2001年9月中旬


9/20(木)……バババーバ・ハーババ

 そういえばこの前、駅の売店で「週刊碁」という新聞を見かけたんだけど、その一面の見出しが「ヒカルが動く」でした。何やらアニメの制作現場の取材記事を掲載していた模様(ちゃんと見たわけではないから詳しくは知らないけど)。毎週月曜日発行らしいので今ならまだ買えるかも。

 sawadaspecial.com経由でロフトプラスワンのイベントスケジュールを見てたら、10月15日の「みんなでプラモを作ろう3」に弐瓶勉が出演すると書いてあってガ━━(゚Д゚;)━━ン! ちょっと行ってみたいが、作り終えるまで帰れないというのはキツイなあ。

 本日は、コミック・ファン編集部(雑草社)に行ってとりとめもなくお話してきました。本当にとりとめもなかったのがなんですが。

▼未読物件
【単行本】「SLAM DUNK 完全版」13〜14巻 井上雄彦 集英社 A5 [bk1]
【単行本】「プロペラ天国」1巻 富沢ひとし 集英社 B6 [bk1]
【単行本】「MとNの肖像」3巻 樋口橘 白泉社 新書判 [bk1]
【単行本】「けだもの会社」3巻 唐沢なをき 集英社 A5 [bk1:1〜2巻/3巻
【単行本】「LOVE MY LIFE」 やまじえびね 祥伝社 A5 [bk1]
【雑誌】花とゆめ 10/5 No.20 白泉社 B5平
【同人誌】「半端マニア8」 <半端マニア>

 10月の購入予定は以下のとおり。リンク先は例によってbk1の新刊予約ページ。今月はバンチコミックス発刊ということで、いちおう出る奴全部挙げてみました。この中で買うのは「眠狂四郎」「ワイルドリーガー」あたりかな。「蒼天の拳」はもう少したまってからでもいいかなー。

月日タイトル著者名出版社
10/上「ア○ス」しりあがり寿ソフトマジック
10/1「ロードス島戦記ファリスの聖女(新装版)」1巻山田章博角川書店
10/1「ロードス島戦記ファリスの聖女(新装版)」2巻山田章博角川書店
10/1「ケロロ軍曹」4巻吉崎観音角川書店
10/1「HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION A・LI・CE」画:木崎ひろすけ+作;吉本昌弘角川書店
10/1「HIROSUKE KIZAKI MEMORIAL EDITION グランドゼロ GOD-GUN世郎」木崎ひろすけ角川書店
10/1「社会不適合者の穴」上巻田村マリオ太田出版
10/5「クーデタークラブ」4巻松本光司講談社
10/5「球魂」14巻岩田やすてる小学館
10/5「PEACH!」3巻遊人小学館
10/5「イケてる2人」11巻佐野タカシ少年画報社
10/5「暴流愚 −ぼるぐ−」1巻芦田豊雄少年画報社
10/6「beautiful people(仮)」三原ミツカズ祥伝社
10/9「春よ、来い」6巻咲香里講談社
10/9「イヌっネコっジャンプ!」4巻はっとりみつる講談社
10/9「全日本妹選手権!!」堂高しげる講談社
10/9「蒼天の拳」1巻原哲夫(監修:武論尊)新潮社
10/9「エンジェル・ハート」1巻北条司新潮社
10/9「レストアガレージ251」1巻次原隆二新潮社
10/9「眠狂四郎」1巻作:柴田錬三郎+画:柳川喜弘新潮社
10/9「ワイルドリーガー」1巻渡辺保裕新潮社
10/9「リプレイJ」1巻画:今泉伸二+作:ケン・グリムウッド新潮社
10/12「おさなづま」10巻作:森高夕次+画:あきやまひでき双葉社
10/13「ラズベリー&ストロベリー」法田恵蒼竜社
10/17「ROAD〜輝ける道〜」1巻塀内夏子講談社
10/19「SLAM DUNK完全版」15巻井上雄彦集英社
10/19「SLAM DUNK完全版」16巻井上雄彦集英社
10/19「警視総監アサミ」5巻作:近藤雅之+画:有賀照人集英社
10/19「琉伽といた夏」1巻外薗昌也集英社
10/19「破壊魔定光」5巻中平正彦集英社
10/19「ニコニコ日記」2巻小沢真理集英社
10/19「LET IT BE!!」1巻こいずみまり小学館
10/19「ラブラブラプソディー(仮)」どざむら晋遊舎
10/23「黒鉄」5巻冬目景講談社
10/23「鉄腕ガール」7巻高橋ツトム講談社
10/23「プラネテス」2巻幸村誠講談社
10/23「BLAME!」弐瓶勉講談社
10/23「NOiSE」弐瓶勉講談社
10/23「ミルククローゼット」4巻富沢ひとし講談社
10/23「仮面ライダーSPIRITS」2巻村枝賢一講談社
10/25「LAZREZ」2巻作:TKD+画:竹谷州史エンターブレイン
10/25「一騎当千」3巻塩崎雄二ワニブックス
10/25「碁娘伝」諸星大二郎潮出版社
10/26「あしたもおいでよ」ほりほねさいぞう東京三世社
10/26「VOICE リクエスト版」十羽織ましゅまろメディアックス
10/27「ぷるるんゼミナール」3巻ながしま超助双葉社
10/27「鷹月助教授の淫靡な日々」3巻艶々双葉社
10/29「蛮勇引力」1巻山口貴由白泉社
10/29「女王の百年密室」作:森博嗣+画:スズキユカソニー・マガジンズ
10/30「犬・犬・犬」4巻作:花村萬月+画:さそうあきら小学館
10/30「薩摩義士伝」5巻平田弘史リイド社
10/下アックス Vol.23 青林工藝舎
10/下「十羽織ましゅまろ作品集(仮)」十羽織ましゅまろ二見書房


【雑誌】別冊ヤングマガジン 10/2 No.024 講談社 B5中

 ヤンマガ本誌 7/2 No.29に掲載された藤枝奈己絵「超能力者 鈴木文子」(感想は6/18の項参照)が連載化。超能力を授けられたけど、力を使うと体調不良になるし、一日一回は使わないと能力がなくなっちゃうという難儀な状態。そんな彼女のドタバタギャグといった感じのお話。呑気で楽しく、けっこういいと思う。そんなわけで連載化はわりとうれしい。作:筒井康隆+画:山崎さやか「NANASE」。変わらず好調。原作があるととはいえ、力の使い方のさじ加減の描き方が巧み。前川かずお「闘破蛇烈伝DEI48」。今回はまたすごいネタだ〜。でもネタバレになっちゃうんで書けねえ〜。なんかもうホント、この漫画は好き放題やりまくってて面白い。

 小松大幹「ネオジバン」は最終話。キックを使わないキックボクサー青年の青春物語。この人のガムシャラな勢いのある作風はけっこう好き。できれば単行本出してほしいな〜。むしろ「薄情青年」でイッパツ。倉田成人の読切「ぽろん物語」。子供番組の登場キャラ、ぽろんにいつまでも夢中なかなりガキっぽい17歳男子の物語。下らなめな味があってけっこういい塩梅。

 あ、それからここにもありました。香ばしいデスエロス漫画が。唯登詩樹「YUI SHOP」。最終ページのアオリ文句も奮っていて「Eカップヌードル!(ヌードアイドル)」ですよ。震えちゃいます。

【雑誌】ビッグコミックオリジナル 10/5 No.19 小学館 B5中

 弘兼憲史「黄昏流星群」。四十歳独身女性が江戸時代にタイムスリップ→宮本武蔵と恋仲に……というエピソードは今回でおしまい。小道具の使い方が気が利いてるなーと思った。炭素測定法を使うとアレかもしらんけど。あと石坂啓「セカンドベスト」は連載終了。

【雑誌】ヤングサンデー 10/4 No.42 小学館 B5中

 作:坂田信弘+画:かざま鋭二「ひかりの空」。今主人公のひかりがジュニアゴルフ選手権に参加しているんだけど、一緒にラウンドしている一人がなんかもう最近珍しいくらいのイジワルな悪役娘っぷりを発揮していて、ちょっといいなあと思っている。

