| ●吉本 | ついにビームも背水の陣か。アスキーそのものがヤバい今、体勢を立て直すことが必要なのは分かるが、大分外しているように思える。羽生生純、松本充代は良かったのだが、肉柱ミゲルは中途半端だし、いましろたかしも残念ながら違和感バリバリであった。もっと腹をくくった対策が必要だったのではないか。 次回の新連載もちょっと危険に見える。意図的にゲームとのタイアップ＆ゲームの香りのする作品（ブレークエージなど）を落としてきたのに、またそういうタクっぽいものを持ってくるとは。これに関しては次を見てみないと分からないが…。 |
| ●久遠 | や、やべえぞ。土俵際だっ。ぐわんばれっ、ビーム。 |
| 吉本松明 | 久遠永遠 | |||
| 幽玄漫玉日記 桜玉吉 |
5.5 | 動きはないものの、相変わらずの調子ではある。何もなかった日々を「読める」漫画にするのはさぞや大変なのだろうが、あんまり面白くないことには変わりがない。 | 7 | 数少ない面白いエッセイマンガのうちの一つ。なんか無能の人っぽいなあ。 |
| おさんぽ大王 須藤真澄 |
5.5 | 寅さんを「見に来る」から「待つ」様になっているのだ、と看破するところはさすがだが、もう一押し欲しいところ。 | 6 | やっぱばずび先生は下町だねえ。あ、でも俺様ちゃん一回も寅さん見てねえや。 |
| 砂ぼうず うすね正俊 |
6.5 | 何だか最近砂ぼうずが弱いなあ…。基本線のなかに「間抜けさ」ってのは含まれてはいるんだがねぇ。 | 6 | 砂ぼの卑劣さちゅうか、卑怯さが足りんなあ。これじゃ普通のヒーローと変わらんやんけ。 |
| ユウジローのブライダルキック ユウジロー |
3 | この作品が好きな人もいるんだろうなあ。いい加減戦車のフォロワというスタイルではつらいのでは？ | 4 | まあ、狙っているところはわかるけどねえ。うーん。 |
| 電波オデッセイ 永野のりこ |
7 | 今回は描写の矛先がぶれているような。テレがあるのは分かるが、もっとミもフタもなく追いつめていったほうが結果的に成功したように思う。「残酷な神が支配する」みたいに。 | 6 | センセイよォ。クケダイちゃんで逃げちゃあいけねえぜ。逃げるんなら、真後ろ向いて全速力で逃げなきゃ。 |
| 魔術っ子！海堂くん！！ すがわらくにゆき |
7 | 相変わらずのくだらなさが心地好い。「光速船」、出せ。 | 6 | 七夕の国か。欲しいんだけどなあ。踏ん切りがなあ。 |
| オールナイトライブ 鈴木みそ |
7 | 取材先が悪かったのだろうなあ。鈴木みそ特有の「毒」が出なかったようで。ただ取材内容そのものは淡々としているところが面白い。 | 4 | そーいや遙か昔ＪＩＣＣの連載でも同じ様なのやっていたなあ。「うんこ」と「うんみょ」とかさあ。 |
| 敷居の住人 志村貴子 |
6 | やっとオハナシが動き出したという印象。それでも冗長さはぬぐえない。もっとリリカルにやれ！ | 5 | メシ食いにいっかあ。わーいモジャ先生。 |
| 釣れんボーイ いましろたかし |
6.5/4 | いやあ、素晴らしい作品だ！少年マンガの構造なんか一顧だにする事無く、堂々たるオヤジ漫画を描いている。が、当然のことながら、悲しいかな浮きまくっている。 | 4 | 俺様ちゃん釣りには興味ないからなあ。そーいや、釣りをした記憶は小学２年生のが最後だなあ。 |
| レ・ミゼラブル 上野顕太郎 |
7.8 | なんだ、面白い漫画を描くじゃないか。 | 7 | もしも「巨人の星」が打ち切りになったら、っちゅうやつやね。でも、それを本当にやるかね。 |
| 眠る空 松本充代 |
7.5 | ちょっと無理して「若者向け」漫画にしているところが見えかくれして微笑ましい。が、内容には逃げが感じられず、人間の汚い面に正直に向かっている。読むのが相変わらずつらいが、それはいい漫画の証拠なのだ。 | 6 | この間の火曜の午前２時に俺様ちゃんのＰＨＳに、盛り場と思われる所から、涙声で『死ね』とかけてきた男、名乗り出なさい。 |
