2011.06.03 Friday

2011/06/05 「オタク大賞R」に出演します

以下のイベントに出演させていただくことになりました。
告知遅れてしまってすみませんが、お時間ある方はぜひどうぞ。

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http://otakur.blog7.fc2.com/blog-entry-66.html

オタク大賞R10・10回記念特別企画
「今夜決定! 輝け!!第1回 日本アツい漫画グランプリ」

今、月刊マンガ誌があつい!(物理的な厚さも)
「進撃の巨人」も「テルマエ・ロマエ」も「それ町」も
みんな月刊マンが誌に載ってるんだYO!
というわけで、今回のオタク大賞Rは
月刊マンガ雑誌をフィーチャーします!
各出演者一押しの雑誌&作品をアツく語り倒し
その中から「グランプリ」までついでに決めちゃいます!(多分)

【司会】鶴岡法斎
【出演】奈良崎コロスケ
【Guest】芝田隆広 江戸栖方 山脇麻生

2011年6月5日(日)新宿ロフトプラスワン
Open:18:00/Start:19:00
前売¥2000/当日\2300(共に飲食別)
※予約受付は下記URLにて
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/reservation/

2011.04.14 Thursday

ぶっとびマンガ大作戦VS面白漫画倶楽部

4/16(土)に以下のイベントに出演いたします。
よろしくお願いします。

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面白漫画倶楽部別冊
ぶっとびマンガ大作戦VS面白漫画倶楽部

面白いマンガとはなンだ?!

面白い漫画を追求するイベント【面白漫画倶楽部】と変わった漫画・ぶっ飛んだ漫画を紹介するイベント【ぶっとびマンガ大作戦】がスペシャル対決だよ!!



みんなが知らない面白ぶっとび漫画・珍作・怪作・
奇作の大行進。
テーマは【麻雀漫画】、【エロ漫画】、【格闘技漫画】、【海外漫画】。
それぞれのイベント出演者がトークバトルを繰り広げるよ!

【出演】
新田五郎(ふぬけ共和国)
しばた(OHP)
稀見理都(エロマンガ家インタビュアー)
V林田(咲-Saki-ファン)
渡辺僚一(フリーライター)
バッドガイ☆ナベ
KRONOS(SFC CRASH AND BURN)
0E3(おーえさん)
天野年朗(フリーライター)
ほか
【司会】リタ・ジェイ

OPEN 11:30 / START 12:00
予約 ¥1000 / 当日 ¥1500(飲食別)
※予約はプラスワンHPにて近日受付開始!

2011.01.10 Monday

漫画サンデー 2011年No.1〜2

【新連載】「ピン・マイク」 高田靖彦
 No.1(1/4)からスタート。ネットやテレビなどに推されるラジオ局の報道班の人々の活躍を描いていく物語。お話の中心になっているのは「ピン」というあだなで、のんびりした雰囲気の中年記者。バリバリ仕事をこなすわけではないが、自分が興味を持った取材先をじっくり観察・取材していくピンの取材が、さまざまな人間模様を浮き彫りにしていくといったところ。まだ2話までしか読んでないけど、犯罪事件を描きつつも落ち着いた語り口で、きっちり読ませてくる。味のある作品になりそう。

【集中連載】「GKの憂鬱」 能田達規
 No.2(1/11+18)から3号連続で掲載。サッカーのゴールキーパーという職業の悲哀をシブめに描いた物語。第1話ではプロサッカーリーグの第3GKをやっているプロ10年めの男の物語。普段はスポットライトを浴びることなどまったくない控えGKが、数少ないチャンスにすべてを賭ける。手堅くまとめていてまずまず。

【雑誌】漫画サンデー 1/4 No.1 【発売日】2010/12/21
【雑誌】漫画サンデー 1/11+18 No.2 【発売日】2010/12/27
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2011.01.10 Monday

漫画サンデー 2010年No.43〜49

【連載】「セツ」 木葉功一
 No.44(11/16)で「復讐の男」編が終了。世直しのためと称して殺人を繰り返す犯人「スター」を追って、元世界陸上金メダリストである女性刑事・セツが活躍。天真爛漫で型破りなヒロイン像はいかにも木葉功一らしくエネルギッシュで、なかなか読みごたえのある物語を展開している。セツとスターの生死を賭けた境目でのやりとりも緊迫してて良かった。

【最終回】「Very坊主!」 作:桜小路むつみ+画:市川智茂
 No.45(11/23)にて最終回。ハネっ返りの主人公が、育ての親的な存在の和尚から寺の跡継ぎに指名され、僧侶としての修行をしていく青春ストーリー。僧侶の修行模様を前向きに描いてて、なかなか良い作品だったと思う。お話のほうはまだこれからというところで終わっちゃったのはちょっと残念。和尚が病に倒れて、それが主人公の成長を促していくあたりのエピソードはなかなか泣けるものがあって良かったんですが。

【連載】「監察医朝顔」 作:香川まさひと+画:木村直巳
 No.49(12/28)で巻頭カラー。このところハードな展開となっている。刑事・桑原と結婚して幸せな家庭を築きつつあった朝顔だが、桑原が以前から追いかけていた犯人と対峙することになり……。桑原との結婚前後のエピソードはけっこうワ数を使って丹念に描かれていたので、このあたりの展開はかなりショッキングでインパクトがあった。

【読切】「虎は城に吠ゆる」「播磨姫君」 田中つかさ
 No.47から始まった10号連続企画「日本の名城シリーズ」の第3弾としてNo.49(12/28)に「虎は城に吠ゆる」が掲載。藤堂高虎と伊賀上野城の物語。「播磨姫君」はNo.2(1/11+18)に掲載で、徳川千姫と姫路城。なお「日本の名城シリーズ」の第1弾と第2弾は能田達規「名城めぐり旅」と、やまだ浩一「波瀾万城」。

