| ●吉本 | 一見骨太な漫画が多い雑誌のように見えるが、まんまとラブコメ系漫画が浸食しているところが実に微笑ましくも好もしい。こうした折衷形態はまあ良くある訳だが、BIRZの場合骨太な作品もベタベタな作品もある程度以上の水準にあるところがよい。 |
| ●久遠 | 今月は、何かパンチ力に欠けるなあ。毎月千砂のポスターをつけるとか、毎月表紙が羊のうたとかだったらいいのに。 |
| ●音羽 | どの作品も淡々と物語が進んで行ってるな〜。もう少し動きが欲しい気がするな〜 |
| 吉本松明 | 久遠永遠 | 音羽平八 | ||||
| 明日のために 高口里純 |
4 | コミックスを買わないとオハナシが読めない、というのは少々阿漕なのでは？ | 4 | 古臭い絵だ。内容もなあ、何だかなあ。 | 3 | 設定もイマイチだし話も分かりづらいな〜 もう少し、何回かに分けてキャラを小出しにしてくれれば何かが見えてくるのかもな〜。 |
| しびとの剣 菊池秀行／加倉井ミサイル |
5 | 博愛主義は結局は何も生まない、という教訓でした。それにしても博愛主義に平然と唾を吐きかける秀行先生にはグッときますな。大藪春彦の正統後継者ですなぁ。 | 6 | 死ねっ、殺せっ。大虐殺じゃ。ホロコーストじゃ。 | 5 | うむ〜。落ち武者といえど武士。最後は決めるね〜。それにしても、相変わらずのご都合主義やな〜 |
| スカートさん 吉田戦車 |
6 | タイトルが人を喰ったようなものであるところが良い。もっと長尺を望みたいのだが4コマだからなぁ。 | 6 | 相も変わらぬ吉田節。最後にちょこっと書いてある題名がいい感じ。 | 3 | あんな記念碑立建てたら建ててる途中で誰か気づくぞ〜 |
| 餓狼伝 夢枕獏／板垣恵介 |
7 | 一見過剰に見える絵柄だが、その背後に常に流れるストイシズムには強く惹かれる。原作の魅力か、それとも板垣恵介の才能か。 | 8 | バトルなしで、この圧倒的な緊張感。いまの漫画界で、「漢」を描かせたら、日本一かもしれないなあ。 | 5 | なんか、このところ主人公の影が薄いな・・・ |
| きりきり亭のぶら雲先生 きくち正太 |
6.5 | オトナの女性でもありながら少女性を保ち続ける、そこにぶら雲先生の重層性がある。 | 8 | リリカルな話、そして、お色気。いい仕事してるなあ。 | 7 | スクって竜だったのか・・・角のリボンがおしゃれだね♪ |
| いのち短し恋せよおとめ 新名あき |
8 | くはあ！年増のオバサンまでときめかせてしまうとは！この無理矢理な展開にシビレるわい！！ | 7 | ３７歳で中尉ってことは、旦那は、士官学校を出てないたたき上げの人なのか？それとも、無能？しかし、それにしてもベタベタやね。 | 8 | 今回は桜子か！・・・と思わせといてお母様でくるとは・・・ |
| 素っ裸の幸せ。 槻城ゆうこ |
7.5 | 妙にミリタリーに詳しいのはなぜ？ところで内容はとにかく微笑ましく読んでいて安心させる。正統派だねぇ。 | 7 | いやあん。ラヴラヴやんけ。それにしても、シリーズ連載なのに、内容を覚えているなあ。良質な、シリーズ連載だ。 | 7 | なんかい〜な〜。一度あんな日常を送ってみたいな〜 |
| 退魔針 菊池秀行／斉藤岬 |
7 | 「過程」を楽しむ作品なのだね、これは。結末は最初から分かってるわけだから。その辺はさすがに菊池秀行。手を変え品を変え楽しませてくれる。 | 5 | おおう、これぞ菊地秀行。いかにもだなあ。 | 5 | 同じキャラが二人いると何がなんだかって感じだな〜 |
| LIVE RUN 市東亮子 |
