| 2001/07/11(水) 21:02:42 とりこ |
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カフェロジー…。 ●「木曜組曲」(1999年/徳間書店/恩田陸) 文筆業に関わる女性5人が、数年前、謎の死を遂げた有名女性作家の家に集い、それぞれの一人称(あるいは視点)で、それぞれのコンプレックスなどに触れつつ、あれはホントウに自殺だったのか?に迫っていく、これがハナシの大筋です。 恩田作品は(カナリ強引ですが)、ジュブナイル系、ミステリ系、耽美系に分類できるとワタクシは勝手に踏んでおります。キミが読んでくれた「常野物語」はジュブナイル系に入れる(要するにホントに強引な分類)。 |
| 2001/07/12(木) 23:39:50 とりこ |
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| キミのことだから、もう読了してるかも、とも思うのですが、「ヒナギクのお茶の場合」(2000年3月/新潮社/多和田葉子)は、もう読まれました?
今までの作品からは、モノトーンとか暗灰色の印象(「ゴットハルト鉄道」なんて特に)を受けてたのですが、イキナリ、ひよこいろのパステルカラーになってしまったカンジ(装丁の色合いが、とってもよく似合ってます)。 短編集です。表題作はちょうど真中に入ってます。 続く「雲を拾う女」は、例えるなら、阿部公房の多和田さんバージョン(ただしパステルホワイト)っぽくて、「…公房なのはわかるとしても、このパステル調は一体??」ってカンジなのね。 モチロン多和田さんなので、「ほんわか」とか言っても飄々としてるのですが、でもね、ひょっとすると、ひと匙かふた匙ほど、タルホだったり大島弓子だったり、するかもしらんよ?(って、また懲りずに、キミにとって大事な人を、こうやって安易に持ち出すと、「チガウ!」とか言って、叱られちゃいそうですが…。) …なんて、キミのことだから、もう読了してる可能性でかいんだよなあ。 |
| 2001/07/14(土) 00:21:38 ヤマナ |
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そうそう、概念としてのカフェについての本なんだけど。ちゃんと町のにおいがするところがよいですよ。「僕の伯父さんの喫茶店学入門」。 結婚して浜松に来て、あまり喫茶店には入ってないかな。あでも、気に入りのところあるよ。浜松駅からちょっと行ったビルに入ってるお茶専門店(でもなんか変な雑貨とかも売ってる店)の喫茶コーナーとか。変わったお茶とちいさなお菓子がセットになって出てくるの。 ●多和田葉子「ヒナギクのお茶の場合」(2000/新潮社) ●川上弘美「なんとなくな日々」(2001/岩波書店) でもね、やっぱりよかったです。この本。川上さんの文体にふれているだけでもシアワセという、ファン心理をさっぴいても。日常の何気ない出来事に、ふわりゆらりと心が揺れる様が心地よく描かれていてね。読んでるこちらも、ふわりゆらりと暮らしてみたくなる、一種危険な本なのかも。じんわりと誘惑されます。高野文子の「るきさん」のように。(「るきさん」はのんびり変わり者のるきさんがのんびりと、ちょっとだけへんてこに暮らしてる漫画。おもしろいです。) 川上さんは短編集も最近出たみたいで、ファンは嬉しい悲鳴ですな。きゃー。 |
| 2001/07/17(火) 23:15:19 とりこ |
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川上さんの新刊は、読んでいません…。知らなかった…。&、短編集ですって(気づいてなかった!)?? ●「紅色魔術探偵団」(山田章博/1989/学研・ノーラコミックス) ●中村融・山岸真編「20世紀SF(2) 1950年代 初めの終わり」 「英語圏SFの秀作を年代別に集大成した、アンソロジー・シリーズ≪20世紀SF」の第2巻(後書きより) 」です。
「時代の気分」も、スゴクよく判ります。個々に作家さんを追っかけてはいても、年代で切ったことはなかったので、そういう意味でも大変面白いです。 何と言っても、コードウェイナー・スミスの「燃える脳」(ゴー・キャプテンとドロレス・オーの悲恋モノ。ラストの一文が、もう…)と、その次に配置されてる、スタージョンの「たとえ世界を失っても」(これまたラストがよー…)のダブルパンチには、やられました。 ネタばれが惜しすぎるので、これ以上語れないわ。 |
| 2001/07/18(水) 23:00:26 とりこ |
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●山名沢湖「朝顔ラジオ」 ●「ベルセルク」15〜21巻 ついに、最新刊まで読んでしまいました。これで「断罪」編終了とのことで、一段落になってます。 ガッツの宿敵グリフィスがついに再登場を果たします。 ●「フラッシュフォワード」R・J・ソウヤー 面白いです。特に出だし! タイムトラベルモノ?になるのかな?「全人類が一斉に、2分間だけ、21年後の世界を見てしまった。」ここから、おハナシは始まります。 2009年が舞台なので、人々の見た21年後は、2030年という設定になってます。ソウヤー流「2030年予言」もまた、カナリ面白かったです。(マイクロソフトが潰れてるとか、スターウォーズ9部作はまだ完成してない、とか…) |
| 2001/07/19(木) 20:46:32 とりこ |
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●「モダンガール論 女の子には出世の道が二つある」 読むのに時間食うかも?と思ってましたが、なんの。 主旨は、 「オトコが『人生の成功者』になるには、シゴトでの立身出世しかない。でも、女の子が『成功した人生』(自慢できるような『人生』ってコト)を手に入れるには、『うまい結婚をする』という手もある。(これが表題の「出世の2つの道」)てな具合に始まります。 女の子にとっての、2大「生甲斐」=「家庭に生きる」OR「仕事に生きる」。 主旨部分もさることながら、 面白いですよ! で、ここまで書いてから、りこちゃんによる紹介がスバラシイってあったので(前述とりイカ参照)、見てきました。 装丁がまた、ソフトカバーで、いい具合なのですよ。重すぎず、めくり易く、モダンガールが持って歩くのに、まさにうってつけですね! |
| 2001/07/21(土) 16:00:21 とりこ |
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●映画「点子ちゃんとアントン」 海の日に、海ではなくて、映画行ってきました。 お話の主役は、10歳の点子ちゃん(これは、「おチビちゃん」の意味の、あだ名です)とアントン少年(表題の二人)。 本当に魅力的なケストナー作品ですが、子どもの頃ですら、ストーリー上の女性や下層階級者の取り扱い方に、時代のジェンダーというか、違和感がある部分があったのです。 社交家の点子ママへの辛口さなんて、観ていて痛くて、サスガ女性監督、同性の目って恐いなあ…。 ドイツ映画らしく、つじつま律儀に作ってあります。 これ観た後で、一人のおうちに帰るのは辛いかも…。 |