【雑誌】漫画サンデー 11/16 No.43 【発売日】2010/11/02
【雑誌】漫画サンデー 11/23 No.44 【発売日】2010/11/09
【雑誌】漫画サンデー 11/30 No.45 【発売日】2010/11/16
【雑誌】漫画サンデー 12/7 No.46 【発売日】2010/11/22
【雑誌】漫画サンデー 12/14 No.47 【発売日】2010/11/30
【雑誌】漫画サンデー 12/21 No.48 【発売日】2010/12/07
【雑誌】漫画サンデー 12/28 No.49 【発売日】2010/12/14

2011.01.10 Monday

漫画サンデー 2010年No.37〜42

【読切】「おもひでぎたあ」 上原求
 ギター修理の名人・六田弦道が、彼の元に持ち込まれたさまざまなギターに込められた想いを汲み取っていく物語。アクの強い泥臭い絵柄で、渋さと熱さの共存する人間ドラマを展開していてなかなか。No.37(10/5)に第1話、No.1(1/4)に第2話、No.2(1/11)に第3話が掲載。上原求は漫画アクション2008年 No.5(3/4)に読切「ヤキソバ・ブルース」が掲載されている(当時の感想は2008/02/19の日記を参照のこと)。

【新連載】「またまたなんちゃって駅弁」 上農ヒロ昭×守靖ヒロヤ
 No.38(10/12)で以前連載された「なんちゃって駅弁」が復活新連載。駅弁マニアの社長のため、部下の森口という昼行灯男が、各地の駅弁をマネした弁当を作る……というお話。

 個人的には最近の食漫画の中ではちょっと気になっている作品。駅弁モノといえば、漫画アクションでやってる「駅弁ひとり旅」があるが、こちらは各地の鉄道に乗り、駅弁も食べるというスタイルで、食漫画ファンだけでなく鉄道ファンも取り込もうという作品。これに対して「なんちゃって駅弁」の場合、実際に鉄道に乗るわけではなく、あくまで「駅弁を自分で作る」だけ。駅弁を再現するためのレシピはきちんと紹介されており、自炊派や、「デパートの駅弁フェアが好きな人」が常時駅弁を楽しめるようにするための作品といえる。

 最近の食漫画は多様化および専門化が激しく、さまざまな作品が出て来ているけれども、この作品はその中でも目の付け所がかなりユニークな部類。実際の駅弁ではなく、そのレプリカを食べるわけだから、「バーチャル駅弁漫画」とでもいいたくなる。食漫画はなんだかすごいところまで来てるなあと思わざるを得ない。

【読切】「波瀾万城」 やまだ浩一
 各地の名城と、城のお殿様の物語を描いていく歴史モノ。最近漫画サンデーは、能田達規の読切シリーズ「名城めぐり旅」といい、なんだか名城に凝っている様子。 No.37(10/5)〜No.38(10/12)で築後柳川城と立花宗茂、No.41(11/2)で江州大津城と京極高次、No.48(12/21)で摂津大坂城と豊臣秀吉、1/1(1/4)で武蔵忍城と成田氏長の娘・甲斐姫を取り上げている。武蔵忍城は「のぼうの城」のアレですな。

【読切】「名城めぐり旅」 能田達規
 こちらも名城モノだけど、その城が作られた武家時代のお話ではなく、現代のバスガイド・運転手さんが、名城の魅力を紹介していくという内容。No.40(10/26)で二条城、No.47(12/14)では江戸城を紹介している。

【新連載】「犬と歩く」 やまさき拓味
 No.41(11/2)からの新連載。人間と、共に生きる犬の姿を描いていくオムニバス形式のシリーズ。初回はホームレスと共に暮らしていたダックスフンドの物語。正直なところ、「漫画アクション」に掲載された「星守る犬」の後追い的な印象を受けてしまう。漫画としては手堅くてしっかりしてると思うんですけれども。

【雑誌】漫画サンデー 10/5 No.37 【発売日】2010/09/21
【雑誌】漫画サンデー 10/12 No.38 【発売日】2010/09/28
【雑誌】漫画サンデー 10/19 No.39 【発売日】2010/10/05
【雑誌】漫画サンデー 10/26 No.40 【発売日】2010/10/12
【雑誌】漫画サンデー 11/2 No.41 【発売日】2010/10/19
【雑誌】漫画サンデー 11/9 No.42 【発売日】2010/10/26
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2011.01.10 Monday

漫画サンデー 2010年No.32〜36

【新連載】「監禁探偵」 作:我孫子武丸+画:西崎泰正
 No.32(8/24+31)〜No.44(11/23)の連載。平々凡々としたコンビニのバイトである主人公・山根亮太が、下着泥棒をしようと忍び込んだマンションの一室で他殺と思われる女の死体を発見。しかし彼はそのことを通報しないで逃走。実は亮太はその数日前、町で出会ったアカネという少女を自宅に拉致監禁しており、警察に駆け込めない立場だった。その後疑いをかけられた亮太は、アカネと共に殺人事件の謎を追っていくことになる。

 性犯罪者でもある主人公が殺人事件に巻き込まれ、じわじわと追い詰められながら犯人探しをしていくという展開がスリリング。まあちょっと無茶な設定という気もしなくはないけど、亮太と謎めいた少女・アカネのコンビは見ていて面白い。ただ、雑誌で1週置きに読むと、それまでの展開を忘れてしまいがちではあった。絵は整っているけど、その分スルッと流して読んでしまいがちだったんで、もう少しヒキが強いといいかなーという気はした。なお単行本[Amzn]は2011年1月29日発売。単行本でまとめて読んだほうが面白そう。

【集中連載】「ぼくんちはBar」 千葉きよかず
 No.32(8/24+31)からNo.35(10/21)まで4号連続で掲載。1970年、静岡県御殿場市でしがないバーを営んでいた女性の息子・マサルが見たものや、その生活を描いていく。人情ストーリーをきちんとまとめていて手堅い読み心地。その後、No.39(10/19)、No.40(10/26)に続編が掲載。

