フラミンゴ98年7月号

   

吉本松明

久遠永遠

山辺都魅亜

RED

しのざき嶺

鼻血が出るまでセックスする主人公。 なるほど、そう来たか。Blue Heavenを読んでしまっているからちょっと濃度が足りないなあ。 あ、あんた、そのハンバーグは・・・。うぎゃああああああああああああああああああ。マ、マハマン。魔物をテレポートさせる。 うーん!寝たままで、しごかれて、気づかないもんなのかな? (謎)
笑って▽ぶたぱん

白井薫範

ゲームセンターにて、サドの女子高生に家畜のように扱われる主人公。「おまえはいじめられるのが大好きなサイテーな生き物よ」と。主人公は反発するが、次第に快感を覚えはじめる。 ちょっと展開が速すぎないか?もっとねちねちと「落とす」必要があるんじゃ。ただ、いつもの人を人とも思わない描き方にはグッとくる。 ・・・・・・・・・・・・・・・自分のフェチシズムを大事にしているのかなあ。 ゲームセンターの一角であんなことやったら、普通は気づくよね!(笑)
靴で局部をしごかれたら、普通感じるより痛いと思うのだが・・・・
恥虐の部屋

海野やよい

家に戻った有紀だが、責められる快楽を忘れられず、彼女は再び街に出る。電車の中で犯される有紀。しかしそれでももの足りず、性メイドとして責められる道を彼女は選ぶ。 みずから進んで「堕ちてゆく」快楽に身をゆだねるとは。それは無限であるため恐ろしいものであるはずだが、やよい先生はそれを正面から、しかも嬉々として描いている。やよい先生はどういう形で「闇」を防御しているのだろう? アレ?妹は?おっかしいなあー? 一度目覚めると、もとの道には戻れない・・・・あ、僕もか(苦笑)
ハッピー・エンド

鰤てり

ビルの屋上から身を投げようとする雪緒。彼女は残虐な兄弟に慰み物になっていたのだ。ところが身投げする直前に電話が鳴る。 絵もオハナシもいまいち洗練されていない感じ。狙っているところは悪くない感じではあるが。 よくあるお話やねえ。わざわざこんなのを持ち込みしたのかねえ。 「母は強し」とはよく言ったものだ!死ぬことを止めた後の、彼女はかっこいい。
球根栽培

しろみかずひさ

麻理香は「僕」と母親の間にできた子供だった。麻理香の「友達」にするため、「僕」はマネージャーの小塚を連れてくる。麻理香はそれをなじる。「自分を納得させたいだけよ!」と。 しろみ作品に共通する暴力性は、状況から逃れられないことに由来する。世界の壁を破ることができないから、登場人物はいらだって暴力に走るのだ。 相も変わらず悲しい。かなしーいことですねぇー。 近親相姦ネタか、でも、二重近親相姦という設定は面白いかも・・・・・
girl Hunt

海明寺裕

母親によるしつけが始まる。家の中では四つん這い、きちんとした敬語の使い方など。学校へ行くときの制服も乳首丸見えのものとなる。学校へ行けば行ったで、保健の先生から改めてしつけを施される。 裕先生の「わんこもの」の基本パターンといえばパターンなんだよなあ。だがこの作品では主人公・冴のとまどいがずっと残っているところが面白い。 うーむ。人間にはいろいろな面があるのはわかるが、でもなあ、うーん。JICC出版 保健室で、先生にダウンと言われて、戸惑いながらも従う主人公がいたいけでgood!でも、話のテンポをもっとあげてほしいな!
FRIENDS

北原武志

夏休みになって、引き離されるめぐみ(タチ)と明子(ネコ)。めぐみは男役を演じることに疑問を感じていたが、夏休みの間調教を受け、すっかりレズビアンとなっていた。その背後には、明子の父親に調教された「いじめっ子」の恨みがあった。 げに恐ろしきは人間の恨みなり。明子を徹底的に精神的に追いつめる「いじめっ子」の冷徹で着実な行動の恐ろしさ。人間はここまでできてしまうのだ。絵こそ稚拙に見えるが、オハナシは実に深い。背筋の寒くなる佳作。松- ・・・・・・・・怖いなあ。人の恨みって。 途中で登場する、「近所の近藤君」とめがねの主人公の関係がどうなるのかが楽しみ。
メイドさんが行く!

童門冬児

いつもの二人組は野生化した野良メイドをひろう。一見ただのぼーっとしたメイドのようだったが、実は彼女は特別に訓練された「裏メイド」だったのだ。 まあ、こういうのもいいでしょ。一服の清涼剤。フリスクというより仁丹だけど。 大丈夫、5連チャンしかしなくなったから。 パチンコ版の、「ぶっ○びCPU」なのかな?もうちょっとがんばってほしいな・・・
仮面の恋人たち

蜈蚣Melibe

暇を持て余すディノミスクスとワイワクシア(どちらも口とヴァギナを付け替えた有機人形)は、コスプレをすることで新たな快感を得ようとする。 現代、多くの人が心に持っている「世界形成」の動きがここにもある。ヤプー+ピンクハウスなんだけど、それに作者特有の香りの違うスパイスが加わって独特の、比類するものなき世界が誕生している。面食らうこと必至のとにかく凄い作品。 ある意味、最も簡単な部類に入るコスプレやねえ。 あぁぁぁぅぅーー、なんだ、この不気味な生き物はあぁ・・・・
この生き物の存在は認めたとしても、絵が気にくわないよーーー
全裸でGo!!

町野変丸

「いやーん、遅刻遅刻!」っていかに慌て者でも全裸で行くかね。あ、キクニの漫画であったか。あと「ショートカッツ」でも似たようなのがあったね。 なんの必然性もなくいきなり早漏悪魔がでてくるのがイイ。 嗚呼、このページにくると心が和む。 この人の漫画いつもかなり、無理のある設定だけど、おもしろいのだ。今回もよかったよん!
便器

天竺浪人

「このままでは堕ちてしまう」と不安な主人公はクラスでヤリマンと評判の女の子にやらせてくれと手紙を出す。しかしその女の子は虚勢を張っているだけだった。望みを達することのできない主人公。しかしそのやりとりを聞いていた女の子が申し出る。「私とする?」と。 一見救いがあるようでいて、ちゃんと闇を用意しておくところなんて、さすが天竺先生。心の闇を徹底的に探求することも非常に重要なことだ。天竺浪人はそこから目を逸らさず、深いところへ、深いところへ向かってゆく。松- 妄想レベル、なかなか良いところまでいってるなあ。ようし、俺様ちゃんも負けないぞ。 後半に出てくる図書委員の女の子がかわいいなあ。あんな子に誘われたら・・・・

<総評&ベスト>

●吉本 今回は飛び抜けた濃さを持つ作品がなかったので、ちょっとおとなしめの印象。それにしても凡百のエロ漫画誌に比べると独走していることには違いないが。まあこれだけの連載陣を抱えているのだから、簡単に駄目になったりはしないだろう。ベストは絵こそナニだがこめかみの痛くなるようなオハナシの「FRIENDS」だつっつつつつつつう!
●久遠 今月は何とか持ちこたえられましたです。それとも馴れてきてしまったんですの?それはいやですの。
●山辺 前号よりもパワーが落ちたかな?でも、作者の個性が出ていてとても良いと思う。
より一層のパワーアップをしてくれい!
ベストは「全裸でGO!!」
絵もシンプルだし、設定もかなり無理がある。でも、こんなに僕の心を捉えるのはなぜ・・・・?

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