見沢秘書、蝶々の手ぶりをしてみせる高見沢秘書、とにかく、とにかく萌え〜 あまりに無意味な鉄人使ったダイイング・メッセージ解読、死に際に暗号書き残すその神経、でたらめにも程がある気がするけれど、なかなか面白い。なんでまわりの人間、気づかなかったんだろう? 敷島博士はさりげなく自己正当化してみせてるよね。しかし、この超人間は超すぎる! 敷島博士なんかさらったら解剖されちゃうよ! 石ノ森っぽいエピソードだな、とは思います。
【ANIME】 サムライチャンプルー 第3話「以心伝心 其ノ一」 (→公式)
朝っぱらから無意味に斬り合いするなら端っから別行動しろよ! 「ひまわりの匂いのするお侍さん」 漠然としすぎじゃのー。ヤクザより性質悪いゴロツキ以外何者でもないので主人公に感情移入がしにくいのー。博打でさんざ負けてからイカサマだ云々いうのは感心できんなー。新興ヤクザと地元ヤクザの抗争でムゲンとジンが敵味方に別れて、みたいな(よくある)展開なんですけど、なんだかなー。いろいろなんだかなー。ありえなーい。ありえなーい。それにしても時代劇好きのツボをまったく刺激しないシナリオだこと。スクラッチしながらの折衷案ででも押さえられそうなポイントはいくらでもあるんですけどね。
04/06/13(SUN)
茨城県は下妻を舞台に、田舎の激安文化の中で孤高を保つ自己中ロリータ少女と地元ヤンキー少女の異文化交流。
ヒロインを演ずる深田恭子、土屋アンナのふたりがなかなかの好演でした。とくに土屋アンナは鼻でタバコ吸ってみたり、気合だけはあるヤンキー女子を体当たりで演じてました。駄メガネ状態のころはビョークに似てるね、と思いましたよ。いかにもCM畑の人が撮った映像で、馬鹿馬鹿しいアイデアがてんこ盛りのカットが矢継ぎ早に連発され、ハレーションを起こしてるような感覚。田中啓文の小説みたいなもので好悪別れそうですが、僕はたいへん楽しみました。SEやBGM処理、色彩処理についても感心するところがありました。
竜ヶ崎桃子@深田恭子が敬愛するロココの精神についての説明をわざわざ冒頭に入れた理由が物語ラストで判明するようになってたり(クリエイターではなく、あくまで文化浪費者の道を選ぶ)、ヒロインふたりの生き方の指針についてはそのまんま、というあたりは一貫しててよかった。友達できてえかった、えかった、というか。変化のポイントはそこではなく、あくまで異文化交流なんですよ。
雨上がり決死隊の宮迫はよだれ垂らす役やらせたら映えるな、とか、小池栄子は大根だな――、とかいろいろ思いました。渋谷で観たら客席にロリータ少女わんさかで、それも面白かったです。
04/06/14(MON)
七夏たんが男子からもらったラブレター見せられて動揺。 (俺ができないこと、他人だからってあっさりやりやがって、呪呪呪呪) されど無理して大人の対応してみせる。 「いいの?」 しかし、お断りした旨告げられて安堵。ほっと胸を撫で下ろしてみた、ら、ら、ら、さらなる攻撃、不意の告白タイムに、耕四郎たんズギューン!! 俺のハートを撃ち抜いた!! やーらーれーたー。
期間限定でストリーミング配信されてる(〜6/22)地上波未放映回。耕四郎たんは昔を回想してみる。ちびちび七夏たんがかまって欲しいよビームを発射させ、思えば、あの頃からこの俺にモーションを!?(気のせい) 唐突な両親の離婚による空白期間が、だから、実の妹に惹かれちまったんだ!(責任転嫁) 一発で実の息子を識別した母親に、でも、俺はわからなかった……(しかたないよね) 母親の口を通して語られる七夏たんのお兄ちゃん好き好き攻撃の様子、そうか、俺がしあわせにしてやればいいんだ! 素直じゃない俺だから、近親相姦っていうひねりもありカナ?(ないYO!) などなど、自己正当化に着々と向かう心の動きが叙情的に描かれておりました。お兄ちゃんと呼ばれただけでもう照れ照れですよ。心の表層だけいいお兄ちゃんでいようと思っても、深層では爆発寸前、(俺の)身体はそういってないぜ――みたいな、ひゃ、ひゃ、ひゃ。
もう、ダメだ! チンボーたまらん、このままじゃ七夏たんを襲ってしまう! 「こんな可愛くない妹なんか、お兄ちゃんだってヤダよね……」 いやいや、もう格別でごじゃりますがな。 「一緒に帰りたい」 キタ━━━━━ッ!!\(^O^)/そのままキタ━でお待ちください。 「何よ、自信まんまんに好かれてるみたいな言い方しちゃって!」 思った異常以上に釣り成功。 「家を出ようと思ったことなど、忘れていた」(←今話の爆笑ポイント) べたべたモード超発動。 「知らない人が見たら、そういう関係にしか見えないんじゃない?」 超図星。 「……犯ッちまうぞ」 「……何をやるの?」 只ならぬ状況に堕ちていくふたりなのでした。