【読切シリーズ】「1万円でB級グルメ旅」 シーシー&ヨコイさん
 No.35(10/21)で「静岡編」「名古屋編」が掲載。その後シリーズ化されて各地を回る。各地のご当地B級グルメレポートマンガ。限られた時間の中で、名物B級グルメを食いまくるので、取材者2人ともお腹いっぱいになってしまってどんどんキツくなっていくという展開。まあ正直ご当地B級グルメネタは最近各所で見るので、食傷気味かなという感じ。「また富士宮やきそばかっ」とか思っちゃうし。でもまあ需要は確実にあるんでしょうね。

【読切】「刀将」 かわすみひろし
 No.36(10/28)掲載。下町で刀研師を営む主人公のもとに、ヤクザをやっている幼なじみから日本刀の研ぎ依頼が持ち込まれる。しかしその刀にはかつて人斬りに使われた来歴があり……。というわけで刀にまつわる悲喜こもごもの人情ドラマが描かれる。かわすみひろしといえば女性描写が良い人ではあるが、今回は渋めの職人ドラマを描いている。刃傷沙汰がからむとはいえ、しっとり落ち着いた大人の雰囲気もあり、なかなか面白かった。

【雑誌】漫画サンデー 8/24+31 No.32 【発売日】2010/08/10
【雑誌】漫画サンデー 9/7 No.33 【発売日】2010/08/24
【雑誌】漫画サンデー 9/14 No.34 【発売日】2010/08/31
【雑誌】漫画サンデー 10/21 No.35 【発売日】2010/09/07
【雑誌】漫画サンデー 10/28 No.36 【発売日】2010/09/14
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2011.01.03 Monday

コミックバンチ 2010年 No.31〜39

 2010/08/27発売のNo.39をもって休刊したコミックバンチの最後のほうの号の感想を今さらながら。コミックバンチについては、創刊から最後までずっと感想を書き続けてきたが、結局こんな形で終わってしまって残念。

 このご時世に週刊漫画誌を立ち上げるというのは壮挙ではあったと思うけれども、初期の威勢の良さがしだいに失われ、だんだん惰性っぽくなっていった感は否めない。とくにコアミックスを創設した大御所陣の作品がマンネリ化していったのは、雑誌の活力を大いに削いでいたと思う。単行本やパチンコ化で手堅い収益源になっていたんだろうとは思うけれども、やっぱり昔の看板で勝負し、なおかつそれを10年近くも使い回していたら読者は飽きる。

 また若手作家は読切などでそこそこ使ってはいたものの、それが定着しなかったのも大きかった。創刊当初連載していた渡辺保裕や、「満腹ボクサー徳川。」の日高建男とか、惜しい人はいたんだけれども。結局のところ「コンシェルジュ」の藤栄道彦くらいしか、主力に育てられなかったのは痛かった。

 今後コミックバンチの残滓は、コアミックスの立ち上げた「月刊コミックゼノン」、新潮社の「月刊コミック@バンチ」に引き継がれていくわけだが、どちらも月刊ということで、週刊雑誌だったコミックバンチほどのインパクトは与えられないだろうし、認知度も低止まりすることが予想される。それでも続いてくれればまだ良いんですけどね……。

【読切】「+PLUS megane」 左折
 No.31(7/16)掲載。曲がり角で激突した拍子に、メガネを取り違えてしまった少年少女が、それをきっかけに距離を縮めるというメガネものでちょいラブコメ風味な漫画。計13Pと短いながらも、さまざまなメガネっ娘たちをかわいく描いてて、まずまず好印象。萌え系としては細部の処理の面で多少荒削りかなーという印象はあるものの、絵の造形自体は華やかで良いと思う。

【読切】「流れ力士ジャコの海」 そにしけんじ
 No.31(7/16)〜No.34(8/6)掲載。ナゾの流れ者力士・ジャコの海が、各地を放浪してさまざまな事件に関与するというショートギャグマンガ。「それ相撲じゃないだろ!」的なすっとぼけた活躍ぶりで、クスッとした笑いを誘うタイプの作品。気軽に読めて手堅い作品。

【読切】「泣く男」 藤原さとし
 No.32(7/23)、No.33(7/30)に前後編で掲載。不幸な生い立ちにより本気で泣けなくなってしまったヤクザな主人公が、借金の取り立て先に一人残された少女と一緒に暮らすことで、じょじょに心を取り戻していく。ちょっと山本英夫を思い出すような濃い目の作画でヒューマンストーリーを展開。まずまずといったところ。

【読切】「ここあミルク」 マキヒロチ
 No.32(7/23)掲載。軽率に彼氏に中出しを許してしまったがために妊娠、そして中絶することになってしまった女性の、苦い心のうちを描くお話。若い女性が一人で抱え込むしかなかった悲しみや切なさを、柔らかい筆致で描いている。わりと大ざっぱな内容の多いコミックバンチの中にあっては珍しい、繊細な心理描写が光る作品。

【読切】「刀の鍛冶人」 日笠カサ
 No.34(8/6)、No.35(8/13)に掲載。大名に献上した刀がなまくらだったため処刑された刀鍛冶である父の無念を晴らすため、その娘が刀鍛冶の道を志す。必死の想いで修行に励むものの、父への想いが先に立つ彼女の刀は、何かが足りなかった。荒削りな作風だが、力強くて情念がこもっててなかなか読みごたえはあった。第8回コミックバンチ漫画大賞 審査員超特別賞受賞の新人だが、なかなか面白いモノを持った人だと思う。

【集中連載】「あなたのおもちゃ −少女M−」 松本ななこ
 No.34(8/6)〜No.36+37(8/20+27)に掲載。帰国子女で外見は派手だが実は性格は案外地味な女の子が、バイト先の会社で緊張のあまりドS的に振る舞ってしまう。それが高じて、その職場にいた好みなイケメンドS男に調教プレイを施してしまうことに……というドタバタコメディ。軽やかなノリでまずまず楽しめる。

【読切】「アフタースクール」 大沼未来
 8/13(No.35)。学校一の優等生女子が「他人に見られてはいけない探し物」を、学校一の不良男子と共に探すことになる……という青春学園ストーリー。絵はこなれていないけど、探し物を軸にして読者の興味をひきつけ、ほろ苦い青春物語を爽やかに締めくくる。読切だとこういう若手を登用するんだけど、その後の育成がいまいちな雑誌でしたなあ……。