4 | うーん、だんだん荒唐無稽に… | 4 | 懐かしい匂いをさせている。だがそれだけ、という感が強い。 | 3 | あ〜あ・・・ビル切っちゃったよ・・・ あれじゃギャグだな・・・ |
| 陰陽師 夢枕獏／岡野玲子 |
8 | 何とも華麗なカラーページ。いいねぇ。ただ「カップリング」って言葉はちょっとないんでないの。 | 8 | すごいな。格が違うよ。 | 6 | 何かと説明が多いな・・・ちょっと解りにくいかな・・・ |
| 羊のうた 冬目景 |
10 | ああ、抜けることのかなわない、出口の見えない愛の煉獄。それは愛である故に安心や癒しをもたらすものであるが、激しい感情である故に互いを蝕んで行く。それを冬目景は逃げることなく大胆に描く。文句なしの大傑作。 | 8 | ２７１，２７２ページに入っている、白いラインは何だっ。あからさまに変だぞっ。さては、米軍の陰謀だなっ。 | 7 | 暗い・・・暗すぎる・・・そして重い・・・ あれが自分の現実だったら自らの存在の重さに耐えられないだろうな〜 |
| BIRTH 山口譲司 |
5 | ちょっとカリカチュアライズされすぎだよ。そりゃマンガだからいいんだけどさぁ。絵の美しさは評価できる。 | 4 | ふ、ふ、ふ。なんか、情けない気分になってきた。 | 6 | 麻生は壊れてるし、周りではドンパチ始まるし。ゴチャゴチャになってきたな〜 |
| 愛をあげよう ともち |
8 | それにしてもくだらねえオハナシだこと(誉め言葉)。それにしてもいちいち着替えシーンとか出てくること(誉め言葉）。それにしてもいちいち思い悩むこと(誉め言葉)。 | 7 | うにい、なんか大変なことになってるにゃあ。ともちもサービスカットがサービスでない作家の一人だよなあ。 | 5 | 普通、トイレにレシートおとすか？ |
| 空想特撮温泉 ほりのぶゆき |
6 | オハナシが動いたか！でも多分再来月あたりで終わりなんだろうなぁ。 | 4 | ・・・・・・あと、２回と言うところか。 | 4 | 地獄に鬼か〜芸がなさすぎるな〜 |
| MOTHER 工藤かずや／秋原龍彦 |
3 | 何で日本がターゲットなのか？それは怪獣が襲来するのがなぜか常に日本だ、ということと同じようなものなのか？ | 3 | なんか、今回は絵の稚拙さが目立つなあ。 | 4 | なんか・・・死体がインスマス面しとるな・・・まさかとは思うが、そのうち大きなタコさんとか 出て来たりしないよな・・・ |
| Beast of East 山田章博 |
→ | 洗練が行きすぎるとこうしたバロックになるのか。漫画としてはきわめて読みづらい＝見づらいので評価は低くなるが、文化として考えるとこの傾向は好もしい。複雑化は人間の可能性を広める。漫画4/文化7 | 7 | マンガらしくないマンガだ。でもそれを補って余る絵の魅力を秘めているなあ。 | 4 | 結局何だったのだ？金目の物が無いからさっさと撤収しただけなのかな？ |
| おさるの時間 玉木満 |
2 | 何も語ることはない。 | 2 | えエー、来月「餓狼伝」無いのー？ | 1 | ギャグのネタとしては面白いのかもしれないが、あの絵ではな・・・ |
| ●吉本 | 例の二者で微妙なところ。オバサンのときめき、という点では両者ともに譲らぬが、オハナシのくだらなさ(誉め言葉)の点で一歩抜け出した「愛をあげよう」にしよう。冬目景？それは久遠が間違いなく誉めるからよいのです。 |
| ●久遠 | 今月はなんかえらいことになっている、愛をあげようにしよう。 |
| ●音羽 | 幸せっていいな〜ってことで「素ッ裸の幸せ」 |