(鬼畜道まっしぐらのためにはどこか別の巣が必要だ……) 「誰だ、こりゃ?」という微妙な作画、微妙な動きでありました。家族用のコタツより耕四郎たんがデカかったのには驚愕。 「私もよかった」(してくれても) 相思相愛確認だから残りカウントはとっく一桁ですよ! このお父さんはそーとーにおめでたいですな。 「べつにおかしくねって」 会わないつもりなぞない癖に! 実家最後の(いちおう)清い夜。
禁断愛のこと頭から追い出すゾ! 健全に生きるのダ! 仕事に没頭、ひとり暮らしも板についてきた耕四郎たんでしたが、七夏たんはそこまで割り切れずストーキング行為に出るのでした。ぜんぜん我慢してないんじゃないのか。耕四郎たんのダメモノローグも凄いけど、七夏たんの思いつめっぷりもえらいこと。逃げろー逃げろー 千鳥さんに指摘されて耕四郎たんは最低人間である自分を露呈してしまうのでした。 「キモいよ、というか、気持ち悪い」 膝を抱えて体育座り〜。 「こんな気持ちははじめてだったから……」 ダメだ、心の壁がいまにも決壊しそうだ。作画が持ち直したのはよかったです。 「俺だって、会いたいよう……」 ドカーン!! 最終兵器炸裂!!
知ったことか! 知ったことか! 知ったことか! 知ったことか! ドアはもう閉じられてしまいました。ここから先はふたりだけの世界です。歯止めなんぞ、ありません。お姫様だっこでスタート。膝すりむいたくらいでよろけてみせるのは如何なものですか。 「だから、ここにいてくれ」 舌の根も乾かないうちに、もう、ここは愛の巣だから…… て、定期捨てるだすか。 「邪魔だから」 そら千鳥さんも驚くですよ。世間的にキモ男認定された耕四郎たんと思いつめまくったお子チャマ七夏たんがいて、千鳥さん最後の忠告も空振ってしまったので、もう手が届かないところに兄妹ふたりは旅立ってしまったのでした。 「千鳥とは…… つきあってないよ」 「お前がいれば、ほかに何もいらない」 そら、合身もしますわな。最終回を前に逃げ場なし。すごいアニメだ。
04/06/15(TUE)
【単行本・小説】 ジョー・R・ランズデール(訳:北野寿美枝)「サンセット・ヒート」 早川書房 [bk1][amazon]
1930年代、テキサス。顔面を殴りつけながらという、いつもの家庭内レイプに生命の危険を感じたサンセットは夫ピートの頭を拳銃で撃ち抜いた。地域の有力者であり、自分も夫から同様の扱いを受け続けてきた義母マリリンの擁護によってサンセットの正当防衛は認められ、治安官だった夫の仕事をそのまま引き継ぐこととなった。夫の遺した業務日誌を読んでいたサンセットはとある事件に興味を引かれた。ある黒人の農場から甕に入った胎児の死体が見つかった、というものだ。やがて、同じ畑から女性の死体が見つかる。この奇怪な事件の裏に何が蠢いているのか……
怪物か悪魔が蹂躙していくが如きアメリカ南部の悪天候、差別意識はびこる閉鎖的なコミュニティ、レッド・ネックあるいはホワイト・トラッシュという名で呼ばれる、貧困に喘ぐダメ白人たち、どこか壊れた登場人物たち、暴力、キンタマ、ウンコ、……ランズデール作品を構成する要素をありったけ詰め込んでありますね。
「罪深き誘惑のマンボ」(→感想)+「凍てついた七月」(→感想)を女性治安官主人公でやってみた感覚に近いかもしれません。たいへん素晴らしい爆笑キャラがひとりいて、彼の安否を気遣いながら一気に読み終えました。疾走するが如きストーリーテリング。なるほど。
ブチ切れ奥さんの自己再生ウエスタン小説と考えてみるとけっこう珍しいですね。中盤までに盛り上げすぎてしまったせいか、終盤、予想していたよりは……だったり、自然の脅威で舞台ごとひっくり返してドカーン! なこの人らしさもあり。一気読みしてしまうのがいいと思われます。
04/06/16(WED)
【単行本・小説】 パトリシア・ハイスミス(訳:宮脇孝雄)「女嫌いのための小品集」 河出文庫 [bk1][amazon]
ろくでもなさすぎる女たちが行きゆく様(もしくは死にゆく様)を悪意たっぷりに描いた掌編集。
カルチャー・スクールに通い詰め、冒涜としか思えない芸術もどきに精を出し家庭を顧みない主婦を描いた「芸術家」のほとんどギャグみたいなラスト、ハツカネズミのように妊娠する女を妻にした夫の恐怖「出産狂」が印象に残りました。何かが欠落したままで産まれてきた女か、常軌を逸したパラノイアかの2択しかありません。