【読切】「殺し屋麺吉」 富沢順
 No.36+37(8/20+27)掲載。2004年から2006年にかけて連載された作品が読切で復活。「人は本当にウマいラーメンを食うとホッとして心の闇を吐露する」という習性を利用して悪事を暴き、悪党に天誅を下す必殺仕事人的作品。ラーメン屋が、ラーメンの麺や具、岡持を使って人殺しをするという筋立てが馬鹿馬鹿しく面白かった作品。この回も「そんなアホな」というラーメンギミックを駆使しており、キッチリ面白かった。

【雑誌】コミックバンチ 7/16 No.31 【発売日】2010/07/02
【雑誌】コミックバンチ 7/23 No.32 【発売日】2010/07/09
【雑誌】コミックバンチ 7/30 No.33 【発売日】2010/07/16
【雑誌】コミックバンチ 8/6 No.34 【発売日】2010/07/23
【雑誌】コミックバンチ 8/13 No.35 【発売日】2010/07/30
【雑誌】コミックバンチ 8/20+27 No.36+37 【発売日】2010/08/06
【雑誌】コミックバンチ 9/3 No.38 【発売日】2010/08/20
【雑誌】コミックバンチ 9/10 No.39 【発売日】2010/08/27
【出版社】新潮社 【判型】B5中

2010.08.07 Saturday

週刊漫画ゴラク 2010年No.27〜32

【読切】「夜釣りのシンサク」 作:みずほだい+画:菊地昭夫
 No.27(7/16)に掲載。これは馬鹿馬鹿しくてけっこう面白かった。主人公は田舎から東京に出稼ぎにきた漁師の息子・海成晋作。ビッグマネーをつかむため、晋作はおねえちゃんのいるナイトクラブで働き始めるが……。まあそんなわけで夜の世界モノで、よくホストものにあるような「夜の世界は厳しいけど根性でのし上がっていく」系の作品になるのかなと思ったが、その後の展開はけっこうぶっ飛んでいて、いい方向に予想を裏切られた。

 晋作はトラブル客の処理も任されるのだが、お姉ちゃんを抱えてさらっていった客に対し、漁師ならではのワザで対処。ビルの屋上からコンドームをくっつけた釣り糸を垂らし、それにパクッと食いついた迷惑客をカツオの一本釣りよろしく釣り上げる。Boichiみたいな力強い絵柄で、豪快に馬鹿馬鹿しいことをやっててなかなか味のある作品だった。

【連載】「SとM」 村生ミオ
 相変わらず下品でぶっ飛んでてイカれております。恥ずかしげもなく堂々とくだらんダジャレやエロネタをぶちかましてくるパンチの強さには毎回クラクラさせられる。爆笑してお腹が痛くなりそうであるのと同時に、アホらしくて頭も痛くなりそう。

【シリーズ連載】「シャッターガール」 桐木憲一
 No.28(7/23)から連載開始。写真初心者の女子高生が、カメラ片手に東京のいろんな風景を撮るとともに、さまざまな人と出会っていくというショートストーリー連作。女の子はまずまずかわいく後味爽やかな一品といったところ。

【最終回】「神様はサウスポー ダイアモンド」 今泉伸二
 No.28(7/23)。泥臭いボクシングもの。そこそこ読めるけれども、やっぱちと古臭い感じは否めないかなー。

【新シリーズ】「極ラクゴ〜柳亭奇譚誘噺〜」 作:安江うに+画:平松伸二
 No.30(8/6)に第1話が掲載。安江うには平松伸二の奥さんだそうで「驚愕の夫婦合作」とのこと。お話のほうは、聴く者をいやおうなく作品世界の中に引きずり込む、もの凄い落語を演じる噺家・柳亭奇譚が、その噺の力によって人の心を救う。落語パワーを用いるヒーローものとでもいった感じの内容で、設定としてはなかなか斬新。板垣総理を登場させるなど、平松伸二らしい茶目っ気も発揮されている。ダイナミックでぶっとび感もあって面白かったです。

【集中連載】「オバハンSOUL」 もりやまつる
 No.31から4号連続掲載。No.19に読切で掲載されたがその続編となっている。

【連載】「ミナミの帝王」 作:天王寺大+画:郷力也
 婚活オヤジ編がNo.31で完結。婚活オヤジを職場でイジメていたOLが、後半になってオヤジの世話を焼き出すあたりがなんだかたいへんドリーミングな感じでした。ツンデレじゃなくてツンツンですか。最後までオヤジのケツ叩き続けてたしなあ。

【雑誌】週刊漫画ゴラク 7/16 No.27 【発売日】2010/07/02
【雑誌】週刊漫画ゴラク 7/23 No.28 【発売日】2010/07/09
【雑誌】週刊漫画ゴラク 7/30 No.29 【発売日】2010/07/16
【雑誌】週刊漫画ゴラク 8/6 No.30 【発売日】2010/07/23
【雑誌】週刊漫画ゴラク 8/13 No.31 【発売日】2010/07/30
【雑誌】週刊漫画ゴラク 8/20 No.32 【発売日】2010/08/06
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2010.08.07 Saturday

漫画サンデー 2010年No.26〜31

【新連載】「おいしいパンを召し上がれ!」 原案:大和田聡子+画:田中つかさ
 趣味のパン焼きがエスカレートして、店をかまえるまでに至ってしまった主婦が主人公のパン作り物語。最初は中古のパン焼き器から始めて、どんどんパン焼きの道にハマり込んでいく姿を描いている。連載と同時に、この作品のモデルとなった原案:大和田聡子のパン屋コラムも始まっている。

 個人的に、内容についてはまずまず興味深いものもあるのだが、「なぜマンサンで主婦目線の体験談的なパン漫画を……」という印象は正直否めない。マンサンのメインターゲット層であると思われる中高年サラリーマンが、普段活動してる時間帯に「住宅街のおいしいパン屋さん」に行けるかというと正直難しい。また、中高年リーマンが脱サラして始めたがる職業かというと微妙。「奥さんにやらせてみちゃどうよ?」と提案するのもちとハードルが高い。この雑誌は全般的にそうだけど、狙いがよく分からんところがありますね。

