ワールドヒーローズ2(1993年・アルファ電子)

 

  レヴュ 難易度 お薦め度
KOU-  やっぱり出てきたWH2。別に待っていた訳じゃなかったけれどついついラスプーチンに会いたくてプレイしました。前作に新キャラを迎え激ムズになって帰って来たWH2、新システムとして「投げ返し」「飛び道具はね返し」が加わり、COM有利の図式が確立しています。よってCOM戦時には敵を”投げない”近くで飛び道具を”出さない”が勝利への第一歩。でも残念ながらCOMは投げを狙ってきます。厳しい・・・。ゲームとしては先ほど書いたように激ムズ。新技、新キャラ、連続技のバランス調整など一応リメイク物の必要最低限事項は抑えてはいるのだが・・・。ラスボスのDIO(バオーに激似)には勝てる気がしません。飛び道具はね返しは最近そのシステムの応用として「ストV」のブロッキングが登場!  っていってもちょっと無理があるかな? また、今作から登場の新キャラ、マッドマンがラスプーチンと色物ライバル的な存在として登場。そこそこ強いがかっこわるいという理由だけであまり使われているのを見たことはありません。無念です。前作同様にデスマッチモードが熱い!地雷や滑る床など新しいリングが用意されていてそれを使った戦略も存在している。また、このゲームではプレイ中に対戦乱入されたときは使用キャラクターを変更できるという親切設計がある。これで持ちキャラ以外で練習していて乱入されたとき、安心して対応できますね。 ★★★★ ★★★
吉本松明  私は「ワーヒー」にかなり入れ込んでいたので、2の登場は楽しみなものであった。ところが登場したゲームは手におえないものであった。確かにキャラクタは増え、キャラクタの魅力と怪しさは増した。当時流行していた柔道少女。諸星大二郎を彷彿させる(どこがじゃ)マッドマン。技も増え、正当なパワーアップはしている。ところがあまりにも難しいのだ。飛び道具はほとんど跳ね返される。投げもまた同様。通常技のコンボでちまちま敵の体力を削るしかないシステムには本当にてこずらされた。加えて敵は通常技も強いときている。オーノー、という感じである。結局私は3人目を倒すことさえできなかったのであった。怪しさはさらに増しているのにやり込めなかったのが(やり込む気になれなかったのが)残念。 ★★★★★ ★★★

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