アフタヌーン 2000年7月号

レヴュ担当 吉本松明
久遠永遠
音羽平八

勇午

真刈/赤名
吉本 あーあ、やっぱりこういうわかりやすいネタですか…。真刈信二の手に余るネタだと思うのだが。なるべく現在のミッテル・オイローパの状況をなぞらないオハナシにして欲しいもの。
久遠    
音羽 意外な出だしだな〜。前回みたいな結末にならないように期待してるぞ。
ハトのおよめさん

ハグキ
吉本 単行本ですか。そうすか。
久遠    
音羽 単行本まで出てしまうのか・・・やれやれだぜ・・・
G組のG

真右衛門
吉本 これも単行本ですか。最近方法論が固まってきたようで、安心して読めるようになってきたと思う。
久遠    
音羽 スイッチおじさんていったい何の役に立つのだ?
ああっ女神さまっ

藤島康介
吉本 困ったお父さんですね。
久遠    
音羽 う〜む・・・相変わらずといったところか・・・お約束な展開だから安心して読めるのだろうが、もう一ひねり欲しいところだな。
ぽちょむきん

北道正幸
吉本 ワケわかんない先生の登場により、組織同士の戦いになるのか?一方で出鱈目さにはさらに磨きがかかっているのが面白い。
久遠    
音羽 青いイナズマってことはトレンジャーブルーになるのかな?
セラフィック・フェザー

武田/うたたね
吉本 何もいうことはありません。
久遠    
音羽 おや?ロボットが一台残ってたのか?大暴れしてくれないかな〜。
ミルククローゼット

富沢ひとし

吉本 消えた子供たちを守るための「ミルク隊」。どんどん少なくなる子供たち。一応ミルク隊は勝利を収めるものの、最初から押されているのが切ない。そして子供たち、特に葉菜はいつも泣きそう…。「エヴァ」後半のようなやりきれなさが感じられてゾクゾクしますな。
久遠    
音羽 ミルク隊ってただ助けるためではないのだね?まさか武闘大会とかが開催されてしまったりしないよね?
EDEN

遠藤浩輝
吉本 一応最悪の状況は脱するものの、警察に捕まるエリヤ。そこに遠藤の底意地の悪さがあり、人間に対する透徹した視点がある。それにしても近況報告がいつも楽しくて。これほどまでにそれが楽しみな作家は他にはいない。
久遠    
音羽 マーヤはエリヤの味方ってわけじゃなかったんだねぇ。
ヨコハマ買出し紀行

芦奈野ひとし
吉本 崩壊していく文明と、それに抗おうとする人間たちのあがき。そして静かに自然は世界を再び覆っていく。この「静かさ」に惹かれるところ。
久遠    
音羽 う〜ん・・・ファンタスティックでいいねぇ。
神・風

士貴智志
吉本 88匹のケモノを背後で操る存在が現れるものの…
久遠    
音羽 神風って霊魂を食って成長するのか?神剣ってより魔剣だな。
犬神

外薗昌也
吉本 このところ静かな展開が続くのでちょっとたるいかな、という印象。4
久遠    
音羽 今度はクローン人間か?
なるたる

鬼頭莫宏
吉本 テコ入れですか!それにしても佐倉の何がいいかといえば、内に秘めた心の動きが実に紆余曲折を経て表れてくるところ。アドゥレセンス特有のやりづらさを丁寧に描く(それにはスケベ心も入っていようが)姿勢や、よし。社会問題の描き方も「声高」なものでないところに好感が持てる。テコ入れされたのでプラス1点!
久遠    
音羽 追い詰められた人間ばかりだなぁ
越後荒川堂夜話 霧の宿

石坂和道
吉本 現代という時代は、特に都市においては「自由」が非常に広く認められた時代である。日本の豊かさは、「選択としての自由」を可能にした。しかし現在でも、田舎においてはそれはまだ不十分であるし、いわんや以前の貧しかった日本においてや。気をつけるべきなのは、現在においても完全に選択の自由があるわけではないこと。そこにドラマトゥルギーが生まれる。
久遠    
音羽 変わらぬ日常というものは平和でありがたいものかもしれないが、話す事が何もない日々というものはなんだか怖いかもしれないな。
そんな奴ァいねえ!!

駒井悠
吉本  
久遠    
音羽 相田一家っていいなぁ。ほかにもいろいろ出てきそうだな。
砲神エグザクソン

園田健一
吉本 惚れ惚れするくらいオハナシが進みませんね。
久遠    
音羽 なんともアホな変形をするなぁ。どうしてここまでカッコ悪くて意味の無い構造のロボットを考えつくんだか・・・
無限の住人

沙村広明
吉本 それはすでに予想されたことであった。物語の展開上、こうならねばならないものであった。だが実際もっとも痛い展開となると、やはり衝撃を受けるものである。呵責なし!
久遠    
音羽 意外な展開だな〜。飽きさせないね。ところで、卍たちはどうしたのかな?
なげやり

桜玉吉
吉本 ファミ通時代の記憶がよみがえったのだろうか?それにしても空々しさが限りなくドライブしていくので、恐怖を感じる。大丈夫ですか?
久遠    
音羽 これは・・・わざと・・・だよね?
スマグラー

