2000年3月中旬

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2000年3月17日(金)

心機一転土工! 根本敬 青林工藝社 <漫画・単行本> 1200円

 ごく久しぶりの根本の単行本です。漫画生活かぞえで20年を記念して、単行本未収録作品を中心に時系列順に編んだものです。最近の根本というと「いかに手間をかけずに漫画を成立させるか」という漫画実験を行っていたり、漫画そのものをあまり描かなくなっていましたが、この本はそんなイメージは感じません。80年代の「ガロ」掲載作品や、ベネッセの「進研ゼミ」の雑誌に載った(!!)作品をはじめとして、例の「永遠と戦う人々」の新しい例などが掲載されていて、かなり楽しめます。今から根本をチェックしてみよう、という人や、『黒寿司』などに失望した人には強くオススメできるといえましょう。…やっぱり、亀って中を開けてみたくなりますよなあ。

COMICぷちみるく V.A. コアマガジン <漫画・アンソロ> 933円

 まだまだロリは元気です。漫画の執筆者はわんぱく、未亜、みかん(R)、KICO、みこと、ほしのふうた、鎌やん、宇内鉄朗、黒崎まいり、トウタ、ひぽぽたます、にゃんこみっく、町野変丸です。表紙にある馴染しんは描いてませんのでご注意を。注目すべきはわんぱく、みかん(R)、ほしのふうた、黒崎まいりといったところでしょうか。わんぱくは一部ペンが入ってないコマもありますが、相変わらずの痛い展開。宗教の勧誘をエサに男を引き込んでいる母親、娘はそれをじっと見つめる。なついている中年男性に「わたしにもして…」と。い、痛え!あとは鎌やんが載っていたので買ったところがあるのですが、内容は『まだ旅立ってもいないのに』といった感じの青春の蹉跌もの。気持ちは分かるところですがあれだけ理論武装しているのですから、徹底的にやって欲しかったところです。

ヤングアニマル増刊・嵐   白泉社 <漫画・雑誌>

 えー??もう新しいアニマルが出たの??と愕然としたら増刊でした。まだ読んでませんので後で感想をアップします。

電撃大王   メディアワークス <漫画・雑誌>

 これは読みました。なんてったって『あずまんが大王』だけで良いですから。うーん、榊さん萌え。

D-Ange 4月号   ヒット出版 <漫画・雑誌> 333円

 最近とみに注目している隔月のエロ雑誌。執筆者が私的にヨガリポインツをついてくる人が多いのですね。しのざき嶺とか、ミルフィーユとか、谷内和生…じゃなくてみなずきゆずとか、さつきのそのいち…じゃなくて海老名総一とか。その中でもとくに注目しているのがみなすきぽぷり先生とにしまきとおる先生。みなすき先生の作品は、おにいちゃんのお花見に参加した妹が、酔わされたあげくさんざんに…というもの。もうこの人はちいさな娘さんが大好きで大好きでたまらないのでしょうな、ということがビンビン伝わってきます。またにしまきとおる先生も最高です。「Clair Florence Fairchild(19歳) 身長161cm B198 W59 H89 趣味/乗馬・ガーデニング」ですから。どんな絵になってるか想像してみてくださいよ??橘セブンは今回落としちゃってますが、雑誌としてはエロさの面でも涅槃への「出っ張り方」の面でも高レベルです。

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2000年3月16日(木)

メロディ 4月号 白泉社 <漫画・雑誌> 362円

 新連載は魔夜峰央『パタリロ西遊記』。相変わらず読解に教養が必要なギャグには笑ってしまいます。永遠に変わらないのでしょうが、この人は。後は押しが強く気に入った男の子に同居を迫る女の子(東大生)を描いた麻生みことの『GO!ヒロミGO!』、目が見えない代わりに不思議な能力を持った男の子を描いた山口美由紀の『夢幻桜』、高貴な猫の思い出がキーになる波津彬子『闇色の宝石』などなど、実に読みどころの多い雑誌です。当然雁須磨子『どいつもこいつも』、岡野玲子『陰陽師』はもの凄く面白いです。

ウルトラジャンプ 4月号 集英社 <漫画・雑誌> 410円

 巻頭カラーのaloha『TT』。作者は原作担当と作画担当の二人組とのことですが…これってOKAMAじゃあないですか。とんだ隠し球です。オハナシはアラン・チューリング(女)が主人公、背景にはフェルマーの最終定理の謎がある、というものです。緻密に構成されたオハナシは見事、というべきものです。コロッサスのような機械も出てきてニヤリ。オハナシはまさか更科修一郎?
 ところで掲載順はOKAMA、花Q、山秋、カムイ、大暮、唯と続きます。6連続してエロで活躍していた(いる)人の作品。実に象徴的なことだと思います。現在の漫画はエロとは切り離すことはできないのですね、とくにこの雑誌のような「オタク寄り」のシーンにおいては。だからこそエロをきちんとまとめる必要があるのだと思います。

淫縛学艶 船堀斉晃 コアマガジン <漫画・単行本> 古書価600円

 汁。汗。下品な叫び。結婚なさってからどんどんハードになってきているように思います。次第次第に女を壊していく展開は、しのざき嶺の大名作『ナイトメア』を彷彿とさせます。エロ以外のフィールドでも余裕で活動できる実力を持った人ですが(どこかで非・エロは描いてましたっけ?確か描いてたと思うのですが)、エロの方でも作品を発表し続けて欲しいものだと思います。

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2000年3月15日(水)