【雑誌】モーニング 10/4 No.42 講談社 B5中

 今号はわりと見どころ多し。まず井上雄彦「バガボンド」の巻頭カラーがすごくカッコイイこと。白の使い方が実に大胆。それから小池田マヤ「バーバーハーバー」が巻中カラーで新連載。ひさびさに帰省した女性と、とこやのにーちゃんのほのぼの恋愛漫画になるのかな。形式はいつもの4コマ連続パターン。田の字型4コマを二つタテに重ねる形式は若干読みにくい感じもするけど、1分もありゃ慣れます。こちらも巻中カラーでやまあき道屯「空室あります」が掲載。こちらは今月から月イチ掲載が決定したとのこと。この作品もう21回もやってるのか〜。そのわりには単行本になってないのが困るところ。わりといいんだけど、キリヌキまでするかは微妙なラインの人であるだけに。さらにさらにも一つ巻中カラー。山田芳裕「いよっおみっちゃん」が今号と次号で2週連続掲載。いよいようまずく爛熟した梅ヶ原町と、腐れたものは許さない大竹町の二つの宿場町が最終決戦状態。このエピソードがかたづいたあたりで1冊単行本にしてくれるとうれしいところ。

【雑誌】ヤングジャンプ 10/4 No.42 集英社 B5中

 井上雄彦「REAL」が掲載。今までイジメっ子だったバスケ部キャプテンにのしかかる重すぎる現実。読みごたえばっちり。早く続きが読みたいなー。武富智「キャラメラ」。毎回いってるけどいいですわ。アッ子さんがこれからどういうふうに行動するのか、タイヘン気になるところ。でも亜子ちゃんのもほうも気掛かりなり。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 10/4 No.43 秋田書店 B5平

 最近ちょっと疑問に思っているのは、でじこ→おおひなたごう「おやつ」→川島よしお「O-HA-YO」と、ショートギャグもの3本が全部巻末に固められていること。こういう箸休め的なものは、も少しバラバラに配置してくれたほうがいいような。それはそうとでじこ漫画のほうは、萌えとはまた別にドタバタコメディとしてもけっこう面白いな〜。松山せいじ「エイケン」。今回は111cm小萌がメイン。コモエスタ〜。それはそうと、伝助女装モード時の髪止めはななかを意識してるんだろうか、とか思ったり。

【雑誌】オールマン 10/3 No.19 集英社 B5中

 新連載の里見満「Rainbow Life」は、ヤングジャンプでやってる能田茂「どっかん」に続く本宮ひろ志プロデュース作品。題材は意外にも「ゲイ」。しかもけっこうガチンコっぽい。なんだか気になる作品だ。「どっかん」も面白かったりするし、本宮ひろ志のぶっとさを違う絵・構成で味わうっていうのは悪くないやり方だと思う。というわけでけっこう期待。作:山本有三+画:神江里見「米百俵 −小林虎三郎伝−」(脚色・五島慎太郎)前編。神江里見といえば「弐十手物語」の作画をやってる、あの雄渾な絵の持ち主である。今回の作品は、北越戊辰戦争に敗れた長岡藩の窮状に苦慮した小林虎三郎の物語。もちろんあの小泉首相が就任演説で引き合いに出した「米百俵」のアレだ。作画も迫力満点だし、さすがに堂々とした読みごたえがあって面白く読めた。後編もおそらく面白いであろうと思われる。


9/19(水)……濃く媚薬

 げー。また昨日の曜日間違えて水曜日にしてた。本格的にだめだな俺。ところでまったく関係ないが、男のいう「萌え〜」と女のいう「かわいー」はかなり近い概念なのではないかと感じたんだけどどんなもんじゃろう。

 さて、本日はWORLD PC EXPO見物。ここ数年、国内で行われるこの手のイベントは、行くたびに「今年は大したもんないなー」と思うのだが、わりと今回もそんな状態。大手が国内のイベント合わせで新刊出してこないからなー、という感じ。重い荷物(今日はけっこう買わなきゃいけない雑誌が多かったので)を抱えてあちこち歩き回ったのはいい運動になったかも。それにしてもウチからだと幕張メッセは遠いよーん。なんか電車乗り過ごしたりしたら、2時間半くらいかかっちゃった。

▼未読物
【雑誌】オールマン 10/3 No.19 集英社 B5中
【雑誌】まんがくらぶオリジナル 11月号 竹書房 B5中
【雑誌】純愛果実 11月号 光彩書房 B5平
【雑誌】銃漫 VOL.4 松文館 B5平
【単行本】「からくりサーカス」19巻 藤田和日郎 小学館 新書判 [bk1]
【単行本】「かってに改蔵」13巻 久米田康治 小学館 新書判 [bk1]
【単行本】「平成ときめき力士プニャリン」3巻 コージィ城倉 小学館 新書判 [bk1]

【雑誌】近代麻雀オリジナル 11/1増刊号ウイニング 秋号 竹書房 B5中

 近代麻雀の増刊ではあるけど、基本的に「ギャンブル色の強い一般青年誌」という性格の雑誌。実際、麻雀はあんまりやってません。今号の巻頭カラーは作:青山広美+画:せきやてつじ「ラスベガスキング」。せきやてつじはモーニングで「ジャンゴ!」を描いていた人。濃いめの絵柄はギャンブルものに合っているような気がする。お話は、不敗の伝説的日本人ディーラーが主役。彼の活躍を描いていくようだけど、なんか理屈抜きに強すぎな気もちょっとする。犬上すくね「HA-TTARI GIRL」。三味線を駆使して荒稼ぎの女の子が出てきたと思ったら……。いやーラブだなあ。

 中山昌亮「にわたま」は、彼女が妊娠しちゃったので結婚しようと思ったけど親に難癖をつけられた男が一念発起……といったお話。いちおう人生の中での大ばくちという感じではあるんで、ギャンブルといえなくもないか。クライマックスシーンで主人公が高らかに叫ぶあたりは、素直にかっこよくて気持ちよかった。秋月めぐる「ハリケーンガール」。スーパー女子高生が主役。今回はフットサル。この人の本格サッカー漫画がまた読みたくなってきた。どっかでやっちくりー。

【雑誌】イブニング 10月号 講談社 B5中

 第2号め。今回は「ジパング」のマウスパッド付き。でも280円、504ページ。コストパフォーマンスは高い。で、中身のほうだけど、やっぱりモーニングがそのまま大盛りになったという印象。モーニングと発売日が重なるとちょっと胸焼けしちゃうかも。良くも悪くも週刊誌テイスト。もう少しクセや新鮮味は欲しい気がする。

 佐藤マコト「サトラレ」。なんか厄介そうな新キャラが登場。サトラレを取り巻く環境はまた新局面に。前号のヒキといい、何か急展開はありそう。ところでサトラレが寝ているときに見る夢って思考として漏れ出すもんなんだろうか。吉田基已「恋風」。うーむ、妹さんがかわいすぎる。丁寧に描かれてるなあ。この先も楽しみ。正木秀尚「ガンダルヴァ」。好調。コンスタントに面白い。この人の描く作品は、なんかとても粋な感じがする

【雑誌】月刊サンデーGX 10月号 小学館 B5平

 巻頭カラーで始まった新連載「鉄人」は、「気分はもう戦争」の矢作俊彦が原作、作画が「ダンデライオン」「黒い羊は眠らない」の落合尚之。まずロボット技術者である女性が、アイボ大好きな息子を連れて中国入り。どうやら謎のロボットが出現するっぽい。なかなか本格的な感じの出だしで面白そう。中国、ロボットとなると、もしかして先行者……いやいや。小野敏洋「ネコの王」。ネコの神様の入浴シーンが、ホンットーに脈絡なく差し挟まれたりするあたりさすがです。こいずみまり「LET IT BE!!」。やっぱり桜小路たんハァハァ。陽気婢「ロケハン」もハァハァ度高し。この連載は、一般誌に無理に合わそうとしておらず、陽気婢の味がしっかり出ててええ感じ。それにしても足が長い。いけだたかし「FADE OUT」は久々登場第4話め。半人半霊の幽霊族の少女が主人公のシリーズモノ。このまま続けて、念願の初コミックスをぜひ。ついでに短編集もぜひ。