タイトルそのままな「天下公認の娼婦、またの名は主婦」とウーマンリブ運動を描いた「中流の主婦」が、最後の短編集「世界の終わりの物語」所収のやりすぎ短編「<子宮貸します>対<強い正義>」に繋がっていくだな――と興味深く読みました。掌編ということもあるんですが、このころはまだ直球。
お嬢さんをぼくにください、と言った男に女の片手が送られてくるという「片手」だけ、サイコの向きがちょっとちがう。しかし、たかだか4ページで嫌な話を書くもんだ。
04/06/17(THU)
【単行本・小説】 ティエリー・ジョンケ(訳:平岡敦)「蜘蛛の微笑」 ハヤカワ・ミステリ文庫 [bk1][amazon]
外科医のリシャールは愛人エバに変態行為を強要する。行きずりの男に抱かせ、サディストに鞭打たせ、恥辱に身をよじらせるエバを見て歓喜にうちふるえるのだ。あやまって警官を射殺、自らも傷を負った銀行強盗アレックスは途方に暮れていた。このままずっと隠れているわけにもいかない。なにか上手い逃亡の手段はないものか? おまえは"蜘蛛"に捕らえられた"獲物"だった。"蜘蛛"はおまえを暗闇の中に閉じ込め、そしてゆっくりと料理する……
複数視点からの叙述が交錯し、あっと驚く真相が最後に浮かび上がってくるという構造の物語で、ジャブリゾ「シンデレラの罠」からインスピレーション受けたらしいです。なるほど。ぐしゃぐしゃっとしたラストがよくて、サプライズを重視したその手の類のミステリ作品よりも、シェイマス・スミス「わが名はレッド」(→感想)を連想しました。早々に種明かしされてしまう真相そのものよりもそれに至る因果のほうに重点が置かれているように思えるからでしょうか。展開はぎりぎりまで簡潔に、されど表現には工夫が凝らされていて、とたいへん感心しました。二人称語りの必然性は特になさそうな気もするけど、楽しいからいっか。
04/06/18(FRI)
【ANIME】 恋風 第13話「陽炎」(最終話) (→公式)
意外とよかった、ビックリ。ラス前のテンパリ演出はいったい何だったのか。あのままじゃ心中エンドしか選択肢残されてないみたいだったからなあ。逃げ道もないし、近い将来の崩壊も自覚してて、でも……という状況をなんとなく美しく描いてしまうのが吉田基已作品だと思ってて、そのいいところも悪いところも出ていたように感じました。公園で泥遊びして、「汚れちゃったね」 「ああ、汚れちまった……」 みたいな上手いんだけどあざとい部分もきちんと出てますよ。七夏の中に触れてはいけない、何か恐ろしいものを感じ取ってるのに友人づきあいしてくれる双葉ちゃんはいい子ですねえ。視聴者に委ねたような結末ですが、原作が現在進行形であることを考えると、まあ仕方ないかな。ところで、(現段階では)千鳥から逃れられればそれで問題ないわけで、たとえば、ゲイ・レズビアンカップル同士の偽装結婚みたいなことできれば世間の目も欺け続けられるんじゃないかと思ったのでした、が……手なんか繋いで登校してるようじゃダメダメ。ラストの耕四郎台詞は口に出さなくてもいいんじゃないかと思われましたが、それじゃ締まらないかしらん。
【ANIME】 鉄人28号 第11話「超人間・ケリーの最後」 (→公式)
ケリーの真意が明らかになる。 「あの人は、最後の最後に夢を、宇宙に行くという夢を果たせたんじゃないでしょうか。たとえ、それが一瞬だったとしても」 それを打ち砕いたのはアンタなんだが…… ラストの演出はじいんとさせますが、やっぱり正太郎&鉄人コンビが悪役になってしまうのでした。ケリーにさらわれてレイプされた(嘘)敷島博士は半裸で秩父山中から逃げてくるかと思ったのですが、きちんと服着てた。
【ANIME】 サムライチャンプルー 第4話「以心伝心 其ノ二」 (→公式)
うーむ、正直この作品のことはよくわからないなあ。面白さがどうのという段階ではなくて、異星人が書いた物語を観賞させられてる感覚。登場人物ひとりひとりの行動理念が理解不能で誰にも感情移入できないので、どうしていいのか困ってしまうのでした。結局、あの地元ヤクザの親分さんには自殺願望があったってことですよね? うー、どこが組を守ってるんだろうか。まさに犬死ですよ。命賭けてる壺振り勝負に行き当たりばったりすぎ。酷い脚本だ。真剣に腹立ててしまった、とほほほ。
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