キューティーコミック2000年2月号

ラブリー!

桜沢エリカ
吉本 クリスマス。栞くんと気まずくなってしまい、いっしょの時を過ごすことができないみいな。「もうどうでもいい」と思っていた矢先に栞くんから電話…。良かったですね。
久遠    
バッファロー5人娘

安野モヨコ
吉本 緑のとかげの力を得て、自覚的に人生を選び取ってゆくようになる女たち。やせっぽちの下働きの少女、という5人目も登場。ちょっとオカルト入ってきて不安なところはあるが、そう簡単には終わらないであろう。次が楽しみ。
久遠    
そどむ

小野塚カホリ
吉本 つい柿崎に体を許してしまう葉くん。柿崎はじわじわと外堀を埋めてゆく。そんな場に居合わせる里香子…んもう!ニヤニヤしてしまいますがな。お得意の手法でカッチリ読者を追いつめてゆくのだから。読者もその追いつめ方にマゾ的に喜びを感じる。抜かりのない人だ。
久遠    
つめたい手

南Q太
吉本 つきあっている彼氏をウザイと感じ始めている少女のオハナシ。やりきれん話ですなあ。*以下削除*
久遠    
ワレワレハぬりえ

かわかみじゅんこ
吉本   いや、3ページの線画なのですがね。「ワレワレハ」と来たらとりあげないわけにはいかないじゃあないですか。
久遠    
みりん星人大襲撃(再録)

岡崎京子
吉本 こりゃあ懐かしい。もちろん新作ではなく再録なのだが。3月連続して再録するそうだが、どんなものだろうか。不在を嘆き、後進の奮起を促すという方向に向かうと良いのだが。
久遠    
地獄のサラミちゃん

朝倉世界一
吉本 ま、ほのぼの路線は求められているところなので仕方ないのであろう。私としては連載当初の頃の毒のある内容が好きなのだが。
久遠    
密の味

海埜ゆうこ
吉本 バイト先のかっこいい男の子にホレてしまう女の子のオハナシ。だが「何でも欲しがるマミちゃん」の「親友」がからんでくる。そして今まで意識していなかった男の子に告られて…と。うむ。実力ある新人を大きく扱うという方針は実に良いでしょう。そして絵柄も実にみずみずしくて良い。線が完成された人は強い。残念ながらオハナシが編集との妥協の産物のように見えるが、これからでしょう。楽しみな作品。
久遠    
愛ラブSHOCK!

オーツカヒロキ
吉本 ニューハーフのマオは実は保母さんを目指していたことが判明。うわー!ピロンタン先生!ソッチに寄せない方が賢明ですよ!!!ノリはいいので楽しめるのだが、下手に「いいオハナシ」にまとめちゃうと、凡庸な作品で終わっちゃいますよ!
久遠    
ガーリーハイパーズ

藤末さくら
吉本 何も言うことはありません。
久遠    
ホモとサピエンス。

室田朋美
吉本 これもまた何も言うことはありません。次は純粋ギャグにするが得策でしょう。結構ソッチの才能はあるように見受けられるので。
久遠    
ソックスといっしょに。

いわみえいこ
吉本 捨て猫の「ソックス」をめぐるオハナシ。主人公の女の子は、ソックスを可愛いと思うのだが、どこか怖くて触ることができない。ある日ぐったりしているソックスを発見し…。
「ひめきみ」でない方のいわみは、どこか引っかかる作品を連発する。取り立てて目を引くとか、心動かされるといったタイプの作品ではないのだが、オハナシの展開がストレートでない分「つまずかされて」しまうのだ。評価の難しいところ。
久遠    
ベイビーG

安野モヨコ
吉本 7話、112ページの掲載。恐らくは再録。まあ安野版「キューティーハニー」といったオハナシ。ちゃんとパンサークローみたいな敵の女ボスも登場する。妙に少年漫画っぽい展開なのに、シュークリーム系ラブもしっかりとからんできて面白い。いやあ、どこにこんな作品が埋もれていたやら。
久遠    

<総評>

吉本 厚い!と思ったら「ベイビーG」の分。今後も増ページだそうだがどうなることやら。期待しておきたいと思う。
最近気になるのは、いかにも編集者が考えてます、といったオハナシが増えてきていること。特に「ホモとサピエンス」とか、「ガーリーハイパーズ」とか、傾向がそっくり。今回の海埜の新作もそんな感じがしてしまう。確かに「やりきれんラブの障害」を描くことで、「シュークリーム系」が伸びてきたのは間違いないのであるが、同じようなオハナシばかりになってしまうと飽きられてしまうように思う。考えて欲しいところ。
久遠  

<ベスト>

吉本 今後に期待して、海埜ゆうこの「密の味」にしよう。線がきれいなところがよい。
久遠  

<注記>枡野浩一さんのプライバシーに関わる部分がありましたので、一部を削除しました。特に枡野さんには嫌な思いをさせてしまい、大変申し訳なく思っております。

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