【雑誌】ウルトラジャンプ 10月号 集英社 B5平

 巻頭カラーで米村孝一郎の新連載「STREGA!」がスタート。ストーリーどうのこうのいうよりも、なんつっても画面がすごいです。今となってはあまり見なくなったスペースシップの乱舞。そしてスピード感ありまくりの流線。つんざかれる雲。かぁーっこいい〜。今回はいきなり60ページ。気になるのはやっぱり続くかどうか。続け。あと巻末に読み切りで伊藤悠が登場。「面影丸」の人。今回の「黒白(こくびゃく)」は、昭和初期が舞台。同じ師から教えを受けた二人、片方は軍部の青年将校としてクーデターを企て、もう一方が暴走を阻止するために立ち向かうという構図。アクションがダイナミックで、線も美しい。この人の絵はすごくカッコイイな。

 介錯「魔法少女猫(まじかるにゃんにゃん)たると」。今回は1本めだなー。たるとがたんこぶ作って、いつもの友達猫二人にぺろぺろ舐めてもらう、それだけのお話。本当にそれだけなのがすごい。あと2本めの「たるとさんは私達猫が」「なぜ人間と同じ姿をしているか考えた事ありますか?」というセリフでちょっとクラッとくる。ここらへんは「ちょびっツ」の「なんでパソコンって人間の形をしているんだろう」というセリフに対して感じるのと同じような感覚。花見沢Q太郎「BWH」は相変わらずいい具合に力が抜けている。今回はスミダマユさんの恋愛話。楽しいですな。華やぎますな。

【雑誌】週刊少年サンデー 10/3 No.42 小学館 B5平

 雷句誠「金色のガッシュ!!」が表紙に。魔物少女とその相方のアイドルさん登場。ガッシュのいいパートナーになるかも。でもこのアイドルさんが定番キャラになると、水野さんは心穏やかならずって感じになるんだろうか。なんにせよ好調。面白いです。

【雑誌】週刊少年マガジン 10/3 No.42 講談社 B5平

 三ツ森あきら「わんるーむ」。第3回。平和なカップルものでけっこう好きなんだけど、あんまり週刊少年マガジンっぽくはないよなーと読むたびに思う。ヤンマガの「すべてに射矢ガール」的ポジションととらえるとちょうどいいかも。


9/18(火)……机上のクローン

 前の会社(まだ籍はあるけれども)の最終出勤日から1週間が過ぎたが、なんか予想していたよりも外出の機会が多く、家でぼけーっとしている日があんまり多くない。本日も外注でPC系書籍の編集下請けをやってみないか〜というお誘いを受けて、打ち合わせに赴く。なんかもう少し遊びほうけててもよかったような気はするんだけど、なかなかそうもいかないようです。19日はWORLD PC EXPOを見物しに行く予定。ところで今回のWORLD PC EXPOの統一テーマは「ブロードバンド社会を拓く−Big”E”への挑戦」らしいのだが、つい「江口寿史に挑戦するんかいな」とか思ってしまった。

【雑誌】ビッグコミック 10/17増刊号 小学館 B5中

 オガツカヅオ「いついたるねん」。今回はいつもとは違って、人間ぽくない霊が主題。なんか生鮮食料品売場に行くと思い出しちゃいそう。それはともかく、地味な絵柄ながらしっかり面白いお話を作ってコンスタントに面白い。今回で第5話なんで、いずれ単行本にもしてほしいところ。藤子不二雄A「SARU」。濃い〜。扉のサルの顔からしてファイト一発。大人になってサルはクドさを増したような気がする。

【雑誌】ヤングマガジンUppers 10/2 No.19 講談社 B5中

 巻頭カラーですぎむらしんいちの新連載がスタート。いや〜うれしいな〜。今回の「クローン5」は原案がいとうせいこう。左翼だかなんだかの活動組織の下っ端であった大馬鹿者・忠次だが、なんも考えてないので組織内でも浮き、ヤケクソになって大暴れし出したところを謎の女がキャプチャー。なんだかよく分からない大きな出来事に巻き込まれていくというお話みたい。初っぱなからハイペースで飛ばしてて、演出の巧みさが光っている。Uppersは新井英樹もいるし、これからますます楽しみな雑誌になるな〜。ただ今号ははっとりみつる「イヌっネコっジャンプ!」が載ってなくてそれは残念なんだけど。押川雲太朗「不死身のフジナミ」。今回は扉ページのインパクトが強烈。主役はタイガー。不死身のタイガー。

【雑誌】オースーパージャンプ 11/1 OCTOBER 集英社 B5中

 やっぱり小谷憲一「DESIRE −the best shot−」の終わりっぷりに圧倒される。ここしばらく、なんというか「デスエロス漫画」とでもいうべき作品群には注目している。勝手に作った言葉なんだけど、エロチックなサービスシーンを入れるために作品全体がぶち壊れてしまっているような、そういうもの。例を挙げるなら中西やすひろ「愛DON’T恋」「温泉へゆこう!」、国友やすゆき「幸せの時間」、作:近藤雅之+画:有賀照人「警視総監アサミ」とかそこらへん。こういう作品の、開き直りっぷり、衒いのなさ、都合の良さ、シュールなまでのエロ挿入ぶり、投げ遣りっぷりには圧倒されるものを常々感じている。そういった作品群の中でも、かなり上位ランクに、「DESIRE」はあると思う。こういう漫画を読んでいると、見る見る虚無的な気分になってきます。魂を揺さぶられます。そういえばこの雑誌に掲載されている、高橋ゆたか「世界一さお師な男 伊達千蔵」もデスエロス度はかなり高いように思えます。

【雑誌】漫画アクション 10/2 No.40 双葉社 B5中

 エロ方面を強めようとしてるような弱めようとしているような。総じてなんでもありな誌面という感じ。ながしま超助「ぷるるんゼミナール」。う〜む、すごい。ここのところダイエットスクール編をやっているのだが、今回の見どころは全員全裸のトレーニングシーン。しかも何気に全員巨乳だし、デブでもない。かえって異様だ。そしてこういうシーンをあっけらかんと描いてしまうながしま超助の底抜けっぷりにはいつもながら驚かされる。すごいな〜。

【雑誌】コミックバンチ 10/2 No.19 新潮社 B5中

 渡辺保裕「ワイルドリーガー」。脇役にもちゃんとドラマが用意されててアツくなれる。前回登場した新キャラといい、主役だけでなく脇も固まってきてるんで、ペナントレース編に入るのが楽しみ。おおつぼマキ「貧民の食卓」。実は今どき珍しいくらい平和なホームドラマであるような。今回はおおつぼマキ登場シーンが1ページ分。今年はサンマが安いし、そろそろ七輪の出番かな〜。最近あんまり炭火焼きしてないな、そういえば。

【雑誌】漫画サンデー 10/2 No.38 実業之日本社 B5中

 小田扉「マルヒ警察24時」。ええ具合にこなれてきとります。今回は例の刑事二人がデパートになじみまくるというお話。やっぱり小田扉はモノクロだなあ。北見けんいち「新宿まんが村」。今回は昭和40年代における赤塚不二夫のマンガ制作現場のお話。力の抜けっぷりがものすごい。そうかー、赤塚不二夫はラフデッサンまでなのかー。ビッグだ。

【単行本】「橋無醫院」4巻 林光默(構成協力:崔成賢) エンターブレイン B6 [bk1]

 この巻もカッコイイです。お話がぐんぐん動いてて、アクションも派手。ときどき登場人物の相関関係がふと頭から抜け落ちてたりしてお話が把握できなくなったりするけれども、画面を見てるだけで楽しめちゃう。この人のキャラクターデザインで格闘ゲーム、は今ははやらないかもしれないけど、なんかアクションゲーム作ったらいい感じなんじゃないかと思ったりしました(もうあるかもしれないけど、そっち方面には無知なんで)。

【単行本】「ひっち&GO!!」 永野のりこ メディアファクトリー B6 [bk1:1巻/2巻

 フラッパー連載作品で、これにて完結。最初のほうは「いつもの永野のりこ」感が強くて食傷気味なところもあったのだけど、2巻まで読んでみたらちゃんと面白い。どんどんシリアスさが増し、この人間界で生きていけない者たちの哀しみが強く前面に押し出されてきて、息詰まるものがあった。それも確かに「いつもの〜」といえなくもないのだけれど。でも正面から受け止めるだけの価値のあるメッセージだと思う。

【単行本】「ざこ検マルチョウ」3巻 高田靖彦 小学館 B6 [bk1]