【読切】「鉄の迷人」 小池れ〜し
 No.26〜27に2号連続で掲載。タイトルどおり鉄道関連漫画で、鉄道雑誌の新人編集者ねーちゃんが「乗り鉄」「撮り鉄」や、鉄道模型マニアなどを取材するという内容。まあ最近流行りの鉄オタ系の作品なんだけど、絵を見るとどう見ても法田恵なんですよね……。なお「小池れ〜し」で検索すると、かなりマニアックそうな鉄道模型工作のサイト
http://www.ecodacs2.nerima.tokyo.jp/rehsi/
が引っかかるんだけど、何か関係あるんですかねえ。このマンガを描いている「小池れ〜し」と、法田恵が違う人だとはちと考えづらいですが。

【集中連載】「旅する缶コーヒー」 マキヒロチ
 缶コーヒーをモチーフにした、1話完結型のショートストーリーで4号連続掲載。人情モノのちょっといい話に、缶コーヒーを絡ませて作品を構成しており、まずまず読ませる内容。ちとお話がベタであざといかなあという気はしなくもないですが。山川直人「コーヒーもう一杯」、豊田徹也「珈琲時間」と、コーヒーをストーリーに絡ませた作品は最近けっこう見ますが、コーヒーには何か人の創作意欲に訴えかけるものがあるのかもしれませんな。

【最終回】「幕末ヤンキー龍」 作:倉科遼+画:みね武
 No.20から「艶恋師」コンビが坂本龍馬を描くという内容で華々しく始まったが、No.31にてあえなく最終回。坂本龍馬に「野ん奇異(やんきい)」を名乗らせたり、「艶恋師」における必殺体位「きぬた」でセックスさせたりというのは面白かったが、その後の展開はイマイチ。初回感想時に「出オチ的な雰囲気がなきにしもあらず」と書いたけど、予感が的中したというべきか……。

【雑誌】漫画サンデー 7/13 No.26 【発売日】2010/06/29
【雑誌】漫画サンデー 7/20 No.27 【発売日】2010/07/06
【雑誌】漫画サンデー 7/27 No.28 【発売日】2010/07/13
【雑誌】漫画サンデー 8/3 No.29 【発売日】2010/07/20
【雑誌】漫画サンデー 8/10 No.30 【発売日】2010/07/27
【雑誌】漫画サンデー 8/17 No.31 【発売日】2010/08/03
【出版社】実業之日本社 【判型】B5中

2010.08.07 Saturday

漫画アクション 2010年No.14〜16

【連載】「新・幸せの時間」 国友やすゆき
 ここ数号は間違いなく秘書女の遠藤君が主役だった。No.14〜15の激動の展開はかなり盛り上がった。ウェーブのかかったロングヘア、愛欲まみれな生活などなど、いかにも国友キャラらしいそのパーソナリティは、国友ファンにはたまらないものがあった。さらなる活躍が見たかったところではあるけれど……。まあ何はともあれビバ国友。ビバ遠藤君。

【新連載】「けずり武士」 湯浅ヒトシ
 「耳かきお蝶」の湯浅ヒトシがNo.15からシリーズ新連載。時は江戸時代、普段は冴えないけど実は凄腕の浪人、荒場城一膳が主人公。彼は飄々としたたたずまいに似合わず、ときに人斬りの仕事なども請け負ったりして生きている。そんな男が人を斬り、飯を食う。

 というわけで江戸時代の浪人が主役の作品だけど、いちおう物語のメインテーマは食。第1話も一膳が実にうまそうに白飯のおにぎりを食らう。まだ最初なんでなんともいえない部分はあるけど、「しみじみうまそう」と思わせる情感のこもった描写には説得力があって、しっかり楽しめる作品となっている。うまい人なので今後の掲載にも期待。なお次回は9月発売号で登場予定とのこと。

【連載】「鈴木先生」 武富健治
 演劇「ひかりごけ」の稽古が進む。小川さんらの演技が迫力ありすぎる。相変わらずこの学校の生徒たちのクオリティは恐ろしいな。

【最終回】「ナオゴーストレート」 山本康人
 盲導犬歩行指導員を題材にした物語。No.16で最終回。

【雑誌】漫画アクション 7/20 No.14 【発売日】2010/07/06
【雑誌】漫画アクション 8/3 No.15 【発売日】2010/07/20
【雑誌】漫画アクション 8/17 No.16 【発売日】2010/08/03
【出版社】双葉社 【判型】B5中

2010.08.07 Saturday

週刊漫画TIMES 2010年No.33

【連載】「ドライブご飯」 広末有行
 キャッチフレーズは「サービスエリア グルメ日記」。高速道路のサービスエリアの名物メニューを紹介していくというわけで、長距離トラックの運ちゃんをメインターゲットとしてると推察される一作。「解体屋ゲン」もそうだが、こういう作品が成立するというのはやはり週刊漫画TIMESならでは。この雑誌のブルーカラー度はハンパない。

 なお主人公はサービスエリア飯が好きな引っ越し会社勤務で、ヒロインはその会社の社長の娘。ラブコメっぽいことをやっているのはちょっと微笑ましいが、キャラ設定の関係上「美味しんぼ」や「ラーメン発見伝」みたいに「一緒にサービスエリアに行って飯を食う」という展開にはなりづらいか。これまでの連載内容を全部把握してないので、そういうシーンがあったのかどうかは知らんですが。

【雑誌】週刊漫画TIMES 8/20 No.33 【発売日】2010/08/06
【出版社】芳文社 【判型】B5中

2010.08.04 Wednesday

週刊漫画TIMES 2010年No.28〜32

【第一部完】青木幸子「茶柱倶楽部」
 No.32(8/13)掲載の第8話で第一部最終回。かつてすごくおいしいお茶を飲ませてくれたおばあさんを探すため、移動式の日本茶店で全国を渡り歩いたヒロイン・鈴がついに……。まあ第一部ラストはちょいとトントン拍子で行きすぎかなあとは思うけど、きっちり作り込まれた作品で手堅く面白かったです。日本茶のうんちくをふんだんに盛り込みつつ、暖かみのある人間ドラマを展開。何よりちゃんとお茶をおいしそうに見せているのが良かった。上品で後味が良いし、青木幸子の端整な絵柄も見てて心地よい。

