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<TITLE>小田ひで次</TITLE>
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<CENTER><H2>小田ひで次</H2>
<A HREF="../../index_1.htm">兄のトップページへ戻る</A><BR>
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<H3>拡散</H3>
<B>全２巻</B><BR>
<B>講談社</B><BR><IMG SRC="oda1.gif" ALT="拡散" ALIGN="right" VSPACE="5" HSPACE="5" WIDTH="120" HEIGHT="171">
　自分が自分であることに耐えかね、文字どおり世界中に散らばってしまう「拡散」という不可解な現象にみまわれた少年、”カッちゃん”こと東部克彦。<BR>
　幼い頃から世間の欺瞞に気づき、普通の人間関係を構築することができなかった彼。「全てから等距離にいたい」「全てから自由でありたい」、という彼の心が拡散を引き起こす。全てから等距離であるには自らを無限遠に置かねばならず、必然的にカッちゃんは神のごとき孤独を味わい、自身の存在さえ希薄なものとなっていく。<BR>
　しかし、そんな彼を時々現実に呼び戻す人たちがいる。<BR>
　幼なじみのあざみや公衆便所と蔑まれる母子家庭の少女・雫、アフリカの未開の地の少女・ミラ。彼等にとってはカッちゃんは忘れ得ぬ人物であり、彼等の思いがカッちゃんをかろうじて世界につなぎとめている。<BR>
　存在するということは他者と関わることだ、他者と関わることなしには存在できない、ということを悟りつつもどうしても拡散してしまうカッちゃん。長い彷徨の果てに彼はついに居場所を見いだすが……。<BR>
　６年の歳月を経て完結した、正面切った哲学的寓話。これはまぎれもなく「きみのための物語」だ。<BR>
<BR>
　カケアミでいっぱいのペン画もストーリーの深みと調和して、スーパーヘビー級のパンチ力で読者を圧倒する。写実的な人物画に抵抗がある人もいるだろうけれども、是非読んで欲しい。<BR CLEAR="right">
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<B>シリーズ：</B>アフタヌーンＫＣデラックス<BR>
<B>判型：</B>Ａ５<BR>
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<TR><TD><B>巻</B></TD><TD><B>ISBN</B></TD><TD><B>初版発行</B></TD><TD><B>本体価格</B></TD></TR>
<TR><TD>１</TD><TD>4-06-319636-4 C9979 P850E</TD><TD>1995.11.22</TD><TD>\825</TD></TR>
<TR><TD>２</TD><TD>4-06-319899-5 C9979 \1238E</TD><TD>1998.02.23</TD><TD>\1238</TD></TR>
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<DIV ALIGN="RIGHT">since 98/03/02</DIV>
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