 いろいろな事件を通して、潮は少しずつ成長していっている。人間ドラマをしっかり構築しているので読ませる。ただ、検事という職業柄一つの事件だけに拘泥しているわけにもいかないんで、一つひとつのエピソードに対する入れ込みが弱くなっちゃってるような気はする。


9/17(月)……トリオと子

 ようやく9月2日コミティアで買ったものリストの打ち込み完了。読むのはまたそのうち。

 なんとなく「魔女の宅急便」のDVDを購入(→Amazon)。魔女宅は、実はあんまりピンとこないほうなんだけどまあいちおう。今見るとピンとくるかもしれないし。

【雑誌】ヤングマガジン 10/1 No.42 講談社 B5中

 古谷実「ヒミズ」。住田の所持金は6円。何度見ても6円。悲壮な決意の顔つきに慄然とする。CLAMP「ちょびっツ」。ちぃの顔や胸元に白いねとねとがっ! しかも生。今回の扉のアオリ文句。「ちぃって、いったいなんなんだ? ただのパソコンじゃないみたいで・・!?」。シュールだ。小田原ドラゴン「おやすみなさい。」。広がる鉄郎うんこラジオ現象。またしても鉄郎は期せずして多くの人を動かしてしまうのだった。鉄郎のラジオがらみのネタは、琴線に触れるものが多い。

【雑誌】ビッグコミックスピリッツ 10/1 No.42 小学館 B5中

 今回気になったのは、一挙3話掲載された見ル野栄司「ヨロシク鳥男」。IKKIでも描いている人。で、この作品の主人公は首から上がまるでインコのような怪しい転校生。第一声は「ダザイ? ネエ? ダザイオサム?」。極端な前傾姿勢で手刀(?)をババババと連発するアクションもなかなかにヘン。というかなんかイヤ。こういうイカレ気味なギャグは好きだなー。高橋しん「最終兵器彼女」。うーむ切ない。ロリロリ、などといっている場合ではない、かもしれない。細野不二彦「ギャラリーフェイク」。今回の舞台はアフガニスタンということで、びっくりするくらいタイムリー。

【雑誌】週刊少年ジャンプ 10/1 No.42 集英社 B5平

 バスケ漫画の新連載、やまもとかずや「I’m A Faker!」がスタート。バスケは好きだけど臆病な性格のため学校では部活には入っておらず、ネット上でのみ爽やかなバスケ少年として振る舞っていた主人公が、オフでチャット仲間に会って一念発起。真剣にバスケを始めてみる……といったところから始まる。作風は整っているけれども、ちょっと線は細いような。バスケシーンでどれだけ迫力を出せるかが勝負かな。それからこっちはギャグものの読み切り、土塚理弘「もうすぐ文化祭」。とぼけた味がなんだかいい。ラストに向かってぼんぼんテンポを上げていくのもナイス。土塚理弘は次号も登場するとのこと。

【雑誌】コミックメガストア 11月号 コアマガジン B5平

 今号はまず巻頭カラーの来鈍「学校の快楽」が良かった。同じ学校に通う兄妹が、昼休みを利用してH三昧。ぷりっぷりで吸いつくような肉質の描写がとても良い。しかも女の子もめがねっ娘ときている。ちんちんには消しがないので、チンコスキーな人にもグッド。明るめな絵柄は好感度高いし、乳の揺れ、アクメ顔の表情の豊かさなど、抜かせ技能がとても高い作風であると思う。単行本出たら買おう。それからClone人間「十兵衛」も収穫。艶っぽい居酒屋の女将の秘められた顔。ペンタッチの細かいアダルトな雰囲気の作画がかなりいい雰囲気で、技量の高さを感じさせる。もっといろいろ作品を読んでみたい。エロもオッケーだし、非エロも行けそう。

 鬼ノ仁。今回はタイトルがいいなあ。「活線挿抜」。米倉けんご「ピンクスナイパー」は最終回。ノリ良く突っ走って最後は楽しくハッピーエンド。単行本は11月中旬の予定。さらに路杏るう「Girl To Love」も最終回。ボーイズラヴ風味もバッチリ。ぷるぷる震えながら美少年が射精しているシーンがとても気持ち良さげでソソる〜。

【雑誌】ばんがいち 11月号 コアマガジン B5中

 そういえば「網状言論F」で永山薫さんが「女性作家がやたら多い雑誌」として取り上げていたのがこの雑誌。エロ漫画業界は他ジャンル、他メディアに比して、女性名の男性作家、男性名の女性作家、無機物系のペンネームが多いといったことも網状言論Fの席上で指摘されてて、「そういえばそうだなあ」と感じたことを今思い出した。

 で、今号なんだけど、うーん、あんまりとくにこれはというのはないなー。いや、別につまんないわけじゃなくって一つひとつの作品はソフトタッチでラブラブなのが多くて読みやすいし楽しめるし平均点は高いです。ZERRY藤尾が急病のため、予定していた新作が掲載されてないのが残念。

【雑誌】コットンコミック 11月号 東京三世社 B5中

 雪見野ユキオ「妄想エレベーター」シリーズの第8話「夕立エレベーター」は、定番のエレベーターものに濡れ透け+暗所プレイを組み合わせるなかなか巧みな構成。オチもうまく決まっていていい感じです。それにしてもエロ漫画に出てくるエレベーターは止まり過ぎだと思う。駕籠真太郎「駅前裏道」。今回のテーマはずばり裏。いろんなものを裏返しまくってます。軽妙なテンポ、どんどんエスカレートしていくネタ。やっぱり面白いなあ。

【単行本】「塀内夏子傑作短編集1 天国への階段」 塀内夏子 講談社 新書判 [bk1]

【単行本】「塀内夏子傑作短編集2 いつも心に筋肉を」 塀内夏子 講談社 新書判 [bk1]

 塀内夏子が各所で描いた短編・中編を収録した作品集。2冊が同時発売された。この中で、個人的に最も嬉しかったのが、一度はマラソンを捨てようとした天才美人ランナーの復活劇を描いた中編「42.195のダフネ」が収録されたこと。掲載誌が小学館のビッグコミックスピリッツだったこともあり、正直もう単行本化はないかと諦めていた。それから今は亡きコミックビンゴに掲載されたスポーツマン(というかウーマン)インタビューの「突撃!スポーツマン」も収録。これまでに出ていた短編集よりも、発表時期が新しめな作品が主に収録されているので、クオリティにバラツキがなく安心して読める。収録作品一覧は塀内夏子ページのほうにデータを追加しときます。


9/16(日)……猛女王

 ありゃ。さっきまで14日が土曜日、15日が日曜日になってた。早くも曜日感覚がなくなってるんかな。

 本日はTINAMIXの人のお誘いで、池袋メトロポリタンプラザで開催されたトークライブイベント「網状言論F」に行ってきました。難しげな理屈を見たり聞いたり使ったりすることのない自分にとっては、わりと縁が遠めなイベントかなーと思わないでもなかったんだけど、きっと得るものはいろいろあろうし、何かモノを考える契機になりそうな気はしていたのでわりと楽しみにしていた。人数的には250人くらいいたっぽいから、Web系のイベントとしては大盛況だったんじゃないでしょうか。会場ではムネカタさんに遭遇、スズキトモユさん、吉本松明さん、砂さんとの席並び。2時間くらいの間に尻が痛くなったので多少もぞもぞしたり、あまり寝ないで来たのでときどき顔を伏せて目を閉じ眼球を休ませながら聞いてたら、周りの人に「途中で飽きてた」と指摘されたりもしたけど、実際はずっと興味深く聞いてました。

 今回のイベントは、まず東浩紀、斎藤環、伊藤剛、永山薫、竹熊健太郎、小谷真理(ここからしばらく敬称略)それぞれによる発表タイムが15分ずつあり、それが終わってから討議タイムに入るという形式。休暇でハワイに行ったままアメリカのテロのため足止めを食っていた斎藤環が国際電話による参加という形になってしまったのだが、議論の一方の主役であったはずの斎藤環の不在はやはりキツかったような気がする(もう一方の主役はもちろん東浩紀)。音声の聞き取りにくさもあって、隔靴掻痒な部分がちらほらと。行く前から「この議論の争点および目的ってなんなんだろう?」とは思っていたのだけど、そこが主役の不在によって見えにくくなっちゃったかなという気もした。でも国際電話を使ってまでなんとかかんとか参加するようにしたという根性はスゴイなーと感心。

