久遠のギャルゲーよ永遠なれ 第1回

レッスルエンジェルスシリーズ

 

 さて、記念すべき第一回。みなさん、ギャルゲーといったら何を思い出しますか?同級生?卒業?それとも、ときメモ?そんなどメジャーなのは第一回を飾るにふさわしくありません。そんなのは、第4回ぐらいにやれば良いんです。やはりここは、技という剣を携え、筋肉という鎧を纏い、四角いリングに光臨する女神について述べなくてはなりますまい。


 さてここで紹介するのは、「レッスルエンジェルス」シリーズである。読んで字のごとく、プロレスゲームである。しかも女子プロ。基本的に育成ゲームである。そして目玉であるプロレスシーンはカードゲームとして進行するのである。(スーパーファミコン版「美少女レスラー列伝ブリザードYuki乱入」を除く)しかし、そんなのはどうでも良いのである。このゲームは完全なるキャラクターゲームである

<↑例外のソレ>

 そう、このゲームでは、主人公=自分なんてモノはどうでも良いのである。まあ、主人公は自分の好みのレスラータイプに育て上げることができる。それに好みの技を覚えさせることもできる。だがしかし、いや、故に、無個性になりがちである。そんなレスラーに魅力は皆無である。それとは逆に、脇を固めるキャラクターはキャラが立ちまくっているのである。ライバル、タッグパートナー、同期生、後輩、壁たる先輩、そして落日のチャンピオンとより取りみどりである。

 もうおわかりだろう。このゲームはコンロールできる主人公なんてどうでも良いのである。コントロールできなトい他のキャラに自らの好みのレスラーを見つけて愛でるのである。そう、「よーしっ、千種、そこでバックドロップだっ。」「何っ。そうはいくかっ。祐希子っ、それを返してムーンサルトにつなげるンだっ。」という風に楽しむのである。

 このゲームをたかがキャルゲーと思ってはいけない。このゲームは良質なプロレスゲームである。女子プロ好きで、アニメ絵がきにならない人にはおすすめである。が、このシリーズは、PC98シリーズとスーパーファミコン、そしてPCエンジンぐらいでしかでていないので、入手は困難であろうが。

 ちなみに、マイティ祐希子、サンダー龍子、小沢佳代、永原ちづるは俺様ちゃんのモノなのであしからず。

 

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