 で、単行本第1集は10月発売予定。ちゃんとまとまってくれるようで良かった。あと「第二部の再開をお楽しみに!!」とあるので、いずれ連載再開もあるのかもしれない。この連載を機に定期購読し始めた週刊漫画TIMESですが、読むのが負担になる本でもないので今後も買い続けようかと思います。

【連載】作:星野茂樹+画:石井さだよし「解体屋ゲン」
 「実にこの雑誌らしい作品だなあ」と読むたびに思う。だって解体屋さんですよ解体屋さん。こういったブルーカラーの極みみたいなジャンルの漫画が400回近くも続いているなんて、ほかの雑誌ではなかなかないと思う。

 で、この5号の中ではNo.28(第384回)のあたりが妙にアツくて面白かった。おねえちゃんたちが「どんなに不可能に見えてもゲンさんならやってくれる」「ゲンさんはたった一人で社会の仕組みそのものをひっくり返してみせるの」とゲンさんのことを噂したり、国土交通省の役人が「あいつのやろうとしてることは国政への反抗 反体制行動じゃないか!」とかいったり。とても一介の解体屋さんの話とは思えない。解体屋さんをここまで「スゲェ男」として描いた作品ってのは、空前絶後じゃないすかね。まあそもそも解体屋漫画というのがほかにはなさげだけど……。

【新連載】作:森口耀介+画:倉上淳士「ご主人様と呼ばないで」
 No.31(8/6)より開始。信用金庫のペーペー若手社員・有馬が、秋葉原のハズレにある経営不振の喫茶店の建て直しを任され、その店をメイド喫茶にすることを決定するが……。というわけでメイド喫茶モノ。メイドたちとのエッチシーンも盛り込まれていく、お気楽ちょいエッチ系な作品といったところ。倉上淳士らしく、この手の萌えエッチ系の作品はお手のものといった感じで、手堅い滑り出しです。

【新連載】愛染五郎「妻たちのヒミツ」
 人妻たちの、ダンナにはナイショなエッチ話。第1話(8/6 No.31掲載)は、ダンナに隠れてセルフヌードを投稿してお小遣い稼ぎをしている奥さん。第2話はともするとエッチなことばかり考えてしまう妄想癖のある奥さんのお話。愛染五郎の作画はスッキリしてるけどちゃんと色っぽさもあるので、この手の週刊雑誌のエロ成分としてはちょうどいい塩梅。「エロいけどエロすぎない程度」にきっちり収めている。

【雑誌】週刊漫画TIMES 7/16 No.28 【発売日】2010/07/02
【雑誌】週刊漫画TIMES 7/23 No.29 【発売日】2010/07/09
【雑誌】週刊漫画TIMES 7/30 No.30 【発売日】2010/07/16
【雑誌】週刊漫画TIMES 8/6 No.31 【発売日】2010/07/23
【雑誌】週刊漫画TIMES 8/13 No.32 【発売日】2010/07/30
【出版社】芳文社 【判型】B5中

2010.07.01 Thursday

アニメ視聴予定 2010年7月〜

継続 月1925 「こばと。[Amzn] NHK教育
0705 月2530 「世紀末オカルト学院」 テレビ東京
継続 火1925 「マリー&ガリー2.0」 NHK教育
0706 火2300 「ぬらりひょんの孫」 東京MX
継続 火2525 「けいおん!!」 TBS
0706 火2545 「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」 tvk
継続 木1800 「HEROMAN」 テレビ東京
0708 木2515 「屍鬼」 フジ
0701 木2525 「アマガミSS」 TBS
0708 木2600 「ストライクウィッチーズ2」 東京MX
0701 木2615 「伝説の勇者の伝説」 テレビ東京
0702 金2530 「祝福のカンパネラ」 東京MX
継続 土2300 「ゼーガペイン」 BS11
0703 土2430 「生徒会役員共」 tvk
継続 土2500 「会長はメイド様!」 BS-TBS
0710 土2615 「あそびにいくヨ!」 tvk
継続 日0925 「GIANT KILLING」 BS hi
0704 日2330 「セキレイ〜Pure Engagement〜」 東京MX
0704 日2400 「みつどもえ」 東京MX
0704 日2530 「オオカミさんと七人の仲間たち」 tvk

2010.06.28 Monday

週刊少年マガジン No.26〜30

 No.26で棚橋なもしろ「ハンマーセッション In High School」が連載開始。テレビドラマ化に合わせて連載復活。今回はシリーズの主人公・蜂須賀悟郎が、学生として高校に潜入。登校拒否児が出て崩壊気味のクラスにハンマーセッション〜といった感じ。

 No.28。作:伊賀大晃+画:月山可也「GET SPORTS 中村俊輔物語」。ワールドカップを目前にした実録モノ。漫画としては「エリアの騎士」コンビが描いてるだけあってわりときっちりできてると思うけど、実際のワールドカップでは中村俊輔は大いに株を落としちゃってて残念といったところ。

 あとこのほか連載だと、コンスタントに楽しんでいるのは名島啓二「波打際のむろみさん」。ほのぼのしててキャラが個性的で楽しい。山田恵庸「エデンの檻」は、相変わらずパンツとかいろいろあざとくサービスしまくっていて頼もしい。預言者娘・真実がアキラハーレム陣営に加入、矢頼ハーレム陣営にはツンデレお嬢様が加わるなど、相変わらずリーダーたちは女に事欠かない。

 あと気になるのは流石景「GE〜グッドエンディング〜」かな。いつの間にやら主人公が3人の女子から好かれてしまっている状態。ラブコメだけど、なんとなく恋愛がそのまま肉欲方面につながってそうな香りがぷんぷんするのが、いかにもマガジンらしい。このべっとりしたいやらしさはサンデーのラブコメにはないものだなと思う。