 各人の発表内容はさすがに面白く、個人的にもいろいろ考えさせられるところはあって有益だった。東浩紀による「大きな物語の喪失」から始まる、ポストモダンの世界像、データベース・モデルの話からなんだか「モーニング娘。」を想起したり、竹熊健太郎のオタク第一世代の話を聞いているうちに「そろそろ俺もオタクとしては旧世代になってきたなあ」とか思ったり。あと、なんで時代を作ったといえるようなエポックメーキングなアニメ(つまり「ヤマト」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」あたりなんだけど)は、本放送時は揃いも揃って視聴率が低かったんだろう、とか。別に今回のに限らず、なんだかオタク像についての分析にはどうも感覚的にしっくりこないものを感じるんだけど、それが何に起因してるのかは正直自分でもよく分かっていないんで、ここらへんはも少し考えてみます。

 イベント全体の内容でいえば、それぞれのパネリストが自分の発表内容を最後まで語れてなかったし、もの足りない部分は多かった。ただ、実のところこの2時間だかのイベントで結論を出そうとはハナっから誰も思っちゃいなかったというのは確かだと思う。ここに集まった250人だかの人間が、それぞれの観点から宿題を見つけて持ち帰り、各所でそれをもとに考えたことを語り出す、ということのほうが重要なんであろう。これがまさしく「網状」な拡がりという奴なんだろうな、とか思った。

 で、イベント後は打ち上げの呑みに誘っていただいたので、「俺みたいな小物が参加しちゃっていいのかなー」とか大いに気後れしつつ参加(以下は敬称ありにモードチェンジします)。飲み屋でもちょっとドギマギしていたら、永山薫さんに手招きしていただいたのでいそいそと隣の席へ。その一角は伊藤剛さん、竹熊健太郎さんもいて、なんと今日のパネリストの半数が集結しているというおいしすぎな席。さらに二つ隣にはコミケの米沢さんもいたりして大いに恐縮。でも酒が入ると気が大きくなるタイプなもんで、多少肩の力は抜けました。呑みの席では山本夜羽さん、ぐれいすさん、はいぼくさんといった面々ともお話でき、タニグチリウイチさん、福井健太さんとも一瞬遭遇。なんだかんだで楽しかったし、やっぱり行ってみるもんだなあと思ったものでした。それから運営でいろいろと忙しそうにしてらした多聞・TINAMIX編集部の方々、おつかれさまでした。

【雑誌】オースーパージャンプ 10/1 集英社 B5中

 先月18日発売号だったんだけど見つけられなくて、ようやく人にお願いして確保しておいていただいたものを入手。正直、そこまでして読むほど面白くはないんだけど。まあ何はともあれ次号が出ないうちに読めてよかった。えーとなんだろう。今回の見どころは、うーむ。小谷憲一「DESIRE −the best shot−」の素晴らしいほどのどうしようもなさとかかなー。えーとどういうものかと申しますと、祭のおみこしかつぎのシーンで、そのお祭りが「男根祭」という奴でハッピがほぼ完全にはだけ全裸に近い状態のねーちゃんが男根型の柱にのっかっててそれを男たちがわっしょいわっしょい担ぎ上げているという構図であります。ほかにも作:浅田次郎+画:幸野武至「天切り松闇がたり」とかシブめの作品とかあるんだけど、「DESIRE」のインパクトが強すぎて……。

【単行本】「ストレイキャット」 松本太郎 河出書房新社 A5 [bk1]

 1996〜1997年にモーニングで連載された作品。松本太郎は松本次郎の実兄。プロフィールやインタビューを見ると、いろいろ濃厚そうな人物だ。お話は、飼い主にして最愛の女・弥羅を守るため、ネコのロックが魔法の靴を履いて悪い魔法使いと対決……というもの。アメリカンなファンタジーテイストが全編に漂っており、かなり細部までこだわって描かれた力作。バタくささやおとぎ話テイストにとっつきにくさを感じる人はいるかも、とは思うけれども、まあなんにせよ宿願かなっての単行本化ということで河出書房新社に感謝。

【単行本】「人生カチカチ山 女の幸せ探して三千里」 松田洋子 角川書店 A5 [bk1]

 メンズウォーカー、みこすり半劇場別館、小説NON、週刊プレイボーイ、TITLEを渡り歩いて松田洋子がベガスへ行ったり北朝鮮へ行ったり。でもそのほかの取材先はたいてい国内。基本的には「花園結社リスペクター」のノリを思い起こしていただければよろしいかと。画面のはしばしまで底意地の悪いネタがごちゃごちゃ詰め込まれており、すごく濃厚。すごく面白いけれども、読むのに時間はかかる。北朝鮮編の文句たらたらぶり、というかあちらの国の念の入りぶりが面白すぎ。

【単行本】「チキン」1巻 村上真裕 講談社 B6 [bk1]

 かつてリング上で暴走して植物人間にしてしまった対戦相手の家族との約束のため、「相手のパンチをすべて避け、自分はへなちょこパンチをちょっとだけ命中させてポイントを稼いで勝つ」という「0(ゼロ)KOチャンピオン」の道を選択したボクシングミドル級世界チャンピオン・城島が主人公。相手がどんなにラッシュしてこようがとにかく手を出さず避けて避けて避けまくるだけ。しかし、そのスタイルは超人的身体能力と、精神力を必要とする。……といった特殊な制限を設けたいっぷう変わったボクシングもの。この人はデビュー以来このネタを何度もやってるし、絵柄的にもかなり濃いめで味わいはクドめなのだが、コンセプト自体は面白いしパワフルさは買える。松本大洋「ZERO」の影響がちょっとあるかな? まあ何はともあれ、ストレートに楽しめる活劇であります。

【単行本】「レゾレゾ」 サガノヘルマー 講談社 B6 [bk1]

 極端な女尊男卑な未来世界が舞台。女たちは性のパートナーとして虫を選択。男(レゾレゾと呼ばれる)はその虫の栄養源としてのみ生存を許され、股間から虫をはがしてもらう瞬間の快感のみを楽しみに生きていた。そのレゾレゾの一人・川村に特殊な虫が寄生→融合。この特殊な虫と川村は相性バッチリで、両者が組むことによって女に最高の快感を与える存在と化す。で、女たちは彼らの奪い合いをすることになるのだが……といったところ。もともとサガノヘルマーの絵はクセがあるうえに、さらに家畜人的な男、それから虫とクドいアイテムが重なる変態的な世界は刺激的。でもなんかお話的にはのんびりムードという感じがしなくもない。それから1巻分で連載が終わっちゃったのは残念。もっともっと世界全体がぐちょぐちょになるまでいじり回してほしかったところ。

【単行本】「TO-mA 〜トーマ〜」1巻 桑原真也 講談社 B6 [bk1]

 「0(ラヴ)リー打越くん!!」の桑原真二の最新作。剣道全国3位だが基本的には普通の高校生である主人公・トーマが、一目ぼれした女の子への一念により、なぜだか地球の存続を賭けた他星とのバトルのメンバーに選ばれてしまう。本来仲間であるはずの他メンバーとの戦いなどを通じて、体内に埋め込まれた「コドン」の力が発動。もともとの能力の高さも手伝って、戦士として覚醒していく。……といったところが第1巻。展開はいろいろと激しく、相変わらず何をやってくるか分からない。ただ打越くんと比べると若干目立ってないかなという印象はある。


9/15(土)……暗い目とザ・ムー

 「冷凍のさぬきうどん、激しくウマー」スレに衝き動かされて冷凍うどんを購入。茹でてさっと水を切って、卵の黄身としょうゆとネギとしょうがとかつぶしをかきまぜて食す。ローソンブランドのさほど上等でもなさそうな奴だったけど十分(゚д゚)ウマー。というわけでそのうちうまいと評判の麺屋の通販も試してみよう。


 ブロードバンドルーターを導入してみました。機種はアクトンテクノロジィのADS7004BR。WAN側1ポートLAN側4ポートに加え、無線LANのアクセスポイント機能とプリントサーバー機能を持っており、多少高めだけど多機能な製品(ザ・モールでの購入価格は2万8500円+消費税。無線LAN機能なしモデルは1万円ほど安い)。ウチで使っているCATVインターネットはIPアドレスを2個割り当ててくれるタイプなんで、2台までの使用ならば困っていたわけではない。とはいえ最大4台のマシンを同時稼働させるときがあるから多く使えるほうがありがたかいことは確か。

