| ●吉本 | いくらアニメ・オリエンティッドな作品が増えようが、四季賞さえあればアフタヌーンは大丈夫、という考えを新たにした号だった。願わくば売りを狙う作品と「読ませる」作品の乖離がこれ以上進まなければよいのだが。 |
| ●久遠 | うーん。今月はパワー不足。一足速い夏バテか？来月からは、速攻生徒会だしなあ。 |
| ●音羽 | 新連載、なるたる２話連続掲載と、頑張ってはいるのだがイマイチ、物足りない感じがあるな〜。こじんまりとまとまっているものが多いような気がするな〜。もう少し個性的でパワーのある作品の連載をしてくれ〜 |
| 吉本松明 | 久遠永遠 | 音羽平八 | ||||
| 電夢時空2 RUNNER 高山和雅 |
4 | 確かにジャック・インするときの描写には見るべきものがある。また、いくらでも料理できそうな魅力的な題材ではある。しかし、テクノロジーの進歩に合わせて創造力もブラッシュ・アップする必要がある。今時電話回線で、アナログ送信？はは、笑わせよる。表情が全くない絵柄も気になる。 | 4 | 古臭い絵に古臭い話、古臭い設定と三拍子そろった作品。（エレナｃｖ大塚周夫） | 6 | キャラクターが人間ってのは面白いんだけど、あのシステムだと、大多数の人が見てるだけになるんじゃないのかな〜。 それだと、ゲームじゃなくて、生放送のサバイバルゲーム観戦になるんじゃないのか？ |
| なるたる 鬼頭莫宏 |
8 | 2本掲載とは「妖精事件」様様である。敵キャラの描き方があまりにも毛沢東思想なので笑ってしまったが、全体的な雰囲気は非常によい。 | 8 | おっしゃっ。よいっ。しかも二本立てだっ。それにしても、明、かわいいぜっ。 | 8 | おお！！今月は２話連続掲載か！！テンポよく読めてしまうから、このくらいのページ数でも物足りなく感じちゃうんだよな〜。謎もまだこれからって感じだし、早く続きが読みたいぞ〜！！ それにしても、明ちゃんは相変わらずって感じやな〜。今後、徐々に変わっていくのかな？それとも何かをきっかけに一気に変わってしまうのかな？まさかあのままって事はないよね？早く活躍しないかな〜♪ |
| ああっ女神さまっ 藤島康介 |
3 | マシンを人格化して「この子」とか呼んでしまう感性がやはり私にはダメなのだ。そこにはやはり逃げと「カタ」がある。本質を見ようとする試みは評価できるが、知らず知らずのうちに型にはまってしまっていることにこの人は気がついていない。 | 5 | ・・・現実にこんなこという人が目の前にいたら、苦笑するしかないよなあ。 | 6 | 二人乗り・・・なんかいいな〜♪でも、バランスとるの難しそう・・・ |
| 菫画報 小原慎司 |
8 | これぞファンタジイ。世に漫画家は数多いが、ここまで見事にファンタジイの思想を理解し、表現できる人はそうおるまい。鈴木翁二を思い出す。 | 7 | 見世物屋って見たことないなあ。それにしても、浪漫やねぇ。 | 7 | 夜店に花火に盆踊り♪これがなきゃ夏じゃないよね♪ |
| EDEN 遠藤浩輝 |
6 | 緊迫した戦闘シーンは確かにいいのだが、もう少し「思想」の入ったものが読みたい。 | 6 | 主人公が、１コマしかでていないっ。スクワームにだけには殺されたくないなあ。 | 6 | 何でジャックインプラグから血が出てるんだろ？ |
| 砲神エグザクソン 園田健一 |
3 | そうか、分かったぞ！この人は実在の銃器や兵器に飽き足らず、自分でそれをデザインしてみたくなったんだな！あくまで兵器が中心ってわけだ。オハナシは兵器を生かすためのものだっちゅうわけだ！いやあ私としたことが今になって気づくとは。男の子たちが騒ぐわけだ！ | 2 | あれっ？死んでない？あれ？（砲一ｃｖ白石冬美） | 3 | バルチャードってすごくバランス悪そうに見えるんだよな〜 おまけに、あんな形の足裏してて、よくコケないよな〜 |
| 無限の住人 沙村広明 |
7 | …いや、オハナシに動きが出たことを評価しよう。 | 6 | そう言うオチできたかっ。夏コミは、エロマンガ描かないのか？ | 7 | あんなに苦労した関所ぬけも宗理の所に行けば問題なかったんやな〜。３人よれば文殊の知恵というが・・・似たような境遇の人間が集まっても良い知恵はでないかな？ |
| そんな奴ァいねえ！！ 駒井悠 |
5 | 調子は悪くない。 | 5 | いつもより、パワーダウンか？ | 6 | う〜む・・・タイヤの上に猫がいたら走りだしたとたんに、地面に落ちてひいてしまうのでは？何故にエンジンが・・・ |
| 勇午 真刈信二／赤名修 |