| 弥次喜多 in Deep しりあがり寿 |
9 | さらに幻覚性の高い展開。しりあがりは、自らの魂へどんどん降りていき、行けるところまで行こうとしているかのようだ。何という魂の苦行。 | 8 | 夢は現実の続き、そして現実は夢の終わり、か・・・。 |
| 恋の門 羽生生純 |
9 | 純粋を気取っているものでも内面にはどろどろした欲望があるものだ。それをごまかそうとするから罰があたるのさ。ざまあみろ。ところで大傑作なので皆注目せよ。 | 7 | 暴走する自意識。左下がいい感じ。 |
| Bambi カネコアツシ |
8 | 高位安定、高原状態。しかし舞台は日本だったのか。 | 6 | あいかわらずだなあ。もう完成させているからなあ。 |
| ジ・ガレガレ 堀池さだひろ |
5 | 下手にオハナシを作らず、「ヨコハマ買い出し紀行」のように雰囲気を読ませる漫画にすると良いのではないか。 | 5 | 人間、のんびりしたいよね。 |
| てきぱきワーキン▽ラブFX 竹本泉 |
7.5 | この完成されきった「竹本国」に対して、何をか文句が言えましょうや(反語)。 | 8 | 先日、秋葉原を歩いていると、向かいからＰＣ−ＦＸを持った男が。すれ違いざまに延髄にエルボーを食らわそうかどうしようか迷った俺様ちゃんは、悪い子ちゃん。 |
| ネメシスサイト 長澤克泰 |
7 | ちょっと時事ネタ＆作者の苛立ちが入っちゃって残念ではあるが、分かりやすく読み応えのある漫画であることには変わりがない。 | 6 | む、王道少年マンガを行き始めたか。 |
| 裏刑事ブルース 鮪オーケストラ |
6.5 | ここまで世界を構築するのだから偉い。「いみり的」といっていい、世界構築へのパワフルな力を感じる。ちょっと下品だけどね。 | 3 | 世界は確立されているのだろうが、好きになれないなあ。 |
| ロンリネス 東京ローカル |
6.5 | 切ない方向に話が進んでいるなあ。いずれにせよバッドエンドは避けられないのであろうが。次回以降はもっと徹底的に切なさを追及していって欲しい。 | 7 | いかんっ。本多に、将来の、俺様ちゃんの、将来が、見えるっ。 |
| メルヘン魂'98 青春篇 肉柱ミゲル |
4 | オハナシも絵も練れていない感じ。「いいものを持っている」ことはあちこちから分かるのであるが、ちょっと私の好みとは位相が異なっているし、なにより滑っている。これはこれで一つのオルタネイティブではあるのだが、もっと別の、内面にグッと来るほうで勝負したほうが良いのではないか。 | 4 | まあ、ビームの代原といやあこのひとでしょ。 |
| 未来さん 新谷明弘 |
7.8 | 何で次で終わりなんじゃあ。めちゃくちゃ面白いじゃないかあ。この何ともいえん独特の（ちょっと外したような）間がいいんじゃないかあ。早く単行本、出せ。 | 6 | にゃにー、来月で終わりだってーっ。再来月からは、「ポジティブ仮面」が始まるのだね。 |
| くるぶし武勇伝 くるぶし卍佐助 |
2 | この作品が好きな人もいるんだろうなあ。 | 2 | ・・・・・・・はあ。切るのなら、こいつを切れよ。 |
| ねずみめくり 餅月あんこ |
- | - | 5 | - |
| バ科学と学習 金平守人 |
8 | この最終回も納得が行かぬ。アクションが忙しくなったのかも知れないが、ビームにとってはギャグの貴重な戦力だったはず。 | 7 | 相変わらずの確信犯だなあ。 |
| ●吉本 | しりあがりに続く「魂の遍歴」ものになりそうな予感がするので「恋の門」に決定。 |
| ●久遠 | うーん、ここは意表をついて「レ・ミゼラブル」にするべえ。 |