 製品選択の決め手になったのは、実はプリントサーバー機能。ウチで使っているレーザープリンタはFAX兼用機なんだが(ブラザーMFC-4350J)、マシンと電話回線の位置がけっこう離れているため、これまで10メートルくらいの電話線をびろびろ這わせて接続するみたいなことをしていたのだった。ケーブルモデムは電話用のコネクタのすぐ近くに配置してあったので、プリンタもそこらへんにしたほうが都合がいいと前から思っていたのだが、今回のプリントサーバー(というかブロードバンドルーター)導入により、マシンと離れた位置にプリンタを配置してもオッケーな状態になりとても満足。設定もとくにいじる必要がなくてすごく簡単だったし。

▼未読物件追加
【単行本】「塀内夏子傑作短編集1 天国への階段」 塀内夏子 講談社 新書判 [bk1] 
【単行本】「塀内夏子傑作短編集2 いつも心に筋肉を」 塀内夏子 講談社 新書判 [bk1]
【単行本】「ストレイキャット」 松本太郎 河出書房新社 A5 [bk1]
【単行本】「人生カチカチ山 女の幸せ探して三千里」 松田洋子 角川書店 A5 [bk1]

【雑誌】メロディ 10月号 白泉社 B5平

 「私を月まで連れてって」復活第2弾と銘打たれている「ブライトの憂鬱」。今回は創刊4周年記念のゲストとして2号連続で掲載。実は「私を月まで連れてって」は読んでないんだけど、それでも十分楽しめました。話運びがうまいんでするするイケます。魔夜峰央「パタリロ西遊記!」。面白いなあ。下らないダジャレネタとかだけでも十分楽しめてしまう。

【雑誌】アイラ Vol.12 三和出版 B5平

 今号は巻頭と巻中の4ページで、古事記王子としろみかずひさがそれぞれ掲載されているのがまずうれしいところ。掘骨砕三はお休みだけど。古事記王子はどっちかっていうとモノクロのほうが、目がぐるぐるしてていいかなあ。MARO「復讐餓鬼 −萌る未亡人−」は第2話。「萌る」はなんて読むんだろう。それはともかく今回は美女が「ブタのペニスに牛の乳房を移植した生体浣腸器」で責められるわけですが、それについて「ウモーって言うくらい感じるはずだぜ!」とか書いちゃうあたりがMARO先生らしいです。思わずウモーっていっちゃったよ。香愁麻沙美「ソニアソニック」。あ、なんかこの人の漫画でセックスシーン見たの久しぶりなような。

 正山小種「水着がこわい」。白井薫範とかに連なるような、太い超巨乳女いたぶりもの。こういう人に恥ずかしい水着を着せて恥ずかしい体操させるあたりは、北原武志に似たテイストを感じる。この人の漫画はみっともなさをこれでもかと強調するあたりが過剰でけっこう好きだ。ベギラマ「乙女失格」。今回はこりゃまたすごい。ベギラマさんが35歳と30歳学生の、わりと目を反らしたくなるようなダメ人間童貞二人を相手に、たいへんイヤ〜な濃〜い体験をいたすというお話。事実ってキツい。巻末、漫画家リレーコラム「俺のエロ魂」。今回のゲストは大塚ぽてと。なんと、この人まだ挿入シーンって描いたことないのか。それでずっとエロでやってるってのは、けっこうスゴいかも。

【雑誌】カラフルBee 10月号 ビブロス B5平

 琴の若子「召しませバニー星人セカンド」。宇宙ドタバタコメディ2話め。親しみやすいちょいヌルめで華やかな絵柄、テンポ良く展開するお話など、なんか楽しい。作:葦原瑞穂+画:鴻月まゆき「特別奨学生」は、新体操で奨学生となるために女の子がHなご奉仕〜というお話。女の子の肉付きが良く、むっちりH。多人数プレイが好きなシチュエーションであるというのもあるんだけど。おかのはじめ「闇夜でドッキリ!」。やっぱりこの人の絵はいいな。女の子の表情にホッとする味があって。

【単行本】「SEX★MACHINE」2巻 ヒロモト森一 エンターブレイン B6 [bk1]

 これにて最終巻。セクースのエネルギーで動くバイク=機馬と少女の物語。激漫などでもやってた人形セクシュアルバイクもののニューバージョンといったところ。信長やら光秀やらもお話にからんできて、何やらよくわからん世界ではあるけれども、とにかくパワフル。このうえなく荒々しい作画はとてもかっこいい。お話は……うーん、なんかとっつきづらいかな。

【単行本】「内向エロス」1巻 陽気婢 ワニマガジン社 B6 [bk1]

 普段は平凡な高校教師、陰ではこっそりエロ漫画家をやっている竹井先生、ペンネーム「陽気婢」の学校にバレたらちょいとどこでなくヤバいけどそれなりにトキメキもある日常を軸に物語は進行。けっこう変わった構成になっていて、学園編で1話やった後、なんも関係ない話が入り、その次の話でそれは竹井=陽気婢先生の作品なのでしたみたいな種明かしがされるといったことが繰り返される。作中作はときどき全2話構成になったりもして、学園モノやりつつ好きなものも好きなように描いていくという感じで、何かとても自由に描いてるなーという印象。でももしかしたらこれ、そのうち作中作と学園編の立場がひっくり返ったり、世界が融合してったりとか、大きな仕掛けが用意されてるのかも……と思ったりもする。そんなこと全然考えてないかもしれないけど。何はともあれ、例によって陽気婢作品らしい手足のすらりと長い、色白で柔らかそうなキャラがバンバン登場。これだけでもう降参という人も多いんじゃなかろうか。まあ俺もその一人なんだけどねー。

【単行本】「パラボラ」 神宮千寿 ワニマガジン B6 [bk1]

 丸顔で子供っぽい体型の、えらく可憐でかわいい女の子を描く神宮千寿の(たぶん)初単行本。特徴はお人形さんみたいにかわいいキャラ、それからリリカルなストーリー。切なく哀しい終わり方をする作品も多め。それだけに絵のイメージとは裏腹に、読後感はきれいだけど苦みもあり。

【単行本】「無軌道メルヘン」 朔ユキ蔵 コアマガジン B6 [bk1]

 すごいぜまったくこいつらは。なんでもない顔して、得体の知れない悶々とした衝動を肥大させ、ある日それが大爆発。言葉なんかじゃおっつかない。やりたいからやる。そんな人たちばっかりだ。例えば「ムズムズのリズム」。みんながいやいや校歌を歌わされている「トチノキジオラマ専門学院」の集会の場で、いきなり一人の少女が壇上に向かって歩き出す。そして理事長に「抱いてください」と。理由なんかなし。でもやらずにはいられなーい。校歌の歌詞も「食ったこともないしもつかれ〜」「サル軍団と呼ばないで〜」。なんじゃそりゃ〜!! でも別に一つひとつの行為や理由はたぶんどうでもいいのだった。衝動的。でも自暴自棄というわけでもないような。破壊はしません。ひねくれもしません。正々堂々、あるがままに無軌道です。立派です。


9/14(金)……弱音による福音書

 夜は呑み@池袋。場所はマルイの裏にある「三春駒」。料理は中の上くらいでまあまあレベルといったところだけど、日本酒が100種類以上あるらしいんでいろいろ選べて楽しい。金曜の夜に予約なしで行って9人入れたのはラッキー。調子に乗って5時間くらい呑んでたら勘定が一人9000円くらい行っちゃって反省。日本酒好きの人と行ってたらヤバかったかもしれない。

【雑誌】コミックビーム 10月号 エンターブレイン B5平

 カネコアツシ「BAMBi」は最終回。ここまで長らく楽しませていただきました。しっかりエンターテインメントしていたしきれいに終われたと思う。6巻(→bk1)および短編集「ATOMIC?」(→bk1)が9月25日に同時発売。それからタイム涼介の新連載「あしたの弱音」がスタート。虚弱なツッパリ駄目元弱音の弱っちい日常を描く。今回はちょっと「日直番長」的なポエムの香りが漂っております。楽しみ。