5 | ローカーストの存在を効果的に使おう、という意図は分かるのだが、ちと恣意的に過ぎるのでは？ | 7 | インド編は勇午のコスプレ天国か？次はピンクハウス系だっ。 | 6 | ３つ目のニルーファの涙って何なんだろ？他の２つとも何かの関連が出てくるのかな？う〜む・・・今後の展開が非常に楽しみだな。 ちなみに、リボルバーって突きつけられたら弾倉に弾が入ってるかどうか見えるはずだが・・・ |
| 地雷震 高橋ツトム |
7 | 前回のオチにはひっくり返ったが、今回はなかなか期待できそうなプロローグ。具体的な事件に取材するよりも、こうしたイマジネーションの世界のほうが似合っているように思う。絵が抽象的であるし、オハナシの描き方もまた現実世界との距離をとっているがため。 | 6.5 | なんか先月あたりから微妙にずれてきている気が・・・。 | 8 | あんなに簡単に人の心理状態が変化するとは思えんな〜なんにせよ、金子の仕事が何なのか楽しみだな〜まさか運び屋なんてこたないよな？ |
| 神・風 士貴智志 |
2 | なぜ古代の妖怪が江戸時代に創作された姿をまとうのじゃ。自ら底の浅さを露呈している。もっと勉強せんかい。しかも短いし。 | 2 | 絵に時間はかかってんだろうけどさあ、短すぎるし、内容もなあ。これが大衆向けの作品？はっ。（石神ｃｖ石丸博也） | 6 | 八十八匹のケモノって何なんだろ？ただ暴れるだけのモンスターってこたないよな？デザインも和風でどっかレトロな感じがするし♪なんかいいよな〜 |
| スカタン天国 北道正幸 |
6 | またも漫画の境界線を破壊してゆこうとしている一作。この実験精神には頭が下がるし、そうした試みが漫画の世界をより広いものにしてゆくのだ。ただ、漫画として読んだときに面白いかどうかは別問題だが。 | 6 | ホントに最終回かと思った。でも、最終回ネタは、漫玉日記ですでにやってあるしなあ。 | 5 | うむ〜いつもにもましてバカやってるな〜 |
| 憂鬱滑り台 真鍋昌平 |
8 | 絵のぶれが目立つし、オハナシも妙にポジティブに終わるので、やや消化不良の感がある。しかし、次第に動いていく心や決意の描写には力があり、問答無用で読み手の心をうつ。また来世で会おう。 | 6 | なんか、初期の松本大洋を思い出してしまった。 | 7 | 荒削りな感じのする作品だな〜。キャラクターにイマイチ、動きが感じられないし、ストーリーもちょっと無理が有るような気がするな〜。影やトーンをもっと上手くつかえば人物や風景にもっと動きを与えられるのかもしれんな〜。 |
| ヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとし |
7 | おいしいところを小出しにするあたりがニクい。「女神さま」と似たラインにありながら、この作品が閉鎖性を持たないのは、きっと時代の流れに対する自覚的なスタンスがあるからだろう。嗚呼、少しづつ終わってゆく世界。透明な悲しみ。 | 6 | アンドロイドも日に焼けるのか。今回も長いな。 | 6 | ああ〜〜水着姿見たかったのに〜〜 |
| セラフィック・フェザー 武田俊也／うたたねひろゆき |
2 | 何度書いたか分からぬが相変わらずオハナシが読めぬ。うたたねの絵が見れれば良いというものではない。タクい読者向けの営業の必要があるのは分かるが、あんまりにも読者をナメているのではないか？ | 2 | 相も変わらず短いマンガだこと。（ケイｃｖ波佐間道夫） | 3 | とにかくページ数が少なすぎて、話が全然見えてこない！！描くのが遅いのなら隔月掲載か不定期連載にして、ある程度まとまった量を読ましてもらいたい物だ！！ |
| 神戸在住 木村紺 |
6 | エッセイ漫画としてはあまりにも直球勝負だが、そこがまたいい味を出している。木尾四目や羽生生純と近いメンタリティがここにある。 | 5 | ・・・ジジイッ、講義内容と、試験内容が全然違うじゃないかっ。るー来年もう一回ー。 | 5 | 婚約ね〜・・・縁の無い話やな〜・・・ |
| スズキ 安井雄一 |
4 | ひょっとしたらこの作品が終わったときこそがアフタヌーンの本当の危機なのかもしれん。 | 1 | ・・・・・・ | 1 | いったい何が面白いやら・・・理解できぬ・・・ |
| 犬神 外薗昌也 |
5 | 23の出番が少ないのが残念。私は犬好きなもので。 | 5 | うーん、寄生獣とあまり変わらないんじゃ・・・ | 5 | 新しい犬神、そのうち人間を捕食したりしないのかな？ |