【雑誌】週刊少年マガジン 6/9 No.26 【発売日】2010/05/26
【雑誌】週刊少年マガジン 6/16 No.27 【発売日】2010/06/02
【雑誌】週刊少年マガジン 6/23 No.28 【発売日】2010/06/09
【雑誌】週刊少年マガジン 6/30 No.29 【発売日】2010/06/16
【雑誌】週刊少年マガジン 7/7 No.30 【発売日】2010/06/23
【出版社】講談社 【判型】B5平

2010.06.28 Monday

週刊少年マガジン 2010年No.19〜25

 No.19に掲載された読切、渡辺静「トガリ」。人間に凶悪な能力を与える刺青「呪印」の持ち主を探し、その能力を封印すべく旅をしている異能の彫師の少年が主人公のアクションもの。絵はけっこう達者だし、アクションも派手でまずまずの出来。ただ読切にしては設定がゴチャゴチャしすぎな感があり、連載にするにはネタを発展させづらそうな気がする。

 No.20。咲香里「スマッシュ!」が最終回。作者のバドミントン愛を存分に発揮し、スポーツ漫画としては熱く爽やかに、ラブコメ要素もしっかり盛り込みながら最後まで描ききった。コンスタントに読ませてくれる作品だったと思います。

 No.21では青木佑夜+彩峰欄人の「GetBackers」コンビの新連載「鬼若と牛若 Edge of the World」がスタート。牛若丸と鬼若(弁慶)のコンビを軸とする、時代ファンタジーバトルアクションといった感じ。あまり自分が好きなタイプの作品でもないので、わりと読み流し気味。

 No.22+23では作:天樹征丸+画:さとうふみや「金田一少年の事件簿」の新シリーズ「錬金術殺人事件」がスタート。まあ事件のほうはいつもどおり。金田一少年に恋するアイドル娘の速水玲香嬢の動きに注目といった感じでしょうか、個人的には。

 No.24。森川ジョージ「はじめの一歩」。野生の天才児・ウォーリーとの試合が決着。今までの対戦相手とはまったく違うタイプのボクサーということで、意外性のある試合だった。まあボクシングファンの受け止め方としては賛否両論ありそうな気はするけど……。

あとNo.20で石沢庸介「超人学園 とくべつ編」、No.24では作:久米田康治+画:ヤス「じょしらく」が別冊少年マガジンか、No.22+23ではマガジンスペシャルから木下由一「くろのロワイヤル」が出張掲載されている。

【雑誌】週刊少年マガジン 4/21 No.19 【発売日】2010/04/07
【雑誌】週刊少年マガジン 4/28 No.20 【発売日】2010/04/14
【雑誌】週刊少年マガジン 5/5 No.21 【発売日】2010/04/21
【雑誌】週刊少年マガジン 5/12+19 No.22+23 【発売日】2010/04/28
【雑誌】週刊少年マガジン 5/26 No.24 【発売日】2010/05/12
【雑誌】週刊少年マガジン 6/2 No.25 【発売日】2010/05/19
【出版社】講談社 【判型】B5平

2010.06.28 Monday

週刊少年サンデー 2010年No.19〜30

 サッカー日本代表応援企画で、No.20に作:工藤晋+画:山仲剛太「闘莉王物語」が掲載。1話が本誌掲載で、それ以降はWebクラブサンデーに掲載という形。No.27にも谷古宇剛「長谷部誠物語」が掲載されている。どちらもまあこの手の実録モノとしては普通の出来で、可もなく不可もなくといった感じ。

 No.25からの新連載、小林裕和「戦国ヤタガラス」は、戦国時代に活躍した鉄砲集団・雑賀衆の頭領・孫一を主人公とした戦国アクションストーリー。少年漫画らしい強弱のハッキリした絵ではあるけど、もう一つインパクトには欠けるかなー。

 連載ではこのところ満田拓也「MAJOR」が、最終回が近いのか、目まぐるしい展開を見せていてなんだか注目。吾郎がワールドシリーズで優勝したかと思ったら、子供たちが成長してたり、日本に帰国して無職になってたり……といろいろスペクタクル。なんかもう吾郎さんは本当になんでもありだなあ。

 ラブコメ系では、藤木俊「はじめてのあく」が相変わらず読んでて楽しい。クリスタルな洋介「オニデレ」は掲載順が後ろのほうに行ったり、いくぶん不安定に思えるときもあるものの、連載100回も突破してまずまず頑張っている。

 あとNo.29〜30で気になったのが新井隆広「ARAGO」。主人公アラゴの警察学校時代の後輩女子・ココが登場したのだが、アラゴを見るや否や顔を真っ赤にし、ラブラブオーラを発しまくっている様子が微笑ましい。なかなかラブパワーが盛大な点で、期待を持たせる赤面キャラといえる。

 あと佐々木健のゴルフ漫画「KING GOLF」がわりと着実に面白い。飛距離を伸ばすために挑戦したドラコン編がアツく盛り上がっている。勝利に向かってガツガツ努力して、結果を出していく過程がちゃんと描かれていて痛快さがある。

【雑誌】週刊少年サンデー 4/21 No.19 【発売日】2010/04/07
【雑誌】週刊少年サンデー 4/28 No.20 【発売日】2010/04/14
【雑誌】週刊少年サンデー 5/5 No.21 【発売日】2010/04/21
【雑誌】週刊少年サンデー 5/12+19 No.22+23 【発売日】2010/04/28
【雑誌】週刊少年サンデー 5/26 No.24 【発売日】2010/05/12
【雑誌】週刊少年サンデー 6/2 No.25 【発売日】2010/05/19
【雑誌】週刊少年サンデー 6/9 No.26 【発売日】2010/05/26
【雑誌】週刊少年サンデー 6/16 No.27 【発売日】2010/06/02
【雑誌】週刊少年サンデー 6/23 No.28 【発売日】2010/06/09
【雑誌】週刊少年サンデー 6/30 No.29 【発売日】2010/06/16
【雑誌】週刊少年サンデー 7/7 No.30 【発売日】2010/06/23
【出版社】小学館 【判型】B5平