 竹本泉「よみきり♥もの『南海の季節』」。面白いな〜。ただただ、やたら暑い島で生活する男子女子を追っかけてるだけの話。それがなんとも心地いい。何が面白いってわけでもないけどなんだか面白い。志村貴子「敷居の住人」。中島くるみタンのゆかた姿……! あと、読み切り安永知澄「くそがき」。これはなかなかいいです。しみったれたおっさんが店長をやってる雑貨屋に出入りしている小学生の女の子のお話。地味な日常を丹念に描き出す作風はなかなか情緒的。スミベタが映える雰囲気のある絵。次の作品も読んでみたいと思わせるものあり。

【雑誌】コミックバーズ 10月号 ソニー・マガジンズ B5平

 古屋兎丸「Marieの奏でる音楽」が最終回。最後まで素晴らしかった〜。絵のクオリティはいうに及ばず、ストーリーも、とくに最後のほう、次から次へと思いもよらなかった展開を見せ、読むたびに驚かされたし「参った」と思ったものでした。前半は穏やかに美しく、後半は意外なことの連続。これは単行本下巻が出るのがすごく楽しみ。いや〜面白かった!! それから巻頭カラーで新連載、梶原にき「東亰異聞」がスタート。原作は小野不由美の同名小説(→bk1)。小説のほうは読んだことないんだけど、とりあえず漫画を読んだ限り、絵もうまいし雰囲気もよくできてるしなかなか楽しみな出だし。小説も読んでみようかな〜。

【雑誌】ヤングアニマル 9/26 No.18 白泉社 B5中

 巻頭カラーで笠原倫の新連載。実在の報道カメラマン・宮嶋茂樹を描く実録コミック「不肖・宮嶋! 撮らずに死ねるか」。まさに写真バカといった感じの人物で、笠原倫は描き手としてもってこいな感じがする。たくまる圭「吉浦大漁節」。今回もいい。作画が達者で雰囲気抜群。でも次号で最終回。単行本にならないかな〜。二宮ひかる「ハネムーンサラダ」。一花はさりげなく非常に面倒な女であります。そして南の島の日々は過ぎる。田中ユタカ「愛人[AI-REN]」。終わりの日はいよいよ近づいているようで切なし。今回のラストで出てきたキャラの存在が、どのような意味を持ってくるのか。そこらへんも気になる。

【雑誌】ビジネスジャンプ 10/1 No.20 集英社 B5中

 甲斐谷忍「ONE OUTS」。ええと、ベンチ入りメンバーって最初から登録してあるはずだよな。なんとなく釈然としないものが。作:近藤雅之+画:有賀照人「警視総監アサミ」。なんでまあこの作品のエロシーンはこう馬鹿馬鹿しいのだろう。「ああやってるやってる」という感じ。

【雑誌】別冊マーガレット 10月号 集英社 B5平

 永田正実「恋愛カタログ」。今回はダイエット中のあけちゃんこと曙陽子さんのお話。たしかにダイエット中は、なんとなく余裕がなくなるところがあるんでつらいですなあ。でも恋愛話は基本的に微笑ましくて良いです。いくえみ綾「私がいてもいなくても」。ハズシなく面白い。大事件とか起こるわけじゃないのに、お話の転がし方が堂に入っててスルスル読める。2号ほどお休みして1月号から連載再開。


9/13(木)……わさーび寿司ーん

 しまつた。TINAMIXの原稿を上げた後、すっかり眠ってしまったのでなんかいろいろ読めてない。ビームとかバーズとか別マとか。

【雑誌】ヤングサンデー 9/27 No.41 小学館 B5中

 本多健志「Stop!ナデシコさん」が連載再開。「最近心に留まったこと」を口にしながらヘンなポーズをとると、時間を止められる女の子ナデシコさんが主人公のドタバタギャグ漫画。ちょっとゆるめの画風およびお話が、なんだかわりと好き。遊人「PEACH!」。キャンプ編を終了し、生徒から法師への信頼度大幅アップ。最近、単行本1巻のあたりで頻繁に見られた強引すぎるサービスシーンが減ってきているけれども、ここで法師のポイントをアップさせたことによりまたあの珍しいノリが復活したりするんだろうか。してほしい。

【雑誌】モーニング 9/27 No.41 講談社 B5中

 弘兼憲史「部長島耕作」。今野社長のイヤな奴っぷり爆発。いやー、好きだわ今野さん。遠くで見てる分には。何気に不屈の男だな。「美味しんぼ」の富井さんも、一歩間違うと今野さんみたいなもんかもしれぬ。高梨みどり「Order-Made」。今回は祖父の遺したライカと家族の物語。ちょっとほろりとさせる気持ちのいい人情話。毎回うまくまとめてくるなあ。

【雑誌】ヤングジャンプ 9/27 No.41 集英社 B5中

 やっぱ武富智「キャラメラ」。このままアッ子さんとの再会となるのか。そして亜子ちゃんはどうするのか。ますます気になるけど以下次号。クドめの絵が気になっているヤンジャンギャグ漫画方面の新鋭、清野とおる「坂本龍馬に憧れて…」が気になる。なぜかハゲのヅラをかぶった数学の先生とその生徒たちのエピソード。お話のほうも絵に負けないくらい濃くしてくれるとありがたし。

【雑誌】週刊少年チャンピオン 9/27 No.42 秋田書店 B5平

 水島新司「ドカベンプロ野球編」。山田vs.影丸。結果は……。ホームラン打つよりもだいぶ意外でした。浜岡賢次「浦安鉄筋家族」。今回は不気味な人形の話。それにしてもすごいドタバタっぷり&テンポの良さ。恐れ入りました。作:森高夕次+画:松島幸太朗「ショー★バン」。ショーバンはなんだかけっこう調子に乗りやすい。確かにピッチャーっぽい性格かも。八神健「ななか6/17」。今回はななかの眼鏡が壊れる。めがねっ娘は、眼鏡をつけてるときとつけてないときで両方楽しめるところがお得だ。


9/12(水)……身体検査

 夜に会社のほうで送別会をしてくれるというのでお出かけ。昼は空いていたので、渋谷で映像見物。そんなときでもつい「今渋谷に飛行機が落とされたら」などと考えてしまったりもする。あのテロ事件の汎用性の高さは、こんなところでも実感できた。

 さて映像。まず1本めは東急文化会館の8階、以前プラネタリウムがあったところに開設されたE-Fieldで上映されている「ガンダム新体験 GREEN DIVERS」。プラネタリウムの天井部を利用して、真ん中1面+左右の補助画面二つという構成で、CGで描かれた30分くらいのエピソードを放映。8月10日から公開されてるんで、かなり今さら感はありますが。ストーリーは、エウーゴとティターンズの戦闘に巻き込まれた民間船に取り残された姉弟が、救命艇を使って大気圏に突入、地球への不時着を目指すというもの。感想は……うーむ。科学的な考証とかはしっかりしてそうな感じでその点はわりと面白いし30分できっちりまとまってはいたけど、なんかあんまりガンダムっぽいカッコよさはなかったし、弱い感じは否めず。そういえばガンダムといえばコロニー落とし。この時期に観るのは、なんとなく後ろめたい気持ちもあった。実際に飛行機落としなどというものを見ると、コロニー落としというのがいかに凶悪な戦術であるかがよく分かる。

 次に、こちらも今さらというかようやく。渋東シネタワーで「千と千尋の神隠し」。渋谷という立地条件のせいもあるのか、平日昼間だというのにまだ行列ができ、立ち見も出るほどの人気。しょえー。映画のほうですが、さすがです。面白いじゃないっすか! 映像がいちいち痒いところに手が届きまくり。宮崎アニメのキャラは、きちんと呼吸しているのが動きとして伝わってくるところがいいです。動きに嫌味にならない自然な誇張があるので、とても分かりやすい。とはいえ、いろんなところで語られている「ストーリーの端々で得心がいかないところがある」みたいなあたりも、観てみて納得。「言葉で説明せずに、絵と動きで納得させる」というのはアニメとして非常に正しいアプローチなんだろうけど、それでもやっぱりちょっと置いてけぼりなとこが多いかなあって気はした。映像の素晴らしさ、展開のスピード感に有無をいう暇を与えられないまま寄り切られちゃうような感覚を、随所で感じた。でもやっぱ素晴らしかったです。映画館に観に行ってよかった。

【雑誌】スーパージャンプ 9/26 No.19 集英社 B5中

 徳弘正也「狂四郎2030」。秀明編がいよいよ最終章。狂四郎が非常にカッコイイけど、秀明編は悲痛な結末となった。今回のラストのページはゾッとするような光景。最後はレース漫画になっていた作:梶研吾+画:樹崎聖「交通事故鑑定人 環倫一郎」は今回で最終回。