真鍋昌平
吉本 捕われ、組長のもとへと送られる「背骨」。それを見守る砧。しかし背骨は隙をついて脱出、砧は背骨の変わりになることを決意する…。やや迷走気味だった今までのオハナシが一気に収斂してきている。そして作品全体を規定する転換点も描かれる。もう勝ったようなもの。
久遠    
音羽 まさか・・・殺されて終わり・・・じゃないよな?
風林火嶄

小川雅史
吉本 パスティーシュには節度が必要。
久遠    
音羽 最後の影は・・・ビグザム?
ニライカナイ

岡田芽武
吉本 いや、いいのですが。盛り上がっているのですが。読者とは贅沢なもので、「盛り上がりっぱなし」というのも疲れてしまうように思う。たまには息抜きも必要では?
久遠    
音羽 皇の神祖は無敵な強さだなぁ。ピンチになると毎回出てたりするのかな?
神戸在住

木村紺
吉本 よーく見るとネタ的には小学生レベルの心の動きなのだが、それを感じさせないのは流石。ぜんぜん成長していないように一見見えるのだが、実はそうじゃない。カンタンに桂に萌えていると後が怖いですよ!
久遠    
音羽 ポートライナー乗りたいな〜。
女郎樹(おみなぎ)

犬丸継男
吉本 非常に硬質な線を引く一方、曲線もきちんと引ける。そしてネタは「ゲンセンカン主人」。日常と非日常の境界を意図的に崩壊させようとする方法論もよろしい。次回作で真価が知れよう。
久遠    
音羽 う〜む・・・不思議な感じだ・・・
のぶみのえほん

のぶみ
吉本 「のぶみはいやすつもりはありません」そうであって欲しいものです。
久遠    
音羽 なんと言えばいいのやら・・・
ディスコミュニケーション

植芝理一
吉本 今までの敵は実はイドの怪物であったとは。いきなりという印象もあるが、つじつまは合っている。そしてそれがメカニカルな/トランスルーセントな形態を取って現れる、というところが興味深い。きわめてどろどろした、機械とは縁のなさそうなものであるはずなのに。無意識の闇というものは。
久遠    
音羽 やっぱり狐のお面がなくっちゃだね。
イハーブの生活

小路啓之
吉本 キャッチ―な美少女キャラを出してくるわけだが、それもまた直球勝負ではなくヒネきった存在。そして三つ目のネコや細々した端役が人を食った世界を形作る。乗ってきましたなあ。
久遠    
音羽 謎の少女が何者なのか気になるな〜。
五年生

木尾士目
吉本 えー、刺されないの?あるいは後のもっと痛い展開の伏線かもしれないので、食えないわけだが。
久遠    
音羽 派手な描写は無いが、迫力が感じられるな。さすがだな〜。
BLAME!

弐瓶勉
吉本 珪素生物と死闘を繰り広げるセウ。天使のようでいて、悪魔のようでもあるメンサーブ。対象が持つ両義性を(ちょっと誇張しすぎだが)うまく描いているのが面白い。この調子。
久遠    
音羽 なるほど、有効に作動する武器を入手するためでもあったんだね。
よしえサン

須賀原洋行
吉本 なぜもっと早くに終わりにしなかったのですか?お笑いなのはこんな作品を「ライフワーク」と称する作者。あの…正気ですか?自分のことを客観視できてますか?私は漫画を描けないし単なる読者なので、あまり大きなことは言えないのだが、流石に言ってしまいたくなる。恥を知れ、と。
久遠    
音羽 あいかわらずだな・・・
スズキ

安井雄一
吉本  
久遠    
音羽 無意識にとばしてしまいそうになったなぁ。もういいやって感じだな。
キリエ

もみじ拓
吉本 …。
何が素晴らしいかといえば、「ポエジイとは何か」を完全にわかっているところ。ポエジイの探求とは、神の領域に足を踏み入れることである。同時にそれを恐れないこと、ミューズと真剣に渡り合うことも必要とされる。魂のぶつかり合いなくして何がポエジイか。この作品は、絵や構図など、漫画的に見ればまだ工夫のし甲斐があるところが見受けられる。しかし、作者がポエジイをわかっているために、そんなことは本当に些細なものとなっている。加えて作者がどれだけこの作品を作り上げるために魂をすり減らしたかも伝わってくる。この迫力に、私は静かに頭を下げる。
久遠    
音羽 ぬぅ・・・イマイチ内容がつかめなかったな。もっとわっかりやすいものを描いてくれないかな。

<総評>

吉本 読みきりは良い。連載陣も調子の上がっているものがある。故に面白い。
久遠  
音羽 メカだ!!もっとカッコイイメカ希望なのじゃ!!!

<ベスト>

吉本 もう長々と語る必要はなかろう。「キリエ」。
久遠  
音羽 それはありなのか?・・・と、思いつつも、楽しませてくれる「風林火嶄」にしよう。

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Last-Update: Thursday, 13-Nov-2014 09:15:49 JST