マルクスガール 2 山本夜羽 秋田書店 <漫画・単行本> 514円

 残念ながら打ち切りになってしまった夜羽の意欲作。はっきり言って私はこの本における夜羽の方法論を好むものではありませんが、試みとしては実にまっとうなものであったと評価しています。徹底的にやることができれば、力を持ったかもしれないのですが。これについてはすでにレヴュに着手していますのでそれをお待ち下さい。

ガンダムウェポンズ ZZガンダム編   ホビージャパン <立体・ムック> 1429円

 MGシリーズが出るとそれにあわせて出版されるホビージャパンのムックで、その名の通りZZガンダムと「ZZ」に登場したモビルスーツの特集です。フルアーマーZZ、量産型ZZ、ジャムル・フィン、ゲーマルクなどが載ってます。このシリーズは結構品薄になりやすいみたいなので買ってみたのですが…良いじゃないですか。昔のヤツも欲しくなってます。

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2000年3月13日(月)

ガロ 4月号   青林堂 <漫画・雑誌> 780円

 万歳、万歳!津野裕子だ!私がどれだけ津野裕子の新作を待ち望んでいたことか!内容も実に恐るべきもの。この人は年を経るに連れてオハナシは深まっているのに、絵はみずみずしいことこの上ないのが凄いです。このほか今回は丸尾くんも登場、いみりも凄まじい出来。この調子で頑張って欲しいものと思います。詳しくはクロスレヴュを。

快楽天星組 11号   ワニマガジン社 <漫画・雑誌> 476円

 もっちー『魔界のプリンセスプリティーミサ』がIQ低くて素晴らしいです。胸元の大きく開いた上衣、下は布面積が極小のヒモパン、セーラームーンみたいな髪型、巨乳で1万34歳…石川ひでゆき原作なのではないかといぶかってしまいましたよ。最高だ!他には巨乳の娘さんがやらしいRaTe、無意識のドライブが素晴らしいセキケン、橋本が出てこない展開に吃驚した久本勘助なんかが気になったところです。次回は久しぶりに『飲尿女神』が載るようなので期待大。

Happy End あるまじろう フランス書院 <漫画・単行本> 古書価500円

 「萬福星」で見て気になっていた作家の初単行本。新本で探していたのですが、運良く古本でゲット。まめに探すのがコツですな。「萬福星」で見た作品は、鉛筆のような主線で描かれていたのでグッと惹かれたのですが、この作品集に収録された作品はすべてアナログのもの。ちょっと残念です。ですが線のきれいさ、洗練のされ方は非常に好ましいものを感じます。描かれている女の子もスレンダーな体型で、胸も小さめってのが良いですな。今後注目したい作家です。ティアに来られていたそうで…。

私立池之端学園恋愛!?専科 米倉けんご メディアックス <漫画・単行本> 古書価600円

 最近話題の作家ですが、今までチェックしていなかったのですね。きわめて、きわめて達者な作家だと思います。絵も、オハナシも。大暮なんかと同様、今更私が誉めるまでもないと思います。間違いなく今よりももっとメジャーになる作家でしょう。

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2000年3月11日(土)

コミックバーズ 4月号   ソニー・マガジンズ <漫画・雑誌>

 古屋兎丸『Marieの奏でる音楽』の本格連載が始まってます。以前の号に載っていたプロローグに比べると、鮮やかな展開を見せています。バーズ、凄いぜ!詳しくはクロスレヴュをご覧下さい。

零式 15号   リイド社 <漫画・雑誌> 362円

 月刊化第2号。ですがまだ増刊扱いなので「〜月号」という表記はしてません。今回はようやくブレイクしはじめた安森然が巻頭カラーで登場。大水に流された冒険家の娘さん(ノーブラ)が流れ着いたのは、「六肢族(ていうかケンタウロス)」の王国であった。城に救われた娘さんは、六肢族の優雅さに驚く。一方娘さんを接見した第三王女は、夜な夜な見る淫らな夢に悩まされる…というもの。今回はエロはありませんが、この人の素晴らしさは体の線や筋肉の付き方自体がエロいのですな。「アワーズ2000」の表紙は、「エロ本かと思わせる」から反対意見が出たわけですが、それはエロというフィールドでは強力な武器になると思います。またエロでなくても、この人の場合は絵柄に「世界」が感じられます。どれだけブレイクしまくるか見物です。そのほか才谷ウメタロウが登場。たかしたたかし『ミゼラブル!』は隔月掲載になって、来月は載らないので残念なところですが、来月は上連雀三平が久しぶりの登場。家を建てるのも良いんですが、フャンとしてはこっち側にも戻ってきて欲しいもの。おちんちんをコッテリとお願いしますわ!!

DVD-303S+WinDVD   パイオニア/カノープス <PC> 17800円

 SCSIのDVD-ROMドライブです。いや、『リヴァイアス』が出るじゃないですか。『ミンキーモモ』のボックスも欲しいところですし、『エクセル・サーガ』なんかも持ってて良いかな、なんて思ってるもので。ですが…

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録   キングレコード <DVD> 7500円

 ここではフャック野郎パルコ木下については触れますまい。コマ落ちが激しかったり、キャラの移動に残像が残ったり、とても鑑賞に堪えないのですね。ガッデム!K6-500Mhzじゃ駄目なんでしょうかね。今時Permedia2なんていうレトロなビデオカードを使ってるのがまずいんでしょうかね。メモリは128メガあるので、それが問題じゃないとは思うのですが。300Mhzで「見れる」と聞いたので、何か障害があるように思います。どなたか上手い解決法をご存じじゃありませんか?

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Last-Update: Thursday, 13-Nov-2014 09:16:47 JST