| ディスコミュニケーション 植芝理一 |
9 | 海の見える高台の廃墟、というイメージは、私がかつて夢に見たものにあまりにもそっくりだったので、驚くというより頭をハンマーで殴られたような印象を受けた。 ＊↓下を参照＊ |
8 | 今回は怪しさを抑えて、ノスタルジーを前面に押し出しているんだねえ。でも、俺様ちゃんの中には、祖父母は不在だからなあ。 | 9 | う〜む・・・今月はやたらとほのぼのしとるな♪ |
| 五年生 木尾士目 |
8 | 「きたッ！これが逆境だッ！」 | 6 | 踊るダメ人間っ。つくづくそう思うなあ。 | 7 | 嵐の前の静けさ・・・かな？ |
| 仮面天使 若菜将平 |
7.5 | そも教育とは本音と本音のぶつかりあいのはず。いくら小細工を弄したところで、素顔を隠したままでは「たどりつく」ことはできない。エゴのぶつかり合いのなかにこそ深い交流が生まれる。この作品はおそらく図らずも、であろうが、人間のコミュニケーションのかなり深い部分を描写してくるようになっている。 | 5 | そんな大人ばかりじゃないと思うけどなあ。よっぽど悲しい小学生時代だったのかなあ。 | 6 | せこい事考えるとよけいにドツボにはまるんだよな〜それにしても、実際に加利奈みたいな小学生がいたら面白そうだな〜 |
| やす子の太陽 山浦章 |
4 | 勢いがあっても洗練がなくてはダメさ。 | 4 | まあ、いつものパターンだね。来月最終回か。 | 3 | 何で客船にダイナマイトなんかつんでるんだろ？ |
| いんちき 成人功 |
6 | 今回もいちいち言い訳がましくってよい。べつに言い訳しなくったっていいはずのものなのだが、それでも「言い訳しないではいられない」かれの心の動きが実に気になる。エエなぁ。 | 1 | ・・・・・・ | - | - |
| ワッハマン あさりよしとお |
6 | もうちょい急いでもいいんじゃないか。終わりが見えているんだから。 | 6 | １巻のキャラがっ。なつかしー。しかしこんな端役が再び出てくるとはね。 | 5 | あ〜・・・早くワッハマン活躍しないかな〜 |
| 愛天明王物語 見田竜介 |
3 | 終了候補に真っ先に入ったのはいいのだが、それでも「悔い改めていない」態度は正直頭にくる。ま、所詮はその程度。 | 3 | ドラゴンハーフッ。なつかしいなあ。（琴乃ｃｖ子安武人） | 2 | 極炎天物語に変えてみない？ |
| 二軍昆虫記 森徒利 |
1 | オハナシはそうやって永遠の循環構造に閉じてゆく。世の中に「引っかからずに」生きて行けるというなら、それもまた幸せなのかもしれない。知らぬが仏。 | 1 | よし、もうすぐ終わりだね。よしよし。無理矢理続けさせると、ジャンプみたいになっちゃうぞ。（カブリｃｖ納谷悟郎） | 5 | あんなに小さいと表情を見分けるのに一苦労やな〜ちょっと見ただけで解るのか〜？ |
| よしえサン 須賀原洋行 |
2 | よきエッセイ漫画は優れた諧謔精神と洗練の元に生まれるものだと私は思う。この人の場合洗練されないことが味なわけだが、やはり私には合わないようだ。 | 1 | ・・・・・・・・・（ｃｖカメムシ） | 0 | いったいいつまでつづくことやら・・・ |
| Ｇ組のＧ 真右衛門 |
4 | 妖精事件様様。ちょっとパンチ力には欠けるが… | 6 | いいなあ。このくだらなさ。結構好きな、間、だし。 | 4 | 良くは解らないが、何となく不思議な面白さがあるな〜 |
| ●吉本 | もともと私は正夢を多く見るのだが、今回の既視感は本当に衝撃的だった。てなわけで「ディスコミ」にしよう。 |
| ●久遠 | 妖精事件なんかの代原がなるたるたあ嬉しいね。ちゅうことで、なるたる。 |
| ●音羽 | なるたるや五年生もいいのだが、懐かしい夏を感じさせてくれた「ディスコミュニケーション」にしよっと♪ |
（1998.9.9追記）
東工大の野田さんより「夕日が沈む海が太平洋のはずはない、あれは植芝氏の生まれ故郷の北九州の海ではないか」という指摘を頂きました。…確かにその通りです。てなわけで次のように修正します。
「海の見える高台の廃墟、というイメージは、私がかつて夢に見たものにあまりにもそっくりだったので、驚くというより頭をハンマーで殴られたような印象を受けた。沈む夕日というアイコンまで一致しているのだから。それは偶然にしても、海の使い方--演出や描き方、すべてを含め--が非常に巧みなためその感覚は生じるのだろう。海洋を描けるということはひとつの重要なタレントだ。」
大変失礼しました。（吉本松明）