【雑誌】週刊少年サンデー 9/26 No.41 小学館 B5平

 今号は猪熊しのぶ「SALAD DAYS」かな〜。由喜−二葉編一歩前進。このエピソードに決着がつくまでどんどん進めてっちゃってくれればいいのに、とは思う。

【雑誌】週刊少年マガジン 9/26 No.41 講談社 B5平

 作:七三太朗+画:川三番地「Dreams」。うーむ。なんというか、そこまで強豪校は応用の利かない守備はしないだろと思ったり。西山優里子「DRAGON VOICE」。女性マネージャーさん登場。けっこうほのぼの。


9/11(火)……G-SHOCK

■ああ、アメリカ
 いつものようにごちゃごちゃと日記を書いてたらアメリカがえらいことに。すごすぎ。こんなことが可能だったとは。衝撃……だけど、アメリカがよくやってる「空爆」って、リアルでクリアな映像で見るとこういうことなんだよな。今回のテロを仕組んだ人間は、戦略家としてはどうか分からないけど、戦術家としてはすごいと思う。あとシリコンバレーと原発にでも落としておけば、あれだけの巨大国家をほぼ半殺し状態にできたのではなかろうか。なんか再発を防止するのも難しそうな気がする。相手がハナっから死ぬ気ならば、説得や威嚇なんて通じないし。同じことは日本でも起こり得るということか。さすがにこわい。ほかのニュースなんかいっぺんにどうでもいいことになってしまった。

 まあ消すのもアレなんで、テロが始まる前に書いてた分も一応。個人的には重大なことではあるけれど、なんかあんな大事件の後だと、ホントに些細なことでしかないな。

■卒業
 本日で今の会社でのお仕事は全部おしまい。明日からは有給消化に突入。オーイエー。といっても明日は送別会やってくれるらしいんで、会社には顔出すけど。別に今の仕事がむちゃくちゃ嫌で辞めたわけではないし、いちおう円満退社(で、あるはず)。感傷的な気持ちは、今のところ不思議なほどなくて、なんか気分的にはホント今までと全然変わらない。まあこういうもんは、しばらく経ってから徐々に実感していくもんなんでしょう。今後は、これまでの経験を生かしてWeb制作やらPC系の仕事の下請けやらを、転職先の会社でやっていく予定です。最近、というよりここ数年、文章を書くたびに力不足を常に感じていたし、Webとか作っていて方向性に迷っていた時期も正直あったと思う。自分の才能のなさ、努力不足に絶望することも多かった。とりあえずしばらくの間、多少時間に余裕があるので、腰を据えて勉強したりいろいろ考えたりしたい。といっても時間は無限にあるわけじゃないから、何を学び、何を考えるか、方針はしっかり決めとかないといけないし、あんまりぼやぼやしてるわけにも行きまへん。でも多少骨休めはするつもり。

 ……とか書いてたんだけど、もしかしてこのまま世界大恐慌とかになっちゃったりするんかなあ。ホントに辞めて大丈夫だったんだろうか。うーむ。といってもまあ会社にいたからつって大丈夫だったって保証は全然ないんだが。

■「遠藤浩輝短編集2」発刊中止?
 ありょ? コレ書いてる最中に、bk1から『「遠藤浩輝短編集2」は発刊中止のためお取り扱いできません』という予約キャンセルメールが届いた。確かに、講談社のWebでも当初9月21日発売だったのが発売日「未定」になってるけど……。出ないの? そりゃないよー。

 なんかまったくまとまらない日記になってしまった。

【雑誌】ガロ 10月号 青林堂 B5平

 今号の特集は丸尾末広。インタビューとか再録作品「腐ッタ夜」とかが掲載されております。あと、漫画もなんだかいろいろ面白かった。大越孝太郎「天国に結ぶ恋」は、シャム双生児兄妹が雪の中、襲ってきた暴漢たちから逃走する。作画の美しさ、いよいよ大きく展開するドラマ。とても面白い。そろそろ単行本1巻が出てもいいころか。津野裕子「ジェミニ(後編)」。相変わらずたおやかで美しい。手触りのきめ細かさに毎回シビれる。キクチヒロノリ「私の彼氏のロー★ライダー」は、いつもながらのすっ飛ばしぶりに驚かされる。絵も話も、どうしてこんなにぶっ飛んでいるんだろう。この人はやっぱりスゴイ。

 それから酔っ払いたちの不思議な夜を描いた、杜川螺子「酒と満月」は、ごちゃごちゃといろんなモノが詰まっていて、かなりユニークな作風。中野守「熱帯人魚図鑑」。こちらもなかなかに面白い。途中まで脱皮したセミの幼虫と人間が合体したみたいなグロテスクかつファニーな形状をした生き物とと男がぶらぶらと人魚を探す。達者で、のたくるような線の感触がなかなか気持ちいい。両方とも名前を覚えておこう。

【雑誌】ヤングチャンピオン 9/25 No.19 秋田書店 B5中

 「京四郎」の樋田和彦の新連載、「新宿同盟」が巻頭カラーで始まった。新宿を根城にケンカで食っている男二人のコンビが主人公。マジなストリート喧嘩モノという感じ。葉月京「恋愛ジャンキー」。個人的イチ押しの眼鏡巨乳娘・姿子が出てきてうれしいな〜というところ。今回は「オッパイ大き過ぎてごめんなさ〜い」という展開も。がぁさん「背後霊24時!」は最終回。ちょうどお話も区切りがついたし、32話、ちょうどいいボリュームなんじゃないでしょうか。で、次号から直木賞を受賞した金城一紀「GO」が新連載として始まるらしいんだけど、この作画が「鉄筋安坊」の近藤佳文。予告を見る限り、安坊のときよりもだいぶシャープで力強い感じだけど、実際の連載のほうもこんな感じのタッチでいくんかな。まあとにかくこの機会に「鉄筋安坊」の単行本化を……ないかな。

【雑誌】漫画アクション 9/25 No.39 双葉社 B5中

 ながしま超助「ぷるるんゼミナール」。菜々美、オッパイダイエット編継続中。それにしても今回最後に登場したキャラはまたなんか強烈そうだな。艶々「鷹月助教授の淫靡な日々」。ゼミの新入生のかわいい男の子と、やっぱりやっちゃう鷹月センセイ。止まりませんな。

【雑誌】コミックバンチ 9/25 No.18 新潮社 B5中

 渡辺保裕「ワイルドリーガー」。なんかクセが強くていい味出してる新キャラ・羽根田耕が登場。思わず笑った。これは明らかに元近鉄・羽田耕一がモデルなんだろな。背番号からいっても。役者も増えてきてさらに面白くなってきた。今、正統派野球漫画で一番ノッてるのはこの作品かも。

【雑誌】漫画サンデー 9/25 No.37 実業之日本社 B5中

 小田扉「マル秘警察24時」。だいぶこなれてきた感じがする。看護婦のねーちゃんが今回はけっこうかわいいなあ。それから読み続けているうちに、作:倉科遼+画:勘崎順次「銀座女帝伝説 順子」がだいぶ面白く思えてきた。

【雑誌】零式 Vol.33 リイド社 B5平

 すえひろがり「TAG」がいつもながらしっとりといやらしい。今回なんか素っ裸になるわけでもないから直接的な肌の「露出度」はあんまり多くないんだけど、でも露出プレイという意味での視線に対する「露出度」は非常に高い。視線の使い方がまったく巧みである。あずまゆき「女子のアナ」。女子アナが自分のやってること、やられてることを実況しながら男3人とやりまくり〜というお話。あえて言葉に出させるあたりがいやらしー。

【単行本】「弥次喜多 in DEEP」6巻 しりあがり寿 エンターブレイン A5 [bk1]

 すごい。「オソレの湖」編は、破壊と混沌の限りを尽し、弥次喜多がついに再び出会い、クライマックスを迎えた。しりあがり寿のラフな描線がうなりを挙げて読む者に押し寄せ、濁流の中に呑み込んでいく。その波が引いた後に生まれてくるものは……。ものすごいスケールで命と愛の物語が展開されており、いよいよもって目が離せない。それにしてもこの荒々しさはすごいよなー。度胆を抜かれます。


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