2010.06.28 Monday

漫画アクション 2010年No.11〜13

 No.11から池田邦彦が新連載「シャーロッキアン!」を開始。池田邦彦はモーニングで「カレチ」を連載してた人で、素朴な絵柄で暖かみのある作品を描く。「シャーロッキアン!」は、「シャーロック・ホームズ」マニアである大学教授と、その生徒である女子大生・原田愛里が、ホームズを通じてさまざまな出来事、人たちに遭遇していくという物語。ほのぼのした雰囲気があり、安心して読める良心的な作品といった感じ。

 あとNo.11ではあらい・まりこ「薄命少女」が最終回。あまりきちんとチェックしてたほうではないですが、まとめて読むとけっこう泣けそう。

 No.13で大島永遠「まんがかかぞく」連載開始。一家4人が全員漫画家という大島永遠が、自分たちの一家のことをつづっていくという漫画家漫画。珍しい家庭環境ならではの面白い裏話が聞けるのかなーといった感じで期待。どうせなら大島やすいちによる、「父の視点から見た漫画」も同時に掲載したりすると面白いかも。

 武富健治「鈴木先生」。演劇編は、なんだか鈴木先生の指導がやたら力入ってたり、いろいろ面白いです。それにしてもこの生徒たち、異様に力の入った中学生生活を送ってるなあ。あと公園で女子中学生を観察していたりしていた、不審青年ズがどのように行動するのかも気になるところ。

【雑誌】漫画アクション 6/1 No.11 【発売日】2010/05/18
【雑誌】漫画アクション 6/15 No.12 【発売日】2010/06/01
【雑誌】漫画アクション 7/6 No.13 【発売日】2010/06/15
【出版社】双葉社 【判型】B5中

2010.06.28 Monday

漫画アクション 2010年No.7〜10

 No.7。国友やすゆき「新・幸せの時間」は相変わらず。良介の妻であるちづるは、廃屋だかなんだかの陰で、松岡にアオカン陵辱されrる。そこに小夜子が通りかかるが、二人がいることに気づかない小夜子は、なぜか延々と説明的なセリフをつぶやき続け、ちづるを絶望のどん底に陥れている。実にあり得ない状況をスルッとやってるところがスゲーって感じ。ご都合主義の塊ながら、なんだかんだいって読ませてしまう国友パワー。素晴らしい。

 No.10に掲載の読切、水木由真「遠い声」。地方の会社に就職した彼氏と、東京に残る彼女。それがきっかけですれ違ってしまった二人の気持ちを、小さな骨董屋に置かれていた「ニッパー」(ビクターのトレードマークのモデルになった犬)のグッズがつなぐ。繊細なタッチのなかなか感じの良い絵柄。お話も優しく暖かく、後味が良かった。これがデビュー作だそうだけど、完成度も高いし、気に入りました。

 元町夏央「あねおと」は、萌子に対して告白した同級生男子・西浦くんがなかなかいい男っぷり頼もしい。この二人の恋愛感情の盛り上がりは、ドキドキ感にあふれていて面白い。一方、萌子と、彼女の家に引き取られて弟になった喜一の距離感はハッキリしないまま。タイトル自体は「あねおとうとのラブストーリー」って線もあるのかな〜って感じだけど、今のところそこまで行きそうな雰囲気はないし、なかなか先の読めない作品ですな。

【雑誌】漫画アクション 4/6 No.7 【発売日】2010/03/16
【雑誌】漫画アクション 4/20 No.8 【発売日】2010/04/06
【雑誌】漫画アクション 5/4 No.9 【発売日】2010/04/20
【雑誌】漫画アクション 5/18 No.10 【発売日】2010/05/06
【出版社】双葉社 【判型】B5中

2010.06.28 Monday

漫画アクション 2010年No.3〜6

 No.3からの新連載、作:百田尚樹+画:須本壮一「永遠の0」。神風特攻隊の一員として死んでいった祖父の生涯について、その孫たちが調査していく……というお話。須本壮一は、本そういちの本名でしょうか。今回はかなりマジメな内容のお話なので、本名で描くことにしたんですかね。

 No.4から掲載のよしかわゆたか「詩人てるゆき」は、自称詩人だけど現実的にはタダの無職である36歳独身男のしょぼくれた生活を描いていくギャグ。地味なおかしさのある作品ではあるけど、正直読んでて元気の出るようなタイプの作品ではないかなー。

 No.5では五十嵐浩一「アリエテ2057」が開始。木星圏で宇宙戦争をやっている戦場で繰り広げられる、戦闘機パイロットたちのドラマ。なんだか今どき珍しいくらいのオールドファッションなスペースコンバットもので、現在読むとちょっと新鮮……かなあ? うーむ。なお第2話前後編がNo.10〜11に掲載。

【雑誌】漫画アクション 2/2 No.3 【発売日】2010/01/19
【雑誌】漫画アクション 2/16 No.4 【発売日】2010/02/02
【雑誌】漫画アクション 3/2 No.5 【発売日】2010/02/16
【雑誌】漫画アクション 3/16 No.6 【発売日】2010/03/02
【出版社】双葉社 【判型】B5中

2010.06.28 Monday

コミックバンチ 2010年No.30

 読切で阿部まいこ「チャーム」が掲載。この人は2009年No.12で「バニラ」という短編が掲載されているが(当時の感想はこちら)、なかなか面白い才能の持ち主だと思う。素朴でピュアな絵柄が良い味わい。お話のほうも同級生男子に淡い想いを寄せる女の子の気持ちを、キュートに、かつ切なく描き出していてなかなか。女性誌向きな気もするけど、実際に女性誌で描くとなるともう少し絵が洗練されてないと厳しいか。ともあれどんどん描いて、作品数を重ねてほしい。

【雑誌】コミックバンチ 7/9 No.30 【発売日】2010/06/25
【出版社】新潮社 【判型】B5中
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